(強い明るさのまま変化せしない)
↓修正
光
(強い明るさのまま変化しない)
(強い明るさのまま変化せしない)
↓修正
光
(強い明るさのまま変化しない)
森の外を吹くであろう風の雑音でしかないことだ
僕(イルカ)
風の雑音であれば、珠に込めて
僕(イルカ)
作り直すことも、共有することも出来る
僕(イルカ)
言葉そのものは、共有できない
その意味を支えている「何か」を、共有しているのだ
僕(イルカ)
りんごは「赤い」といっても、赤そのものが何なのかは共有できない
僕(イルカ)
共有しているのだと、皆信じている
森の外を吹くであろう風の雑音でしかないことだ
僕(イルカ)
風の雑音であれば、珠に込めて
僕(イルカ)
作り直すことも、共有することも出来る
僕(イルカ)
言葉そのものは、共有できない
その意味を支えている「何か」を、共有しているのだ
僕(イルカ)
りんごは「赤い」といっても、赤そのものが何なのかは共有できない
僕(イルカ)
共有しているのだと、皆信じている
言葉のなかった頃の記憶と認識を、言葉で表すことが出来るのだろうか?
僕(イルカ)
(定理から公理は導き出せないよ…)
僕(イルカ)
それをやろうと思うなら
僕(イルカ)
その言葉は、記憶と認識から生み出された、独自のものでなければならない
僕(イルカ)
でも、そんな言葉、誰にも通じないだろうね
出来たとしても、それは言葉ですらない「何か」だからだ
光
(一瞬暗くなり、再び元の強い明るさに戻る)
僕(イルカ)
可能?
光
(強い明るさのまま変化せしない)
僕(イルカ)
一つ救いがあるのならば
僕(イルカ)
言葉をもたない記憶が、深い森の中の木霊の様に
言葉のなかった頃の記憶と認識を、言葉で表すことが出来るのだろうか?
僕(イルカ)
(定理から公理は導き出せないよ…)
僕(イルカ)
それをやろうと思うなら
僕(イルカ)
その言葉は、記憶と認識から生み出された、独自のものでなければならない
僕(イルカ)
でも、そんな言葉、誰にも通じないだろうね
出来たとしても、それは言葉ですらない「何か」だからだ
光
(一瞬暗くなり、再び元の強い明るさに戻る)
僕(イルカ)
可能?
光
(強い明るさのまま変化せしない)
僕(イルカ)
一つ救いがあるのならば
僕(イルカ)
言葉をもたない記憶が、深い森の中の木霊の様に
洞窟の奥底。青い扉に水色の文字で書かれた「記憶庫」の文字。僕(イルカ)がその前に立ち、その文字を指でなぞると、文字が南中した太陽の明るさで輝く。扉を開くと光が溢れ出す。
僕(イルカ)
ここが僕の記憶のある場所。水面から顔を出した様に眩しくて、何も見えない。
僕(イルカ)
自分の記憶に触れることは、懐かしいとか、恐ろしいとか、そういった言葉では表せない。
僕(イルカ)
それ以前の問題なのだ。
僕(イルカ)
だって、それらの言葉(懐かしいとか、恐ろしいとか)は、記憶に後からつけた名札の様なものだからだ。
僕(イルカ)
一番古い記憶を思い出そうとする時、その問題は顕著になる。
洞窟の奥底。青い扉に水色の文字で書かれた「記憶庫」の文字。僕(イルカ)がその前に立ち、その文字を指でなぞると、文字が南中した太陽の明るさで輝く。扉を開くと光が溢れ出す。
僕(イルカ)
ここが僕の記憶のある場所。水面から顔を出した様に眩しくて、何も見えない。
僕(イルカ)
自分の記憶に触れることは、懐かしいとか、恐ろしいとか、そういった言葉では表せない。
僕(イルカ)
それ以前の問題なのだ。
僕(イルカ)
だって、それらの言葉(懐かしいとか、恐ろしいとか)は、記憶に後からつけた名札の様なものだからだ。
僕(イルカ)
一番古い記憶を思い出そうとする時、その問題は顕著になる。
火口に落ちたのが最後の免罪符か、あるいは僕の体なのか、それはもう分からない。だけども気がつくと僕は秋の海に、小舟の上に浮かんでいた。
「家に帰ろう」、僕はどこまでも穏やかな海の先にあるはずの、僕の家へと、イルカの群の目指す星を頼りに、いく日も小舟を漕ぎ戻った。日にちも曜日も忘れた頃に着いた朝の海岸には、塩の結晶で出来た妻が待っていた。「お帰りなさい」
たった一人の家だった。動かない妻を除いては。けれどももうすぐ子供が産まれる。僕は窓を開けて水色にくすんだ空を見上げ、千切れた雲の切れ端の幾つかに、動いていた頃の彼女の姿を見つけようとした。だが何も見当たらなかった。
火口に落ちたのが最後の免罪符か、あるいは僕の体なのか、それはもう分からない。だけども気がつくと僕は秋の海に、小舟の上に浮かんでいた。
「家に帰ろう」、僕はどこまでも穏やかな海の先にあるはずの、僕の家へと、イルカの群の目指す星を頼りに、いく日も小舟を漕ぎ戻った。日にちも曜日も忘れた頃に着いた朝の海岸には、塩の結晶で出来た妻が待っていた。「お帰りなさい」
たった一人の家だった。動かない妻を除いては。けれどももうすぐ子供が産まれる。僕は窓を開けて水色にくすんだ空を見上げ、千切れた雲の切れ端の幾つかに、動いていた頃の彼女の姿を見つけようとした。だが何も見当たらなかった。