このへん(?)の英国ミステリってやっぱり好きだわ。本筋と関係ないところでけっこう楽しい。グラント警部ものも古本で探そう。
このへん(?)の英国ミステリってやっぱり好きだわ。本筋と関係ないところでけっこう楽しい。グラント警部ものも古本で探そう。
なんか、こういう怪談あったよね。
まだ生きてるのでかわいそうなのだが蝉にさわれないので助けられない。
なんか、こういう怪談あったよね。
まだ生きてるのでかわいそうなのだが蝉にさわれないので助けられない。
小説として紹介するときには地味なお話ですということになるのだけど、一人の人の一生なので全然地味ではない。すべてが胸に迫ってくる。良い人生だったと思う。
小説として紹介するときには地味なお話ですということになるのだけど、一人の人の一生なので全然地味ではない。すべてが胸に迫ってくる。良い人生だったと思う。
年を取ったからといって思慮深くなるわけでも寛容になるわけでもないことは自分自身でよくわかってるけどそれにしても、いや、アンタちょっと待ちなよと肩をつかみたくなるヒロインでした。別にミス・マープルを期待してたわけじゃないけど(ちょっとしてたけど)それにしてもなあ。ただその全てを凌駕して馥郁たるお茶の香りと肉汁したたる料理はすばらしいのである。そして事件も解決しちゃうんだなあ。
年を取ったからといって思慮深くなるわけでも寛容になるわけでもないことは自分自身でよくわかってるけどそれにしても、いや、アンタちょっと待ちなよと肩をつかみたくなるヒロインでした。別にミス・マープルを期待してたわけじゃないけど(ちょっとしてたけど)それにしてもなあ。ただその全てを凌駕して馥郁たるお茶の香りと肉汁したたる料理はすばらしいのである。そして事件も解決しちゃうんだなあ。
火事現場に残された燃え方が異なる二人の遺体と一人の生存者。生存者コナーの事情聴取を任された精神科医ジャックは自らの癒えない傷ゆえにコナーに感情移入し、調査に乗り出す。小さな違和感が彼の地道な調査で徐々に大きな亀裂になって予想通りの展開が予想外の衝撃になっていくのが爽快だった。気丈で健気なコナーの婚約者やCSIみたいな消防局のおじさんとのやりとりや、目の前で苦しむ人たちを助けることでジャック自身が癒されていく過程もよくて、ラストの一行では泣きそうになっちゃった。
火事現場に残された燃え方が異なる二人の遺体と一人の生存者。生存者コナーの事情聴取を任された精神科医ジャックは自らの癒えない傷ゆえにコナーに感情移入し、調査に乗り出す。小さな違和感が彼の地道な調査で徐々に大きな亀裂になって予想通りの展開が予想外の衝撃になっていくのが爽快だった。気丈で健気なコナーの婚約者やCSIみたいな消防局のおじさんとのやりとりや、目の前で苦しむ人たちを助けることでジャック自身が癒されていく過程もよくて、ラストの一行では泣きそうになっちゃった。
「今日も『レ・ミゼラブル』が読めないなあ」とぼやきつつ凄惨な殺人事件の現場に向かう刑事メルチョール。この事件と彼の人生を変えた過去の事件が並行して語られ、魅力的な脇役がたくさん登場します。刑務所で彼に19世紀小説の面白さを刷り込んだ自称フランス人や、ムショ帰りの彼を警察にもぐりこませてくれた胡散臭い弁護士。後に妻となる図書館司書オルガ。そして常に彼と共にあり正義を示すレミゼの作中人物ジャベール警部。一冊の本を心から愛し人生の指針とするというのはこういうことなんだなと。続きを熱望します!
「今日も『レ・ミゼラブル』が読めないなあ」とぼやきつつ凄惨な殺人事件の現場に向かう刑事メルチョール。この事件と彼の人生を変えた過去の事件が並行して語られ、魅力的な脇役がたくさん登場します。刑務所で彼に19世紀小説の面白さを刷り込んだ自称フランス人や、ムショ帰りの彼を警察にもぐりこませてくれた胡散臭い弁護士。後に妻となる図書館司書オルガ。そして常に彼と共にあり正義を示すレミゼの作中人物ジャベール警部。一冊の本を心から愛し人生の指針とするというのはこういうことなんだなと。続きを熱望します!
"けっして日が暮れてから現れる神に祈ってはいけない“。 教えに背いて取引したばかりにアディは誰にも記憶してもらえない永遠の人生を生きている。300年の間に彼女が出会った人たち、取引相手との愛憎に満ちた確執、そして最後の恋。 本当に一人で永遠に生きることの幸福と孤独について考えてしまった。いつまでもこの世界の美しいものを見ていたいという気持ちは芸術や物語を愛する人はみんな持っている。それでどこまでいけるだろうか、と。ストーリーは宣伝文句どおりの、ロマンティック・ファンタジーで胸キュン要素もばっちりです。
"けっして日が暮れてから現れる神に祈ってはいけない“。 教えに背いて取引したばかりにアディは誰にも記憶してもらえない永遠の人生を生きている。300年の間に彼女が出会った人たち、取引相手との愛憎に満ちた確執、そして最後の恋。 本当に一人で永遠に生きることの幸福と孤独について考えてしまった。いつまでもこの世界の美しいものを見ていたいという気持ちは芸術や物語を愛する人はみんな持っている。それでどこまでいけるだろうか、と。ストーリーは宣伝文句どおりの、ロマンティック・ファンタジーで胸キュン要素もばっちりです。