ふちうサウナ
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ふちうサウナ
@shiraitodai.bsky.social
『月刊サウナ』に連載している一般人/オリックス・バファローズファン/たいしたことはできない/ここは記憶を記録する場所
昨日は酷い一日だったので(今日もそうなるんだけど)、話題として中一日空いてしまって間抜けだけど、サウナの日は楽しんでいる人がたくさんいたみたいでよかった。
良きも悪きも語り継いで、改善点があればしてもらって、イベントとして受け継がれていったら嬉しい。
普段は陰気な、一利用者に過ぎない「かつての37歳」でもそう思う。

入館無料がああだこうだと言ったって、こういうものはお祭りとして予算を計上して考えておくもの。
無理なら参加しない自由はあるわけで、それを表明しているお店もあった。
そもそも俺が経験した7年前のガラガラサウナの日より、少なくとも入りのお金は増えたでしょ、どこのお店も。
March 8, 2024 at 10:34 PM
狛江湯の水風呂はミント風呂ではないのに、出た後もしばらく体に爽快感が続くよ。
狛江市和泉(いずみ)だけあって、湧いてくる水には恵まれた土地らしいよ。

リニューアルして1年経ってからようやく行った、狛江の狛江湯。
受付では若いお姉さんとお兄さんが「狛江湯」の文字が入ったスウェットを着て接客している。
きれいだし、ビールは飲めるし、入浴とサウナを合わせて1200円である。
東京の東側でいえば最近の量産型だけど、西側にとっては画期的な銭湯だ。
こっちのほうは銭湯もサウナも減る一方だったから。
人は住んでいるんだから、増えろとまでは言わないから、せめて選択肢がなくならない状況が維持されることを望む。
March 7, 2024 at 3:23 AM
小金井にある「ぬくい湯」は、建築会社のガレージの奥にある銭湯だ。
営業は16時から23時、月曜定休、サウナはなし。

青森産のヒバに縁取られた風呂は41℃で、銭湯にしては穏やかな範疇。
お湯の体感が柔らかくなかなか出る気になれないので、この穏やか設定は妥当なのだろう。
こういう家では再現できないお湯に浸かると、やはり銭湯に来てよかったと思う。

この日は同じ用事を済ませた4人でそのままぬくい湯にやってきた。
その時間は4人で貸し切りだった。
みんなで喋りながら入る風呂も楽しいものだと思った。
ド○ク○で入ろうとする人たち、特に若者の気持ちもわからなくもないんだけど、しかし。
March 2, 2024 at 10:32 PM
"大井の帝王"的場文男騎手はどうしても勝てない東京ダービー(2着なら10回!)を「人生の宿題」と表現した。
私にとっても久慈サウナは人生の宿題だった。
なにせ遠く、かつアクセスが一筋縄ではいかない。
今日はとうとう宿題を片付けられると思ったら、雪で八戸線が間引き運転になるという最後の試練がやってきた。
それでも最後の一本でなんとか到達できたのは幸運だったとしか言いようがない。

ストーブの囲い、鏡の縁、休憩室の照明。
久慈サウナは意外にも洋風の小技がきいたサウナ屋だった。
受付のお姉さんは「季節がよくなったらまたいらっしゃい」とニコニコしてくれた。
こうして人生の宿題が、もう1回追加された。
February 26, 2024 at 1:48 PM
仕事帰り、ふらっとサウナへ寄ろうとした時の選択肢から稲城浴場が消えた。
閉店してからもう4年が経つ。
だからとっくに選択のしようはなくなっていたのだが、パッと脳裏に浮かび続ける存在ではあった。
最近はそれが浮かばなくなった。
出てくるのは森乃彩、リニューアルした季乃彩、多摩センターの極楽湯あたり。
こうして人は記憶の形を変えていくのだと、自分を介して実感している。

サウナと別室のカランと水風呂が使えて、大小タオルまで付く。
あれで720円は「コロナ前価格」だったと思う。
今だったら1200円か。
男湯のサウナはコンフォートだった。
入れ替えはなかったから、女湯のロッキーは謎のまま終わった。
February 25, 2024 at 2:11 PM
昨日の話の続き。

去年の夏、サウナサンに行った翌日に長崎県営野球場で、オリックス対ソフトバンクのプロ野球を観戦した。
内容はあれだったけど。

かつて、長崎市電の果ての赤迫駅からさらに坂を上った先に実家のある子と付き合っていたことがあった(もちろん結婚前!)。
一週間も泊めてもらって長崎を観光した。
風呂は浦上車庫駅の近くにあった極楽湯まで入りにいっていた。
細長いサウナ室で、達川監督の広島が巨人を相手に勝つ試合を観た。
彼女もお父さんも喜んでいた。
九州はダイエー(当時)のファンばかりではないんだと思った。

あれからダイエーはソフトバンクになった。
そして浦上車庫の極楽湯はなくなった。
February 23, 2024 at 5:31 AM
ずっと佐世保に、サウナサンに行きたかった。

子どもが小さくて叶わず、コロナ禍になってさらに叶わず。
海外のサウナも行ってみたいけど特定の国とサウナを目指しているわけではない。
だから長い間、佐世保とサウナサンは行きたくて行けない土地とサウナの象徴だった。

そこにとうとう行けた、去年の夏。

それでも心残りはあって、佐世保の図書館に入れなかったこと。
ウロウロした月曜は図書館の休館日だった。
論文に「佐世保」が入った参考文献を残したい野望はまだ叶っていない。

とんねる横丁の猫とも再会したい。
サウナサンも新しいサウナを造ったらしく、これはまたあの街に行く口実を作ってくれたのだと思っている。
February 22, 2024 at 1:21 AM
西大井のピース湯に行く時に寄った、品川駅の13・14番線ホームにある常盤軒では銀皿にのったカレーライスが食べられる。
シンプルなカレーライスは550円、コロッケカレーになると680円。
なにやらゴニョゴニョと「……いりますか?」と聞かれ、はいと答えるとおそらく蕎麦用のつゆをスープとして出してくれたのだが、とても熱いので急いでいる時は遠慮したほうがいいかもしれない。
ところで西大井駅は何線の駅なのか知ってる?
俺は京浜東北線だと思っていて大間違いだった。
February 20, 2024 at 2:07 PM
ロスコのクイックコースって今1300円だっけ?
90分の中に全部詰め込んでやる!
と光速でサウナ入ってビール飲んで定食のひとつも頼んでみたら、それでもおそらく総額3000円くらいにはなるのです。

それが香取湯だったら同じ駒込の水が楽しめて、銭湯の入浴料520円にサウナ料金50円!
帰り道にじみちでロスコと同じメシ食っても2000円くらいで収まるわけです。

「コスパ」は「ブランディング」あたりと同じカテゴリーで好きになれない言葉。
しかし安く楽しめるならそれに越したことはないよ。
どうせサウナ料金を設定するなら、香取湯はもう少しお金を取ったほうがいいとは思うけど。
February 19, 2024 at 1:41 PM
武豊は昨日の京都牝馬Sを勝って、これが38年連続の重賞勝利だったらしい。
まったくとんでもない数字で、とんでもない54歳なのである。

草加は私が育った館林から東武電車で東京に向かう途中にある。
松原団地に住んでいた友だちもいた。
そして途中下車して草加健康センターにもよく行った。
おそらくは18歳の頃から、25年くらい連続で行っていたのではないか。
しかし去年で途切れた。
これだけたくさんの人から愛されているのなら、自分はもう行かなくてもいいのではという気分になってしまったのだ。

ラーメンを頼もうとすると、周りから「やめておいたほうがいいよ」と止められた時代のことが、今はなんだか懐かしい。
February 18, 2024 at 2:53 PM
語彙のある人たちの会話は聞かされても苦にならない。
それどころか聞こえてくるとこちらの心が豊かになるような気さえする。

かつて深夜に上岡龍太郎と笑福亭鶴瓶の本当にトークしかしないトーク番組を観ていた、いや聞いていた時は、いつもこの夜がもっと続けばいいのにと思っていた。
次の日の学校は眠くて仕方がなかったはずだが、授業なんかまともに聞く中学生ではなかったので特に問題はなかった。
先生たちに艶のある関西芸人並みの話術を求めるのも酷だもんな。

神楽坂の第三玉の湯のサウナ室では、行くたびにおそらく常連のご隠居さんが楽しそうに会話しているけど、ちっとも耳障りでないのはそのあたりに理由があるんだろう。
February 17, 2024 at 8:05 AM
「純利益99.9%減」「純利益100万円」スノーピークさん…
我が家はスノーピークのキャンプ場を利用できるほど裕福ではないんだけど(行くのはいつも相模湖)温浴施設だけなら利用したことがある。
新潟県三条市にある「スノーピーク FIELD SUIT SPA HEADQUARTE」。
鉄道とバスと徒歩で向かった去年の夏は入浴だけなら1400円!だった。
ikiとボナを併用したサウナ、だんだん深くなっていく水風呂、眺めのいい外気浴。
それでもちょっと寂しかったのは、やはり本来は泊まり客が利用する施設だからなんだろう。
うーん、スノーピークはキャンプ場がなんとかならんと、どうにもならんのだろうね。
February 15, 2024 at 10:49 PM
震災が起きて間もなく被災地へ支援へ行った。
まず基礎になる作業の動線を作るため、働きっぱなしはきつかった。
俺もケガをした。
しかししんどいのは地元の人だ。
ネットでは「僻地の復興は無駄だ」「支援より減税が先」と書かれていてこれがXを見切った理由でもある。
そういう議論は平時にしてくれ。
なにが今がチャンスだよ。
賢い連中はそう言うのか、ならば俺は馬鹿でいいしうちの子たちも馬鹿でいい。

「北陸応援フリーきっぷ」今日から緊急発売とはJRやるじゃん!と思った。
美味しいものを食べたら「美味しかったです」、いいサウナに入れたら「いいサウナでした」、その声をぜひ地元の人にもネットにも、お願いします。
February 14, 2024 at 10:36 PM
今日は錦糸町のニューウイングでレディースデーが開催されるバレンタインデー。

女性も男性専用のサウナに入りたい!
との要望にまず応えたのがニューウイングだった。
大きなプールを冷たい水風呂したのも、お客さんが増えたらカラカラ寄りのジールサウナを作ったのも、「そういう声があったから」と「そういうことをやってみたいから」のどちらも活かした結果だったように思える。
捨てることをしないんだな、そして諦めないんだ、この人は。
俺は吉田健さん(51)が女性陣から「かわいい!かわいい!」なんて言われる未来を想像できなかったよ。
あー、まあね、ちくしょう、あんまり褒めると悔しくなるのでこのへんで。
February 13, 2024 at 10:47 PM
引き続き2021年の夏の話。

大森のみづほは閉店が決まっていたけれど、その日は別れを惜しむ客がいるわけでもなく閑散としていて、終わっていく店内とサウナだった。
休憩室のリクライナーで一人斜めになっていると、仕切りの向こうから失業保険と閉店後の生活について話し合うスタッフさんたちの声が聞こえてきた。
コロナの酷い今、次の職が見つからなければ生活保護だなとも。
職を失う人、「コイツなら壊れてもいい」とその時の職場に送り込まれた自分。
どちらもしんどい。
一方でこれまで社会だと思ってきたものが壊れてくれることに安堵感もあった。
この先はリモートワークの人間たちで社会をやっていけばいいと思っていた。
February 12, 2024 at 9:21 PM
今日は昼間におふろの国へ行ったので、鶴見つながりで平安湯の話。
2021年、日本列島がコロナ禍に襲われ一部労働者はリモートワークの導入にこっそり歓喜していた夏。
よりによって私は鶴見でコロナ対策の仕事に従事することになった。
「コイツなら壊れてもいいから」と見捨てられ現場に派遣された私も、皆が一生懸命に働いている中では不貞腐れているわけにもいかなかった。
そんな毎日の中での癒しが平安湯だった。
鼻血が出たかと勘違いする鉄臭い冷泉の水風呂、ストーブが唸っているサウナ、牛乳瓶が斜めに突き刺さった自販機。
今はその冷泉が枯渇し閉店してしまったのだという。
私にとって平安湯はひと夏だけの親友だった。
February 12, 2024 at 10:30 AM
ここ、まだ見ている人が少ないと思うのでひとつネタバレなやつを書きます(まあTwitterだってかつてはかなりフリーダムだったんだけどな)。
月刊サウナの3月号に下高井戸の月見湯の思い出と、錆びた水風呂のことを書きます。
最近一度来たんだけど、暖簾の「月」の字がよれた写真(1枚目)しかなかったので、姿勢のいいやつを撮りに再訪しました。
このプロ意識!アマチュアなのに。
しかし今日の月見湯の暖簾は、絶賛キャンペーン中で今はどこの銭湯にもかかっている「銭湯のススメ」(2枚目)に代わってしまっていたのでした。
月見湯のやつがスマートで好きなんだけど、どうしようかなこれ。

今日も水風呂は錆びてました。
February 11, 2024 at 10:07 AM
これはテストじゃなくて本当にルネサンス橋本でサウナに入ってきた。
カタギの人には三連休の初日、俺はそうじゃないので仕事の終わりに。
まだ100文字も打ってないけど、誰にも見られていないのが前提のSNSはすでに気分がいい。
日常の記憶を記録していくだけならここはいい場所なのかも。
February 10, 2024 at 11:09 AM