おおさと
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成人腐。超偏食。kkgiの話しがち
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カカシをイメージしたというコラボドリンクを頼んだ。抹茶ミルクだった。
「どこらへんがカカシなんだ？」
「甘さが控えめなところ？」
言われてみれば他のメニューより甘くない。
「あとは緑」
「オレを差し置いてか」
「ベストの色でしょうよ」
納得できるようで何か釈然としなかった。
「どこらへんがカカシなんだ？」
「甘さが控えめなところ？」
言われてみれば他のメニューより甘くない。
「あとは緑」
「オレを差し置いてか」
「ベストの色でしょうよ」
納得できるようで何か釈然としなかった。
December 16, 2025 at 5:08 AM
カカシをイメージしたというコラボドリンクを頼んだ。抹茶ミルクだった。
「どこらへんがカカシなんだ？」
「甘さが控えめなところ？」
言われてみれば他のメニューより甘くない。
「あとは緑」
「オレを差し置いてか」
「ベストの色でしょうよ」
納得できるようで何か釈然としなかった。
「どこらへんがカカシなんだ？」
「甘さが控えめなところ？」
言われてみれば他のメニューより甘くない。
「あとは緑」
「オレを差し置いてか」
「ベストの色でしょうよ」
納得できるようで何か釈然としなかった。
食事に合う酒というものはある。だから飲むことは嫌いではないのだ。ただあまり酔う体質ではないようで、シラフのまま酔っ払いを相手するのは厄介だった。現に今も目の前で、何が面白いのかずっとゲラゲラ笑っている。
「そんなに面白い？」
「さあな」
何が面白かったのか、より大笑いされた。
「そんなに面白い？」
「さあな」
何が面白かったのか、より大笑いされた。
December 14, 2025 at 8:07 PM
食事に合う酒というものはある。だから飲むことは嫌いではないのだ。ただあまり酔う体質ではないようで、シラフのまま酔っ払いを相手するのは厄介だった。現に今も目の前で、何が面白いのかずっとゲラゲラ笑っている。
「そんなに面白い？」
「さあな」
何が面白かったのか、より大笑いされた。
「そんなに面白い？」
「さあな」
何が面白かったのか、より大笑いされた。
「足を出してくれ」
急な要求に怪訝な顔をしたら、足ツボマッサージを覚えたので実践したいと説明された。
「できるの？」
「体術をやってるから体には詳しいんだ。お前、胃の調子が悪いんじゃないか？」
言い当てられた。これは本物かと思いかけたが、昼食がうどんなのを見られただけだった。
急な要求に怪訝な顔をしたら、足ツボマッサージを覚えたので実践したいと説明された。
「できるの？」
「体術をやってるから体には詳しいんだ。お前、胃の調子が悪いんじゃないか？」
言い当てられた。これは本物かと思いかけたが、昼食がうどんなのを見られただけだった。
December 13, 2025 at 9:48 PM
「足を出してくれ」
急な要求に怪訝な顔をしたら、足ツボマッサージを覚えたので実践したいと説明された。
「できるの？」
「体術をやってるから体には詳しいんだ。お前、胃の調子が悪いんじゃないか？」
言い当てられた。これは本物かと思いかけたが、昼食がうどんなのを見られただけだった。
急な要求に怪訝な顔をしたら、足ツボマッサージを覚えたので実践したいと説明された。
「できるの？」
「体術をやってるから体には詳しいんだ。お前、胃の調子が悪いんじゃないか？」
言い当てられた。これは本物かと思いかけたが、昼食がうどんなのを見られただけだった。
今日は大掃除の日。とはいえ日頃からまめに掃除しており、窓と換気扇を洗ったら終わってしまった。時間が余ったので、冷やかし気分でガイのもとを訪ねると部屋が散乱していた。掃除ついでに模様替えしたくなったようだ。
「今日中に終わる？」
「手伝いが来てくれたからな」
満面の笑みだった。
「今日中に終わる？」
「手伝いが来てくれたからな」
満面の笑みだった。
December 12, 2025 at 11:30 PM
今日は大掃除の日。とはいえ日頃からまめに掃除しており、窓と換気扇を洗ったら終わってしまった。時間が余ったので、冷やかし気分でガイのもとを訪ねると部屋が散乱していた。掃除ついでに模様替えしたくなったようだ。
「今日中に終わる？」
「手伝いが来てくれたからな」
満面の笑みだった。
「今日中に終わる？」
「手伝いが来てくれたからな」
満面の笑みだった。
さっきから左手を弄ばれている。最初は触れるかどうかの距離にあった手を、引こうとしたら逆に捕まったのだ。
好きにさせていると親指から順になぞり始めた。やがて薬指に到達すると付け根を摘まれた。
「昔はここと心臓が繋がってるって信じられてたんだって」
不思議な説に胸がざわついた。
好きにさせていると親指から順になぞり始めた。やがて薬指に到達すると付け根を摘まれた。
「昔はここと心臓が繋がってるって信じられてたんだって」
不思議な説に胸がざわついた。
December 11, 2025 at 9:49 PM
さっきから左手を弄ばれている。最初は触れるかどうかの距離にあった手を、引こうとしたら逆に捕まったのだ。
好きにさせていると親指から順になぞり始めた。やがて薬指に到達すると付け根を摘まれた。
「昔はここと心臓が繋がってるって信じられてたんだって」
不思議な説に胸がざわついた。
好きにさせていると親指から順になぞり始めた。やがて薬指に到達すると付け根を摘まれた。
「昔はここと心臓が繋がってるって信じられてたんだって」
不思議な説に胸がざわついた。
忘年会時期は会席料理が増える。一人前ずつの提供のため苦手な食べ物とも向き合わねばならないのだが、カカシには救済者がいた。好き嫌いのないガイが代わりに食べてくれるので、食べ残す罪悪感から救われていた。
「いつもありがとね」
帰り道、お礼と共に胃に優しいハーブティーを差し出した。
「いつもありがとね」
帰り道、お礼と共に胃に優しいハーブティーを差し出した。
December 10, 2025 at 11:00 PM
忘年会時期は会席料理が増える。一人前ずつの提供のため苦手な食べ物とも向き合わねばならないのだが、カカシには救済者がいた。好き嫌いのないガイが代わりに食べてくれるので、食べ残す罪悪感から救われていた。
「いつもありがとね」
帰り道、お礼と共に胃に優しいハーブティーを差し出した。
「いつもありがとね」
帰り道、お礼と共に胃に優しいハーブティーを差し出した。
冬の朝は冷える。なので「寒いから起きたくない」と駄々を捏ねては構って貰うのが密かな楽しみだ。
今朝も「寒い」と言いかけたところ、頭からもこもこのニットセーターを被せられた。
「これなら寒くあるまい」
勝ち誇った表情で去ろうとするのをすかさず止めた。
「どうせなら全部着せて」
今朝も「寒い」と言いかけたところ、頭からもこもこのニットセーターを被せられた。
「これなら寒くあるまい」
勝ち誇った表情で去ろうとするのをすかさず止めた。
「どうせなら全部着せて」
December 9, 2025 at 11:05 PM
冬の朝は冷える。なので「寒いから起きたくない」と駄々を捏ねては構って貰うのが密かな楽しみだ。
今朝も「寒い」と言いかけたところ、頭からもこもこのニットセーターを被せられた。
「これなら寒くあるまい」
勝ち誇った表情で去ろうとするのをすかさず止めた。
「どうせなら全部着せて」
今朝も「寒い」と言いかけたところ、頭からもこもこのニットセーターを被せられた。
「これなら寒くあるまい」
勝ち誇った表情で去ろうとするのをすかさず止めた。
「どうせなら全部着せて」
夕飯どきに訪ねたら調理の真っ最中だった。火の番をするガイ越しにコンロを覗き込む。
「何作ってるの？」
「煮魚と煮物だ」
話しかけるついでに腰に腕を回す。注意されるかと思いきや、お咎めの気配はない。
「おいしそうだね」
「味見してみるか？」
振り向く笑顔に、つい口付けていた。
「何作ってるの？」
「煮魚と煮物だ」
話しかけるついでに腰に腕を回す。注意されるかと思いきや、お咎めの気配はない。
「おいしそうだね」
「味見してみるか？」
振り向く笑顔に、つい口付けていた。
December 8, 2025 at 10:41 PM
夕飯どきに訪ねたら調理の真っ最中だった。火の番をするガイ越しにコンロを覗き込む。
「何作ってるの？」
「煮魚と煮物だ」
話しかけるついでに腰に腕を回す。注意されるかと思いきや、お咎めの気配はない。
「おいしそうだね」
「味見してみるか？」
振り向く笑顔に、つい口付けていた。
「何作ってるの？」
「煮魚と煮物だ」
話しかけるついでに腰に腕を回す。注意されるかと思いきや、お咎めの気配はない。
「おいしそうだね」
「味見してみるか？」
振り向く笑顔に、つい口付けていた。
一楽に新商品が加わった。その名はカレーラーメン。カレー好きのガイとのコラボメニューである。
「シンプルなネーミングだね」
「わかりやすさを優先した」
確かに凝った名前より味の想像がつく。なるほどと思いながら現物を見てうっかり噴いた。二枚の海苔がガイの太眉を猛アピールしていた。
「シンプルなネーミングだね」
「わかりやすさを優先した」
確かに凝った名前より味の想像がつく。なるほどと思いながら現物を見てうっかり噴いた。二枚の海苔がガイの太眉を猛アピールしていた。
December 7, 2025 at 10:05 PM
一楽に新商品が加わった。その名はカレーラーメン。カレー好きのガイとのコラボメニューである。
「シンプルなネーミングだね」
「わかりやすさを優先した」
確かに凝った名前より味の想像がつく。なるほどと思いながら現物を見てうっかり噴いた。二枚の海苔がガイの太眉を猛アピールしていた。
「シンプルなネーミングだね」
「わかりやすさを優先した」
確かに凝った名前より味の想像がつく。なるほどと思いながら現物を見てうっかり噴いた。二枚の海苔がガイの太眉を猛アピールしていた。
読書を終えたら午前三時だった。寝る前に少しだけのつもりがやってしまった。普段よりは夜ふかしになったけれど、今から眠れば問題ない。そう思って手元のランプを消そうとしたら、隣で寝ていたガイが身動いだ。起こしたかと一瞬焦るも、穏やかな寝顔にほっとしてしばらくそのまま見入ってしまった。
December 6, 2025 at 8:52 PM
読書を終えたら午前三時だった。寝る前に少しだけのつもりがやってしまった。普段よりは夜ふかしになったけれど、今から眠れば問題ない。そう思って手元のランプを消そうとしたら、隣で寝ていたガイが身動いだ。起こしたかと一瞬焦るも、穏やかな寝顔にほっとしてしばらくそのまま見入ってしまった。
ソースの焼ける匂いに誘われてお好み焼き屋に入ったら、そこは自分で焼くスタイルの店だった。カカシは「やったことないんだけど」と言いながらも、ボードに書かれた作り方に従って材料を調理していく。
「手際がいいな。オレのも任せた」
何気ないガイの言葉に、ひっくり返す手が緊張で震えた。
「手際がいいな。オレのも任せた」
何気ないガイの言葉に、ひっくり返す手が緊張で震えた。
December 5, 2025 at 9:22 PM
ソースの焼ける匂いに誘われてお好み焼き屋に入ったら、そこは自分で焼くスタイルの店だった。カカシは「やったことないんだけど」と言いながらも、ボードに書かれた作り方に従って材料を調理していく。
「手際がいいな。オレのも任せた」
何気ないガイの言葉に、ひっくり返す手が緊張で震えた。
「手際がいいな。オレのも任せた」
何気ないガイの言葉に、ひっくり返す手が緊張で震えた。
突然体が重くなった。身動きできず、呻き声で目覚めたらガイの顔があった。どうやら全身でのしかかられている。狸寝入りだと思って悪戯したらしい。そういえばガイの修業を見ていたのだった。
「外で寝るなんて疲れすぎじゃないか？」
心配してくれたので、今度は抱き込んだまま一緒に昼寝した。
「外で寝るなんて疲れすぎじゃないか？」
心配してくれたので、今度は抱き込んだまま一緒に昼寝した。
December 4, 2025 at 11:00 PM
突然体が重くなった。身動きできず、呻き声で目覚めたらガイの顔があった。どうやら全身でのしかかられている。狸寝入りだと思って悪戯したらしい。そういえばガイの修業を見ていたのだった。
「外で寝るなんて疲れすぎじゃないか？」
心配してくれたので、今度は抱き込んだまま一緒に昼寝した。
「外で寝るなんて疲れすぎじゃないか？」
心配してくれたので、今度は抱き込んだまま一緒に昼寝した。