20↑ FGO WUG ポポロクロイス ムーミン 小川糸 local bus 映画漫画小説いっぱい好き。ネタバレやらかしマン 只今ゲ謎沼に
一応父水 鬼水
一応父水 鬼水
会社もまだまだ辞める気ないから森へ行く気もない
会社もまだまだ辞める気ないから森へ行く気もない
しかしこうして目の前の💧のたらしっぷりを目の当たりにして、やっと💧を放っておいてはいけない!と気付く👻親子。
兎に角同居だ‼︎と💧をゲゲゲハウスに来ないかと誘うが「仕事はどうするんだ」と断られてしまう。
それから週一、ニ程度で💧宅に顔を出すようになるがその度にマーキングは上書きされ、貢物が増えているのを見て何としても💧をゲゲゲハウスに連れて行かねば‼︎と思う👁️ともう出戻りしようかな…と考えている👹
しかしこうして目の前の💧のたらしっぷりを目の当たりにして、やっと💧を放っておいてはいけない!と気付く👻親子。
兎に角同居だ‼︎と💧をゲゲゲハウスに来ないかと誘うが「仕事はどうするんだ」と断られてしまう。
それから週一、ニ程度で💧宅に顔を出すようになるがその度にマーキングは上書きされ、貢物が増えているのを見て何としても💧をゲゲゲハウスに連れて行かねば‼︎と思う👁️ともう出戻りしようかな…と考えている👹
更には家に戻ってきて久々の親子3人で談笑しているのにひっきりなしに💧目当ての妖怪、人間が立ち替わりやって来ては土産と称して高価な物や珍しい物を置いていく。
💧はそんな妖怪、人間達に慣れた態度で愛想を振り撒くばかり!
👻親子は同居中💧からの愛をしっかり感じていたので家を出て行く際も💧が寂しがっているのを分かりつつも「愛いの〜!すぐ戻ってくるからの!」くらいにしか考えておらず(妖怪換算だと数年はすぐ)、
更には家に戻ってきて久々の親子3人で談笑しているのにひっきりなしに💧目当ての妖怪、人間が立ち替わりやって来ては土産と称して高価な物や珍しい物を置いていく。
💧はそんな妖怪、人間達に慣れた態度で愛想を振り撒くばかり!
👻親子は同居中💧からの愛をしっかり感じていたので家を出て行く際も💧が寂しがっているのを分かりつつも「愛いの〜!すぐ戻ってくるからの!」くらいにしか考えておらず(妖怪換算だと数年はすぐ)、
👁️はそれを必死に抑えつけてお前は違う、あ奴らとは違う…って説く訳ですがそこでこの💧にとって自分は👨と同じか…と気付いてしまい、💧を抑えながら自分も泣いてしまう
👁️はそれを必死に抑えつけてお前は違う、あ奴らとは違う…って説く訳ですがそこでこの💧にとって自分は👨と同じか…と気付いてしまい、💧を抑えながら自分も泣いてしまう
しかしある👁️に手酷く暴かれた夜、💧は気絶から目を覚ますと自分のスマホに母が入院している病院から連絡があったことに気付く。
慌てて折り返すと母は急変し、亡くなってしまったと言われる。
👁️はそこでやっと💧が母の為にp活をしていたと気付くが💧はその瞬間心の支えがポッキリと折れてしまった。
電話が💧の手から滑り落ち、💧は笑い出す。次の瞬間にはもう💧は人間性を失ってしまい只薄く笑うだけの生ける人形になってしまった。
👁️はもっと早く💧に寄り添っていへば違ったのかも知れないと思いつつ物言わぬ💧をお世話をする世界
しかしある👁️に手酷く暴かれた夜、💧は気絶から目を覚ますと自分のスマホに母が入院している病院から連絡があったことに気付く。
慌てて折り返すと母は急変し、亡くなってしまったと言われる。
👁️はそこでやっと💧が母の為にp活をしていたと気付くが💧はその瞬間心の支えがポッキリと折れてしまった。
電話が💧の手から滑り落ち、💧は笑い出す。次の瞬間にはもう💧は人間性を失ってしまい只薄く笑うだけの生ける人形になってしまった。
👁️はもっと早く💧に寄り添っていへば違ったのかも知れないと思いつつ物言わぬ💧をお世話をする世界
💧の味だった‼︎と泣きながら食べ進めた。
ホットケーキを食べていたのは💧との思い出を忘れたくなかったからだ。💧が作ってくれたあのフワフワの幸せの味を忘れたくなかった。でも、👁️も👹ももう自分たちは本当は💧のホットケーキの味なんて覚えてないんじゃないかと何処かで考えていた。最早💧のホットケーキを最後に食べたのは何十年も前だったからだ。でも2人は一口食べただけで、このホットケーキは💧のホットケーキだと分かった。
2人が涙とシロップで顔中ベタベタになっているのを見た店主はサービスのメロンソーダの他に手拭いを持って席へと歩いて行った。
💧の味だった‼︎と泣きながら食べ進めた。
ホットケーキを食べていたのは💧との思い出を忘れたくなかったからだ。💧が作ってくれたあのフワフワの幸せの味を忘れたくなかった。でも、👁️も👹ももう自分たちは本当は💧のホットケーキの味なんて覚えてないんじゃないかと何処かで考えていた。最早💧のホットケーキを最後に食べたのは何十年も前だったからだ。でも2人は一口食べただけで、このホットケーキは💧のホットケーキだと分かった。
2人が涙とシロップで顔中ベタベタになっているのを見た店主はサービスのメロンソーダの他に手拭いを持って席へと歩いて行った。
2人が💧の墓に手を合わせて、帰りにホットケーキを食べようと街の喫茶店に入った。
最近のお店は派手で、入りにくい店が増えたけれど今日のお店は昔ながらの雰囲気で落ち着くなと2人は思った。
そしていつも通りホットケーキを2つ頼んだ。暫くして机に置かれたホットケーキは昔ながらのバターが一欠片乗ったホットケーキで、これまた2人はホッとしながら運ばれた皿に手をつけ始めた。
いつもホットケーキは美味しい。温かくて良い匂いで、💧が作ってくれたホットケーキを思い出す。でも、いくら美味しくても💧のホットケーキとは全く別物だった。
だが、今回のホットケーキは知っている味だった。
2人が💧の墓に手を合わせて、帰りにホットケーキを食べようと街の喫茶店に入った。
最近のお店は派手で、入りにくい店が増えたけれど今日のお店は昔ながらの雰囲気で落ち着くなと2人は思った。
そしていつも通りホットケーキを2つ頼んだ。暫くして机に置かれたホットケーキは昔ながらのバターが一欠片乗ったホットケーキで、これまた2人はホッとしながら運ばれた皿に手をつけ始めた。
いつもホットケーキは美味しい。温かくて良い匂いで、💧が作ってくれたホットケーキを思い出す。でも、いくら美味しくても💧のホットケーキとは全く別物だった。
だが、今回のホットケーキは知っている味だった。
💧の魂は最早洗われ、転生を待つばかりだが現世の肉体であった骨がまだ土に還っていないと言うのは可哀想だ。2人は名残惜しいが骨を手放す事にした。🪨の墓の隣に💧の墓を作った。👹と💧が出会った場所でゆっくりと眠って欲しかったのだ。
それから、💧が遺した貯金は偶に喫茶店に入ってホットケーキを食べる時に使う様になった。どのホットケーキも美味しかったが、2人とも💧が作ってくれたホットケーキが1番だな、と思いながら食べた。
💧の魂は最早洗われ、転生を待つばかりだが現世の肉体であった骨がまだ土に還っていないと言うのは可哀想だ。2人は名残惜しいが骨を手放す事にした。🪨の墓の隣に💧の墓を作った。👹と💧が出会った場所でゆっくりと眠って欲しかったのだ。
それから、💧が遺した貯金は偶に喫茶店に入ってホットケーキを食べる時に使う様になった。どのホットケーキも美味しかったが、2人とも💧が作ってくれたホットケーキが1番だな、と思いながら食べた。
👁️と👹は森へと帰り、自分達の家で💧の遺した骨と通帳を前に呆然とするしかなかった。
4ヶ月ほど経った頃、2人は正気に戻り地獄へと走った。しかし既に💧の地獄の裁判は終わっており、罪の精算も終わって転生を待つばかりだと閻魔大王は言う。
2人は💧に対していつも遅かった。
それに気付いて2人は大声で泣き始めた。💧が亡くなってから初めて流す涙だった。
👁️と👹は森へと帰り、自分達の家で💧の遺した骨と通帳を前に呆然とするしかなかった。
4ヶ月ほど経った頃、2人は正気に戻り地獄へと走った。しかし既に💧の地獄の裁判は終わっており、罪の精算も終わって転生を待つばかりだと閻魔大王は言う。
2人は💧に対していつも遅かった。
それに気付いて2人は大声で泣き始めた。💧が亡くなってから初めて流す涙だった。
ホスピスの💧の部屋にはもう何もない。家族が居ないからと早々に荷物は処分された。元より荷物は少なかったから早く終わったと後から職員に言われた。
ホスピスからふらふらとそして職員に声をかけられる。もしかして👹と👁️かと。頷くと数少ない遺品だと👹名義の通帳が渡された。
「💧さんからもし、👁️と👹と名乗る人が来たらこれを渡してほしいと言われていた、貴方達が御見舞いに来るようになって途中からもしかしたら貴方達がそうなのかと思っていたが言い出せなかった」と。
通帳にはこれから数十年は困らない程の金額が記されていた。
ホスピスの💧の部屋にはもう何もない。家族が居ないからと早々に荷物は処分された。元より荷物は少なかったから早く終わったと後から職員に言われた。
ホスピスからふらふらとそして職員に声をかけられる。もしかして👹と👁️かと。頷くと数少ない遺品だと👹名義の通帳が渡された。
「💧さんからもし、👁️と👹と名乗る人が来たらこれを渡してほしいと言われていた、貴方達が御見舞いに来るようになって途中からもしかしたら貴方達がそうなのかと思っていたが言い出せなかった」と。
通帳にはこれから数十年は困らない程の金額が記されていた。
何処かで自分達を思い出そうとしているかのような仕草に2人はいつか自分達を思い出してくれるのでは、と希望を抱き始めていた時に💧は逝った。
何処かで自分達を思い出そうとしているかのような仕草に2人はいつか自分達を思い出してくれるのでは、と希望を抱き始めていた時に💧は逝った。
👁️と👹は何も言えずに下を向いて聞いているしかなかった。
💧「腕ももう満足に上がらん、自分の頭が馬鹿になっちまったのも分かっている、見た目だって老いぼれてしまった…きっともう2人も俺に会っても俺だとは分からんだろう…」
ハッと👁️と👹が顔を上げると💧は悲しげに顔を伏せていた。
👁️と👹は何も言えずに下を向いて聞いているしかなかった。
💧「腕ももう満足に上がらん、自分の頭が馬鹿になっちまったのも分かっている、見た目だって老いぼれてしまった…きっともう2人も俺に会っても俺だとは分からんだろう…」
ハッと👁️と👹が顔を上げると💧は悲しげに顔を伏せていた。