#虎に翼
先にも書いたが、ただ道ですれ違っただけの人、甘味処での他の客、学校の先生や生徒と言った「モブ」を意図的に写して(演技させて)おり、その時代に生きた人々(主に女性)の人生のドラマを想像させる作りになってる。
寅子が歩く道は、それら市井の人々一人一人を守る道という暗喩でもあるのだ。

自分の娘には、血を流しながら行く地獄の道へ進んで欲しくない。然し乍ら、誰かがその茨の道を切り拓かなければ、後に続く者が、その先に行けないのだ。

そう言う母はるの思いを見た早放送の後に、字幕表示した本放送での主題歌の歌詞を読んで、歌っているのは、母はるの視点だと、娘寅子への餞の言葉だと気付いて、また泣ける😭

自分の幸せの切り拓き方を知らなかった。周囲は心配するな、それが幸せの道だと言う。そのまま生きてきたらいつの間にか若い時期は過ぎた。
「誰かがわたしに嘘をついた」「力が欲しかった」
のははるだよね。
「羽を広げ気儘に飛べ どこまでもゆけ」と寅子の背中を押す。100年先の未来へ。
#虎に翼

「そうやって女の可能性の芽を摘んできたのはどこの誰? 自分にその責任はないと? それならそうやって無責任に娘の口を塞ごうとしないでちょうだい!」

このはるの言葉は目の前の『男』へ向けた言葉でありながら、それに従ってきた自分達『母』への言葉でもある。
故にはるは「こうならざるを得ない」のだ。

女の可能性を家に押し込んできたのは男でもあるが、その価値観を共有して従い、それを後へ続く娘たちへもその型に嵌めようとしてきたのは、他ならぬ女でもある。
周囲が「常識」として飲み込んだしがらみを、突き破って進むのは、確かに茨の道であり血を流しながら進む道だ。
#虎に翼

内裏の恐ろしい権謀術策、辛い展開の中、実資さま、倫子さま(&小麻呂)、惟規くんが癒しだよなぁ。
あと従者コンビ。

次週、直秀を失い「業」を背負った2人の距離が益々近づくのか。
#光る君へ

しかし、直秀、フラグ立ちまくりで「死にそうだな〜」と思ってたけど、先週の「都を出る、海の見える土地へ行く」が決定的なフラグでしたね😇

友の為に手で穴を掘る2人が痛ましい。帰るのが夕刻だったから早朝から夕方までかかって掘ったのか。
道長が扇を持たせたのは、「信頼できる者」として、「弟」として送りたかったのか。
#光る君へ

本来なら盗賊は鞭打ちか手を折られる罰だったのが、道長が袖の下を渡して「手荒な事をしないでくれ」と言ったが為に、表向きは「流罪」とせざるを得ず、一度に7人も流罪にするには手間も金もかかる為、秘密裏に『処分』しよう、余罪もある(と思われる)盗賊だしな、という事になったのか。若しくは「上手く処分してくれ」と受け取ったか。
それに気付いた道長は「皆を殺したのは…俺なんだ」と告白。そして子供のようにまひろにすがって慟哭する。
これは以前の六条廃屋でまひろが「母を殺したのは私なの」と告白し、少女のように泣きじゃくったシーンとの対になってる。
これでまひろと道長は互いに『罪』を背負う者になった。
#光る君へ

ありがとうございます！
秋にホームセンターで購入したものなのですが、今季はいつもなら選ばない色味のものを選んでます。パンジーやビオラは毎年色んな品種が出てくるので、楽しいです。
バラも春の開花が楽しみですね😊

[ベランダ園芸日記]
ミニポタジェで栽培している小松菜がグングン成長して混み合ってきたので、少し収穫して間引きました。
一部、虫に喰われちゃってますが、ご愛嬌🐛
収穫した小松菜はお昼の味噌汁に。シャキシャキして美味しかった！

私も、「お隠れ」の意味は知ってても、流石に漢詩の会で出てきた漢詩の原典までは知らないので、それを補強するために解説blogなどを読むことで、知識として得られるのは、とても有難いし嬉しいことだ。
漢詩の原典は知らなくても、漢詩の現代語訳が流れるので内容は判る。そして道長がその漢詩を読むことで、密かにまひろに想いを伝えていると言うのが、平安貴族らしい静かだけどものすごい熱として伝わるのも凄い。

4DXかMX4Dを観に行こうと思うのだけど、どっちがいいのかな?
微妙に違うらしいけど。

あ、この書き方だと教養と感受性がないと楽しめない、と受け取れかねないけど、勿論それがなくても、人物の関係性とのドラマを楽しめるようにもなってる。