ケルティック⭐︎タイチ
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ケルティック⭐︎タイチ
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みつめてナイトというゲームの二次創作小説を書いてます。
愛車はプジョー508swGT。
MyGO!!!!!箱推し

ライズ主人公小説→ https://www.pixiv.net/novel/series/9072787
その続編→ https://www.pixiv.net/novel/series/11342036

noteでも記事を書いてます。 https://note.com/celtic_ta1
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ブルースカイでも、みつめてナイトを応援します!

こちらはライズ目線でドルファンの戦争を追った作品です。
完結済み。

小説みつめてナイト ライズ氷解
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「小説みつめてナイト ライズ氷解」/「ケルティック⭐︎タイチ」のシリーズ [pixiv]
みつめてナイトを自己解釈し、ライズ・ハイマー目線で物語を紡ぎます。 こちらは完結いたしました。 超絶ネタバレなので、これからゲームをしたい方はご遠慮ください。 みつめてナイト既存ユーザーなら、懐かしく楽しんでいただけるかと。 みつめてナイトをご存知無い方は、ハードボイルド系の文体...
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続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#95を更新いたしました。

ブルー・セレンのルシルに襲いかかる"猛る雷"ことエルヴィン・ハーン。
彼の二つ名の由来が明らかに!?

関東は冷たい雨ですが、温かい紅茶でも楽しみながら読書はいかがでしょうか!

【95】雷は戯れに舞う
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#95 【95】雷は戯れに舞う | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小 - pixiv
蒸気機関が使えなかったとしても、百戦錬磨のブルー・セレンディバイト号はそう易々と敵に囲まれるような船ではない。 しかし、圧倒的な数の連合艦隊はエルヴィンの巧みな指示により、徐々にその進路を封じられていき最終的には身動きが取れなくなっていた。 周辺を囲むように陣形を組む連合艦隊の中
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December 14, 2025 at 1:07 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#94を更新しました。

銀月の塔でのゴットフリート、ドルファン港沖でのエルヴィン、それぞれとの戦いの最中残された人の祈りは……

年末で忙しい最中ですが、ほどよく息抜きのお供にどうぞ!

【94】祈りは海を渉る www.pixiv.net/novel/show.p...
#94 【94】祈りは海を渉る | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小 - pixiv
眺めの良い小高い丘の上で、春の太陽を受けて明るく輝く海をみつめながら、フィオナ・ロベリンゲは小さなため息を吐いた。 きっと今頃は、忠正やパトリツィア、ジョアン達がドルファン奪還にむけて戦っている。 それを考えるとどうしても安全なセサ公国の王城で命の心配もなく、漫然と時間を過ごす事
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December 7, 2025 at 1:15 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#93を更新いたしました。

ドルファン沖での海戦、そして首都城塞への潜入。
それぞれが動き出す中、シュバルツの隊長達も動き出す。
目の前に立ちはだかる者とは……

読者の秋ですよ〜!

【93】深淵の鏡
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#93 【93】深淵の鏡 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シリ - pixiv
五月の爽やかな朝靄の空気を切り裂いて、その艦隊はドルファン港の沖合を猛然と進んでいた。 印象的なグレイッシュブルーに塗られた船体が波を切り裂くその鼻先を、わずかにかすめた大砲の玉が激しい水柱を上げた。 轟音と共に激しく揺れる船上で、舵輪を勢いよく回しながらルシルが叫ぶ。 「うろた
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November 30, 2025 at 1:05 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#92を更新いたしました。

ドルファン奪還に向けてそれぞれが動き出す中、交錯していくそれぞれの想い。

三連休中日の行楽のお供、くつろぎのお供、お仕事の息抜きに、紅玉の双騎士はいかがでしょうか!

【92】傲慢なる者 www.pixiv.net/novel/show.p...
#92 【92】傲慢なる者 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
“白鷲”をはじめ、シレーナ・ケ・カンタ号の巨体を後ろに引き連れながら、ドルファンから逃げてきた船団の先頭を疾駆するブルー・セレンディバイト号の舵輪を握るルシル・ルシラ・ド・ベルヴィラは、甲板に流れ込む潮風に銀色の髪をなびかせていた。 穏やかな波を船首が搔き分ける心地よい音と、時折
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November 23, 2025 at 1:11 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#91を更新いたしました。

臨時王室会議を経て猶予を得た忠正。
ドルファン奪還に向けて作戦行動を開始する。
そんな中で、パトリツィアのリボンに秘められた想いとは……

先週休載で申し訳ございませんでした!

【91】時を結ぶリボン www.pixiv.net/novel/show.p...
#91 【91】時を結ぶリボン | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小 - pixiv
セサの首都を離れ、ヴァン=トルキアの領土内を二頭曳きの馬車が速歩で走っていく。上級貴族の旅行に使われるような黒塗りの立派な装いだが、ある程度長距離移動に耐えられるように荷室のスペースが設けられているような仕様は人目を引く。 だが、なによりも人目を引いたのはその馬車が掲げている旗だ
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November 16, 2025 at 1:06 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#90を更新いたしました。

フィオナやプリムの叱咤をうけ、王室会議に臨む忠正。
そこで下される審判は……

やっぱりライズとプリシラのセリフを書くのは楽しいです笑

【90】翼
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#90 【90】翼 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シリーズ - pixiv
プリムのスープで多少の活力を取り戻した忠正は、身を清めて新しい衣服に袖を通し、セサ公国の兵士に誘導されて謁見の間へと通された。 部屋の奥の玉座には本来セサ大公が座るべきなのだが、今日ばかりはプリシラが鎮座しており左右に並べられた椅子に向かって右側の席にはセサ大公が、左側にはジョア
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November 2, 2025 at 1:10 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#89を更新いたしました。

先週休載となり申し訳ございませんでした!
フィオナの想いを受け、一人自分を見つめ直す忠正。
牢獄から連れ出された目的とは。

急に寒くなってきましたので、風邪等に気をつけて下さいね!

【89】郷愁
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#89 【89】郷愁 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シリーズ - pixiv
フィオナが去った後、再びの静寂に包まれた牢獄の中で忠正は思索に耽っていた。 ただフィオナが来る前と違っていたのは、灯りがある事だった。 フィオナが置いていった燐光灯は黒一色だった牢獄にわずかだが色を与えていた。 いくら灯りがあるとは言え、見えるのはごつごつとした石でできた壁と床だ
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October 26, 2025 at 1:17 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#88を更新いたしました。

先週は休載となり申し訳ありませんでした!

セサにたどり着いた一行。
失意の底に沈む忠正のもとを訪れたのは……

読者の秋ですよ〜!

【88】隔たれた告白 www.pixiv.net/novel/show.p...
#88 【88】隔たれた告白 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説 - pixiv
少し大きめの屋敷、といった規模のサヴォイ城であっても王の居城である事に間違いはない。 その地下には他の王城の例に洩れず牢獄が用意されており、外部からの光の侵入を頑なに拒んでいる。 ドルファン城の地下牢獄と決定的に異なる点は、ドルファン城が四つの牢獄を備えているのに対しサヴォイ城の
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October 12, 2025 at 1:11 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#87を更新いたしました。

新生ブルー・セレンでドルファンを脱出した一行はトルキア地方最小のセサ公国へ。
そこで待っていたのは……

いよいよ紅玉の双騎士も最終章に突入です!

【87】セサ公国 www.pixiv.net/novel/show.p...
#87 【87】セサ公国 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シリ - pixiv
――セサ公国。 ドルファン王国の属するトルキア地方の中では最も北西に位置する小国だ。 その国土面積はトルキア諸国最小。人口も一万人に満たない。 そんな小国のセサが国家としての体を維持して存続しているのには、その背後に大国であるヴァン=トルキア帝国がいるからだ。 セサ公国を治めるセ
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September 28, 2025 at 1:03 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#86を更新いたしました。

暗殺に失敗した忠正を襲うナイフ。
それをかばったアンは……

書き進めるのが辛い一話でした。
しかし紅玉の双騎士として、どうしても表現したいお話となります。

【86】夢幻泡影 www.pixiv.net/novel/show.p...
#86 【86】夢幻泡影 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シリ - pixiv
その場にいた誰もがそこで起きた出来事を理解できないでいた。 胸にナイフが突き立ったアンは力なく忠正の腕に抱かれているが、不可解な事にその胸からは血が流れる事は無く、弱々しい呼吸に胸がわずかに上下している。 「アンさん……どうして……!」 今にも止まってしまいそうなその呼吸に明らか
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September 21, 2025 at 1:03 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#85を更新いたしました。

追い詰められるブルー・セレン号はついに新開発の力を発揮する!
そして待ち受ける衝撃の展開とは……

【85】復讐の代償 www.pixiv.net/novel/show.p...
#85 【85】復讐の代償 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
岬を大きく回りながらブルー・セレンの進路を塞ぐように進むハンガリアの船に対し、ルシルは極力狙われる面積を減らすように正面を向けながらも、どうやってこの執拗な砲撃を逃げられるか模索していた。 しかしゆっくりと思案している間に、砲弾の雨は勢いを増していくし、敵船の増援もあり得る。 事
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September 14, 2025 at 1:26 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#84を更新いたしました。

ドルファン城から脱出した忠正達はブルー・セレンとの合流を急ぐ。
そこに強襲するエルヴィンの船!

先週は休載となり申し訳ありません!
今日も暑いので涼しくしてどうぞ〜!

【84】崖の果ての賭け www.pixiv.net/novel/show.p...
#84 【84】崖の果ての賭け | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小 - pixiv
潮の流れに身を任せ漂うままに流れていたアンは、不意に夕焼けの赤い光を遮る陰に顔を上げた。 見上げた先には深みのあるグレイッシュブルーに塗られた、独特な船体の中型船が海上を滑っていくところだった。 三本マストの帆船ではあるのだが、後部デッキにはなぜか煙突のようなものがそびえたってい
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September 7, 2025 at 1:04 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#83を更新いたしました。

ドルファン城からの脱出を試みる忠正達。
そこに現れる協力者とは!?
そしてシレーナのソフィア達は……

今日も激しい残暑ですので、涼しくして読んで下さい〜!

【83】海鳴りの逃走曲 www.pixiv.net/novel/show.p...
#83 【83】海鳴りの逃走曲 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小 - pixiv
――明日を夢見てー♪…… ソフィア・ロベリンゲが美しい余韻を持って歌い上げると、即席で作られた甲板の客席は割れんばかりの拍手に包まれた。 ドルファン港を離れシチー島沖の穏やかな海域に停船しているシレーナ・ケ・カンタは、予定通りの日程で海域を進んでおり、天候にも恵まれて支障なくソフ
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August 24, 2025 at 1:15 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#82を更新いたしました。

ついに相見えるプリシラとヴァルデマール。
旧家の両翼、ピクシス家も含んだ王家の行方は。

お盆休み最終日、読書で楽しみませんか!?

【82】虚像の王位 www.pixiv.net/novel/show.p...
#82 【82】虚像の王位 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
威圧的な雰囲気をまき散らしながら謁見の間に入って来たヴァルデマール・ツヴァイクが漆黒の兜を脱ぐと、その下からはいかにも厳めしい顔が現れた。 髪の毛は豊かだがすべて白くなっており、油で固めてすべて後ろに流している。 そのヴァルデマールの後に続いて、二メートル近い巨躯から放つ存在感と
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August 17, 2025 at 1:06 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#81を更新いたしました。

シュバルツとの対峙を前に一人になった忠正は、ローズバンク手記を手に過去を振り返る。
彼が抱える複雑な心境とは。

三連休中日、あいにくの雨なのでゆっくり読書はいかがでしょう?

【81】混沌の玉座 www.pixiv.net/novel/show.p...
#81 【81】混沌の玉座 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
プリシラの私室で最後の打ち合わせをした忠正達は、その後来賓用の部屋の一室を与えられ、ヴァルデマール達が王城に到着するまでは待機という事になったのだが、実際にその部屋で待機しているのは忠正一人のみであった。 それと言うのも、ロゼッタとパトリツィアは元々シュバルツデスアプグルント騎士
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August 10, 2025 at 1:08 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#80を更新しました。

先週は休載となり申し訳ありませんでした。
そして、ついに紅玉の双騎士も80話となりました!

迫り来るシュバルツと王室内の裏切りの中、受け継がれる物とは……

【80】荊棘の王冠 www.pixiv.net/novel/show.p...
#80 【80】荊棘の王冠 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
朝日を受けてまばゆく輝く海原に漂いながら、いつもと違う海の雰囲気を感じ取ったアンが薄く目を開くと、そこには水平線を埋め尽くすような艦隊の影が見えた。 その艦隊が掲げる旗は水色地にイルカと盾と剣のドルファン国旗ではなく、ハンガリアとアルビアのものである事がすぐにわかった。 明らかに
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August 3, 2025 at 1:06 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#79を更新いたしました。

迫り来るシュバルツに対して、プリシラが、ロゼッタが、そして忠正が動き出す。
それぞれの策略と思いが交錯していく……

ぜひ選挙のお供に、前に、後に、いつでもお楽しみください笑

【79】夜明けの決意 www.pixiv.net/novel/show.p...
#79 【79】夜明けの決意 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説 - pixiv
ドルファン歴D.五十三年 四月、早朝。 奇しくも一年前の同じ日に如月忠正がドルファンに訪れたその日に、ハンガリア共和国、アルビア皇国の連合艦隊がその朝靄で煙るドルファン港の沖合にその姿を現した。 ハンガリアの基幹船となる大型のガレオン船を中心に組まれた編隊は、軍艦五〇隻、随伴する
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July 20, 2025 at 1:03 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#78を更新いたしました。

黒衣の聖女アンゼリカ・ローゼンベルクと対峙したパトリツィア。
人智を超えたその戦いぶりにどう対抗するのか……

直前まで書いていたので、誤字脱字あれば教えて下さい笑

【78】下された神判https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25303836
July 13, 2025 at 1:08 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#77を更新いたしました。

黒衣の聖女の二つ名を持つアンゼリカ・ローゼンベルクはドルファンに先行到着し、ロゼッタに迎え入れられるが……
最後にあのキャラも!?

今日も暑いので熱中症に気をつけて下さいね!

【77】黒衣の聖女 www.pixiv.net/novel/show.p...
#77 【77】黒衣の聖女 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
真夜中の深い闇の中、わずかに欠けている月の薄明るい光に照らされたその影は明らかに異様だった。 光を吸収するかのような深い闇の色、漆黒に塗られた鎧をまとった騎士が四騎ほど、ドルファン首都城塞の鉄壁の守り、レッドゲートと呼ばれる巨大な鉄の扉の前に取りついていた。 固く閉ざされたその巨
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July 6, 2025 at 1:05 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#76を更新いたしました。

ソフィアの船上コンサートとともにシュバルツデスアプグルント騎士団の侵攻も始まる。
忠正達は反抗作戦を開始するが……

梅雨なのに暑い日が続きますので、涼しくしてお楽しみ下さい!

【76】迫る漆黒の影 www.pixiv.net/novel/show.p...
#76 【76】迫る漆黒の影 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説 - pixiv
その巨体を震わせるようにゆっくりと、シレーナ・ケ・カンタは護衛の為の“白鷲”の船を二艘引き連れて夕日で赤く染まったドルファン港を出発していった。 歌姫ソフィア・ロベリンゲの船上コンサートとして大々的に企画された三泊四日のこの船旅はドルファンの貴族や富裕層を中心に圧倒的な支持を受け
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June 22, 2025 at 1:24 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#75を更新しました。

過去を思い出したアンは自分の正体を打ち明ける。
そして出した答えは……

激重展開のアン編はこちらで一旦終了し、次話からは佳境となります。

【75】想い出は波のように……(後編)
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#75 【75】想い出は波のように……(後編) | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティッ - pixiv
そこまで語ったアンは、諦めと寂しさが混在したような複雑な表情で、窓の外の枝ばかりの木々を茫然とみつめていた。 「……気がつくと、私は海を漂っていました。何度身を投げても、いつも同じ」 そのまま忠正の方を見たアンは静かに目を伏せた。 「私は海で死ぬ事は出来ないと悟りました。理由はわ
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June 15, 2025 at 1:05 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#74を更新いたしました。

アンの過去とその愛を掘り下げる話となります。
過去に彼女の身に起こった事とは……

先週に引き続きちょっと重い展開ですな、気軽に楽しんでください笑

【74】想い出は波のように……(前編) www.pixiv.net/novel/show.p...
#74 【74】想い出は波のように……(前編) | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティッ - pixiv
どれほど昔の話だろうか。 詳しい年代はわからないが、少なくとも忠正やその両親も生まれるよりずっと前の話だ。 夏の暑さが本格的になる前の七月の終わり。 十九歳になったばかりのアンはドルファン港へと軽い足取りで向かっていた。 三方を海に囲まれたドルファン唯一の国際港であるドルファン港
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June 8, 2025 at 1:10 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#73を更新いたしました。

病院へと運ばれたアン。
テディーとソフィアは意味深な視線を交わすが……
忠正はアンとどう向き合うのか。

ちょっと内容は重めになってしまいましたが、気楽に楽しんで下さい笑

【73】泡沫の灯火 www.pixiv.net/novel/show.p...
#73 【73】泡沫の灯火 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
ドルファン中央病院の待合室に落ち着かない様子で座っていた忠正は、診察室から出てきたテディー・アデレード医師とソフィアの姿を見るなり立ち上がった。 「テディー先先、アンさんは……」 歩み寄りながら声をかける忠正の慌てぶりに、テディーは若干戸惑いながら答える。 「おそらく貧血のような
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June 1, 2025 at 1:12 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#72を更新いたしました。

シレーナ・ケ・カンタを使った大胆な作戦を実行するべく、忠正はソフィアとともにリンダに交渉を持ちかける。

その帰りに二人が出会うのは……

変な天気続きなので、読書でゆっくり!

【72】満月の策略 www.pixiv.net/novel/show.p...
#72 【72】満月の策略 | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティック⭐︎タイチの小説シ - pixiv
「船上コンサート、ですか」 いつもの会議に使用しているリンダ所有の屋敷のリビングで、優雅にお茶を楽しんでいたリンダ・ザクロイドは思わずカップを持つ手を止めた。 向かいのソファに座って同じように紅茶を飲んでいた如月忠正は深く頷いた。 「そうです。シレーナ・ケ・カンタは軍艦でもありま
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May 25, 2025 at 1:06 AM
続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士#71を更新しました。

色々な事を前向きに捉えられるようになったフィオナは、月明かりの海でアンと出会う。
そこでアンが語るのは……

紅玉なりの答えを出す為に、避けては通れない道です。

【71】恋をすると・幻想(月明かりの海)
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#71 【71】恋をすると・幻想(月明かりの海) | 続・小説みつめてナイト 紅玉の双騎士 - ケルティ - pixiv
冬の澄んだ空気を三日月が明るく照らす季節外れのビーチには寄せて返す波の音が静かに響き、人の気配がまったくない砂浜は誰の足跡もなく小さなうねりがあるだけだ。 その汚れを知らない白亜の砂浜にブーツの跡をつけながら歩くフィオナ・ロベリンゲは上機嫌だった。 寄せる波のぎりぎりの際を歩きな...
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May 18, 2025 at 1:07 AM