蒼鉛
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乗り遅れないように。
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けもケ16お疲れ様でした。
September 21, 2025 at 5:19 PM
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けもケット16新刊『U1U2』サンプル
題名の読み方は「ゆういちゆうじ」です。
『U1U2』成人向け　にっこり笑う裕次と、その肩を抱き頬をぶつける雄一。 目次 『祖父』ページ2 『下村裕次』ページ4 『寿司の件』ページ6 『味噌ラーメン/醤油ラーメン』ページ10 『手』 ページ12 『雨粒と涙粒』ページ16 『ほころび』 ページ24 『抹茶かき氷』ページ26 『雨粒と涙粒』 　 　窓の外は雨降り、灰色。じっとりとした空気。その中で。 　雄一先輩が抱き締めてくれている。これは夢？ 夢じゃない。くっついている。間近で先輩の匂いがする。どっと身体に血が巡る。ヤバい、もう、好き、好き、好きが溢れてたまらない。俺は先輩を強く抱き返した。 　先輩が戸惑ったように息を呑む。すぐに、より強く抱き締めてくる。あぁもう、我慢できない。言ってしまおう。 「好きです……好きです先輩。お、俺と、付き合って下さい」 　ぶるり、先輩は体を震わせた。あぁ言ってしまった。はずかしい。こわい。胸元に顔を埋める。先輩の匂いがすごくする。もう止まらないかも。深く息を吸うと、肺が先輩で満たされる。 「俺で、いいのか」 　先輩？ そんなの、決まっている。 「先輩だからです。先輩じゃないと、ダメです」 　僕を抱き締める先輩の力が強くなる。 「お、俺も。俺も、裕次が……好きだ」 　先輩の声は驚くほどか細くて、でも確かに耳に届いた。こんなこと、あるんだ。耳で聞いた言葉は都合が良すぎて。でも、僕を包み込む腕が雄弁に物語る。うれしくて、涙があふれて先輩のシャツを汚す。 　先輩の片手が俺の頬を撫でる。顔を上げると唇が触れ合う。俺、先輩とキスしてるんだ……先輩、すごい余裕ない顔してる。こんな先輩、見たことがない。なんて愛おしいんだろう。舌を出すと、おずおずと先輩も応じてくれる。そのまま互いに舌を絡め合う。 　本当に、夢みたいで現実味がない。先輩とのキス
September 20, 2025 at 3:47 AM
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9/21(日) #けもケット16 B-43【極東のオーロラ】
お品書き
新刊『U1U2』予価500円
他新作　ステッカーとクリアカード頒布します。

関けもで頒布したグッズも持ち込みますので、良ければお手に取り下さいませ。
けもケット16 スペース番号B-43 サークル名極東のオーロラ 新刊『U1U2』 予価500円 A5サイズ 本文26ページ 説明「掌編小説集。雄一と裕次のお話。小説家になろう及びTwitter(X)に掲載した5話に加え、新規書下ろしの2話を含めた全7話が収録されています。性的描写が含まれるので未成年には頒布できません。 新作 ステッカー 予価100円 50×75㎜ バンダナを被った虎のステッカー。 新作 クリアカード 予価100円 55×91㎜ Twitterに過去掲載した熊ヶ井巨達の絵柄。 関西けもケット10にて頒布したグッズ らいおじステッカー 200円 ミシェンドラ缶バッヂ 300円 おこた缶バッヂ 300円
September 19, 2025 at 2:13 PM
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5/18(日) #関西けもケット10
L-13 【極東のオーロラ】お品書き

グッズ2種頒布します。

9割間に合いませんがコピ本……いやさすがに今からは無理ですがや
May 16, 2025 at 4:43 AM
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【再掲】
カフェてんいんの　アキマサが
しょうぶを　しかけてきた！
#らいおっさんカフェ
March 14, 2025 at 1:22 PM
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小説　かき氷の話（仮題）
　子供の頃、祖父とかき氷を作った。 　削った氷に、抹茶味の蜜を回しかけて、匙ですくって食べた。甘くて冷たいそれを俺は夢中でかき込んだ。祖父は笑っていた。 　俺は祖父が大好きだった。 ＊ 「かき氷、食べない？」 　ユウジは俺に身を乗り出している。手にはスマホ、画面にはかき氷機。 「また……随分急だな」 「いやぁ夏だし。夏らしいことしたいじゃない？ ふわふわ系のスイーツ氷もいいけどさ、折角なら自分達で作ってみるのもいいかなって」 　ユウジは指をくるくる回して踊っている。楽しそうだ。もうすっかりそのつもりでいろいろ想像しているのだろう。懐は痛むし場所も取るだろうが、好きな人の機嫌を損ないたくはない。 　それに、まあ。 「悪くは、ないか」 「おっ、乗り気」 　真夏。暑気にいい加減身もこたえている。部屋には常に冷房をかけているが、外出帰りに涼しい部屋で氷を頬張るのもまた一興なのではないか。 　翌日には既に一通りの器具が届いていた。炎天下を駆け回る配送業者を見送りつつ、俺達も氷を買いに出る。途端、外の熱気に汗が吹き出る。割れんばかりの蝉時雨を浴びつつ、コンビニから戻る頃にはシャツがじっとり重くなっていた。 「オ〜ッ、ご、極楽……」 「外が地獄なんだ」 　服を脱ぎ捨てると、出し抜けにユウジが密着してくる。 「やめろ、暑いだろうが」 「暑いけどっ！ 汗まみれの身体はエッチでしょうがッ」知るか。 　どうにか引き剥がした熱はすぐ冷房に冷まされ儚く消えてゆく。名残惜しむ暇も無く。 「甘〜い！ やっぱり抹茶には練乳だよね」 　ユウジはまるで子供のように喜ぶ（むしろ、子供達がやるよりも積極的に楽しもうとしているように見える）。俺も雪山に匙を入れる、その脳裏では昔のことを思い出していた。あの海辺の町、風鈴の揺れる音。祖父の白い髪と優しい笑み…… 「昔、祖父と同じ様な事をした」 　ユウジは興味深そうに俺の目を見る。俺も見つめ返す。 「おじいちゃん？」 「あぁ……随分前の事なんだが。もう死んだしな」 「そうなの」 　祖父の姿はよく思い出せる。20年近い時を経ても、尚。 「ずっと前の夏も、畳の上で転がって、じいちゃんと食べたんだ。じいちゃん、笑ってた。あそこは海も空もずっと青かった。涼しくて、風鈴が鳴ってて、それで……」 　波音が遠く聞こえた気がした。 「おじいちゃん、大好きなんだねぇ」 　ユウジは嬉しそうに俺を見てくる。晴れやかな笑顔。俺は笑った。 「お前のほうが好きだよ」 「なんだそりゃ」
February 20, 2025 at 11:08 AM
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October 30, 2024 at 3:00 PM
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October 30, 2024 at 3:00 PM
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October 30, 2024 at 3:00 PM
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October 30, 2024 at 2:58 PM
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October 16, 2024 at 7:12 AM
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October 15, 2024 at 9:26 PM
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July 16, 2024 at 5:45 PM
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June 9, 2024 at 5:01 AM