あねくん「とにかく語彙が足んねえんだな」
太郎「そういうこった」
あねくん「リスニングは素直だったぜ、分かるもんはわかるし分かんねえもんはなんべん聞いてもわかんねえ」
太郎「だから聞くしかない」
太郎「公式問題集を使って、たくさん単語や表現を覚えるしかない」
あねくん「わかった」

あねくんメイクデビュー出走！
目標470点/結果500点
次回1勝クラスチャレンジ！

太郎「次は僕も受けようかな」
あね「ア？」

リスニング力(ぢから)ほぼネイティブの太郎トレーナー参戦！
Q.太郎さん苦手分野は？
A.「文法です、僕は雰囲気で英語をやっている」

次回出走日たぶん3月！お楽しみに！

『アァ！？俺だって知らねェよそんな事よォ！！教えてくれよ！！んな事よりよォ！！！！！金貸してくれよ！なァ！！』

同一人物である。

しかしこの後ちゃんとあくまで自分の考えである事を前置きする謙虚さで、素人にも分かりやすく話をしてくれるのである。

その方は、あねくんと全く異なる畑で勉強され、当然考え方も大きく違う所が多く、それでいて他分野であるあねくんの話も興味深く関心を持って聞いてくださいます。
他業種交流ってとても楽しい！

長くなりましたが、
まとめると
・いのちだいじに
・忘年会しない？

の二本立てでした。
おしまい

話は変わって、長年某大手私鉄の運転士を務めている方とお話する機会があったのだけど、

不規則なシフトや長時間の運行に加えて、常に不特定多数の命を預かり生活を支えていること、遅延なく運行して当たり前とされトラブルがあれば叩かれる…そんな過酷な環境に対して、思い付くだけの感謝を伝えた。いつもありがとうございますって、

『その"当たり前"がいいんですよ。あって当たり前の生活を、皆様が意識せずお過ごしされるという事が、我々乗務員の喜びなのです。』

とサラリと返された。

そのうち忘年会に誘って、安全面に対するルーティンや自分の命を守るマインド面など、お話を聞きたいなと思っている。

何十年と機械工やってるベテランが利き手の指を4本まとめて落としたのを聞いた時は、何の言葉も出なかった。

『人間はミスをする生き物』というのを薄々みんな知っているはずだけど、一定数『でも自分は大丈夫』と自分を人間にカウントできない人がいる。

白状するとあねくんも亜種で、
人間を守る事は10年かけて覚えたくせに、自分をそこにカウントできない。
仲間が安全に作業できるよう対策をいくらだって考えられるのに、自分を一番にカウントできない。

(こういう奴はアタマ張って動いちゃいけない。)

自分を信用できない事が、プラスにもマイナスにも働いてる。
めちゃくちゃ確認作業したり準備をアホほどしたりね

沸いた湯が冷めるのに10秒かからない上司は、
『電源落としてこっち来い』と
新卒なら泡吹いて倒れかねない怖い顔で喫煙所に呼び、
『実は俺もウン年前に同じ事やらかしてよ』と始まる
『それも現場で』
それは泣くわ
あねくんならガチ泣きする

なんとかなったけどよ、と笑って言う上司
一服したら必ずケツ拭きに作業混ざってくれる

ミスに対して、延々と『自分が悪い』で止まっていたら、今の仕事は出来てなかったかもしれない
15年くらい前に、あねくんを囲んでなぜなぜ分析書かせた大人達も自分の昔のミスを思い出してたかもしれない

なんかやっちゃったあねくん
『上司、やりました』
瞬間湯沸かし器の上司
『いい加減にしろお前何年やってんだこのバカすったれ！！』

と現在でも怒られますが、
経緯と対策を話そうとすると
『いい、いい　もうやんなよ』
とロクに取り合ってもらえません。

『なんでそうなったかもう分かってんだろ？じゃあもういいよ』

と文字に起こせば超ぶっきらぼうで笑っちゃうんだけど、上司が初見のやらかしでもない限りは、
『オマエは言わんでも勝手に勉強すっからアレコレ言わねえよ、分かんねえ時や不安な時だけ聞いてこい』という謎の信用を頂いています。

そこから、自分が今どうやって作業をしているか記録を取りながら仕事をしました。

なんかやっちゃった時に、
詳細に自分のやり方を報告して、先輩が一緒に追っていくと何かしらおかしい所にブチ当たりました。

次はこうしよう、ああしてみよう
他の人はこうやっている
真似してみよう

そのうちに、前こう間違えたからこう段取りしないとミスをするかもしれないな
じゃあこうやってみよう
でもまず先輩に相談してみよう

褒められました、うれしかった

ようやっとそこまで出来て、職場も何度か変わっているけど、気付いたら10年くらい経っていました。

そこから更に5年くらい経って、
今も鼻ほじりながら仕事してるけど

『自分のミスなのに自分が気を付ければいいだけなのに、ミスを何度も深堀りされる』って言ったくだりの続きだけどこれ本気でそう思ってて、

原因究明と再発防止を要求されているのに、18歳あねくんは『誠実な謝罪を要求されている』と思っていたんですね

つまり人の話を聞いてないという事です。

先輩『なんでこうなっちゃったの？(俺その場にいなかったから状況分からないので対策立てるためにどうやってたか説明してほしい)』
あねくん『もうしないので怒らないでください　ごめんなさい』

という話の噛み合わなさが起きていました。

泣くのは家でやってくれ、と言われた事もある
その時はすごく情けなくてまた泣いた

懐かしいね、特性要因図だっけ
魚の骨〜とか
色んなもの教わったけど忘れてるな

原因への対策を考えるのに、どこに原因があるのか

材料がおかしいのか？
人手が足りてないか？
機械の不具合か？
方法が間違ってるか？

4Mとか言ったかな確か
忘れてるな、勉強し直すか…

なぜなぜ分析はスピード勝負だと思っていて、とっとと原因突き止めてフローに組み込む=今の作業を極力止めたくないから正常化させるって目的もあると思ってる
なぜなぜやった結果として、複合的な要素が絡んでいてすぐ対策できない事象もあったりする
そうなると、別の問題解決ツールを使ってじっくり対策取る必要もあったりする

実際、18の時に教わった時は
『某大手の自動車メーカではその場でしゃがみ込んで床になぜなぜ展開して即共有・改善みたいなのもしてんだぞ』と言われた事もある

残業時間に1時間も2時間もかけてやるようなモノではないという事を言いたかったんだろうな

ふざけたことを心の中で抜かしていたような覚えがあります。

つづくかも

こうして話すと、
・出しっぱなしにしません、とか
・置いとく場合はカラーコーンで囲って注意喚起します、とか
仕組みそのものへの対策が出てきます
※出しっぱなしの場合は更なるなぜが続きます

転んじゃった自分が悪いんじゃなくて、なんで転ぶようなモノが置いてあるんだ？って考えないとそのうち人間が死にます。

ミスの原因をなんでもかんでも当事者本人に依存させるのは再発防止にはなりません。

だってその人が今後気を付けても、他の人がまた転ぶかもしれないからね。

ただ当時18歳あねくんはそれが分からなくて、『自分のミスなのに自分が気を付ければいいだけなのに、ミスを何度も深堀りされる』と

事象:転んでけがしました
→なぜ？
通路のモノに足を引っ掛けました
私のドジです　ごめんなさいもうしません　終わり

こういう極端な例は少ないと思うけど、似た内容で出してくる子は結構います。
原因が人間にある、と結論づけてしまうんですね。
こうなると、
対策:ドジらないようにします
転ばないように気を付けます
ってなっちゃう

よく状況を聞くと、例えば
通路にモノがある(定位置ではない)
→なぜ？
出しっぱなし
→なぜ？
昨日使ってそのまま、とか
明日使うから出しておいた、とか

人間が通る場所に、人間が足を引っ掛けそうなモノを置いてた経過に問題がある事が分かりました。