|腐は見る専|雑多|自我あり|
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(はぁ……こんな甘え方されたら、歯止め効かなくなりそう)
zatは一度天を仰ぎ、脳内で溢れる想いをかき消す。✿に向き直ると、心なしか彼女の手は震えていた。緊張しているのだろうか。
(大丈夫だよ。怖いことはしないから)
愛おしそうに✿を見つめたzatはもう片方の手で彼女の震える手を握った。
「✿、好きだよ」
そう言ってzatは✿の唇を奪う。先程飲んだキャラメルラテのせいか、✿はとても甘い味がした。唇を離したzatは✿の唇をぺろりと舐める。
「ご馳走様」
耳まで真っ赤になった顔を両手で覆う✿を前にし、zatは幸せを噛み締めた。
(はぁ……こんな甘え方されたら、歯止め効かなくなりそう)
zatは一度天を仰ぎ、脳内で溢れる想いをかき消す。✿に向き直ると、心なしか彼女の手は震えていた。緊張しているのだろうか。
(大丈夫だよ。怖いことはしないから)
愛おしそうに✿を見つめたzatはもう片方の手で彼女の震える手を握った。
「✿、好きだよ」
そう言ってzatは✿の唇を奪う。先程飲んだキャラメルラテのせいか、✿はとても甘い味がした。唇を離したzatは✿の唇をぺろりと舐める。
「ご馳走様」
耳まで真っ赤になった顔を両手で覆う✿を前にし、zatは幸せを噛み締めた。
「✿」
zatは✿の名前を呼び、手を重ねる。そして、先程より冷え切ってしまった✿の手をゆっくり包み込んだ。
「今日は楽しかった?」
柔らかく微笑んだ✿ に対し、zatも笑みを浮かべる。
「…もう少しで頂上だけどさ」
zatは✿の頬にそっと手を添えた。
「そこでちゅーするのはベタすぎるかな」
✿が一瞬揺らいだのが分かった。段々と熱くなっていく✿の体温が手を通じてzatへ伝わる。
「嫌?」
熱っぽい瞳で✿を見るzat。→
「✿」
zatは✿の名前を呼び、手を重ねる。そして、先程より冷え切ってしまった✿の手をゆっくり包み込んだ。
「今日は楽しかった?」
柔らかく微笑んだ✿ に対し、zatも笑みを浮かべる。
「…もう少しで頂上だけどさ」
zatは✿の頬にそっと手を添えた。
「そこでちゅーするのはベタすぎるかな」
✿が一瞬揺らいだのが分かった。段々と熱くなっていく✿の体温が手を通じてzatへ伝わる。
「嫌?」
熱っぽい瞳で✿を見るzat。→
(この上目遣い、堪らないんだよね)
✿がzatを見上げて話す度、彼は心を射抜かれていた。加えて、今日の✿の服装も女の子らしいふわふわした格好でzatの目には天使のように見えた。
「あぁごめんごめん、聞いてるよ」
見惚れるあまり、適当な相槌をうつだけになっていたzatは慌てて謝る。けれど、その口角は上がっていた。
「ねぇ、せっかくだから高いところから見ない?」
zatは目の前にある観覧車を指差す。嬉しそうに頷いた✿を連れ、zatはチケット売り場へ向かった。
「中は意外と寒いんだね」
扉がバタンと閉まり、ゆっくりと上がり出した観覧車。→
(この上目遣い、堪らないんだよね)
✿がzatを見上げて話す度、彼は心を射抜かれていた。加えて、今日の✿の服装も女の子らしいふわふわした格好でzatの目には天使のように見えた。
「あぁごめんごめん、聞いてるよ」
見惚れるあまり、適当な相槌をうつだけになっていたzatは慌てて謝る。けれど、その口角は上がっていた。
「ねぇ、せっかくだから高いところから見ない?」
zatは目の前にある観覧車を指差す。嬉しそうに頷いた✿を連れ、zatはチケット売り場へ向かった。
「中は意外と寒いんだね」
扉がバタンと閉まり、ゆっくりと上がり出した観覧車。→
「ふふ、貸してごらん」
満足したzatは、✿の手からスマホを取り上げ、高く掲げた。そして、✿の肩を抱き寄せる。
「ほら、撮るよ」
ほんのりと頬を赤く染めた✿は、イルミネーションの光によっていつもの何倍も綺麗に映った。
(あとで待ち受けにしよう)
✿に言うと止められるので、zatは心の中でそう誓った。
「寒くない?」
zatは✿の手をしっかり繋ぐと、自身のコートのポケットへ突っ込んだ。→
「ふふ、貸してごらん」
満足したzatは、✿の手からスマホを取り上げ、高く掲げた。そして、✿の肩を抱き寄せる。
「ほら、撮るよ」
ほんのりと頬を赤く染めた✿は、イルミネーションの光によっていつもの何倍も綺麗に映った。
(あとで待ち受けにしよう)
✿に言うと止められるので、zatは心の中でそう誓った。
「寒くない?」
zatは✿の手をしっかり繋ぐと、自身のコートのポケットへ突っ込んだ。→