鮎川まき/エッセイ 3/2(土)岐阜市 本の市出店します📕
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鮎川まき/エッセイ 3/2(土)岐阜市 本の市出店します📕
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東京→地方にUターンして暮らしています。
文学フリマでエッセイ集「輝くスイーツ シャインマスカット」を出しました。

2024/05の文学フリマ東京では、子どもを持つかどうかの迷いを書いたエッセイを出す予定。

普段はnoteで日常エッセイとマイホームの建築記録エッセイを書いてます🏠
ZINE/自費出版

note→ https://note.com/negitoro_1202
今日のエッセイです!

“「実は図書館の本、苦手なんですよね……」

同僚が申し訳なさそうに呟いたのは、わたしが我が街が誇るでっかい図書館について語っていたときだった。”
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今日のエッセイです! “「実は図書館の本、苦手なんですよね……」 同僚が申し訳なさそうに呟いたのは、わたしが我が街が誇るでっかい図書館について語っていたときだった。” https://t.co/xdwYiTTLxx
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March 13, 2024 at 7:57 AM
すごく恥ずかしい癖(?)の話。
似たような感覚がある人がいるかめちゃめちゃ知りたい。

“首の皮をつまんでビヨーンと伸ばしたり、机の裏を高速でトントン叩きながら、わたしは世界を救うスーパーヒーローの悲哀を想う。”
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デジャヴから世界を救え|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
東京出張のついでに同僚と飲みに行った。定時ちょっきりにパソコンを閉じ、3、4人の小さな群れでぞろぞろとレストランへ向かう。 薄暗く、テーブルとイスがぎゅうぎゅう詰めの店内は、レストランというよりバルに近い。「席は適当で」との幹事の声に従い、奥すぎず手前すぎない位置のイスを選んで手をかけたその瞬間。目の前に擦り切れたビデオテープのような映像が重なった。 この景色、絶対に見たことがある! 艶めい...
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March 9, 2024 at 10:45 AM
憧れのあだ名について、エッセイを書きました📛
“「『ベイ』って呼んでください」
その自己紹介の瞬間から彼が気になって仕方ない。太めの眉、くりくりと大きな目、それをさらに印象付けるくっきりとした二重。

「どうして『ベイ』っていうの?」
「わかんないんだ」”
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あだ名が、ない!|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
中学校に入りたての春。わたしは斜め前に座る男子に夢中になった。 「『ベイ』って呼んでください」 その自己紹介の瞬間から彼が気になって仕方ない。太めの眉、くりくりと大きな目、それをさらに印象付けるくっきりとした二重。 「どうして『ベイ』っていうの?」 「わかんないんだ」 どぎゅん。 「わかんない」とはにかむ顔に、完全にやられた。別の小学校から上がってきた彼は、顔馴染みの男子と違ってカラスのよう...
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March 7, 2024 at 8:20 AM
岐阜駅本の市での出来事もちょこっと絡めて、「名前」について書いてみました。

“職場の友人たちと一泊二日の旅行へ行った。
代表でホテルの予約を取るために名前と電話番号を教えてもらったのだが、返事の一つに見覚えのない名前があった。

『松田』? 松田って誰だ?”
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仕事用の〇〇|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
職場の友人たちと一泊二日の旅行へ行った。 代表でホテルの予約を取るために名前と電話番号を教えてもらったのだが、返事の一つに見覚えのない名前があった。 『松田』? 松田って誰だ? その疑問は下の名前を見てすぐに解消した。友人の一人が職場で名乗っている『佐藤』は旧姓で、返事に書かれた『松田』が彼女の本当の名前なのだった。 まったく知らなかった。『松田』。松田さん。ねぇ松田さん、このタスクって何日く...
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March 3, 2024 at 12:06 PM
岐阜駅本の市に出店してきました!文フリと同じだけ持っていったのですが、まさかの完売!
とにかくすごい人でした。
March 2, 2024 at 10:36 AM
“その点エバーフレッシュはえらい。生きてるのか枯れているのか。育つ気があるのかないのか。…枝が伸びなくとも「ま、今の葉っぱの維持もありますんでね」という顔でいつの間にか土をカラカラにして、水やりを待っている。”
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右肩上がりじゃなくたって|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
うちに来て二年目のエバーフレッシュがちいさな新芽を出した。腐った胡麻のような大きさと色のそれが新芽だと気づけたのは、くちゃくちゃっと集まった葉一枚一枚がすでにきちんとエバーフレッシュ特有の形をしていたからだ。 「あ、大きくなり始めた」と思ってからはあっという間だった。くちゃくちゃの新芽は両手を広げて大きくなり、葉は誰かがアイロンをかけたのかと思うほどまっすぐに並ぶ。そうして新芽が一本の枝に変わる...
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February 29, 2024 at 1:02 PM
3/2(土)岐阜駅 本の市のお品書きです!
新刊の食エッセイと既刊の合計2冊を持っていきます📕
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています!
February 25, 2024 at 8:20 AM
これがうちの母!
“「近くの側溝にカバンと書類が散らばっててねぇ。車を停めて見てみたら大事そうな書類で、変だな〜と思って。雨だからぐちゃぐちゃになっちゃうし、拾い集めて交番へ届けてきたの!」”
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命がけのお人好し|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
うちの母は、命がけのお人好しだ。 若い頃、まだ結婚する前の母は、休日のたびに書店と喫茶店をハシゴしては本を読む生活をしていた。 母がトラブルに巻き込まれたのは、そんな喫茶店巡りの最中だった。駐車場に車を停めて、鍵を開けたその瞬間。男が助手席へ乗り込んできたのだ。 叫ぶ間も、逃げる間もなく。 誰かが入ってきたと気づいた瞬間には、首を両手で掴まれ、全力で絞められた。 男の顔にも、まったく見覚え...
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February 25, 2024 at 1:48 AM
3/2(土)岐阜駅本の市で販売する新刊が自宅へ届きました!
食エッセイ集「いのちって感じのご飯」です。

詳細はお品書きをお待ち下さい🙇
February 24, 2024 at 4:25 AM
PCの覗き見防止フィルターを買ったら、2センチほど高さが足りなかった。
カーテンも正しい長さで買えたことがないから仕方ないか!
February 21, 2024 at 8:40 AM
日記です!
“在宅勤務の悩みはもっぱら昼食だ。
住宅街のど真ん中では、スーパーへ行って帰るだけで昼休みが半分以上終わってしまう。買って食べるだけで休憩時間が終わっちゃたまらない。週末にカップ麺や冷凍食品や缶詰をまとめ買いしては、昼に眺めるのが日課となった。”
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February 19, 2024 at 1:29 PM
我ながら酷い書き出し。

“浴室に錆びかけのカミソリが置きっぱなしになっている。替え刃のストックも無く、冬なのをいいことに数ヶ月は使っていない。色々な箇所がぼうぼうだ。”
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日記:きっと今日のため(2024/02/18(日))|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
浴室に錆びかけのカミソリが置きっぱなしになっている。替え刃のストックも無く、冬なのをいいことに数ヶ月は使っていない。色々な箇所がぼうぼうだ。 ドラッグストアへ行くたびに女性用カミソリのコーナーで立ち尽くす。 複数のメーカーやブランドの替え刃が並んでいるが、自分が持っているカミソリはどれなのか自信がない。多分これだというメーカーはあるが、その中には紫とピンクの異なる名前のカミソリがある。間違えて...
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February 18, 2024 at 10:39 AM
翻訳、エンジニア、企画。仕事を渡り歩く私が、友人に転職相談されたときに話すことを書きました

“「おうち転職」だと思って「夢が叶った!自分は今日からこれで生きていくぞ!」とつぶやけばやる気も出る。... この世には個人で勝手にチャレンジできる仕事が意外とあるのだ”
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転職の前に「おうち転職」|鮎川 まき(3/2(土)岐阜駅 本の市出店📕)
31歳で会社は4社目、職種は3つ目のわたしには、友人からたびたび転職の相談がやってくる。 「転職しようか迷っていて」 「30代じゃ遅いかな?」 「〇〇をやってみたいけれど、何から始めたらいいかな?」 悩みの内容や真剣度はさまざまだけど、答えはたいてい同じ。 「とりあえずやってみたら?」 思いつきで答えているのではない、本気も本気だ。効果もお墨付き。なんとなく法学部に入って出てしまったわたし...
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February 18, 2024 at 6:37 AM
入!稿!
2月末には新刊が手元に届く予定です✨
February 18, 2024 at 12:41 AM
これは書評なのか?エッセイなのか?
江國香織さんの本について。

“その道を逸れたわたしは江國さんの文章を読むと、何もかもただ見つめているだけで許された子ども時代のような気持ちになるのだ。”

雨の日の助手席で(「やわらかなレタス」江國香織 著)
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雨の日の助手席で(「やわらかなレタス」江國香織 著)|鮎川 まき
労働時間の8時間中、6時間半をミーティングが占める狂った一日が終わった。予定と予定の間に挟まれた余白をかき集めれば1時間半もあったはずなのに、記憶がほとんど無い。 溜まったチャットを返して、トイレへ行って、飲み物を取って、あとはソファに倒れ込んで文庫本を30分ほど読んでいた気がする。 「やわらかなレタス」(江國香織 著)は、感情を過度に揺さぶられたくないが、日常からちょっと離れたいときに丁度い...
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February 17, 2024 at 10:01 AM
新刊の表紙を今日こそ完成させるぞ...!
3/2(土)岐阜駅 本の市でお待ちしてます🍅
February 17, 2024 at 2:44 AM
エッセイを書き切る気力がなさそうなので日記を書き始めたら700文字を超えた。
読み返したけど、もうこれエッセイだよ。
February 16, 2024 at 2:02 PM
今日の日記です🏎
花粉症が酷かったのはわたしだけ?

“オンライン会議に映る自分の頬が、うっすら赤いと気がついたのは夕方ごろだった。帰宅すると、目の周りがぼこぼことお岩さんのように腫れている。血の巡りが良すぎたせいか。花粉症が悪化していた。”
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日記:エンジン全開もしくは省エネ(2024/02/15(木))|鮎川 まき
昨日の不調を取り戻すように働いた日だった。 心なしか口数も多く、声も大きく、血が猛スピードでぐるんぐるんと身体を駆けめぐる。あまり動かないチャット欄も仕事のアイデアで埋まり、今日だけでスクロールが必要な長さになった。 オンライン会議に映る自分の頬が、うっすら赤いと気がついたのは夕方ごろだった。帰宅すると、目の周りがぼこぼことお岩さんのように腫れている。血の巡りが良すぎたせいか。花粉症が悪化してい...
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February 15, 2024 at 1:29 PM
寒さで枯らしかけた植物たちに復活のきざし。本当に強い。
February 15, 2024 at 11:58 AM
今日の日記です。体調だめだめな日

“あぁ、ダメだ。もう遅刻だ。
8時を少し回った時計を見た瞬間そう思った。母が横でなにか言っているが、よく聞こえない。

何時に家を出れば間に合うんだっけ?そもそも何時に着けばいいんだっけ。どこに?高校に?”

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日記:すべての遅刻を煮詰めたような(2024/02/14(水))|鮎川 まき
あぁ、ダメだ。もう遅刻だ。 8時を少し回った時計を見た瞬間そう思った。母が横でなにか言っているが、よく聞こえない。 何時に家を出れば間に合うんだっけ?そもそも何時に着けばいいんだっけ。どこに?高校に? 高校?高校は卒業したよ。大学へ行くんじゃないのか。何限から?待てよ。会社か。会社なら10時だ。あれ、それは前の会社?いまは家で働いているはず。じゃあ一体どこへ……。 ぐんぐんと目の前に迫...
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February 14, 2024 at 1:45 PM
Xでコメダ珈琲をテーマにした短歌企画に投稿したので、こちらにも。

デザートといえばデザート昼食といえば昼食シロノワール/鮎川 まき
February 14, 2024 at 11:14 AM
岐阜駅 本の市で、40ページの新刊が出せそうです💪
イベントを知ってから、なんとかまとまった分量が書けてよかった。
February 12, 2024 at 7:42 AM
前方を走る車のナンバープレートの下に「ありがとうございます」と書いてあった。

社用車でもない乗用車。しかも赤信号で止まらないと見えないくらいの薄さ。

一体なんだったんだろう…。
February 11, 2024 at 11:56 AM
今日のエッセイです!

“「あれは『趣味の宗教』だからねぇ」

気楽に、花瓶の水を換えるくらいのカジュアルさで神さまとお付き合いする祖父母を、母はそう呼んでいる。”
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趣味の宗教|鮎川 まき
母方の祖父母は床屋を営んでいた。 だからだろうか。店とつながる居間には神棚が飾られ、大晦日に「ゆく年くる年」が始まると、祖父はジャンパーを羽織り直して必ず二年参りへ向かった。 祖母は「縁起が良いから」という理由でフクロウの置物をずらりと玄関先へ並べた。 祖父母にとって、神さまとか運勢とかご利益というのはそれなりに大切だったようだ。 「あれは『趣味の宗教』だからねぇ」 気楽に、花瓶の水を換え...
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February 11, 2024 at 9:52 AM