というわけで、彼らの全盛期には間に合わず、DC5ほどではないものの、長い市場の空白期があり、わたしにとってはほとんど幻のグループだし、NYだし、とくに語るべきものは持ち合わせず、ですね。
何年も聴いていなかったデビュー盤。後に生き残りをかけてモータウンやサイケデリックに手を出す4シーズンズのエッセンスはヴィー・ジェイ時代にある。フランキーの声に最も艶があったのは1964年あたりまでではないか。ナイアガラの旦那もヴィー・ジェイ時代を重視しており、それが間違いだとは思わないが、私はどうしてもフィリップス時代に傾いてしまう。
二枚目のLPでクリスマス・アルバムとはどういうことかと思うが、フランキーは基本的に真面目に歌っている。元来裏声ばかりの歌唱を望んでいた人ではないから、どちらかといえば本懐に近いものがあったのだろうか。三曲だけいつもの4シーズンズ・スタイルのアレンジになっており、Santa Claus Is Comin' to Townはその一例であり、チャート・ヒットにもなった。この曲のドラムは、すべてのフィルインで間違えていて可笑しい。
二枚目のLPでクリスマス・アルバムとはどういうことかと思うが、フランキーは基本的に真面目に歌っている。元来裏声ばかりの歌唱を望んでいた人ではないから、どちらかといえば本懐に近いものがあったのだろうか。三曲だけいつもの4シーズンズ・スタイルのアレンジになっており、Santa Claus Is Comin' to Townはその一例であり、チャート・ヒットにもなった。この曲のドラムは、すべてのフィルインで間違えていて可笑しい。
何年も聴いていなかったデビュー盤。後に生き残りをかけてモータウンやサイケデリックに手を出す4シーズンズのエッセンスはヴィー・ジェイ時代にある。フランキーの声に最も艶があったのは1964年あたりまでではないか。ナイアガラの旦那もヴィー・ジェイ時代を重視しており、それが間違いだとは思わないが、私はどうしてもフィリップス時代に傾いてしまう。
何年も聴いていなかったデビュー盤。後に生き残りをかけてモータウンやサイケデリックに手を出す4シーズンズのエッセンスはヴィー・ジェイ時代にある。フランキーの声に最も艶があったのは1964年あたりまでではないか。ナイアガラの旦那もヴィー・ジェイ時代を重視しており、それが間違いだとは思わないが、私はどうしてもフィリップス時代に傾いてしまう。
NYはデータが僅少で毎度困りますね。そろそろパーディーが出てくるころかもしれませんが、まだチェスター、サルツマンの時代かもしれませんし。マコーイズのCome On Let's Goのドラマーなんかも昔から調べていますが、まだ手掛かりゼロです。
NYはデータが僅少で毎度困りますね。そろそろパーディーが出てくるころかもしれませんが、まだチェスター、サルツマンの時代かもしれませんし。マコーイズのCome On Let's Goのドラマーなんかも昔から調べていますが、まだ手掛かりゼロです。
ああいう「段差」のようなものは、つくるほうは大丈夫大丈夫と云って通過したけれど、あとになると目立ってくるのだから妙なものです。Strawberry FieldsやGood Vibrationsのつなぎ目なんかは「歴史に残る大段差」でしょうw 小さいものでは、シャドウズのSpring Is Nearly Hereのウェルチのアルペジオのミスなんかも、聴くたびに引っかかります。結局、それも楽しみのひとつになるのが、時間の流れというものなのでしょう。
ああいう「段差」のようなものは、つくるほうは大丈夫大丈夫と云って通過したけれど、あとになると目立ってくるのだから妙なものです。Strawberry FieldsやGood Vibrationsのつなぎ目なんかは「歴史に残る大段差」でしょうw 小さいものでは、シャドウズのSpring Is Nearly Hereのウェルチのアルペジオのミスなんかも、聴くたびに引っかかります。結局、それも楽しみのひとつになるのが、時間の流れというものなのでしょう。
いつの時代からか、音楽は破綻のないリズムやピッチが現実のものとなりましたが、その分面白さは半減したように感じることがよくあります。Lightnin' Strikesのテンポの速まりは、どうしても耳を傾けてしまいます。こういう意図せぬフックも含めて、私はポップ・ミュージックが好きですね。
いつの時代からか、音楽は破綻のないリズムやピッチが現実のものとなりましたが、その分面白さは半減したように感じることがよくあります。Lightnin' Strikesのテンポの速まりは、どうしても耳を傾けてしまいます。こういう意図せぬフックも含めて、私はポップ・ミュージックが好きですね。
このピアノの人、2分から8分への移行(♬every boy wants)ははじめからラッシュ気味で、元々アーリーなタイプなのでしょう。だから、徐々に盛り上がって行く後半で8分になる時、そのアーリーなところがもろに出たのでは?
まあ、レイトよりは百倍ましで、盛り上がるところでは走ってOK、ということじゃないでしょうか。少なくとも「いかにも昔の音楽らしい」と云えるでしょう。
このピアノの人、2分から8分への移行(♬every boy wants)ははじめからラッシュ気味で、元々アーリーなタイプなのでしょう。だから、徐々に盛り上がって行く後半で8分になる時、そのアーリーなところがもろに出たのでは?
まあ、レイトよりは百倍ましで、盛り上がるところでは走ってOK、ということじゃないでしょうか。少なくとも「いかにも昔の音楽らしい」と云えるでしょう。
Freddy Cannon - Where The Action Is The Very Best 1964-1981
スワン時代、つまり最もヒットがあった頃のベスト盤は別にあり、これはその続編。Abigail BeecherやActionはお馴染みだが、あとは寂しい限り。誰しもそうだが、60年代の歌手はロックンロールの黎明期に接しているためか殊更に懐古趣味に落ち着くもので、フレディー・キャノンの場合も70年代になるとROCK & ROLLと銘打った曲を連発している。声はいつもの調子なのだが。
Freddy Cannon - Where The Action Is The Very Best 1964-1981
スワン時代、つまり最もヒットがあった頃のベスト盤は別にあり、これはその続編。Abigail BeecherやActionはお馴染みだが、あとは寂しい限り。誰しもそうだが、60年代の歌手はロックンロールの黎明期に接しているためか殊更に懐古趣味に落ち着くもので、フレディー・キャノンの場合も70年代になるとROCK & ROLLと銘打った曲を連発している。声はいつもの調子なのだが。
Depeche Mode - Construction Time Again
A Broken FrameとSome Great Rewardに挟まれた地味な盤という印象をいまだにある。ディペッシュ・モードの変身のためには重要なアルバムではあるが、どうしてもEverything Countsばかりが耳に残る。微妙にのどかな雰囲気が残っており、サンプリングの使い方がいくらか面白いといった程度。イミュレーターを扱う姿が好きだった。
Depeche Mode - Construction Time Again
A Broken FrameとSome Great Rewardに挟まれた地味な盤という印象をいまだにある。ディペッシュ・モードの変身のためには重要なアルバムではあるが、どうしてもEverything Countsばかりが耳に残る。微妙にのどかな雰囲気が残っており、サンプリングの使い方がいくらか面白いといった程度。イミュレーターを扱う姿が好きだった。