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すえひろさん お疲れさまです( ^^) _☕~~
December 3, 2024 at 12:46 PM
すえひろさん お疲れさまです( ^^) _☕~~
森のくまさん
読んでいただきありがとうございました。
リニーが亡くなり、もう二度と家族は迎えないと私も思いました。
当時お付き合いがあった方から｢悲しい気持ちは判るけど、新しい子と新しい関係を結ぶとその子との歴史を創っていくことができるよ」と。
それで前の子への思いが変わることはない、とも言ってくれました。
その方もリニーが亡くなる一年程前に同じ経験をし、同じ思いで暮らしている中で、新しい子を迎えて新しい絆と前の子への思いを持ち続けていたので、私を見かねて声かけしてくれたのでしょう。
新しい子が来ると前の子への愛情はうそだったのかと葛藤がある中で迎えたマイルス。ふたりへの愛情は両立できました。
読んでいただきありがとうございました。
リニーが亡くなり、もう二度と家族は迎えないと私も思いました。
当時お付き合いがあった方から｢悲しい気持ちは判るけど、新しい子と新しい関係を結ぶとその子との歴史を創っていくことができるよ」と。
それで前の子への思いが変わることはない、とも言ってくれました。
その方もリニーが亡くなる一年程前に同じ経験をし、同じ思いで暮らしている中で、新しい子を迎えて新しい絆と前の子への思いを持ち続けていたので、私を見かねて声かけしてくれたのでしょう。
新しい子が来ると前の子への愛情はうそだったのかと葛藤がある中で迎えたマイルス。ふたりへの愛情は両立できました。
December 2, 2024 at 4:57 PM
森のくまさん
読んでいただきありがとうございました。
リニーが亡くなり、もう二度と家族は迎えないと私も思いました。
当時お付き合いがあった方から｢悲しい気持ちは判るけど、新しい子と新しい関係を結ぶとその子との歴史を創っていくことができるよ」と。
それで前の子への思いが変わることはない、とも言ってくれました。
その方もリニーが亡くなる一年程前に同じ経験をし、同じ思いで暮らしている中で、新しい子を迎えて新しい絆と前の子への思いを持ち続けていたので、私を見かねて声かけしてくれたのでしょう。
新しい子が来ると前の子への愛情はうそだったのかと葛藤がある中で迎えたマイルス。ふたりへの愛情は両立できました。
読んでいただきありがとうございました。
リニーが亡くなり、もう二度と家族は迎えないと私も思いました。
当時お付き合いがあった方から｢悲しい気持ちは判るけど、新しい子と新しい関係を結ぶとその子との歴史を創っていくことができるよ」と。
それで前の子への思いが変わることはない、とも言ってくれました。
その方もリニーが亡くなる一年程前に同じ経験をし、同じ思いで暮らしている中で、新しい子を迎えて新しい絆と前の子への思いを持ち続けていたので、私を見かねて声かけしてくれたのでしょう。
新しい子が来ると前の子への愛情はうそだったのかと葛藤がある中で迎えたマイルス。ふたりへの愛情は両立できました。
M1-picさん
フォローありがとうございました😊
よろしくお願いします！
フォローありがとうございました😊
よろしくお願いします！
December 2, 2024 at 4:34 PM
M1-picさん
フォローありがとうございました😊
よろしくお願いします！
フォローありがとうございました😊
よろしくお願いします！
ゆき❆さん
フォローありがとうございます<m(__)m>
よろしくお願いします😊
フォローありがとうございます<m(__)m>
よろしくお願いします😊
December 1, 2024 at 11:08 PM
ゆき❆さん
フォローありがとうございます<m(__)m>
よろしくお願いします😊
フォローありがとうございます<m(__)m>
よろしくお願いします😊
お月さんさん おはようございます🌅
読んでいただきありがとうございます。
動物は好きですが、避けられないお別れの時を考えると
今からまた家族を迎えるのは二の足です。
とか言いながら、多分新しい家族がきたら
私が先にバイバイするはめになるでしょう😅
ワンちゃん猫ちゃんの寿命は最近飛躍的に延びているので
読んでいただきありがとうございます。
動物は好きですが、避けられないお別れの時を考えると
今からまた家族を迎えるのは二の足です。
とか言いながら、多分新しい家族がきたら
私が先にバイバイするはめになるでしょう😅
ワンちゃん猫ちゃんの寿命は最近飛躍的に延びているので
December 1, 2024 at 11:06 PM
お月さんさん おはようございます🌅
読んでいただきありがとうございます。
動物は好きですが、避けられないお別れの時を考えると
今からまた家族を迎えるのは二の足です。
とか言いながら、多分新しい家族がきたら
私が先にバイバイするはめになるでしょう😅
ワンちゃん猫ちゃんの寿命は最近飛躍的に延びているので
読んでいただきありがとうございます。
動物は好きですが、避けられないお別れの時を考えると
今からまた家族を迎えるのは二の足です。
とか言いながら、多分新しい家族がきたら
私が先にバイバイするはめになるでしょう😅
ワンちゃん猫ちゃんの寿命は最近飛躍的に延びているので
まあこれは現実に生きたお姉さんだったかもしれないが、同じフレーズを会話するくらいの大きさの声で何度も歌い回していた。
怖いという感覚はなかったが、生きていてもそうでなくても、誰も居そうにない場所と時間だからと言って、誰かに聞かれてはいまいと思い込むのはキケンだ。
この時はたまたま私に聞かれてしまい、そのことを今こうやってエッセイのネタにされている。
(以上)
怖いという感覚はなかったが、生きていてもそうでなくても、誰も居そうにない場所と時間だからと言って、誰かに聞かれてはいまいと思い込むのはキケンだ。
この時はたまたま私に聞かれてしまい、そのことを今こうやってエッセイのネタにされている。
(以上)
December 1, 2024 at 7:30 PM
まあこれは現実に生きたお姉さんだったかもしれないが、同じフレーズを会話するくらいの大きさの声で何度も歌い回していた。
怖いという感覚はなかったが、生きていてもそうでなくても、誰も居そうにない場所と時間だからと言って、誰かに聞かれてはいまいと思い込むのはキケンだ。
この時はたまたま私に聞かれてしまい、そのことを今こうやってエッセイのネタにされている。
(以上)
怖いという感覚はなかったが、生きていてもそうでなくても、誰も居そうにない場所と時間だからと言って、誰かに聞かれてはいまいと思い込むのはキケンだ。
この時はたまたま私に聞かれてしまい、そのことを今こうやってエッセイのネタにされている。
(以上)
途中で書いたようにオカルトにはまったく興味を持っていないが、しかしそういった存在はいないと否定するわけではない。
見えないものを否定してしまうのは客観的ではないと最近思うようになった。
検証不可能な物理の理論と同じで、観測できないからこの理論は間違っているとは言えないのと同じだ。
今日はこれ以上書かないが、一度だけ説明付けできない奇妙な体験をしたことがあるし、つい先日は深夜にも関わらず、家のすぐ横の真っ暗な農道で女性が歌っている声を聞いた。
(次ページに続く)
見えないものを否定してしまうのは客観的ではないと最近思うようになった。
検証不可能な物理の理論と同じで、観測できないからこの理論は間違っているとは言えないのと同じだ。
今日はこれ以上書かないが、一度だけ説明付けできない奇妙な体験をしたことがあるし、つい先日は深夜にも関わらず、家のすぐ横の真っ暗な農道で女性が歌っている声を聞いた。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:27 PM
途中で書いたようにオカルトにはまったく興味を持っていないが、しかしそういった存在はいないと否定するわけではない。
見えないものを否定してしまうのは客観的ではないと最近思うようになった。
検証不可能な物理の理論と同じで、観測できないからこの理論は間違っているとは言えないのと同じだ。
今日はこれ以上書かないが、一度だけ説明付けできない奇妙な体験をしたことがあるし、つい先日は深夜にも関わらず、家のすぐ横の真っ暗な農道で女性が歌っている声を聞いた。
(次ページに続く)
見えないものを否定してしまうのは客観的ではないと最近思うようになった。
検証不可能な物理の理論と同じで、観測できないからこの理論は間違っているとは言えないのと同じだ。
今日はこれ以上書かないが、一度だけ説明付けできない奇妙な体験をしたことがあるし、つい先日は深夜にも関わらず、家のすぐ横の真っ暗な農道で女性が歌っている声を聞いた。
(次ページに続く)
最近は気配を消しているが、リニーもマイルスも実体はなくなったものの、私たちには認識できない形で存在し続けているのだろうか。
リニー以前にも、うちにはいっしょに暮したワンちゃんたちがいたので、そんな子たちの何人かは今もうちに居てくれているかもしれない。
しかし、彼ら彼女らには私たちが見えても、こちらからは見ることができないので、無視されていると感じているのであろうか。そうであるなら心苦しい。
今度会えるとすれば、それは私があの子たちと同じ非実体となる存在になった時であろう。
もしこの世とオサラバしても、あの子たちがいる別の世があるとすれば、少し心休まることではある。
(次ページに続く)
リニー以前にも、うちにはいっしょに暮したワンちゃんたちがいたので、そんな子たちの何人かは今もうちに居てくれているかもしれない。
しかし、彼ら彼女らには私たちが見えても、こちらからは見ることができないので、無視されていると感じているのであろうか。そうであるなら心苦しい。
今度会えるとすれば、それは私があの子たちと同じ非実体となる存在になった時であろう。
もしこの世とオサラバしても、あの子たちがいる別の世があるとすれば、少し心休まることではある。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:24 PM
最近は気配を消しているが、リニーもマイルスも実体はなくなったものの、私たちには認識できない形で存在し続けているのだろうか。
リニー以前にも、うちにはいっしょに暮したワンちゃんたちがいたので、そんな子たちの何人かは今もうちに居てくれているかもしれない。
しかし、彼ら彼女らには私たちが見えても、こちらからは見ることができないので、無視されていると感じているのであろうか。そうであるなら心苦しい。
今度会えるとすれば、それは私があの子たちと同じ非実体となる存在になった時であろう。
もしこの世とオサラバしても、あの子たちがいる別の世があるとすれば、少し心休まることではある。
(次ページに続く)
リニー以前にも、うちにはいっしょに暮したワンちゃんたちがいたので、そんな子たちの何人かは今もうちに居てくれているかもしれない。
しかし、彼ら彼女らには私たちが見えても、こちらからは見ることができないので、無視されていると感じているのであろうか。そうであるなら心苦しい。
今度会えるとすれば、それは私があの子たちと同じ非実体となる存在になった時であろう。
もしこの世とオサラバしても、あの子たちがいる別の世があるとすれば、少し心休まることではある。
(次ページに続く)
その時もパウダー袋をいつものように振り始めると「アン、アン」とかすれた声がした。
振るのを止めて耳をすましたが何も聞こえない。そして再度振り始めるとまた「アン、アン」と今度は確実に聞こえた。
ワンちゃんと生活したことがある人ならわかると思うが「何？ それ何？」と興味を示す際、ワンちゃんはいつもと違う「見せて見せて」みたいな鳴き方をする。その時聞こえたのがちょうどマイルスのその声と同じような鳴き声だった。
食べることをしなくてもよくなったものの、やはり気になったのかもしれない。
(次ページに続く)
振るのを止めて耳をすましたが何も聞こえない。そして再度振り始めるとまた「アン、アン」と今度は確実に聞こえた。
ワンちゃんと生活したことがある人ならわかると思うが「何？ それ何？」と興味を示す際、ワンちゃんはいつもと違う「見せて見せて」みたいな鳴き方をする。その時聞こえたのがちょうどマイルスのその声と同じような鳴き声だった。
食べることをしなくてもよくなったものの、やはり気になったのかもしれない。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:22 PM
その時もパウダー袋をいつものように振り始めると「アン、アン」とかすれた声がした。
振るのを止めて耳をすましたが何も聞こえない。そして再度振り始めるとまた「アン、アン」と今度は確実に聞こえた。
ワンちゃんと生活したことがある人ならわかると思うが「何？ それ何？」と興味を示す際、ワンちゃんはいつもと違う「見せて見せて」みたいな鳴き方をする。その時聞こえたのがちょうどマイルスのその声と同じような鳴き声だった。
食べることをしなくてもよくなったものの、やはり気になったのかもしれない。
(次ページに続く)
振るのを止めて耳をすましたが何も聞こえない。そして再度振り始めるとまた「アン、アン」と今度は確実に聞こえた。
ワンちゃんと生活したことがある人ならわかると思うが「何？ それ何？」と興味を示す際、ワンちゃんはいつもと違う「見せて見せて」みたいな鳴き方をする。その時聞こえたのがちょうどマイルスのその声と同じような鳴き声だった。
食べることをしなくてもよくなったものの、やはり気になったのかもしれない。
(次ページに続く)
あまりにリアルな音だったので、実際は猫、たぬき、イタチなど本物の動物だったかもしれないが、猫はともかく、真昼間にたぬきは出てこないしイタチが人家に入ってくることもまずない。台所荒らしの被害も確認できなかった。永遠の謎だ。
最後は２０２１年の一月に見送ることになったマイルスの気配。
彼がいなくなって二か月くらいたった頃、私は夜中にインスタントラーメンを作っていた。
ラーメンスープの袋を開封する前、開けた時に上の方に残ったパウダーがこぼれ落ちないよう、かならず袋の上の方をつまんで振って、パウダーが開封口より下にいくようにする。
(次ページに続く)
最後は２０２１年の一月に見送ることになったマイルスの気配。
彼がいなくなって二か月くらいたった頃、私は夜中にインスタントラーメンを作っていた。
ラーメンスープの袋を開封する前、開けた時に上の方に残ったパウダーがこぼれ落ちないよう、かならず袋の上の方をつまんで振って、パウダーが開封口より下にいくようにする。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:21 PM
あまりにリアルな音だったので、実際は猫、たぬき、イタチなど本物の動物だったかもしれないが、猫はともかく、真昼間にたぬきは出てこないしイタチが人家に入ってくることもまずない。台所荒らしの被害も確認できなかった。永遠の謎だ。
最後は２０２１年の一月に見送ることになったマイルスの気配。
彼がいなくなって二か月くらいたった頃、私は夜中にインスタントラーメンを作っていた。
ラーメンスープの袋を開封する前、開けた時に上の方に残ったパウダーがこぼれ落ちないよう、かならず袋の上の方をつまんで振って、パウダーが開封口より下にいくようにする。
(次ページに続く)
最後は２０２１年の一月に見送ることになったマイルスの気配。
彼がいなくなって二か月くらいたった頃、私は夜中にインスタントラーメンを作っていた。
ラーメンスープの袋を開封する前、開けた時に上の方に残ったパウダーがこぼれ落ちないよう、かならず袋の上の方をつまんで振って、パウダーが開封口より下にいくようにする。
(次ページに続く)
現在も住んでいるこの家には、その当時も含めてこれまで一度も猫が家の中まで侵入したことはない。
一度だけ隣りの家にいたパグの子が走りこんできて、猛ダッシュで家中を走り回って出て行ったことはあるが、この頃にはパグ男くんはもういなかった。
ではあの音はなんだったのだろう。家人が留守をいいことに、リニーが久しぶりに家の中を自由に駆けまわっていたのかもしれない。これは私の聞いた「気配」である。
(次ページに続く)
一度だけ隣りの家にいたパグの子が走りこんできて、猛ダッシュで家中を走り回って出て行ったことはあるが、この頃にはパグ男くんはもういなかった。
ではあの音はなんだったのだろう。家人が留守をいいことに、リニーが久しぶりに家の中を自由に駆けまわっていたのかもしれない。これは私の聞いた「気配」である。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:20 PM
現在も住んでいるこの家には、その当時も含めてこれまで一度も猫が家の中まで侵入したことはない。
一度だけ隣りの家にいたパグの子が走りこんできて、猛ダッシュで家中を走り回って出て行ったことはあるが、この頃にはパグ男くんはもういなかった。
ではあの音はなんだったのだろう。家人が留守をいいことに、リニーが久しぶりに家の中を自由に駆けまわっていたのかもしれない。これは私の聞いた「気配」である。
(次ページに続く)
一度だけ隣りの家にいたパグの子が走りこんできて、猛ダッシュで家中を走り回って出て行ったことはあるが、この頃にはパグ男くんはもういなかった。
ではあの音はなんだったのだろう。家人が留守をいいことに、リニーが久しぶりに家の中を自由に駆けまわっていたのかもしれない。これは私の聞いた「気配」である。
(次ページに続く)
とにかくひとりで玄関を守っているマイルスは畳には上がれない状況。
夏だったので二階の部屋の窓は全開にしており、誰か外来者があれば音が聞こえる。
二階でパソコン作業をしていると、母屋の縁側と思われるあたりから「カツッカツッカツッ」と犬か猫が板の間を中速で歩くような爪音が聞こえた。
マイルスがどうにかして土間から上がり、家の中を物色していると思い、慌てて下に降りてみると彼はちゃんと土間に居て「どうしたん？」みたいな顔で私を見上げている。
縁側や各部屋を見回ってみてもノラ猫が上がりこんだ形跡はない。
(次ページに続く)
夏だったので二階の部屋の窓は全開にしており、誰か外来者があれば音が聞こえる。
二階でパソコン作業をしていると、母屋の縁側と思われるあたりから「カツッカツッカツッ」と犬か猫が板の間を中速で歩くような爪音が聞こえた。
マイルスがどうにかして土間から上がり、家の中を物色していると思い、慌てて下に降りてみると彼はちゃんと土間に居て「どうしたん？」みたいな顔で私を見上げている。
縁側や各部屋を見回ってみてもノラ猫が上がりこんだ形跡はない。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:18 PM
とにかくひとりで玄関を守っているマイルスは畳には上がれない状況。
夏だったので二階の部屋の窓は全開にしており、誰か外来者があれば音が聞こえる。
二階でパソコン作業をしていると、母屋の縁側と思われるあたりから「カツッカツッカツッ」と犬か猫が板の間を中速で歩くような爪音が聞こえた。
マイルスがどうにかして土間から上がり、家の中を物色していると思い、慌てて下に降りてみると彼はちゃんと土間に居て「どうしたん？」みたいな顔で私を見上げている。
縁側や各部屋を見回ってみてもノラ猫が上がりこんだ形跡はない。
(次ページに続く)
夏だったので二階の部屋の窓は全開にしており、誰か外来者があれば音が聞こえる。
二階でパソコン作業をしていると、母屋の縁側と思われるあたりから「カツッカツッカツッ」と犬か猫が板の間を中速で歩くような爪音が聞こえた。
マイルスがどうにかして土間から上がり、家の中を物色していると思い、慌てて下に降りてみると彼はちゃんと土間に居て「どうしたん？」みたいな顔で私を見上げている。
縁側や各部屋を見回ってみてもノラ猫が上がりこんだ形跡はない。
(次ページに続く)
リニーが見えない存在になって三か月後、知り合いの勧めで新しい家族を迎えることにした。
同じボストンテリアで、もうすぐ１歳の誕生日を迎える男の子。マイルスと名付ける。
リニーとは正反対の性格で元気過多、来た当初は何をしでかすかわからないため、しばらくの間、家人不在時は土間でお留守番の憂き目を見た。
その日、私以外は留守で母屋には誰もいない。私の部屋は別棟の二階にあり、どうしても終わらせなければならない仕事があって、母屋の留守番はマイルスに任された。留守番と言うより居留守番が正確な役割だったかもしれない。
(次ページに続く)
同じボストンテリアで、もうすぐ１歳の誕生日を迎える男の子。マイルスと名付ける。
リニーとは正反対の性格で元気過多、来た当初は何をしでかすかわからないため、しばらくの間、家人不在時は土間でお留守番の憂き目を見た。
その日、私以外は留守で母屋には誰もいない。私の部屋は別棟の二階にあり、どうしても終わらせなければならない仕事があって、母屋の留守番はマイルスに任された。留守番と言うより居留守番が正確な役割だったかもしれない。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:16 PM
リニーが見えない存在になって三か月後、知り合いの勧めで新しい家族を迎えることにした。
同じボストンテリアで、もうすぐ１歳の誕生日を迎える男の子。マイルスと名付ける。
リニーとは正反対の性格で元気過多、来た当初は何をしでかすかわからないため、しばらくの間、家人不在時は土間でお留守番の憂き目を見た。
その日、私以外は留守で母屋には誰もいない。私の部屋は別棟の二階にあり、どうしても終わらせなければならない仕事があって、母屋の留守番はマイルスに任された。留守番と言うより居留守番が正確な役割だったかもしれない。
(次ページに続く)
同じボストンテリアで、もうすぐ１歳の誕生日を迎える男の子。マイルスと名付ける。
リニーとは正反対の性格で元気過多、来た当初は何をしでかすかわからないため、しばらくの間、家人不在時は土間でお留守番の憂き目を見た。
その日、私以外は留守で母屋には誰もいない。私の部屋は別棟の二階にあり、どうしても終わらせなければならない仕事があって、母屋の留守番はマイルスに任された。留守番と言うより居留守番が正確な役割だったかもしれない。
(次ページに続く)
親戚は状況がわからないので別として、家人３人は
「リニーだ」
と思った。思っただけではなく口に出して言った。
前に書いた通り、お客さんが来ると喜んで仲間に入りたがったので、この時も多分そんな気持ちで、彼女の姿が見えない私たちに存在を示したのかもしれない。
うちは家族全員、オカルトや心霊現象に懐疑的であるが、この時は疑うことなくリニーの気配を認識した。
(次ページに続く)
「リニーだ」
と思った。思っただけではなく口に出して言った。
前に書いた通り、お客さんが来ると喜んで仲間に入りたがったので、この時も多分そんな気持ちで、彼女の姿が見えない私たちに存在を示したのかもしれない。
うちは家族全員、オカルトや心霊現象に懐疑的であるが、この時は疑うことなくリニーの気配を認識した。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:15 PM
親戚は状況がわからないので別として、家人３人は
「リニーだ」
と思った。思っただけではなく口に出して言った。
前に書いた通り、お客さんが来ると喜んで仲間に入りたがったので、この時も多分そんな気持ちで、彼女の姿が見えない私たちに存在を示したのかもしれない。
うちは家族全員、オカルトや心霊現象に懐疑的であるが、この時は疑うことなくリニーの気配を認識した。
(次ページに続く)
「リニーだ」
と思った。思っただけではなく口に出して言った。
前に書いた通り、お客さんが来ると喜んで仲間に入りたがったので、この時も多分そんな気持ちで、彼女の姿が見えない私たちに存在を示したのかもしれない。
うちは家族全員、オカルトや心霊現象に懐疑的であるが、この時は疑うことなくリニーの気配を認識した。
(次ページに続く)
エアコンは運転していないし、冬だったので窓も開けていない。すき間風は入ってこないから空気の動きで揺れたとは考えられない。
ストーブがついていたので、それから発生する上昇流が回ったとも考えられるが、であればストーブと反対側にあるそのカーテンは下降流にさらされるので、上から下方向に揺れが伝わるだろう。そんな動きではなく、横になびくようなうねり。
今もそうだが、うちはずっとストーブ派。冬場の在宅中は常時ストーブがついている。ストーブ稼働中にそれが元でカーテンが揺れたことはこれまでない。
誰かがカーテンに触れて揺れているとその場にいた人間はみな思ったに違いない。
(次ページに続く)
ストーブがついていたので、それから発生する上昇流が回ったとも考えられるが、であればストーブと反対側にあるそのカーテンは下降流にさらされるので、上から下方向に揺れが伝わるだろう。そんな動きではなく、横になびくようなうねり。
今もそうだが、うちはずっとストーブ派。冬場の在宅中は常時ストーブがついている。ストーブ稼働中にそれが元でカーテンが揺れたことはこれまでない。
誰かがカーテンに触れて揺れているとその場にいた人間はみな思ったに違いない。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:13 PM
エアコンは運転していないし、冬だったので窓も開けていない。すき間風は入ってこないから空気の動きで揺れたとは考えられない。
ストーブがついていたので、それから発生する上昇流が回ったとも考えられるが、であればストーブと反対側にあるそのカーテンは下降流にさらされるので、上から下方向に揺れが伝わるだろう。そんな動きではなく、横になびくようなうねり。
今もそうだが、うちはずっとストーブ派。冬場の在宅中は常時ストーブがついている。ストーブ稼働中にそれが元でカーテンが揺れたことはこれまでない。
誰かがカーテンに触れて揺れているとその場にいた人間はみな思ったに違いない。
(次ページに続く)
ストーブがついていたので、それから発生する上昇流が回ったとも考えられるが、であればストーブと反対側にあるそのカーテンは下降流にさらされるので、上から下方向に揺れが伝わるだろう。そんな動きではなく、横になびくようなうねり。
今もそうだが、うちはずっとストーブ派。冬場の在宅中は常時ストーブがついている。ストーブ稼働中にそれが元でカーテンが揺れたことはこれまでない。
誰かがカーテンに触れて揺れているとその場にいた人間はみな思ったに違いない。
(次ページに続く)
来客があると地味に喜ぶタイプ。飛びついたり舐めついたりするでもなく、お客さんの座っている隣りににじり寄ってくっついて寝るのが彼女なりの歓迎の仕方。
手のかからないお利口さんの娘だった。
２０１０年３月、惜しくも私たちと時を異にすることに。
彼女がいなくなってしばらくたったある日、親戚が用事で我が家に来ていた時のこと。
居間に私と両親、それに親戚の４人が座って会話をしていると、部屋のカーテンがゆるりと動いている。
(次ページに続く)
手のかからないお利口さんの娘だった。
２０１０年３月、惜しくも私たちと時を異にすることに。
彼女がいなくなってしばらくたったある日、親戚が用事で我が家に来ていた時のこと。
居間に私と両親、それに親戚の４人が座って会話をしていると、部屋のカーテンがゆるりと動いている。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:12 PM
来客があると地味に喜ぶタイプ。飛びついたり舐めついたりするでもなく、お客さんの座っている隣りににじり寄ってくっついて寝るのが彼女なりの歓迎の仕方。
手のかからないお利口さんの娘だった。
２０１０年３月、惜しくも私たちと時を異にすることに。
彼女がいなくなってしばらくたったある日、親戚が用事で我が家に来ていた時のこと。
居間に私と両親、それに親戚の４人が座って会話をしていると、部屋のカーテンがゆるりと動いている。
(次ページに続く)
手のかからないお利口さんの娘だった。
２０１０年３月、惜しくも私たちと時を異にすることに。
彼女がいなくなってしばらくたったある日、親戚が用事で我が家に来ていた時のこと。
居間に私と両親、それに親戚の４人が座って会話をしていると、部屋のカーテンがゆるりと動いている。
(次ページに続く)
先代のボストンテリアの女の子、リニーが生後３か月の頃、私と両親の親子三人が暮らす家に、家族のひとりとして加わり、以降１３年間、私たちと生活を共にした。
ボステリにしては地味な性格で、あまり家から出たがらず、散歩に連れて出てもリードなしでついてきて、途中でキビスを返して一人とっとと帰路につくような子だった。
ただ、玄関からピンポーンが聞こえると凄い勢いで走りだして「どちらさんですかー」と吠えて訊ねる癖はあった。
(次ページに続く)
ボステリにしては地味な性格で、あまり家から出たがらず、散歩に連れて出てもリードなしでついてきて、途中でキビスを返して一人とっとと帰路につくような子だった。
ただ、玄関からピンポーンが聞こえると凄い勢いで走りだして「どちらさんですかー」と吠えて訊ねる癖はあった。
(次ページに続く)
December 1, 2024 at 7:10 PM
先代のボストンテリアの女の子、リニーが生後３か月の頃、私と両親の親子三人が暮らす家に、家族のひとりとして加わり、以降１３年間、私たちと生活を共にした。
ボステリにしては地味な性格で、あまり家から出たがらず、散歩に連れて出てもリードなしでついてきて、途中でキビスを返して一人とっとと帰路につくような子だった。
ただ、玄関からピンポーンが聞こえると凄い勢いで走りだして「どちらさんですかー」と吠えて訊ねる癖はあった。
(次ページに続く)
ボステリにしては地味な性格で、あまり家から出たがらず、散歩に連れて出てもリードなしでついてきて、途中でキビスを返して一人とっとと帰路につくような子だった。
ただ、玄関からピンポーンが聞こえると凄い勢いで走りだして「どちらさんですかー」と吠えて訊ねる癖はあった。
(次ページに続く)
確かこの「２」は小学生か中学の頃、劇場で観た記憶がある。
アクション少な目の頭脳戦要素が多いこの作品、当時はあまり印象に残らなかった。が、現在は一作目よりこちらの方を面白く見ることができる。
余談だが、マルセイユの角打ちシーンで、ポパイ刑事と意気投合する店主の男性が、元大関の琴欧州にそっくり。そしてこの頃のジーン・ハックマンは元大関魁皇そっくり。
大相撲ファンにも一見をお勧めできる作品です。
(以上)
アクション少な目の頭脳戦要素が多いこの作品、当時はあまり印象に残らなかった。が、現在は一作目よりこちらの方を面白く見ることができる。
余談だが、マルセイユの角打ちシーンで、ポパイ刑事と意気投合する店主の男性が、元大関の琴欧州にそっくり。そしてこの頃のジーン・ハックマンは元大関魁皇そっくり。
大相撲ファンにも一見をお勧めできる作品です。
(以上)
November 30, 2024 at 4:52 PM
確かこの「２」は小学生か中学の頃、劇場で観た記憶がある。
アクション少な目の頭脳戦要素が多いこの作品、当時はあまり印象に残らなかった。が、現在は一作目よりこちらの方を面白く見ることができる。
余談だが、マルセイユの角打ちシーンで、ポパイ刑事と意気投合する店主の男性が、元大関の琴欧州にそっくり。そしてこの頃のジーン・ハックマンは元大関魁皇そっくり。
大相撲ファンにも一見をお勧めできる作品です。
(以上)
アクション少な目の頭脳戦要素が多いこの作品、当時はあまり印象に残らなかった。が、現在は一作目よりこちらの方を面白く見ることができる。
余談だが、マルセイユの角打ちシーンで、ポパイ刑事と意気投合する店主の男性が、元大関の琴欧州にそっくり。そしてこの頃のジーン・ハックマンは元大関魁皇そっくり。
大相撲ファンにも一見をお勧めできる作品です。
(以上)
この名作の続編が「フレンチ・コネクション２」として１９７５年に公開された。
前作で捕まえられなかった麻薬組織の大物を追って、ポパイ刑事がフランスのマルセイユに飛ぶ。
ポパイ本人には知らされていないが、彼は囮として派遣され、計画通り？に組織に捕らえられた。
ポパイは連日ヘロインを打ち込まれ、ヘロイン中毒者に仕立て上げられる。
その後、なんとか組織の手を逃れたポパイのリベンジが過激に始まる。あとはブルーレイかＤＶＤでご覧ください。
(次ページへ)
前作で捕まえられなかった麻薬組織の大物を追って、ポパイ刑事がフランスのマルセイユに飛ぶ。
ポパイ本人には知らされていないが、彼は囮として派遣され、計画通り？に組織に捕らえられた。
ポパイは連日ヘロインを打ち込まれ、ヘロイン中毒者に仕立て上げられる。
その後、なんとか組織の手を逃れたポパイのリベンジが過激に始まる。あとはブルーレイかＤＶＤでご覧ください。
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November 30, 2024 at 4:52 PM
この名作の続編が「フレンチ・コネクション２」として１９７５年に公開された。
前作で捕まえられなかった麻薬組織の大物を追って、ポパイ刑事がフランスのマルセイユに飛ぶ。
ポパイ本人には知らされていないが、彼は囮として派遣され、計画通り？に組織に捕らえられた。
ポパイは連日ヘロインを打ち込まれ、ヘロイン中毒者に仕立て上げられる。
その後、なんとか組織の手を逃れたポパイのリベンジが過激に始まる。あとはブルーレイかＤＶＤでご覧ください。
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前作で捕まえられなかった麻薬組織の大物を追って、ポパイ刑事がフランスのマルセイユに飛ぶ。
ポパイ本人には知らされていないが、彼は囮として派遣され、計画通り？に組織に捕らえられた。
ポパイは連日ヘロインを打ち込まれ、ヘロイン中毒者に仕立て上げられる。
その後、なんとか組織の手を逃れたポパイのリベンジが過激に始まる。あとはブルーレイかＤＶＤでご覧ください。
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諦めかけた時、車両重量の矛盾にポパイ刑事（ジーン・ハックマン）の相棒、クラウディ（ロイ・シャイダー）が気づく。検査官にその点をつくと彼は「ロッカーパネル以外は全て調べた！」と返す。
ポパイは「なんだよそのロッカーパネルってやつはっ！」と喰いつく。
結果、そのロッカーパネルを開けて大量のヘロインが見つかった。
私が納得いかないのはそのロッカーパネルの場所。ドアの踏み板みたいなもので、誰でも目につき「まずそこから開けて調べるだろう」みたいな部位。
いつもこのロッカー・パネルのシーンで白ける。だがそれ以外は間違いなく第一級の映画。
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ポパイは「なんだよそのロッカーパネルってやつはっ！」と喰いつく。
結果、そのロッカーパネルを開けて大量のヘロインが見つかった。
私が納得いかないのはそのロッカーパネルの場所。ドアの踏み板みたいなもので、誰でも目につき「まずそこから開けて調べるだろう」みたいな部位。
いつもこのロッカー・パネルのシーンで白ける。だがそれ以外は間違いなく第一級の映画。
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November 30, 2024 at 4:51 PM
諦めかけた時、車両重量の矛盾にポパイ刑事（ジーン・ハックマン）の相棒、クラウディ（ロイ・シャイダー）が気づく。検査官にその点をつくと彼は「ロッカーパネル以外は全て調べた！」と返す。
ポパイは「なんだよそのロッカーパネルってやつはっ！」と喰いつく。
結果、そのロッカーパネルを開けて大量のヘロインが見つかった。
私が納得いかないのはそのロッカーパネルの場所。ドアの踏み板みたいなもので、誰でも目につき「まずそこから開けて調べるだろう」みたいな部位。
いつもこのロッカー・パネルのシーンで白ける。だがそれ以外は間違いなく第一級の映画。
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ポパイは「なんだよそのロッカーパネルってやつはっ！」と喰いつく。
結果、そのロッカーパネルを開けて大量のヘロインが見つかった。
私が納得いかないのはそのロッカーパネルの場所。ドアの踏み板みたいなもので、誰でも目につき「まずそこから開けて調べるだろう」みたいな部位。
いつもこのロッカー・パネルのシーンで白ける。だがそれ以外は間違いなく第一級の映画。
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