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映画とブラジル音楽が好きです。ノー残業で映画を観たり、ライブへ行くのが楽しみ。
Amazonアソシエイト・プログラム参加者。
国立映画アーカイブにて「構造映画作品集」鑑賞。形式的な発見をしながら観る感じだけど、眠気に襲われるのに耐えながらなのが実験映画の醍醐味か。とはいえ最もスパルタなマイケル・スノウの『波長』がやはり面白かった。同一ポジションで徐々に画面が特定の位置に収束していくのを見続けるが、フィルターで色が変わったり、ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーが流れたり、外の騒音が聞こえたり、高周波パルス音が鳴り続けたりと単調さの中にも様々な事が起きる自由さが刺激的。『S:TREAM:S:S:ECTION:S:ECTION:S:S:ECTIONED』はフィルムの劣化で傷が付いてるのかとしばらく勘違いしていました。
January 18, 2026 at 3:01 AM
ダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督『SEX』『LOVE』鑑賞。どちらセクシュアリティを巡る映画であり、フーコーの『性の歴史』を踏まえ、ステレオタイプな性の言説と家族像に対し古代ギリシア的な快楽の実践との対比を主題としているように思えた。とりわけ『SEX』はアレントの公的領域と社会的領域とを語るところからも古代ギリシア的な価値が召喚されているのが伺える。二者による会話劇が中心の『SEX』は、冒頭ではカメラの移動による凝った長回しで捉えていたが、後半になると会話の内容は興味深いもののカットとしては些か単調過ぎるように思え、三者での会話や初老男性へのケアが撮られた『LOVE』の方が好みでした。
January 13, 2026 at 11:28 PM
『クルビ・ダ・エスキーナの物語 〜すべてはあの街角から始まった〜』鑑賞。ロー・ボルジェスがミルトン・ナシメントと出会ったアパートの階段で当時を振り返る場面から始まり、ボルジェスの兄弟達が集まって歌う場面もあり、自然と涙腺が緩んでしまう(しかもロー・ボルジェスの誕生日だった)。他にもミルトン・ナシメントは勿論のこと、多数のミュージャンが当時を語ってくれて、ビートルズやプログレ、ジャズから影響を受けた話など興味の尽きない話が語られる。最近再発盤LPが出た『Beto Guedes / Danilo Caymmi / Novelli / Toninho Horta』のレコードジャケも写ってましたね。
January 10, 2026 at 11:18 PM
『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』鑑賞。単にマリア・ベターニアのドキュメンタリーというよりもカーニヴァルを通してアフロ・ブラジルの宗教性に踏み込んだディープさがあり面白かった。カエターノもしばしばインタビューに登場するけど、ヴェローゾ家は祖先に黒人の血縁があり、地元のサント・アマーロもアフロ文化が強い。マリア・ベターニアはカンドンブレの信者ということで、彼女の音楽に感じる土着性のようなものが腑に落ちた。リオのカーニヴァルにおけるシンクレティズムはまさに祝祭的であり強烈。
January 10, 2026 at 12:37 AM
『ヤンヤン 夏の想い出』鑑賞。観るのは3回目になるけど、過去作との結びつきを感じさせる点が多く、エドワード・ヤンの集大成的な映画だと思う。昏睡状態の祖母が不動の中心に置かれる事で、ヤンヤンの家族や叔父さん夫婦の個々のエピソードが同時に進行しても散漫にならず最後まで飽きさせない。改めて巧いなと思ったのは、ベッドに眠る祖母にティンティンが最初に出会う場面では顔は写さず手のショットだけで成立させる演出。イッセー尾形が「月光」を演奏するピアノの音だけ残して場面転換し、オフィスへ戻って昔の恋人へ電話する繋ぎ方も素晴らしい。
January 6, 2026 at 11:56 PM
『コロッサル・ユース』鑑賞。冒頭の窓から物を落とすショットやヴェントゥーラが白い建物の前に佇む場面は覚えていたけど、大部分はかなり忘れているので初見に近い感覚で観た。その後のペドロ・コスタの作風は『ヴァンダの部屋』よりもこの映画で確立された様に思うけど、ほぼ固定ショットでコントラストの深い画面がどれも素晴らしい。とりわけヴェントゥーラと息子とヴァンダの3人で食事をする場面は、3人の頭部から天井までの余白とシャンデリアを収めたスタンダードならではの構図。ヴェントゥーラがレコードを掛けている時に相手が机に何かを書き込んでいるため、音飛びが生じるのでヴェントゥーラが手を押さえる演出も良かった。
January 5, 2026 at 12:20 AM
早稲田松竹のサイトにも「1993年「リヴェット・フィルム・コレクションVol.1/ジャックリヴェットと美しき女優たち」パンフレットより抜粋」と記載されてましたので間違いないかと思います。
wasedashochiku.co.jp/archives/sch...
January 3, 2026 at 1:11 PM
『パパ・プティ・バトー』鑑賞。シーラ・ホワイトのキャラクターが中々強烈で、身代金の人質としてのサスペンス性では無く、チャプリン的なドタバタ喜劇の立ち振る舞いで進行するのが可笑しい。とはいえ、囚われの身/周縁的な女性の立ち位置が逆転する構造は『海賊のフィアンセ』と共通し、とりわけ終盤の復讐は娯楽映画に収まらない強度を感じる。ひたすらやり込められるミシェル・ブーケも良かった。
January 3, 2026 at 1:28 AM
朝から新文芸坐でジェイ・ケリー観てきたけど、大判パンフ付きで大画面と考えれば割安に感じられる。
December 31, 2025 at 5:10 AM
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【拡散希望】します。

私たちはふたたび、ガザへの大きな【食料支援プロジェクト】を開始いたします。

こちらにいただいたご寄付は全て、現在イスラエルによる封鎖と激しい風雨に耐えているガザ北部の方々に直接届きます。

どうか、皆さまのお心をお寄せください。
よろしくお願いいたします。
chuffed.org/project/1556...
Food Project for North Gaza【2】
(English is below)ガザ北部への食料を届けるプロジェクトを開始いたします。
chuffed.org
December 23, 2025 at 10:06 AM
『マスターマインド』『陪審員2番』も特別上映枠になるとは思うけど、一般公開しないことへの不満も含めて通常枠にしました。
December 31, 2025 at 4:13 AM
■2025年映画旧作&特別上映ベスト

いつも明日はある
You Burn Me
パーク・ロウ
福祉
運命のつくり方
湖の見知らぬ男
パティーとの二十一夜
間奏曲
YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN
逮捕命令
ドッグ・レディ
溶岩の家
狂気の愛
ルート17の遭難者たち
走り来る男
蜘蛛の巣
パシフィクション
私たちの好きな八月
愛殺 レストア版
燈台守
ジャグラー/ニューヨーク25時
December 31, 2025 at 4:11 AM
#2025年映画ベスト10
リアル・ペイン〜心の旅〜
Underground アンダーグラウンド
名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN
ミゼリコルディア
ザ・ザ・コルダのフェニキア計画
ワン・バトル・アフター・アナザー
マスターマインド
陪審員2番
旅人の必需品
脱出の最中
December 31, 2025 at 4:09 AM
スタンリー・カヴェル / 涙の果て 知られざる女性のハリウッド・メロドラマ
長谷正人 / クリティーク社会学 ベンヤミンの映画俳優論: 複製芸術論文を読み直す
津田貴司 編著 / フィールド・レコーディングの現場から
ジャック・ランシエール / 映画の隔たり
December 30, 2025 at 3:04 AM
#2025年の本ベスト約10冊
ジョナサン・クレーリー / 知覚の宙吊り 注意、スペクタクル、近代文化
スージー・ロトロ / グリニッチヴィレッジの青春
中村佳穂+大竹昭子 / うたのげんざいち 遍歴
ミルクマン斉藤 / 1994-2024 ミルクマン斉藤レトロスペクティブ
森本あんり / 反知性主義-アメリカが生んだ「熱病」の正体-
内藤廣 / 建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い
金子修介 / 無能助監督日記
酒井大輔 / 日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで
December 30, 2025 at 3:04 AM
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【お知らせ】運命のいたずらというか、私にとっては試練ですが、図らずも同じ2月に、中央公論新社から2冊の単著が出ることになりました。

・『懐疑論――古代ギリシアからデカルト、陰謀論まで』(中公新書)

・『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の基本』(【すごい古典入門】シリーズ)

どちらもの本も、来週には念校が上がってくる段階ですので、中身はほぼ完成しています。
それぞれ念入りに時間をかけてつくり、新しい視点もいろいろと盛り込まれていますので、2月の刊行をぜひ楽しみにお待ちください。
両書の個別の詳しい情報は、年が明けてから、また追って紹介します。
December 28, 2025 at 9:28 AM
Joey Waronker & Pete Min / King King
Dino Saluzzi / El Viejo Caminante
Nay Porttela / Alvorada
Salomão Soares & Vanessa Moreno /Outros Ventos
Phylipe Nunes Araújo / Phylipe Nunes Araújo
Tiago Caetano / Eco Da Baia
СОЮЗ (SOYUZ) / Krok
Federico Arreseygor / .ar
December 27, 2025 at 11:43 AM
#2025年ベストアルバム
今年良く聴いた16枚を選出。
Gabi Hartmann / La Femme Aux Yeux de Sel
Natalia Lafourcade / Cancionera
Luedji Luna / Um Mar Pra Cada Um
Eddie Chacon / Lay Low
Adrian Younge / Adrian Younge presents Something About April III
Half Japanese / Adventure
Thiago Amud / Enseada perdida
Jadsa / Big Buraco
December 27, 2025 at 11:43 AM
『脱出の最中』鑑賞。40分の中編ながらデュラスの映画のような先鋭性を持った作品で、村上由規乃とカワシママリノの方言まじりの声の交歓が素晴らしい。画面外でのナレーションだったり同録での台詞だったり同期と非同期のズレを援用し、反復によって時制を撹乱したり映画自体を問いかけるような自己言及性がある。『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』が川の映画だったのに対し、『脱出の最中』は海辺の映画で押し寄せる波の様々な移り変わりを丹念に捉える。
December 27, 2025 at 1:14 AM
『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』鑑賞。群像劇というには余りに次々と人物が変わるので面食らったけど、幼年期から高齢期までの多様なレイヤーが一堂に会するクリスマスというファミリーイベントを複眼的に捉えていて、犬と鹿との切り返しには笑ってしまった。甘ったるい位にオールディーズが流れ、豪華な食事や古い家の人工的な美しさだったり、クレーンショットで何が起こるか期待させながらローカリティ溢れるイベントという脱臼的な着地など一筋縄ではない感じ。過剰なドラマティックさは回避しながら何気ない出来事を捉えるのが上手い。ティーンエイジャーが出会う屋外でひらひらと舞う雪のショットがとにかく素晴らしい。
December 25, 2025 at 11:33 PM
本日の『ある女の復讐』は行く気満々でしたが、妻の体調不良で断念。今週はBTTFしか観られてない。。
December 20, 2025 at 12:39 PM
『コモレヴィア』ワールド・プレミア & ワールドスタンダード40周年記念 スペシャル・トーク@um。前半はこれまでのアルバムからプレイリストを掛けながら、デビュー時から10周年で復活しアルバムを作ってきた変遷の対談トーク。細野晴臣や坂本龍一との興味深い話も多く、稲葉さんと鈴木惣一朗さんの絶妙な掛け合いが面白い。後半は新作を丸ごと聴く事ができて素晴らしい音響体験だった。デビュー当時の機材を使って取り組んだ円環がテーマのようだけど、これまでのワールドスタンダードの音楽が重層的に鳴り響く唯一無二のアンビエント音楽だった。
December 14, 2025 at 11:54 PM
『ジャグラー/ニューヨーク25時 』鑑賞。4Kといってもフィルムのざらつきが残り、くすんだ色合いで70年代アメリカ映画らしさが残った修復。望遠レンズによる疾走する場面の躍動感に目を奪われ、最近の映画では観ることができない激しいカーチェイスに興奮させられる。登場人物達が恵まれた境遇ではない人々が中心なのも当時のニューヨークのリアルさがあり、娘を取り違えられて身代金を要求される富豪が不動産で儲けているトランプみたいな人物なのも何とも皮肉。動く映像を終始観させられた後エンドロールはフィックスで締めるのも良い。撮影監督のビクター・J・ケンパーは『ハズバンズ』や『マイキー&ニッキー』も撮った人ですね。
December 13, 2025 at 11:14 PM
『落下の王国』鑑賞。もっとカルトっぽいと思ってましたが、ストーリーテラーと語られる奇想天外な物語の同時進行は『ネバーエンディング・ストーリー』みたいな感じもあり、子供が観ると喜びそうなファンタジー映画だった。色彩豊かな映像はCM出身の監督らしく非常に凝っていて、世界遺産のロケ地はアニメーション的とも言えるが活劇性は希薄。皮肉にもラストが最も活劇的に感じられた。
December 9, 2025 at 12:17 AM
『ジルベルト・ジル ゴッド・イン・ヒズ・ガーデン』鑑賞。インタビュー部分もあるのかと思ってたら全編ライブのみの音楽映像でした。ライブはファミリーで構成され、着座スタイルでの落ち着いた演奏のなので、昨年の来日ライブの前半部分に近い感じ。冒頭から「Palco」で始まり、自身の曲だけでなくボサノヴァやボブ・マーリーのカバーなども。初めの方はジルベルト・ジルもマイクのバランスなど気にして細かな指示を出してたり、中盤からは満足そうに演奏しつつも息子のBem Gilのギターに対して最後のフレーズ以外は良かったなど厳しい面も。孫のFlor Gilのコーラスやボーカルがまだ幼いのに堂々たるものでした。
December 8, 2025 at 12:34 AM