全く伸びていませんが、ゆっくりとWeb小説も書いてますhttps://estar.jp/users/14941995
アロノフスキー監督作品は初めてだが、この手のジャンルとしてはかなりシリアスで、ハンクはいきなり重傷を負ってしまっているので、序盤から中盤にかけて、元スポーツ選手という恵まれたフィジカルを活かせず、地べたを這いずり回るように逃げたり捕まったりといった展開が続くので、観ていてハラハラというより痛々しくて仕方なかったし、事件が大きくなっていく毎にどんどん主人公の逃げ場が無くなっていく様はかなりリアルに感じた。
ラストも、この手のジャンルとしては苦々しい結末だが、ロケーションのおかげでギリギリ爽やかな雰囲気に終わっているのが、絶妙な味わい深さをもたらしていた。
アロノフスキー監督作品は初めてだが、この手のジャンルとしてはかなりシリアスで、ハンクはいきなり重傷を負ってしまっているので、序盤から中盤にかけて、元スポーツ選手という恵まれたフィジカルを活かせず、地べたを這いずり回るように逃げたり捕まったりといった展開が続くので、観ていてハラハラというより痛々しくて仕方なかったし、事件が大きくなっていく毎にどんどん主人公の逃げ場が無くなっていく様はかなりリアルに感じた。
ラストも、この手のジャンルとしては苦々しい結末だが、ロケーションのおかげでギリギリ爽やかな雰囲気に終わっているのが、絶妙な味わい深さをもたらしていた。
アロノフスキー監督作品は初めてだが、この手のジャンルとしてはかなりシリアスで、ハンクはいきなり重傷を負ってしまっているので、序盤から中盤にかけて、元スポーツ選手という恵まれたフィジカルを活かせず、地べたを這いずり回るように逃げたり捕まったりといった展開が続くので、観ていてハラハラというより痛々しくて仕方なかったし、事件が大きくなっていく毎にどんどん主人公の逃げ場が無くなっていく様はかなりリアルに感じた。
ラストも、この手のジャンルとしては苦々しい結末だが、ロケーションのおかげでギリギリ爽やかな雰囲気に終わっているのが、絶妙な味わい深さをもたらしていた。
ジェイソン・ステイサム主演、そして『ビーキーパー』で監督として組んだデヴィッド・エアーと、『バトルフロント』で製作・脚本として組んだシルベスター・スタローンとのタッグで贈るアクション・スリラー。特に昨年の傑作『ビーキーパー』から続けてコンビを組んでいるステイサムとエアー監督の新作という事で、似たような作風を期待している人が多そうだが、ハリウッドの現代アクション・スリラーという同じジャンルであっても、テイストは結構異なる作品に仕上がっている。
恐らくはスタローンとエアー監督の真面目さが噛み合った結果だろう。往年のアクション・スリラー好きならば楽しめると思う。
ジェイソン・ステイサム主演、そして『ビーキーパー』で監督として組んだデヴィッド・エアーと、『バトルフロント』で製作・脚本として組んだシルベスター・スタローンとのタッグで贈るアクション・スリラー。特に昨年の傑作『ビーキーパー』から続けてコンビを組んでいるステイサムとエアー監督の新作という事で、似たような作風を期待している人が多そうだが、ハリウッドの現代アクション・スリラーという同じジャンルであっても、テイストは結構異なる作品に仕上がっている。
恐らくはスタローンとエアー監督の真面目さが噛み合った結果だろう。往年のアクション・スリラー好きならば楽しめると思う。
各キャラクターの正義と相関関係を深く描いたドラマとして純粋に感動するストーリーと、3作通してどんどん激しくなっていくバトル演出でぐいぐい引き込まれた。
比較してもあまり意味は無いと思うが、アバターシリーズと本シリーズを比べると、1作1作映画としての構成を重視しているアバターと、3作通して1つの作品として構成している本シリーズのようなシリーズがある。
私は正直アバターのような構成のシリーズの方が好きなのだが、本作のような完成度のシリーズを観ると、こっちもとても良いものだなと思えてくるのだ。
各キャラクターの正義と相関関係を深く描いたドラマとして純粋に感動するストーリーと、3作通してどんどん激しくなっていくバトル演出でぐいぐい引き込まれた。
比較してもあまり意味は無いと思うが、アバターシリーズと本シリーズを比べると、1作1作映画としての構成を重視しているアバターと、3作通して1つの作品として構成している本シリーズのようなシリーズがある。
私は正直アバターのような構成のシリーズの方が好きなのだが、本作のような完成度のシリーズを観ると、こっちもとても良いものだなと思えてくるのだ。
『ビーキーパー』
『モノノ怪~火鼠~』
『サイレントナイト』
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
『Mr.ノボカイン』
『バレリーナ THE WORLD OF JOHN WICK』
『ブラックバッグ』
『トロン:アレス』
『フランケンシュタイン』
『アバター:ファイアー&アッシュ』
『ビーキーパー』
『モノノ怪~火鼠~』
『サイレントナイト』
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
『Mr.ノボカイン』
『バレリーナ THE WORLD OF JOHN WICK』
『ブラックバッグ』
『トロン:アレス』
『フランケンシュタイン』
『アバター:ファイアー&アッシュ』
前作で助走が付いているだけに前作より色々とテンポ感が良いが、恋愛シーンとホラー演出が緊密に繋がっているのも面白く、派手な戦闘シーンの合間においても“影”が登場すると一気に空気が変わる。桜ルートだけに、桜のドラマがクローズアップされ、どんどん彼女の悲劇性が明らかになっていく展開ばかりに注目し勝ちだが、既にサーヴァントを失ってしまったにも関わらず、信念のために聖杯戦争に関わり続けようとする士郎に対し、次々とその信念を揺るがす事態が明らかになっていくというストーリーこそが本命。
前作で助走が付いているだけに前作より色々とテンポ感が良いが、恋愛シーンとホラー演出が緊密に繋がっているのも面白く、派手な戦闘シーンの合間においても“影”が登場すると一気に空気が変わる。桜ルートだけに、桜のドラマがクローズアップされ、どんどん彼女の悲劇性が明らかになっていく展開ばかりに注目し勝ちだが、既にサーヴァントを失ってしまったにも関わらず、信念のために聖杯戦争に関わり続けようとする士郎に対し、次々とその信念を揺るがす事態が明らかになっていくというストーリーこそが本命。
ジェームズ・キャメロン監督のライフワークとなったシリーズ第3弾。
3DCGで一から構築しているパンドラの自然のビジュアルは相変わらず物凄く美しいが、今回は前作で複雑化したドラマが一気に動き出した印象で、各キャラクターが一気に魅力的になり、新キャラクターである灰の部族の族長ヴァランも素晴らしく魅力的な悪役で、互いに利用し合っている関係となったクオリッチ大佐との相性もピッタリ。
ビジュアルもドラマも戦闘シーンも一切手抜かりの無いジェームズ・キャメロン監督らしい超大作となっている。
ジェームズ・キャメロン監督のライフワークとなったシリーズ第3弾。
3DCGで一から構築しているパンドラの自然のビジュアルは相変わらず物凄く美しいが、今回は前作で複雑化したドラマが一気に動き出した印象で、各キャラクターが一気に魅力的になり、新キャラクターである灰の部族の族長ヴァランも素晴らしく魅力的な悪役で、互いに利用し合っている関係となったクオリッチ大佐との相性もピッタリ。
ビジュアルもドラマも戦闘シーンも一切手抜かりの無いジェームズ・キャメロン監督らしい超大作となっている。
私はDEEN版『Fate/stay night』を中途半端にしか観ていなかったために、それから5年前にFGOを始めるまでFateシリーズに一切触れてこなかったので本作の映画としての感想を書こうと思うが、案の定というか本作は日常シーンがメインで、他ルートとの共通シーンは大胆にカットされており、本格的な見せ場が始まるのも結構遅いが、ufotableの戦闘シーンはCGIの背景やエフェクトの使い方がとても上手く、迫力を持って楽しめた。
私はDEEN版『Fate/stay night』を中途半端にしか観ていなかったために、それから5年前にFGOを始めるまでFateシリーズに一切触れてこなかったので本作の映画としての感想を書こうと思うが、案の定というか本作は日常シーンがメインで、他ルートとの共通シーンは大胆にカットされており、本格的な見せ場が始まるのも結構遅いが、ufotableの戦闘シーンはCGIの背景やエフェクトの使い方がとても上手く、迫力を持って楽しめた。
そのエンターテイメント性と完成度の高さから1989年に続編が制作されて3部作となり、更にユニバーサルスタジオではアトラクションにもなり、ミュージカルにもなったり、繰り返されるテレビ放映でも高視聴率を維持する等、枚挙に暇が無い作品だが、何度も観てきた様々なシーンに4DXならではの特殊効果が加わり、かつてユニバーサルスタジオにあったアトラクション同様に劇中に飛び込んだような感覚になれる。
ちなみに吹き替えは私も慣れ親しんでいたテレビ朝日版の吹き替えだったのも嬉しかった。
そのエンターテイメント性と完成度の高さから1989年に続編が制作されて3部作となり、更にユニバーサルスタジオではアトラクションにもなり、ミュージカルにもなったり、繰り返されるテレビ放映でも高視聴率を維持する等、枚挙に暇が無い作品だが、何度も観てきた様々なシーンに4DXならではの特殊効果が加わり、かつてユニバーサルスタジオにあったアトラクション同様に劇中に飛び込んだような感覚になれる。
ちなみに吹き替えは私も慣れ親しんでいたテレビ朝日版の吹き替えだったのも嬉しかった。
ホラー映画監督として近年注目を集めるアリ・アスター監督がコロナ禍で狂乱に陥ったアメリカ社会を描いたブラックコメディ。
SNSの発達で大量の情報の波に飲まれ、必要な情報の取捨選択が出来なくなっている人々の狂気により、物語の展開は全く予測不能。
この馬鹿馬鹿しい人々の行動が全くの絵空事ではないかも知れないというところが恐ろしい。
ホラー映画監督として近年注目を集めるアリ・アスター監督がコロナ禍で狂乱に陥ったアメリカ社会を描いたブラックコメディ。
SNSの発達で大量の情報の波に飲まれ、必要な情報の取捨選択が出来なくなっている人々の狂気により、物語の展開は全く予測不能。
この馬鹿馬鹿しい人々の行動が全くの絵空事ではないかも知れないというところが恐ろしい。
インターナショナル版を見る限り、ほぼ戦車戦にだけに絞ったタイトな構成の戦争映画であり、設定もかなり限られているのがとてもゲーム的な面白さに満ちており、キャラクターにおいても戦争映画にありがちな捕虜虐待シーン等はかなり短く、宿敵となるイェーガーもいざ戦闘が始まれば実に正々堂々と戦ってくれるので観ていて非常に気持ちが良い。
そして戦闘シーンはCGとスローモーションを多用して砲弾がどう飛翔してどこに命中し、結果どうなったか?を細かく描くスタイルで見応えがあった。
インターナショナル版を見る限り、ほぼ戦車戦にだけに絞ったタイトな構成の戦争映画であり、設定もかなり限られているのがとてもゲーム的な面白さに満ちており、キャラクターにおいても戦争映画にありがちな捕虜虐待シーン等はかなり短く、宿敵となるイェーガーもいざ戦闘が始まれば実に正々堂々と戦ってくれるので観ていて非常に気持ちが良い。
そして戦闘シーンはCGとスローモーションを多用して砲弾がどう飛翔してどこに命中し、結果どうなったか?を細かく描くスタイルで見応えがあった。
リュック・ベッソンらしい秘密を抱えた才能ある女性を主軸に据えた小気味良いストーリー展開で、23年振りに監督に復帰した台湾系のジョージ・ホワンの手腕も悪くなく、気楽に楽しめるB級エンタメ作品。
ワイルドスピードでは基本的に善人だったサン・カンの悪役ぶりも見所。回想シーンの若い頃のクアンはハンにしか見えないが、見初めた女性に一途な犯罪組織のボスという役どころを中々魅力的に演じていた。
リュック・ベッソンらしい秘密を抱えた才能ある女性を主軸に据えた小気味良いストーリー展開で、23年振りに監督に復帰した台湾系のジョージ・ホワンの手腕も悪くなく、気楽に楽しめるB級エンタメ作品。
ワイルドスピードでは基本的に善人だったサン・カンの悪役ぶりも見所。回想シーンの若い頃のクアンはハンにしか見えないが、見初めた女性に一途な犯罪組織のボスという役どころを中々魅力的に演じていた。
87イレブンのスタッフによる親父アクションシリーズ第2弾。
監督はインドネシアのティモ・ジャヤヤントへと交代したが、続編故に余計な背景を飛ばしていくため、ダレる事なく展開が進んでいく。
それでも脚本はデレク・コルスタッドが続投しているため、ドラマ面はブレる事なく前作の面白さは濃縮されており、勿論87イレブン制作なのでアクションも楽しく仕上がっている。
私の年齢的な事もあるのかも知れないが、前作以上に主人公の心情に共感しやすかった(結婚してないけど)。
87イレブンのスタッフによる親父アクションシリーズ第2弾。
監督はインドネシアのティモ・ジャヤヤントへと交代したが、続編故に余計な背景を飛ばしていくため、ダレる事なく展開が進んでいく。
それでも脚本はデレク・コルスタッドが続投しているため、ドラマ面はブレる事なく前作の面白さは濃縮されており、勿論87イレブン制作なのでアクションも楽しく仕上がっている。
私の年齢的な事もあるのかも知れないが、前作以上に主人公の心情に共感しやすかった(結婚してないけど)。
デル・トロ監督と言えば、コミックやアニメ、特撮の造詣が深い極めつきのオタクであり、これまでもモンスターやクリーチャーをメインに扱った、しかも人間よりそちらの方へ寄り添った作品を作品を多く手掛けてきたクリエイター。
それが、そうした作品群の祖ともいえるゴシック小説を映画化したのだから面白くない訳が無い。
案の定本作では、見た目に反して怪物は悲哀に満ちた存在として描かれ、死体を蘇らせたフランケンシュタインこそ怪物であるという台詞まで登場し、原作の魅力を100%以上引き出した見事な作品に仕上がっていました。
デル・トロ監督と言えば、コミックやアニメ、特撮の造詣が深い極めつきのオタクであり、これまでもモンスターやクリーチャーをメインに扱った、しかも人間よりそちらの方へ寄り添った作品を作品を多く手掛けてきたクリエイター。
それが、そうした作品群の祖ともいえるゴシック小説を映画化したのだから面白くない訳が無い。
案の定本作では、見た目に反して怪物は悲哀に満ちた存在として描かれ、死体を蘇らせたフランケンシュタインこそ怪物であるという台詞まで登場し、原作の魅力を100%以上引き出した見事な作品に仕上がっていました。
今までとは違って本作は初めてプログラムが主人公であり、ストーリーの内容的には劇中にもちらりと登場する『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』からある(私の大好きな)テーマであり、あまり目新しさは無いものの、ジャレッド・レトの演技によってアレスはとても魅力的なキャラクターに仕上がっていた。
また、これまで現実世界とコンピューター世界“グリッド”は分けて描写されていたが、本作でデジタル世界から現実世界へプログラムが現界するという展開が描かれ、あの独特なデザインの乗り物が現実の街並みを走る様は最高に興奮する見事な特撮になっていた。
今までとは違って本作は初めてプログラムが主人公であり、ストーリーの内容的には劇中にもちらりと登場する『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』からある(私の大好きな)テーマであり、あまり目新しさは無いものの、ジャレッド・レトの演技によってアレスはとても魅力的なキャラクターに仕上がっていた。
また、これまで現実世界とコンピューター世界“グリッド”は分けて描写されていたが、本作でデジタル世界から現実世界へプログラムが現界するという展開が描かれ、あの独特なデザインの乗り物が現実の街並みを走る様は最高に興奮する見事な特撮になっていた。
ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本による社会派逃走劇。
移民解放を掲げつつテロ組織にしか見えないフレンチ75、秘密を抱えるロックジョーの半ば意のままにどこにでも踏み込む警察、裏で暗躍する白人至上主義の秘密クラブ等、登場する組織はどれも正義と共に問題を抱えており、実際恐ろしいのだが、父親になってすっかり牙をもがれたパットと胡散臭さ満点なセルジオのどことなくユルい雰囲気の逃避行はコミカルで162分の上映時間を適度に疲れさせない楽しさに保ったまま最後まで観ることが出来る面白い作品でした。
ポール・トーマス・アンダーソン監督・脚本による社会派逃走劇。
移民解放を掲げつつテロ組織にしか見えないフレンチ75、秘密を抱えるロックジョーの半ば意のままにどこにでも踏み込む警察、裏で暗躍する白人至上主義の秘密クラブ等、登場する組織はどれも正義と共に問題を抱えており、実際恐ろしいのだが、父親になってすっかり牙をもがれたパットと胡散臭さ満点なセルジオのどことなくユルい雰囲気の逃避行はコミカルで162分の上映時間を適度に疲れさせない楽しさに保ったまま最後まで観ることが出来る面白い作品でした。
映像はレストアのお陰で現代映画なみのクリアな仕上がり。低予算のために全体的に暗いシーンが多いものの、フィルムグレインはレストアでかなり綺麗に取り除かれており、音響はデジタルリマスター版と同じと思われるが、映画館の5.1chサラウンドと大音量の組み合わせで物凄い迫力。やはり映画館で観て良かった。
映像はレストアのお陰で現代映画なみのクリアな仕上がり。低予算のために全体的に暗いシーンが多いものの、フィルムグレインはレストアでかなり綺麗に取り除かれており、音響はデジタルリマスター版と同じと思われるが、映画館の5.1chサラウンドと大音量の組み合わせで物凄い迫力。やはり映画館で観て良かった。
スティーヴン・ソダーバーグ監督、デヴィッド・コープ脚本の本格スパイ映画。
スパイ同士の3組のカップルによる、愛憎と嘘が交錯するミステリーサスペンスは、ソダーバーグにより極めてドライに演出されており、舞台となる国家サイバーセキュリティセンターという性質も相まって、英国的な洒落感や抑揚も抑え気味なハードボイルドな作風でそこがスパイ映画的で怖いのだが、ジョージが罠にハマってしまい、他の職員と共にアーサーに呼び出されるシーンではそれ以外のシーンでは鉄面皮だったマイケル・ファスベンダーが終始しょんぼりしているのが地味に可笑し味もあり、ユーモアもキッチリある良作でした。
スティーヴン・ソダーバーグ監督、デヴィッド・コープ脚本の本格スパイ映画。
スパイ同士の3組のカップルによる、愛憎と嘘が交錯するミステリーサスペンスは、ソダーバーグにより極めてドライに演出されており、舞台となる国家サイバーセキュリティセンターという性質も相まって、英国的な洒落感や抑揚も抑え気味なハードボイルドな作風でそこがスパイ映画的で怖いのだが、ジョージが罠にハマってしまい、他の職員と共にアーサーに呼び出されるシーンではそれ以外のシーンでは鉄面皮だったマイケル・ファスベンダーが終始しょんぼりしているのが地味に可笑し味もあり、ユーモアもキッチリある良作でした。
007や『グレイマン』でも過激なアクションを披露していたアナ・デ・アルマスの演技やアクションを取り慣れているレン・ワイズマン監督の手腕も勿論あるが、相変わらず87イレブンのアクションデザインは凄まじく、よくもまぁネタ切れせずに新たなバトルシーンを次々と制作出来るなと感心しきりな本作。特に火炎放射器の撃ち合いは本作の目玉で、若さ故の激しい闘争心剥き出しの戦い方をするイヴに対して、友情出演のジョン・ウィックの戦いがスマートに見えるのも良い塩梅。
007や『グレイマン』でも過激なアクションを披露していたアナ・デ・アルマスの演技やアクションを取り慣れているレン・ワイズマン監督の手腕も勿論あるが、相変わらず87イレブンのアクションデザインは凄まじく、よくもまぁネタ切れせずに新たなバトルシーンを次々と制作出来るなと感心しきりな本作。特に火炎放射器の撃ち合いは本作の目玉で、若さ故の激しい闘争心剥き出しの戦い方をするイヴに対して、友情出演のジョン・ウィックの戦いがスマートに見えるのも良い塩梅。
ストーリー展開は古典的なお化け屋敷映画で勿論怖いのだが、今の感覚で劇場の大画面で観ても全く遜色の無いリアリティあるビジュアルが素晴らしい。
観せ方の上手さは流石のリドリー・スコットだが、何度観ても実際に機能するようにしか見えないノストロモ号の船内、それとは全く異なるコンセプトデザインのジャガーノート、そして変態によって次々と見た目が変わっていくゼノモーフ等、ホドロフスキー版『デューン』のクリエイター達が関わった美術デザインが実に素晴らしく、暗い劇場で観ると没入感は更に倍増する。
劇場では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。
ストーリー展開は古典的なお化け屋敷映画で勿論怖いのだが、今の感覚で劇場の大画面で観ても全く遜色の無いリアリティあるビジュアルが素晴らしい。
観せ方の上手さは流石のリドリー・スコットだが、何度観ても実際に機能するようにしか見えないノストロモ号の船内、それとは全く異なるコンセプトデザインのジャガーノート、そして変態によって次々と見た目が変わっていくゼノモーフ等、ホドロフスキー版『デューン』のクリエイター達が関わった美術デザインが実に素晴らしく、暗い劇場で観ると没入感は更に倍増する。
劇場では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。
気のいいタッカーとデイルの2人が、スプラッターホラー映画あるあるなシチュエーションのためにどんどん殺人鬼であると勘違いされてしまうホラーコメディ映画。
ホラー映画定番ネタを描写しつつ、全ては勘違いでコメディへと引っくり返していく様が実に面白く。どんなに良い人間も、ホラー映画風な雰囲気に演出してしまうと怖く見えてしまうという、ホラーの教科書とでもいうべき演出を展開しつつ、タッカーとデイルの友情も見事に魅せてくれるドラマ面も素晴らしい作品でした。
気のいいタッカーとデイルの2人が、スプラッターホラー映画あるあるなシチュエーションのためにどんどん殺人鬼であると勘違いされてしまうホラーコメディ映画。
ホラー映画定番ネタを描写しつつ、全ては勘違いでコメディへと引っくり返していく様が実に面白く。どんなに良い人間も、ホラー映画風な雰囲気に演出してしまうと怖く見えてしまうという、ホラーの教科書とでもいうべき演出を展開しつつ、タッカーとデイルの友情も見事に魅せてくれるドラマ面も素晴らしい作品でした。
ガン監督作品らしく「正義のヒーローはこういうものだ」というのが真正面から描かれており、小動物やよく解らないメタヒューマンまでスーパーマンは疑いも無く救い続ける。一方で、異星人であるスーパーマンの有り余る力の恐怖心についてもきっちり言及しており、かなり公平な作風で素晴らしかった。
アクションシーンも、最新のリアプロジェクション技術でスーパーマンらしい縦横無尽な動きとスピード感を演出していたり、性格に問題があるグリーンランタンのブラックユーモアある戦い方等、程良くコミカルでアメコミ映画らしい作風が楽しめた。
ガン監督作品らしく「正義のヒーローはこういうものだ」というのが真正面から描かれており、小動物やよく解らないメタヒューマンまでスーパーマンは疑いも無く救い続ける。一方で、異星人であるスーパーマンの有り余る力の恐怖心についてもきっちり言及しており、かなり公平な作風で素晴らしかった。
アクションシーンも、最新のリアプロジェクション技術でスーパーマンらしい縦横無尽な動きとスピード感を演出していたり、性格に問題があるグリーンランタンのブラックユーモアある戦い方等、程良くコミカルでアメコミ映画らしい作風が楽しめた。
全く事前知識無く、更に歌舞伎に関してはほとんど知らないので、劇中劇が上手くいっているのかどうなのか解りませんでしたが、歌舞伎独特の空気感や、映画と歌舞伎で違えど“役者”を極めようと邁進する喜久雄の姿は、歌舞伎というデフォルメされた舞台が合間に挟まる事でリアリティを感じる作品でした。
歌舞伎の格好良さ・美しさと、その見栄を決める事が出来ない状態になった時の生々しい演技は、普通の歌舞伎でも表現できない領域に踏み込んでいる凄まじい作品だと思います。
全く事前知識無く、更に歌舞伎に関してはほとんど知らないので、劇中劇が上手くいっているのかどうなのか解りませんでしたが、歌舞伎独特の空気感や、映画と歌舞伎で違えど“役者”を極めようと邁進する喜久雄の姿は、歌舞伎というデフォルメされた舞台が合間に挟まる事でリアリティを感じる作品でした。
歌舞伎の格好良さ・美しさと、その見栄を決める事が出来ない状態になった時の生々しい演技は、普通の歌舞伎でも表現できない領域に踏み込んでいる凄まじい作品だと思います。
ジョセフ・コシンスキー監督のスピード感溢れる演出はモータースポーツととても相性が良く、古いアメリカ人というキャラクターに見事にマッチしたブラット・ピットの存在感も相まってとても格好良い作品に仕上がっている。
ソニーが後半で語るレースに参加する目的、所謂「ゾーンに入る」という事が、ソニーの台詞では上手く言えてない感じなのに、映像ではそれを見事に演出しているのが素晴らしい。
ハンス・ジマーのエレクトリックなスコアも最新のモータースポーツを題材にした本作にとてもマッチしていて良かった。
ジョセフ・コシンスキー監督のスピード感溢れる演出はモータースポーツととても相性が良く、古いアメリカ人というキャラクターに見事にマッチしたブラット・ピットの存在感も相まってとても格好良い作品に仕上がっている。
ソニーが後半で語るレースに参加する目的、所謂「ゾーンに入る」という事が、ソニーの台詞では上手く言えてない感じなのに、映像ではそれを見事に演出しているのが素晴らしい。
ハンス・ジマーのエレクトリックなスコアも最新のモータースポーツを題材にした本作にとてもマッチしていて良かった。
小池健監督のOVA『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第4弾。
『LUPIN THE IIIRD』シリーズは原作の雰囲気に立ち返り、時代も昭和時代に遡ってキャラクター達の過去を描いた昭和の奇想天外な冒険小説やハードボイルド作品のような雰囲気の作風に、現代的なハードアクションとバイオレンスを組み合わせた作風で、コメディ要素は少ないがとても格好良い。
一部3DCGも用いられているが、アクションシーンは基本的に2Dのアニメーションで、ここまで洋画風なアクションに仕上げられている事に感心する。楽しかった。
小池健監督のOVA『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第4弾。
『LUPIN THE IIIRD』シリーズは原作の雰囲気に立ち返り、時代も昭和時代に遡ってキャラクター達の過去を描いた昭和の奇想天外な冒険小説やハードボイルド作品のような雰囲気の作風に、現代的なハードアクションとバイオレンスを組み合わせた作風で、コメディ要素は少ないがとても格好良い。
一部3DCGも用いられているが、アクションシーンは基本的に2Dのアニメーションで、ここまで洋画風なアクションに仕上げられている事に感心する。楽しかった。