契約書ひな形の解説や情報などを発信。大切なのは、ひな形のクオリティ。
https://note.com/takecyan/m/m8de1bdb531dc
1973年東京生まれ。
ビジネス契約書専門の行政書士として20年、クライアントが契約書を必要とする場面に多く携わってきました。
契約書の管理を忘れるとどうなる?
・更新を忘れる
・原本を紛失する
・期限が切れたことに気づかない
なさそうで意外とあるミスなので気を付けましょう。
契約書の管理を忘れるとどうなる?
・更新を忘れる
・原本を紛失する
・期限が切れたことに気づかない
なさそうで意外とあるミスなので気を付けましょう。
Ask(問い)→ Break down(分解)→ Collect(収集)→ Double-check(検証)→ Extract(抽出)→ Final judgment(判断)
AIのメリットを活かしながら、安全に法務をするアイデアと具体例について書きました。
note.com/takecyan/n/n...
Ask(問い)→ Break down(分解)→ Collect(収集)→ Double-check(検証)→ Extract(抽出)→ Final judgment(判断)
AIのメリットを活かしながら、安全に法務をするアイデアと具体例について書きました。
note.com/takecyan/n/n...
こと法務においては、AIには結論してもらうのではなく、ファクトチェックをこそ手伝ってもらうべきなのです。つまり「結論」ではなく「材料」を求めるのです。
A Ask(問いを定義する)🤔
B Break down(論点を分解する)😘
C Collect(情報収集する)😋
D Cross-check(相互検証する)😉
E Extract(判断材料を抽出する)🤗
F Final judgement(人間が結論する) 😀
こと法務においては、AIには結論してもらうのではなく、ファクトチェックをこそ手伝ってもらうべきなのです。つまり「結論」ではなく「材料」を求めるのです。
A Ask(問いを定義する)🤔
B Break down(論点を分解する)😘
C Collect(情報収集する)😋
D Cross-check(相互検証する)😉
E Extract(判断材料を抽出する)🤗
F Final judgement(人間が結論する) 😀
行政書士どうしで先日雑談していて気付いたのですが、法務界隈の本音として、「AIは使いたいけど、安全でもいたい。」という二項対立があります。AIは便利だけど、正しいかどうかはわからない。どうしたらいいのか。
これらを両立する道は、ひとつしかないと思います。「ファクトチェックのためのリサーチ業務を、AIにうまく任せるスキル」。ここを極めるということです。
行政書士どうしで先日雑談していて気付いたのですが、法務界隈の本音として、「AIは使いたいけど、安全でもいたい。」という二項対立があります。AIは便利だけど、正しいかどうかはわからない。どうしたらいいのか。
これらを両立する道は、ひとつしかないと思います。「ファクトチェックのためのリサーチ業務を、AIにうまく任せるスキル」。ここを極めるということです。
驚いた!🤔
Warner Music Group ↔ Suno
Anthropic(Claude Code)→ Bun
Netflix → Warner Bros. Discovery
ここわずか2週間くらいの間に起きた和解、提携、買収。
音楽、コーディング(開発)、映像配信が、まるで伝統とテック(AI)の融合を象徴しているかのように大きく動いた。まさに時代の転換点を見ているようです。
驚いた!🤔
Warner Music Group ↔ Suno
Anthropic(Claude Code)→ Bun
Netflix → Warner Bros. Discovery
ここわずか2週間くらいの間に起きた和解、提携、買収。
音楽、コーディング(開発)、映像配信が、まるで伝統とテック(AI)の融合を象徴しているかのように大きく動いた。まさに時代の転換点を見ているようです。
契約書の管理を忘れるとどうなる?
・更新を忘れる
・原本を紛失する
・期限が切れたことに気づかない
なさそうで意外とあるミスなので気を付けましょう。
契約書の管理を忘れるとどうなる?
・更新を忘れる
・原本を紛失する
・期限が切れたことに気づかない
なさそうで意外とあるミスなので気を付けましょう。
直ちに=秒で
遅滞なく=急いで
速やかに=なるはやで
たとえば、商人間の売買においては商法526条により、目的物を受領した買主は「遅滞なく」検査する義務があります。ビジネスの世界では「スピード」と「取引の安定」が重視されるためです。
直ちに=秒で
遅滞なく=急いで
速やかに=なるはやで
たとえば、商人間の売買においては商法526条により、目的物を受領した買主は「遅滞なく」検査する義務があります。ビジネスの世界では「スピード」と「取引の安定」が重視されるためです。
基本契約は、企業間で反復継続する取引の共通的に適用される事項を定めるものです。取引の度に同じ契約内容を再確認する必要を減らしてくれます。
基本契約の内容は原則として個別契約(取引の都度作成される、数量、単価、納期等の取り決め)の取引条件になります。
基本契約は、企業間で反復継続する取引の共通的に適用される事項を定めるものです。取引の度に同じ契約内容を再確認する必要を減らしてくれます。
基本契約の内容は原則として個別契約(取引の都度作成される、数量、単価、納期等の取り決め)の取引条件になります。
あれもこれもと、みだりに多くを盛り込むのは良策とは言えません。紛争予防の効果は条文の量によっては必ずしも向上しないからです。
契約の目的や当事者の関係性に応じて、必要な条項を見極めましょう。必要な内容に絞ることで、契約書の理解が深まり、当事者間の合意もより明確になるでしょう。
あれもこれもと、みだりに多くを盛り込むのは良策とは言えません。紛争予防の効果は条文の量によっては必ずしも向上しないからです。
契約の目的や当事者の関係性に応じて、必要な条項を見極めましょう。必要な内容に絞ることで、契約書の理解が深まり、当事者間の合意もより明確になるでしょう。
契約書のチェックをしましょう。
紛争の可能性を考慮し、自社のメリットと相手方の負担を評価し、必要に応じて条文を変更することは、やがて会社を守ることにつながっていきます。
AIだけで済むような、単純な作業ではありません。自社の都合を熟知していることと、相手方の視点を理解する能力、バランス感覚が求められます。
契約書のチェックをしましょう。
紛争の可能性を考慮し、自社のメリットと相手方の負担を評価し、必要に応じて条文を変更することは、やがて会社を守ることにつながっていきます。
AIだけで済むような、単純な作業ではありません。自社の都合を熟知していることと、相手方の視点を理解する能力、バランス感覚が求められます。
「秘密情報は守ります」という契約。でも、何が「秘密」か定義されていますか?
たとえば口頭開示情報(ペラペラ喋った大事な話等)は、契約上の秘密として守られるのでしょうか?
契約書の確認を。
「秘密情報は守ります」という契約。でも、何が「秘密」か定義されていますか?
たとえば口頭開示情報(ペラペラ喋った大事な話等)は、契約上の秘密として守られるのでしょうか?
契約書の確認を。
フリーランス等への支払ルールは適法ですか?
フリーランス新法や下請法(→取適法)では、発注した物品や成果物を受け取ってから起算して60日以内のできる短い限り短い期間内に支払期日を定めて報酬を支払う義務があります。期間は、受領日から起算されるものであり、請求書の発行日からではありません。
発注側企業は報酬支払ルールの確認を。
フリーランス等への支払ルールは適法ですか?
フリーランス新法や下請法(→取適法)では、発注した物品や成果物を受け取ってから起算して60日以内のできる短い限り短い期間内に支払期日を定めて報酬を支払う義務があります。期間は、受領日から起算されるものであり、請求書の発行日からではありません。
発注側企業は報酬支払ルールの確認を。
デザイナーにロゴやイラストを発注してお金を払いました。ではその著作権は?
特約がなければ、支払後も著作権等はデザイナーや著作者のものです。報酬を支払ったというだけでは、明確な権利帰属は判断できません。契約書を確認しましょう。
デザイナーにロゴやイラストを発注してお金を払いました。ではその著作権は?
特約がなければ、支払後も著作権等はデザイナーや著作者のものです。報酬を支払ったというだけでは、明確な権利帰属は判断できません。契約書を確認しましょう。
紙の契約書には収入印紙が必要(になる場合がある)が、電子データでやり取りする「電子契約」なら、印紙税はかかりません。
電子契約は、複雑な印紙税の課税判断の手間を減らす効果もあります。
紙の契約書には収入印紙が必要(になる場合がある)が、電子データでやり取りする「電子契約」なら、印紙税はかかりません。
電子契約は、複雑な印紙税の課税判断の手間を減らす効果もあります。
ChatGPTは、便利! 笑
パーソナライズして使うとさらに気が利く存在になる(左側の名前のところをクリックして、パーソナライズに行って、自分について書いてあるところを任意に編集すると吉)。
ChatGPTは、便利! 笑
パーソナライズして使うとさらに気が利く存在になる(左側の名前のところをクリックして、パーソナライズに行って、自分について書いてあるところを任意に編集すると吉)。
たとえば最近ウェブ検索をしていると、トップ画面にはAI Overviwと呼ばれる、要約が表示されるようになりましたが、これが便利であればあるほど、既存メディアは検索からの流入を減らす結果になります。いわば彼らはコンテンツを吸い取られ、トラフィックをはく奪されたともいえます。ユーザとしては便利このうえないが、メディア側からみれば言語道断の侵害行為ととらえられるでしょう。
たとえば最近ウェブ検索をしていると、トップ画面にはAI Overviwと呼ばれる、要約が表示されるようになりましたが、これが便利であればあるほど、既存メディアは検索からの流入を減らす結果になります。いわば彼らはコンテンツを吸い取られ、トラフィックをはく奪されたともいえます。ユーザとしては便利このうえないが、メディア側からみれば言語道断の侵害行為ととらえられるでしょう。
AIが既存の作品を基にして新しい作品や何らかのアウトプットを生成する場合、同意がないなど、そのプロセスが著作権法に抵触する可能性があります。たとえば、AIが膨大な量のテキストや画像を学習データとして取り込み、それを基に新しい創作物を生み出す場合、その学習データに含まれる元の作品の著作権をどう扱うべきか、同意は? 対価は? 倫理は? が問題となるでしょう。
AIが既存の作品を基にして新しい作品や何らかのアウトプットを生成する場合、同意がないなど、そのプロセスが著作権法に抵触する可能性があります。たとえば、AIが膨大な量のテキストや画像を学習データとして取り込み、それを基に新しい創作物を生み出す場合、その学習データに含まれる元の作品の著作権をどう扱うべきか、同意は? 対価は? 倫理は? が問題となるでしょう。
AI技術が急速に進化し、さまざまな分野で活用されるようになっていますが、その一方で、AIが生成するコンテンツに関する著作権侵害の懸念が高まっており、訴訟という形で表面化しています。そして先日のSUNOとWarnerの和解・提携契約はこの問題の行き先を占う上でも画期的で歴史的な分岐点となるでしょう。
AI技術が急速に進化し、さまざまな分野で活用されるようになっていますが、その一方で、AIが生成するコンテンツに関する著作権侵害の懸念が高まっており、訴訟という形で表面化しています。そして先日のSUNOとWarnerの和解・提携契約はこの問題の行き先を占う上でも画期的で歴史的な分岐点となるでしょう。
安易な判断は危険です。契約書というのは、ビジネスや個人間の取り決めを明確に記した文書です。細かい条件や義務、権利、ペナルティなどが詳しく記載されていることが多く、契約内容の不十分な理解や確認不足は、紛争のもとです。
安易な判断は危険です。契約書というのは、ビジネスや個人間の取り決めを明確に記した文書です。細かい条件や義務、権利、ペナルティなどが詳しく記載されていることが多く、契約内容の不十分な理解や確認不足は、紛争のもとです。
第一印象をあとから覆すのって、難しいですよね。クリエイティブ業務でも、納品物の範囲は事前にはっきりと定義しておかないと、後で困ることがあります。発注側の誤解ともいえますが、受注側も、サービス説明資料に書いたから伝わっているだろう、みたいに甘く考えていることが多いです。
後に「これも含まれるはずだったのでは」といったやりとりはお互いに負担ですし、初期段階でのコミュニケーション不足や範囲の曖昧さが原因だと思います。必ず契約書や仕様書を作成しましょう。
第一印象をあとから覆すのって、難しいですよね。クリエイティブ業務でも、納品物の範囲は事前にはっきりと定義しておかないと、後で困ることがあります。発注側の誤解ともいえますが、受注側も、サービス説明資料に書いたから伝わっているだろう、みたいに甘く考えていることが多いです。
後に「これも含まれるはずだったのでは」といったやりとりはお互いに負担ですし、初期段階でのコミュニケーション不足や範囲の曖昧さが原因だと思います。必ず契約書や仕様書を作成しましょう。
これをいうのは気が進みませんが、世の中には、一回買ったら無料でいつまででもなんでもやってくれると思っている人がいます。サービス精神も重要だと思いますが、無料で提供するサービスやサポートの範囲も、どこかで明確に線引きしなければなりません。
契約書に、たとえば、無料対応の限界を示し、どのような状況で追加料金が発生するのかを明確にして、期待のすれ違いを調整したいところです。
これをいうのは気が進みませんが、世の中には、一回買ったら無料でいつまででもなんでもやってくれると思っている人がいます。サービス精神も重要だと思いますが、無料で提供するサービスやサポートの範囲も、どこかで明確に線引きしなければなりません。
契約書に、たとえば、無料対応の限界を示し、どのような状況で追加料金が発生するのかを明確にして、期待のすれ違いを調整したいところです。
弱い者いじめみたいな雰囲気の、強気すぎるNDAもよく見かけます。
NDAは、ビジネスやプロジェクトのはじまりやおわりの段階で、秘密情報の種類、利用目的、期間、違反時のペナルティなどを定めるために交わします。
ようは「情報をつかいまわしたり、誰かに売ったりするなよ、もしやったら✕✕だからな」というためです。
技術的な情報やビジネス戦略が外部に漏れると競争力の低下や経済的損失につながるので、必要な契約ではあります。
結局どの情報のことなんだ? みたいなNDAは結構多いので、NDAといえども事前に良くチェックすべきです。
弱い者いじめみたいな雰囲気の、強気すぎるNDAもよく見かけます。
NDAは、ビジネスやプロジェクトのはじまりやおわりの段階で、秘密情報の種類、利用目的、期間、違反時のペナルティなどを定めるために交わします。
ようは「情報をつかいまわしたり、誰かに売ったりするなよ、もしやったら✕✕だからな」というためです。
技術的な情報やビジネス戦略が外部に漏れると競争力の低下や経済的損失につながるので、必要な契約ではあります。
結局どの情報のことなんだ? みたいなNDAは結構多いので、NDAといえども事前に良くチェックすべきです。
口約束でも契約は成立しますが、契約の成立があいまいになり、受託者が不利になることがあります。発注側も、フリーランス保護法や下請法(取適法)に抵触するリスクがあります。
書面がないと、契約が変更した場合にどう対応するのかについても、予測が立ちにくくなります。口約束では証拠が残らないため、契約書か、発注書で契約すべきです。
口約束でも契約は成立しますが、契約の成立があいまいになり、受託者が不利になることがあります。発注側も、フリーランス保護法や下請法(取適法)に抵触するリスクがあります。
書面がないと、契約が変更した場合にどう対応するのかについても、予測が立ちにくくなります。口約束では証拠が残らないため、契約書か、発注書で契約すべきです。
契約件数が増えてくると、期日管理も大変になります。うっかり更新手続きを忘れてしまうケースも実際あります。ミスを防ぐために、契約書管理台帳を作成しましょう。
契約名、締結日、有効期間、契約金額などの項目で台帳管理をすれば、更新も見落としにくくなります。
契約件数が増えてくると、期日管理も大変になります。うっかり更新手続きを忘れてしまうケースも実際あります。ミスを防ぐために、契約書管理台帳を作成しましょう。
契約名、締結日、有効期間、契約金額などの項目で台帳管理をすれば、更新も見落としにくくなります。
印紙を貼るべきかどうか、またその金額が正しいかどうかを確認してください。印紙税法により、契約書の内容や金額に応じて適切な印紙が決まっています。コピーでも印紙が必要な場合があります。
逆に、印紙が不要な契約書もあります。また、電子契約なら印紙は不要です。
印紙の知識は、無駄な支出を防ぐことにもつながります。
印紙を貼るべきかどうか、またその金額が正しいかどうかを確認してください。印紙税法により、契約書の内容や金額に応じて適切な印紙が決まっています。コピーでも印紙が必要な場合があります。
逆に、印紙が不要な契約書もあります。また、電子契約なら印紙は不要です。
印紙の知識は、無駄な支出を防ぐことにもつながります。