とうやっていう太陽がいないと輝けないんじゃなくて、あいつの温かさをあいつ自身に教えこまされて逃げたくても逃げれないぐらい抱きしめられているんだよな
それがあんまりにも嬉しくて、つい抱きしめ返してしまって…
とーやが自分を手放さないことを分かっていてあいつの懐にいてる。
でもきっと自分は離れようとしてしまうから離れようと足を動かそうとした瞬間、抱きしめられていて動けなかった朽ち海が、びっくりしたんだよな。本当に。
分かってたのにやられると思っていなかったから、自分にびっくりしたんだろうな。まさか、自分が、逃げようとしなかったんだってことに
とーやに抱きしめられる度に思うんだろな、ここにいたいって