芒川線香
banner
2kanoma-no-s.bsky.social
芒川線香
@2kanoma-no-s.bsky.social
九段理江『しをかくうま』(文藝春秋、2024年3月)
恰も「光あれ」と宣うように神たる馬の「乗れ」という声に誘われて描き出される人馬一体の奇妙な歴史や、優生思想的な生殖の倫理観、駆ける馬の連続写真のように脚音によって言葉が分解されることで展開される詩論、コミュニケーション観、等、突飛な要素はわんさかだが、ドライブ感のある文体がどこまでも遠くへと連れ出してくれる気がして意外と酔いがこない、爽快感さえある。競馬に関する知識はないが、楽しめた。

books.bunshun.jp/ud/book/num/...
『しをかくうま』九段理江 | 単行本
第45回野間文芸新人賞受賞作 「東京都同情塔」が芥川賞を受賞して更なる注目を集める著者が、ほとばしる想像力で描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。
books.bunshun.jp
April 25, 2024 at 2:30 PM
安全といえば安全である距離を保っていられるが、繰り返し語られる、ある憎しみと哀しみとそして愛とに同調していかなければ上手く辿り着けない光景…フォークナー『アブサロム、アブサロム!』を通過するにあたって、自身の体はクエンティンと同じく「敗北者たちの名前が朗々と響き渡る、がらんとした広間《ホール》」であると任じなけれならなかった
April 17, 2024 at 1:27 PM
「30MS 櫻木真乃」! 美プラデビューである
April 17, 2024 at 10:59 AM