端的に言って羨ましかったね、あの父親が

民主主義体制と専政的権威主義体制の対立というパースで世界を切り取る論法はすでに失効している。

欧米によって喧伝される中国脅威論、香港ウイグルの弾圧なるものの虚構性は次第に明らかにされつつあり、NEDやUSAID、オープンソサエティ等によるメディア介入を陰謀論だと断定することはもうできなくなった。情報統制における中西の差異は、すでに主体が政府か巨大資本かという程度の違いしかなくなってきている

「中国は権威主義的専政政権、我々は民主主義体制」という区割りでは、この数年の情勢をあまり説明できなくなっている。例えば、政府による情報統制やSNSコントロールはかつて前者の特徴とされてきたが、今ではそうなっていない