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仏教〈釈尊/法然/親鸞/一遍〉好き

法然上人
「生けらば念仏の功つもり、死なば浄土へ参りなん。とてもかくても、此の身には、思いわずろう事ぞなきと思いぬれば、死生ともにわずらいなし」
【親鸞の言葉】自分の弱さを抱えて生きる

“悲しきかな愚禿鸞(ぐとくらん)、愛欲の広海に沈没(ちんもつ)し、名利の太山に迷惑して、定聚(じょうじゅ)の数に入ることを喜ばず、真証の証(さとり)に近づくことを快(たの)しまざることを、恥づべし傷(いた)むべしと”(教行信証)

意訳「悲しいことに、愚かな私、親鸞は、果てしなく広い愛欲の海に沈み、名声や利益を貪るような欲望の山に迷い込み、浄土に往生できる身になったことを喜ばず、悟りに近づくこともうれしいとは思わない。恥ずかしく、心が痛むことだ。」
November 19, 2025 at 12:08 AM
▶︎『日々是修行 現代人のための仏教一〇〇話』(佐々木閑) #読了 釈迦の仏教のことが大好きな佐々木閑氏のコラム集です。「自殺は悪ではない」のコラムがとても良かったです。自死遺族の私にとって、救われる思いでした。その他のコラムもなかなか良かったです。★3.5/5点11/7-18
November 18, 2025 at 1:10 PM
【親鸞の言葉】誰もが乗れる大きな船のように阿弥陀さまはすべてを救ってくださる

“浄土真宗は大乗のなかの至極なり”(末灯鈔)

意訳「浄土真宗(阿弥陀如来の本願を真実とする教え)は、すべての人々を救済しようという仏教の精神(大乗)のなかでも、これ以上ない極致である。」
November 18, 2025 at 9:25 AM
【親鸞の言葉】耳の痛い意見にも耳を傾けて

“無明煩悩しげくして
塵数(じんじゅ)のごとく遍満(へんまん)す
愛憎違順(あいぞういじゅん)することは
高峰岳山(こうぶがくさん)にことならず”(正像末和讃)

意訳「私たちの無明(真理を知らない心)と煩悩は、
ちりほどの無数にあふれ返っている。
好き嫌い・思い通りになる/ならないという心は、
高い山のように積み重なってしまっている。」
November 16, 2025 at 10:45 PM
【親鸞の言葉】師や親を非難するのは罪である

“師をそしるものをば、謗法のものと申すなり。親を誹るものをば、五逆のものと申すなり。”(親鸞聖人御消息)

意訳「師(先生・仏教の指導者)を悪く言う者は“仏法をそしる者(謗法)”と呼ぶ。
親を悪く言う者は“五逆の罪を犯す者”と呼ばれる。」

※仏教の五大逆罪(ごぎゃくざい)。即座に無間地獄に落ちるといわれる最重罪:
1. 父を殺す(弑父)
2. 母を殺す(弑母)
3. 阿羅漢(悟った聖者)を殺す(殺阿羅漢)
4. 仏の体から血を出す(破僧伽藍、または出仏身血)
5. 僧団を破壊する(破和合僧)
November 16, 2025 at 1:16 AM
【親鸞の言葉】偶然の出会いに感謝を

“たまたま行信を獲(え)ば、遠く宿縁を慶(よろこ)べ”(教行信証)

意訳「もし思いがけず、念仏の行と阿弥陀仏を信じる心をいただくことができたなら、
それは遠い過去からのご縁のおかげだと深く喜びなさい。」
November 15, 2025 at 1:03 AM
【親鸞の言葉】ともに幸せになる道を見つける

“証(しょう)といふは、すなはち利他円満の妙果なり”(浄土文類聚鈔)

意訳「『証(さとり)』というのは、すなわち、自分だけの完成ではなく、他の者をも利益し、すべてが円満に成就した境地のことなのである」
November 13, 2025 at 10:38 PM
【親鸞の言葉】阿弥陀さまの救いを得るきっかけは自分の心の弱さを知ること

“「如是凡夫心想羸劣(にょぜぼんぶしんそうるいれつ)」といへり、すなはちこれ悪人往生の機たることを彰(あらわ)すなり”(教行信証)

意訳「このように、凡夫(煩悩にまみれた人間)の心のはたらきは弱く、劣っていると言われている。
すなわち、これは“悪人こそが阿弥陀仏の救いの対象である”ということを明らかにしているのである。」
November 13, 2025 at 3:25 AM
【親鸞の言葉】困っている人ほど心をかける

“病子においてすなはちひとへに重きがごとし。大王、如来もまたしかなり”(教行信証)

意訳「病気の子を思うとき、親はその子のことをひときわ深く心配し、大切に思うものです。
それと同じように、大王(=阿弥陀如来)も、苦しみ迷う私たちをひときわ深く憐れみ、救おうとなさるのです。」
November 12, 2025 at 1:16 AM
【親鸞の言葉】「この道しかない」という覚悟で歩む

“たとひ法然聖人にすかされまゐらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからず候ふ”(歎異抄)

意訳:たとえ私が法然聖人にだまされて、念仏をして地獄に落ちたとしても、少しも後悔することはありません。
November 10, 2025 at 11:53 PM
【親鸞の言葉】阿弥陀さまには身を粉にして報い、師には骨を砕くほどの感謝を

“如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし”(正像末和讃)

意訳「如来(阿弥陀仏)の大いなる慈悲のめぐみは、
自分の身を粉々になるまで砕いても、恩に報いるべきものである。
また、私に仏法を教えてくださった師(お釈迦さま)や善知識(導きの先生方)のご恩も、
骨を砕いてでも感謝申し上げるべきものである。」
November 10, 2025 at 3:33 AM
【親鸞の言葉】よき友を大切に

“善知識・同行にはしたしみちかづけとこそ、ときおかれてそうらえ”(親鸞聖人御消息)

意訳「『善き教えを導いてくれる人(善知識)や、同じ信仰の仲間(同行)とは、親しく交わり、近づいてつきあいなさい』と教えられています。」
November 8, 2025 at 11:58 PM
【親鸞の言葉】出会いも別れも、自然にまかせる

“つくべき縁あればともなひ、はなるべき縁あればはなるる”(歎異抄)

意訳「つくべき縁があればともにし、離れるべき縁であれば別の道を歩む」
November 7, 2025 at 11:01 PM
【親鸞の言葉】道に迷ったら先人を訪ねて

“前に生まれんものは後を導き、後に生まれんひとは前を訪(とぶら)へ”(教行信証)

意訳「先に生まれた者は後から来る者を導き、後に生まれた者は先に生まれた者から学びなさい」
November 7, 2025 at 1:07 AM
▶︎『正信偈入門 -浄土真宗を基礎から学ぶ-』(三木照國) #読了 1971年初版と古く文体が味わい深い。法話みたいな感じで正信偈の解説をしてくれる。期せずして親鸞会との違いがよくわかり読んで良かった。薄い本だが内容は充実している。なんまんだぶなんまんだぶと念仏をしたくなる。★5/5点11/1-6
November 6, 2025 at 11:36 AM
【親鸞の言葉】この世に生きる人は皆つながり合っている

“一切の有情はみなもつて世々生々の父母・兄弟なり”(歎異抄)

意訳「生きとし生けるものはすべて輪廻転生を繰り返しているので、あるときは父母であり、あるときは兄弟なのである」
November 5, 2025 at 11:53 PM
【親鸞の言葉】弟子も、ともに歩む仲間である。

“親鸞は弟子一人ももたず候ふ”(歎異抄)
November 5, 2025 at 12:50 AM
【親鸞の言葉】真の教えと出遇うまでは諦めない

“遇ひがたくしていま遇ふことをえたり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり”(教行信証)

意訳:めったに出会うことのできない仏法に、いま私は出会うことができた。
なかなか聞くことのできない教えを、すでに聞くことができたのだ。
November 4, 2025 at 12:34 AM
【親鸞の言葉】「行い」と「心」は離れずにあるもの

“行をはなれたる信はなしとききて候ふ。また、信はなれたる行なしとおぼしめすべし”(末灯鈔)

意訳「行(ぎょう)から離れた信(しん)はないと聞いています。
また同じように、信から離れた行もないと考えるべきです。」
November 2, 2025 at 10:34 PM
【親鸞の言葉】「心を改める」は人生に一度だけ

“回心といふこと、ただひとたびあるべし”(歎異抄)

ここでいう「回心」とは、
• 日頃、自分の力(自力)で善を修め、悪を断って往生しようと考えていた心を、
• 阿弥陀仏の本願(他力)の智慧によって、自分の力ではどうにもならない凡夫であることを知り、
• それまでの自力の心をひっくり返して捨て、ひたすら阿弥陀仏の本願に頼りきること
November 1, 2025 at 11:47 PM
【親鸞の言葉】思い通りに助けられないということを知る

“今生に、いかにいとほし不便とおもふとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし”(歎異抄)

意訳「この世において、どんなに愛おしく気の毒に思ったとしても、自分の思い通りに救うことはできないのだから、この(自力の)慈悲は最後まで貫くことができない」
November 1, 2025 at 12:52 AM
【親鸞の言葉】「浄土へ往く」も「浄土から還る」も阿弥陀さまが導いてくださる

“往還の回向は他力による”(正信偈)

意訳「私たちが浄土に往き(往相)、再びこの世に還ってくる(還相)という、往還の一切は、阿弥陀如来の本願力によるのである」
October 31, 2025 at 5:23 AM
【親鸞の言葉】心が曇っていても必ず光は届く

“たとへば日光の雲霧に覆はれるども、雲霧の下あきらかにして闇なきがごとし”(正信偈)

意訳:たとえば、太陽の光が雲や霧に覆われているように見えても、
その雲や霧の下では、本当は明るくて暗闇ではないようなものです。
October 30, 2025 at 3:52 AM
【親鸞の言葉】一筋の光が暗闇を照らしてくれる

“難思(なんし)の弘誓(ぐぜい)は難度海(なんどかい)を度(ど)する大船、無礙(むげ)の光明は無明の闇を破する恵日(えにち)なり”(教行信証)

意訳:阿弥陀仏の「思いはかることもできないほど深く大きな誓い(=本願)」は、
私たちが苦しみや迷いに満ちた「難しい渡り(=生死・煩悩)の海」を渡らせてくださる大きな船である。

そして、阿弥陀仏の「妨げるもののない光(=無碍の光明)」は、
私たちの心を覆っている「無明(=迷い・無知)」という闇を打ち破ってくださる慈悲の太陽である。
October 29, 2025 at 3:23 AM
▶︎『文章は接続詞で決まる』(石黒圭) #読了 受験現代文の読み方のテキストとして良さそうな本。様々な接続詞の使われ方などがまとまっていてなかなか面白かった。文末接続詞という考え方も「のだ」「のである」文が大事という私の考えに近くて良いと思う。途中から少し飽きた。★2.5/5点10/14-28
October 28, 2025 at 9:29 AM