ひお
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ひお
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Twitterが沈んだ時の避難先。ネタ帳。♦️A御沢、i7❄️🍑&🐯🐶中心でズメン🐶愛され、りばれモモ担&ズくん虎担。ヒプ🎤🥂👔推しの🐺のオンナ。ゲ謎は👁️💧。NLもすき。主人公受け好き腐女子。CP左右固定厨過激派。20↑
わーい間違い探し全部見つけたやったー!じゃなかった
September 24, 2025 at 1:37 PM
そんな風に言葉では詰りつつも、身体を弄る指先はどこまでも甘やかで、カイドウが何を言いたいのか分からない。
今度はドルトが疑問符を浮かべる番だった。

「なら、お前の現実で分からせてやるしかないだろう。それまでは」

胸元にも強く口付けられる。
カイドウが、こんなに跡を残すのは珍しかった。
無理をするな、と止めに入るか迷っていれば、顔を上げたカイドウが笑った。

「せいぜい私に酔いしてれていればいい」

普段の無垢な姿は鳴りを顰め、艶美に笑う姿に、ここに来て直ぐに調べた、花海棠の花言葉が浮かんで、程なくして消えた。
August 12, 2024 at 7:33 PM
次の瞬間。
その手を取られて手首の少し下に熱い感触が押しつけられる。甘やかなだけではない、唇と、舌と、歯。強く吸われれば、チリとした痛みが走った。犬歯が食い込み、跡になっただろう。

「自分ばかりが焦がれていると、そう、本気で思っているのだから始末に負えない」

そう言って、ドルトの身体からシーツを剥ぎ取るので、声を出して笑ってしまう。
乗り上がってくる身体を受け止めた。

「次は、ニーゼのお前の部屋でだ、ドルト」
「……ん?」

もう完全にそういう気持ちで、臨戦体制になっていれば、そんな言葉が耳元に落とされる。

「どうせ今は何を言っても夢現なのだろう」

あまったれて、使用のない。→
August 12, 2024 at 7:18 PM
はらって、長い毛束を摘んでは、指先に巻きつけた。
真剣に見つめていたというのに、そうされれば口が勝手に笑んでしまう。
一方カイドウは、相変わらず不思議そうだ。目を細めて、くるくると毛先で遊ぶ。

「責められているのか、私は」
「まさか。玉体に触れられることに感謝こそすれ、責めるなんて、とても」
「……お前は」

ため息を吐くので、その唇に口付けたくなる。
ドルトのために吐かれた悩ましさは、吐息まで甘いだろう。
だが、動かそうとするとくんと軽く髪の毛を引かれ、そのままでいるしかなくなる。少し浮かせた頭をもう一度枕に戻してカイドウを見た。掴んだ手のひらを指先で撫ぜる。→
August 12, 2024 at 7:06 PM
詰めるのが可愛い。
そんなふうに思うが、相手は生真面目なカイドウだ。
あまり遊んでいると、また揶揄ったと、気分を害して寝屋から出ていってしまうかもしれない。
それは嫌だから、と指先をきゅっと握り、逃げられないようにしてから口を開いた。

「なんでかと、ずっと聞きたかったんだ」
「……?お前のいうことは、時々要領を得ないな」

身体を横たえているからか、情事の名残りか。酩酊したような、甘ったれた声が出た。
それを受けて、かがみ込み、耳を寄せてくれる。
お前が甘やかすから、俺は。

「分かるように言ってくれ」
「なぜ、俺に、触れるのを許したんだ?」

捕まえてない方の手が前髪を漉く。目元から→
August 12, 2024 at 6:55 PM
思っていたことがドルトにはあった。

「カイドウ、起きているか?」
「……なんだ」

応えがなければそれでもいい、そう思ってかけた声は、思いの外あっさりと受け入れられた。
返事と共に身体を起こすので、離れた肌が寒い。
そんなことを言ったら、ここはシンヨーで、カイドウの部屋なのだから、寒いわけないと笑われてしまうだろう。
それでも、カイドウに出会ったことで知った、寂しさを表現する言葉をそれ以外に知らないのだから仕方ない。
シーツに横たわったまま、その美しい顎のラインを見上げる。細波を広げるようについた手に手を伸ばして指先を絡めて遊んだ。

「っ、なんだ?」

些細な接触だというのに、息を→
August 12, 2024 at 6:16 PM
伏せった親友のため。
でも、もう半分は春風に恋焦がれているからだった。
ニーゼの警備組織のナンバー2と言っても過言ではない地位に恥じないよう己を律して生きてきたドルトの半分だ。それがどれだけのことなのか、花風は知る由もないだろうと、腕の中の身体を抱え直す。
儚げな容姿に似合わず、少しやんちゃな二つのつむじの間に鼻先を擦り付ければ、嫌というほど運動をした後だというのに花が香った。
そのことに、何度でも、胸がときめいていた。
まるで自分と違う存在。優しく、儚く、でも散るだけではない強さがある。心を癒してくれる存在。
それが自分のものなのだと思うと胸のうちが暖かくなる。
同時に、ずっと不思議に→
August 12, 2024 at 5:53 PM
震える手でマイクを握り直す。
それでも歌うことでしか、彼等の、俺たちの居場所を守れないのだと分かっていた。トウマ、ハルカ、ミナミ。唇だけで名前を呼び、息を吸った。イントロが、終わる。
かつての罪がーーー虎於に追いついた。
May 24, 2024 at 2:50 PM
歓声が早く、早く、と追い立てる。
ここには自分しかいないのに。
歌わなければーーー、もう歌わないといけない。
そうしないと、ここに立っていられないことは分かっていた。
そうすることでしか、ここには立っていてはいけないのだと、教えたやつらがいた。
ここに立ちたい人間は五萬と居て、いつでも自分たちを押し流し、取って代わろうとしている。
歓声がどんどんと大きくなり、もはや怒号に近くなる。先程まで自分に万能感すら与えていたそれらは今やおそらしい怪物に姿を変えた。
ひと息で、自分の存在全てを消しとばしてしまうだろう。もしくは、言葉の棘で貫いて息の根を止めるかもしれない。
May 24, 2024 at 2:50 PM
こんなに暗い感じじゃなくてもうちょっとポップな感じで書きたい

アイドルの愛してるなんて間に受ける人いないよね、って言葉から自覚していく
May 5, 2024 at 3:50 PM
虎於の愛してるは信用に値しないけれど、同罪のズくん特にトマくんは受け取れる話
あとトマくんが言葉以外の愛情を虎於に教えてくれる話
May 5, 2024 at 3:45 PM
愛してる、なんて
愛しい、なんて
自分が使う言葉の中で一番信用に値しない言葉だと、理解していた。
トウマに習って、顔にやっていない方の手を挙げれば、遠くからでもトウマが破顔するのが分かった。
瞬間、突き抜けるように、愛しさが身体を駆け抜ける。
それでも、やはり言えなかった。恐れで、舌の根が、喉に張り付いたみたいに動かなくなる。
人を騙したのと同じ言葉で、心のうちを晒して、信じてもらえないのが怖かった。
思う気持ちは膨らむばかりなのに、吐き出す言葉を持たないことがこんなにつらいことだと気づいたのは、本当に人を、トウマを好きになったあとだった。
その頃には俺は自分で自分にかけた呪いをかけていた。
May 5, 2024 at 3:43 PM
「うん、のませて」
声に味があるとしたら甘ったるそうな、そんな声色で返すので。
「じゃあとびきりのを作ってやるよ」
タチの悪いトウマをさっさと酔い潰して仕舞おうと思うのだ。
幸いなことに明日は丸一日オフなので、恨み言を聞きながらアレコレ世話をするのも悪くないと思った。
April 12, 2024 at 8:21 PM
トンと軽やかに踵を鳴らし、地面に降りたったアズマとは反対に、北斗の打ち据えられた地面が北斗を中心にひび割れる様に窪んだ。少し力を込めすぎてしまったと反省しつつ、地面で伸びている北斗の肩を踏みつけ、頭側から見下ろした。
「まだ早い。早く食べ頃になっておくれ」
せっかちなのはお主の悪い癖じゃ、そう言ってかがみ込み、切れた唇をペロリと舐める。
「……焦らす様なこと言いながら手で出してんじゃねぇ」
唸る様な言い分がやっぱり愛いので、ゴクリ、唾を呑めば大袈裟に喉が鳴った。
January 29, 2024 at 3:24 PM