ツァイスは、かけたコストで未来を先取りしようとするが、日本のメーカーは地道に「カイゼン」にコストをかけるような感じがする。このレンズも真面目な、性格の素直なお坊ちゃんタイプで、欠点もなく特徴もなく。開放のちょっとフワッとした輪郭は半段絞ると明瞭になり、f2で解像感がぐっと上がる。要するにフツーに良く写る。絞り羽根はギザギザしません。
ツァイスは、かけたコストで未来を先取りしようとするが、日本のメーカーは地道に「カイゼン」にコストをかけるような感じがする。このレンズも真面目な、性格の素直なお坊ちゃんタイプで、欠点もなく特徴もなく。開放のちょっとフワッとした輪郭は半段絞ると明瞭になり、f2で解像感がぐっと上がる。要するにフツーに良く写る。絞り羽根はギザギザしません。
さらによく見ると、太さを変えた数字のレタリングはみごとなクオリティだが、だからといって視認性はべつに上がってないようだし、これでいいのかどうかわからないアレンジで要領の悪そうな、そんなあたりも床しいところかな。愛すべき一本。
さらによく見ると、太さを変えた数字のレタリングはみごとなクオリティだが、だからといって視認性はべつに上がってないようだし、これでいいのかどうかわからないアレンジで要領の悪そうな、そんなあたりも床しいところかな。愛すべき一本。
古時計を買い始めて数本目に出会った、印象深いシチズン。今日は文芸坐に登壇の色男・石田純一に敬意を表して、僕の所有中エレガントさでは屈指のこの時計で出かける。
古時計を買い始めて数本目に出会った、印象深いシチズン。今日は文芸坐に登壇の色男・石田純一に敬意を表して、僕の所有中エレガントさでは屈指のこの時計で出かける。
どんな嫌疑も認めず、証拠や証言はみんなウソだと決めつけ、自分を貶めるために全員が結託していると主張し、正常な民主主義を取り戻すと称して独裁体制を作ろうとする。
どうしてこんなことになったんだろう。自由を最大化するということなんだろうか。みんなにとっての、さまざまな多様な自由ではなく、このオレのオレだけの自由を最大化するために国家を改造しようということなのか。
ウチの国もなんか他人事じゃないから情けない。
どんな嫌疑も認めず、証拠や証言はみんなウソだと決めつけ、自分を貶めるために全員が結託していると主張し、正常な民主主義を取り戻すと称して独裁体制を作ろうとする。
どうしてこんなことになったんだろう。自由を最大化するということなんだろうか。みんなにとっての、さまざまな多様な自由ではなく、このオレのオレだけの自由を最大化するために国家を改造しようということなのか。
ウチの国もなんか他人事じゃないから情けない。
オンボロのユンハンスのトノー。ムーブメントはメッキもしてない、ルビーの色まで褪せたような素っ気ない風情だけど、とにかく精確。
オンボロのユンハンスのトノー。ムーブメントはメッキもしてない、ルビーの色まで褪せたような素っ気ない風情だけど、とにかく精確。
すみずみまでていねいに仕上げられているし、カレンダーはパチンと切り替わるいわゆるデイトジャスト。クッションケースのフォルムも含めてなかなか高級そうなんだけど、そこがオッサンくさい。それがたまらない。
すみずみまでていねいに仕上げられているし、カレンダーはパチンと切り替わるいわゆるデイトジャスト。クッションケースのフォルムも含めてなかなか高級そうなんだけど、そこがオッサンくさい。それがたまらない。
ウォルサムは好きなわりに二本しか持ってない。オークションとかでなら買えるんだと思うけど。
ウォルサムは好きなわりに二本しか持ってない。オークションとかでなら買えるんだと思うけど。
鉄仮面のようなケースとカットガラスの風防に一体感がある。円い時計を四角く削ぎ落とした風情。ストラップは残念ながら純正品は失われていて、LMの他のモデルのものが付いた状態で買った。それも交換して今着けてるのは最近の安物だけど、当時のものはやはりクドいように感じるので、このくらいさっぱりしたベルトでちょうどいいと思う。
やたらキラキラしてて、細身のスーツに似合いそうだけど、僕は鈍臭い格好で今日もフィルメックスに出かける。
鉄仮面のようなケースとカットガラスの風防に一体感がある。円い時計を四角く削ぎ落とした風情。ストラップは残念ながら純正品は失われていて、LMの他のモデルのものが付いた状態で買った。それも交換して今着けてるのは最近の安物だけど、当時のものはやはりクドいように感じるので、このくらいさっぱりしたベルトでちょうどいいと思う。
やたらキラキラしてて、細身のスーツに似合いそうだけど、僕は鈍臭い格好で今日もフィルメックスに出かける。
今日はフィルメックスを中休み。だけどケン・ローチ「石炭の値打ち」がルシネで今日終映。サービスディでもあるのであわてて観に行く。
今日はフィルメックスを中休み。だけどケン・ローチ「石炭の値打ち」がルシネで今日終映。サービスディでもあるのであわてて観に行く。