井上 瑞貴
orientability.bsky.social
井上 瑞貴
@orientability.bsky.social
歌をかきけす空気が動くと風になる
「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS」、このwikiもおもしろかった。クリストファー・ノーランの映画『TENET』のよくわからない筋をしらべていてたどり着いた。これを5文字×5文字のワード・スクエアにすれば「右上から横向き、右上から下向き、左下から右向き、左下から上向きのいずれの読み方でも同じ文章になり、180度回転させても同じになる。」
October 11, 2025 at 2:27 AM
「錯聴」のwikiにはこうある。形而上学的な洞察をふくむ、すぐれた記述だと思う。
「錯聴(さくちょう、英: auditory illusion)とは、音や外部の刺激に対して誤った知覚を得てしまう現象である。耳で起きる、目の錯覚に相当するものとされている。聴取者は刺激内に存在しない音や、状況的に聴こえるはずのない音を知覚する。錯聴は人間の耳と脳が完全な音声受容組織ではないことを明らかにしている。これは人間が現実には鳴っていない音を聴き、その音に反応できることを示している。」
October 11, 2025 at 2:11 AM
「見上げると中天に月が見えた」という一文が印象に残った、名も知らぬウェブ小説
September 13, 2025 at 3:43 AM
かならずどこかで雨が降っている
September 13, 2025 at 3:33 AM
ああ、コーヒーがうまい、そういう一瞬、流れ去り、けっして蓄積しない一瞬の連続が「生きる」ということの意味なのだとふとおもう
September 13, 2025 at 3:29 AM
天と地の間には多くがある、ホレーショよ
シェークスピア
August 24, 2025 at 8:11 AM
気づけば、気づかなくても、8月だった
July 31, 2025 at 4:39 PM
いつでも裏切っていて裏切られている、”わたし”と呼んでいる誰かが、”わたし”と呼ばれている誰かに
July 16, 2025 at 11:07 AM
なのですが、『本当の小説』はまったく小説ではなく、自伝なのでした
July 16, 2025 at 10:59 AM
あなたは一度も「本当の小説」を書いたことがない、と言われつづけたフィリップ・ソレルスが、はじめて「本当の小説」を書いたのである。その本のタイトルが『本当の小説』なのです
July 16, 2025 at 10:57 AM
鐘をたたく雨音が嫌いだが、聞いたことはない
July 12, 2025 at 7:28 PM
洗濯でもするか、洗剤能力で
July 12, 2025 at 5:58 AM
芥川賞とH氏賞をりょうほうとっている詩人は他に三木卓がいるが、かれの詩は、いかにも小説家が書く詩、といった感じだった。『野いばらの衣』という作品をぜひ読んでほしい、ぜひ
July 4, 2025 at 12:42 PM
清岡卓行の芥川賞受賞作『アカシアの大連』というのはいかにも詩人が書く小説といったイメージそのものだったが、えんえんと、わたしの妻は美しかった、とつづられている。喪失、というより、もっとも愛に近くいるものはつねに不在者だったのである
July 4, 2025 at 12:37 PM
ぼくは いつまで
こんな都会の片隅を愛するのだろうか?
ー清岡卓行「早春」四季のスケッチ
July 4, 2025 at 12:30 PM
東京のとある路上で、ある少女が私の目の前にやってくると、とつぜん私の「丘の零度」という詩を暗唱し始めた。それが幼少時のさいかさんだった。その父親はいくつもの深い空白をわたしたちに残して去った。ご冥福をお祈りします。
June 22, 2025 at 4:46 PM
昨夜は小雨で路上には薄い靄がかかっていた。靄を割って車を走らせながら『世にも怪奇な物語』の第3話「悪魔の首飾り」を思い出し恐怖に竦んだ。
May 6, 2025 at 2:50 AM
近くにいる猫が鳴いているというより、鳴いている猫が近くにいる
April 30, 2025 at 12:11 PM
突然ポーの一族のはるかな国の花や小鳥を思い出してしまい仕事が中断した。行き先のある花はいい‥‥
April 22, 2025 at 4:00 AM
一愚さんから突然の電話。余命一か月から数年にわたって生死を繰り返しているらしい。宗教の話をした。嘘つき呼ばわりした過去を責められもした。まったく覚えていないことだったけど。話して楽しい友人はいいねとおもう
March 31, 2025 at 11:36 AM
久しぶり、と言いながらだれなのか思い出せないことが頻発する。ひとは出会っていない人とも別れることができるどころか、別れていない人と別れてしまっていることがたたあるようだ
March 16, 2025 at 1:25 PM
夢ある限りわたしは目覚めず

夢ある限りわたしは眠れない
February 3, 2025 at 3:01 PM
雨か、いや雪だった、雪か、いや雨だった
January 28, 2025 at 9:16 AM
死は、ぜんぜん怖くない時もあれば、とてつもなく怖いときもある。思い出次第だ
January 18, 2025 at 7:57 PM