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作品にいいねをして過ごしています。いつもありがとうございます。
当方、絵は描けないタイプの人間ですか、想像は言語化ならできます。
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わたしは多分、街のモブと彼らとのやりとりを想像するタイプのナニカなんだと思う。
December 26, 2025 at 5:30 AM
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#pkmnプラス （4/5）
舞台としてmarを、人物としてkrsb想定で拝借しています。ネームレス♀がいます。R18Gの注意喚起をしたほうがいいのかもと思う内容です。
ページメーカーさんからの直接投稿を試したくて。 #新書ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/shinsho.php
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@846u1 / あめふり」と記載されています。 以下は本文の内容です。 その日、街には雨が降っていた。心もとない街灯の隙間を歩き、なかなか付かないライターに苛立ちながら煙草を噛む。運河に沿う遊歩道、橋の下でようやく煙草に火がついた。深く吸い込み、吐き出す。そのまま橋の下、遊歩道の柵に寄りかかり煙草を燻らす。時間をかけて煙草を楽しみながら暗がりを眺めると、そこにいた子供が警戒する猫のようにこちらを凝視していた。 「ああ…追い出したりしねぇよ、ガキ」 「うるせぇババア」 「雨宿りのお姉さん相手にイキってんじゃないよ、クソガキ」 １本を時間をかけて味わう。その吸い殻を運河に投げると女は子供に何も言わずに場を去る。子供はじっと女の背を見ている。 翌日、雨は止んでいた。昨日のガキは橋の下の暗がりにはいなかった。気が向いて行けば、雨の降る日にあのガキはそこにいるらしいと知った。まぁそれはそうだろう。雨をしのぐのに必要な場所もあれば、煙草を吸うのに必要な場所もある。ただそれが雨降りの日だけ一致するだけだろう。 その日の客は、菓子と珈琲の入った紙袋を残して部屋を出て行った。のろのろと身支度を整え、それを持って部屋を出る。口の中は切れている。血の味の菓子と珈琲を味わう気になれず、ただ煙草が吸いたかった。外に出れば雨が降っている。珈琲はほんのり温かい。向かったいつもの場所にはガキがいた。 「なぁ、ガキ」 警戒を隠さない態度に、口元が緩む。 「２本吸わせてほしいから、お前にやるよ」 紙袋を見せる。中身が食べ物と飲み物と言えば、警戒しつつも近寄り手を伸ばしてきた。手の上に落として やる。子供は受け取るとそのまま女の手が届かない位置まで下がり、袋の中身を見て目を輝かせた。警戒していなければまだまだ幼いと言っても差し支えのない子供だった。子供が菓子をほおばる。 「物もらったときは何て言うか知ってるか？」 「知ってる。でもオレかて場所を貸してやってるさかいトントンやろ」 １本目が吸い終わり、運河に落ちる。２本目に火をつけると、子供が珈琲の香りを確かめて、口に運んでいた。顔をしかめるので「ガキにはまだ早いか」と笑って言えば「これくらい飲んだるわ」と言い返してくる。この辺では聞かない言葉遣いに、よそから来た子供が流れ着くのは珍しいと思う。 「お前、親は？」「おらん」 雨降りの深夜、子供がひとり外にいるのだから聞くまでもないことだなと思う。２本目の吸い殻を運河に投げて手を振る。少し離れて振り返れば子供は暗がりに戻っていた。 雨が降り続いていた。雨が降っていても客があればいかなければいけない。その日の客はチップを置いて行った。現金が手元に来るのは珍しい。客を取った後はタバコが吸いたくなる。行く場所はひとつだった。 暗がりにガキがいる気配はする。あいさつ代わりに声をかけるが返事がない。煙草に火をつけ、ガキの定位置の暗がりに近づくとポケモンが出てきた。最近ガキが連れていたポケモンで、確か「フシデ」。呼んだわけではないが返事をするように鳴く。ガキの様子もおかしいがポケモンの様子もおかしい。ガキに触れると燃えるように熱かった。 舌打ちが出る。半分以上残っている煙草を消すと着ていたコートをガキにかけ抱え上げる。女が抱え上げられるほどガキは軽かった。「お前も来るならおいで」と連れのポケモンに声をかける。頼る場所はそこまで 多くないが定期的に身体を診てくれる医者に連れて行った。 医者に手持ちの現金を渡し「これでできるだけ面倒を見てほしい」と頼む。医者は首に手形がついた女を見た後、子供、現金の順に視線を移し頷いた。 次に客を取る前に医者の所に行った。子供はきれいにしてもらったらしくさっぱりとし、服も古着であったが新しいものを着ていた。医者のところではポケモンはそばに居れないらしく、ふたりは庭先にいた。患者となった子供がポケモンと一緒にいると言い出したが現金を受け取った手前看護を放りだすこともできず、医者が妥協したらしい。 「ありがとうございました」 「お前、意外と整った顔してるんだな」 ちゃんと礼が言えるんだなという言葉の前に感想が出た。子供は嫌そうな顔をする。医者にかかった費用について時間がかかっても返すと主張する子供に代替え案として「たまにでいいから雨の日にあの橋の下で雑談に付き合え」と頼む。お金は別に欲しくなかった。他愛のない話をする相手がいたらいいなと思った。子供は不承不承といった様子で頷いた。 いつ行くとは言わないが、客を取った日に雨が降れば、１本の煙草を吸う場所で子供といろいろな話をした。 「海が見てみたいんだよ」 「そんなん、見に行ったらええやん」 「気軽に言うねぇ。大人にはしがらみってのがあるんだよ」 吸い終わった煙草を投げ捨てる。 「セゾン運河の水だっていつか海にたどり着くだろ？先に行ってどんなだったか教えてほしいんだよ」 雨の日に殴るような客を避けるようになったことが目 立ったのだろう。その日は客と別れた後、仲介人がいた。 「お前が雨の日に会ってるガキ、磨けば光りそうだな」 「馬鹿な事いうな、あのガキは男だよ」 「そうか、まぁ今の時代、男でも売れるからな」 家で待つ親は女が殴られて帰れば猫なで声でかわいがり、殴られていなければ冷たかった。きっと、親の手元に来る金に差があったのだろう。親と客と仲介人に囲われて過ごす日々で煙草１本分の子供との雑談は、他ではできない息抜きだった。 もう、潮時だと思った。 その日、雨は降っていなかった。街灯よりも月明かりのほうが明るい。橋の下で風を避けようとフシデを抱いたまま歩く。 橋の欄干に女が掛けていた。「よぉ」という声がくぐもって聞こえる。みれば首や腕に包帯を巻かれ片目を眼帯で隠し頬は腫れている。月明かりの下、痛ましい外見に関わらず穏やか微笑む女は駆け寄ってきた子供に声をかけた。 「お別れを言いに来た」 突然の言葉にフシデを抱く腕に力が入る。 「なんで」 「ここから先、お前はしばらくこの橋の下に来ないほうがいい。お前も売られる。女を買う人間なんて碌なもんじゃないが、男や子供を買う人間だって碌なもんじゃないだろ」 お前がそれでもいいと思うならとめないけど、と言葉が続く。 「あたしは生きるために親と同じように売った。あの時、ほかの方法なんて知らなかった。でもお前は違う。親がいないから自分で全部選べる、選ばなきゃいけないのは大変だろうけど、自由なんだ。親がいないお前
December 26, 2025 at 5:26 AM
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とりあえずアカウントを取得。基本は眺める用になりそうですね。
December 24, 2025 at 10:28 PM