ちなみに彼女は、とても明るくて社交的で性格の良い子で、それゆえに交友関係も広く、私から見ても友達が多い子だけど、でもすべての友達に順序はなく、また誰かの一番になりたいというような欲求も全くないらしい　そういう、自立したメンタルと依存関係へのきっぱりした不信頼の価値観をとても信用している

母と娘のシーンがきつすぎてかなりダメージをくらったけど読むのをやめられない　長岡友梨奈は、ベクトルは違うけど、私の母にそっくりでかなり削られる　社交的で対外的な付き合いが多いところ、自分が経験したもの、積み上げてきたものをベースにした「正しい」ことへの主張の声が大きいところ、べき論を容赦なく振り翳してきて、仮にそれに反する言動があれば人格攻撃をしてくるところ　でも、最後のパートの最後の最後でやっと共感できて感動してしまった

私は『エル・スール』が大好きなので一旦『エル・スール』の章をチラ見したんですが、冒頭で三宅唱が、いいね〜と唸りたくなるようなことを言っていたので早く全部読みたい

ルーイエのいたみ、ルーイエにとってのムゲンという存在について考えてたら日本版のエンドロール終わるギリギリまで涙が止まらなかった…

2回目でもありえん泣いた