どうしてだろう。
僕らは何を間違えたんだろう。
今日もまた君のいない1日が始まる
どうしてだろう。
僕らは何を間違えたんだろう。
今日もまた君のいない1日が始まる
毎度毎度なんなんだ。イラついた様子を隠さずぶつけてくる万に笑みを返す。こんな反応は毎度のことで、いちいち凹んでたらきりが無い。
「いいでしょ、何度だって言いたいんだから」
開き直って言い返すとますます顰められる顔。
その唇が何か紡いだ気がして聞き返す。
「万、何か言った?」
「別に。千ウザいって言っただけ」
「え、酷い」
いつも通りの応酬を繰り返しながら胸の内で言葉を返す。
「俺は聞きたくなかった」
なんて、それは僕の台詞だよ。
毎度毎度なんなんだ。イラついた様子を隠さずぶつけてくる万に笑みを返す。こんな反応は毎度のことで、いちいち凹んでたらきりが無い。
「いいでしょ、何度だって言いたいんだから」
開き直って言い返すとますます顰められる顔。
その唇が何か紡いだ気がして聞き返す。
「万、何か言った?」
「別に。千ウザいって言っただけ」
「え、酷い」
いつも通りの応酬を繰り返しながら胸の内で言葉を返す。
「俺は聞きたくなかった」
なんて、それは僕の台詞だよ。
苦笑混じりのそれが告白の答えだった。
「信じてないの」
「逆になんで信じると思ったんだよ」
呆れた声は、全て過去の自分の行いのせい。
「じゃあ百回言ったら信じてくれる?」
それでも諦めるなんて出来なくて、万の甘さを分かって縋れば、仕方がないなとこぼれる溜息が更にひとつ。
「千回なら信じてやるよ」
絶対出来っこないだろうと言いたげな顔に、笑みを向ける。
「分かった。なら、千夜毎日伝えたら、僕の気持ちを信じてね」
必ず落としてみせるから。
(この想いを信じてくれるなら、千夜一夜と言わず幾千幾万と愛を捧げて見せましょう)
苦笑混じりのそれが告白の答えだった。
「信じてないの」
「逆になんで信じると思ったんだよ」
呆れた声は、全て過去の自分の行いのせい。
「じゃあ百回言ったら信じてくれる?」
それでも諦めるなんて出来なくて、万の甘さを分かって縋れば、仕方がないなとこぼれる溜息が更にひとつ。
「千回なら信じてやるよ」
絶対出来っこないだろうと言いたげな顔に、笑みを向ける。
「分かった。なら、千夜毎日伝えたら、僕の気持ちを信じてね」
必ず落としてみせるから。
(この想いを信じてくれるなら、千夜一夜と言わず幾千幾万と愛を捧げて見せましょう)
五年分の空白を埋めるように、言葉で身体で身を焦がす様な思いをぶつけ合う。
溢れた思いが溶け合ってこのままひとつになれたらいいのに。
何度目かも分からない愛してるの言葉にありがとうと微笑む万の、碧い瞳から流れる涙すら惜しくてすくい取るようにキスをした。
五年分の空白を埋めるように、言葉で身体で身を焦がす様な思いをぶつけ合う。
溢れた思いが溶け合ってこのままひとつになれたらいいのに。
何度目かも分からない愛してるの言葉にありがとうと微笑む万の、碧い瞳から流れる涙すら惜しくてすくい取るようにキスをした。
…僕、今日はもう仕事行かない。
…僕、今日はもう仕事行かない。
目を輝かしてこっちを見る千に既に前言撤回したくなる。だから言いたくなかったのに。
「ふふ、やっと言ってくれた」
だけど笑う千の声があまりに嬉しそうだから、その顔を見れるならまぁいいかと思ってしまうのだ。
目を輝かしてこっちを見る千に既に前言撤回したくなる。だから言いたくなかったのに。
「ふふ、やっと言ってくれた」
だけど笑う千の声があまりに嬉しそうだから、その顔を見れるならまぁいいかと思ってしまうのだ。
少し強張った笑顔にそれこそ酔いなんて飛んでしまった。
ああ何で言ってしまったんだろう。そう後悔してももう遅い。
「そうかもね」
「まったく」
僕の返答にほっとした顔をする万が心底憎らしい。
それでも、現状を壊してまでどうしても伝えたかったと言えるほど僕は強くなれないんだ。
少し強張った笑顔にそれこそ酔いなんて飛んでしまった。
ああ何で言ってしまったんだろう。そう後悔してももう遅い。
「そうかもね」
「まったく」
僕の返答にほっとした顔をする万が心底憎らしい。
それでも、現状を壊してまでどうしても伝えたかったと言えるほど僕は強くなれないんだ。