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【レビュー】MODEROID期待の最新作「機甲界ガリアン ガリアン重装改」の“個々のパーツ”を褒めたい!! #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
【レビュー】MODEROID期待の最新作「機甲界ガリアン ガリアン重装改」の“個々のパーツ”を褒めたい!!
 アニメもゲームも、ガールズプラモも。MODEROIDシリーズは昭和から令和まで様々なロボット(含む機械生命体)などを発売しているグッドスマイルカンパニーのブランドです。この赤いロボット、ガリアン重装改は『機甲界ガリアン』の主役ロボで、作中パワーアップ改造を受けた姿で、腕に持った2連砲(重装砲)やシールド、背中の単装砲(飛装砲)などが強化されました。そのため、本体も基本は同じなのですが、強化前のガリアンも作れるようになっています。  ランナーの色は透け感のない濃い赤。そしてMODEROIDなどではおなじみ部分的に塗装済みのパーツが配されています。  機体の黄帯は徹底的なパーツ分割です。シールドはフチが黄色なのですが、外側だけパーツを分割しているのがわかります。  頭部は中央の白いパーツをサンドするような構成。さらに顔周辺はすでに塗装済みとなっているので、組み立てるだけで設定通りの色分割が見事に再現されるわけです。  エッジはもちろんシャープなのですが、全体的にふっくらした面で構成され、当時の作画にあるような厚みをしっかり再現しています。また細部には当時の設定のほかにも、本キットならではのディテールが増えて、よりメカっぽさがプラスされています。ガリアンは発掘された謎のメカなので、本当にそこは自由というかなんと言うか、今の時代にあったディテールの塩梅というものも表現されているのです(もちろん設定はあります)。  もっちりとした面といえば、このハンドパーツ。この丸指の豊かさはいかにも1980年代ロボットと言った感じで、表情付けや装備との密着感もすごいアイテムです。  そしてランナー状態最大の注目ポイントはこのガリアンソードの鞭状態でしょう。内部にコードが入っていて、切り離すだけで自由に動く鋭いガリアンソードになります。のちの世界に大きな影響を与えたガリアンソード、これを見事に立体化しました。  もちろん通常の剣も付属しています。鞭状態に比べると短く感じますが、鞭状態はあえて長めにを作られてたらもちろんうれしい。この演出がMODEROIDガリアンの良さといえるでしょう。さあ、新しいガリアン重装改で『機甲界ガリアン』の世界を走り抜けましょう!
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January 7, 2026 at 11:00 AM
【キットレビュー】生活に一番近い「靴」は、組めて、塗れて、汚せる。プラモデルというテーマにフィットするスニーカーの世界。 #キットレビュー #nippper #プラモデル
【キットレビュー】生活に一番近い「靴」は、組めて、塗れて、汚せる。プラモデルというテーマにフィットするスニーカーの世界。
 靴のプラモデル。それは組めば「新品の靴」のように、塗れば「自分だけのカラーリング」に。そして汚せば「履き込まれたような雰囲気」を表現できる。僕たちの生活において必需品とも言える靴が、実はこんなにも「プラモデルを楽しむ」というテーマに合っているとは思いもしなかった。そんなことを感じさせてくれたのが、この「NIKE AIR JORDAN 1 HIGH 85 SHADOW AND REVERSE SHADOW MODEL KIT」。ガンプラを送り出しているBANDAI SPIRITSのプロダクトだ。  去年からはじめた趣味が、スニーカーコレクション。まだまだ始めたばかりで沼にはまっているつもりはないのだが、月に 1 足のペースで購入している僕を見る周りの目は随分と冷ややかではある。そんな僕にピッタリのプラモデルが発売された。「NIKE AIR JORDAN 1 HIGH 85 SHADOW AND REVERSE SHADOW MODEL KIT」。事前の抽選販売には外れたものの、僕のYouTube「Chop!!! Factory」の心優しいリスナーさんが譲ってくれた。  世にも珍しいスニーカーのプラモデル。以前にもカップヌードルのプラモデルを出したBANDAI SPIRITSが出すのだからキットとしての安心感はあるものの、革や布を使った製品のプラモデル化はさすがに興味がわく。  届いた段ボールを開封して出てきたパッケージはスニーカーの箱そのもの。スニーカー箱と同サイズのパッケージに見慣れた NIKE のロゴの隣に BANDAI が同居していたり、サイズ表記パッチを模したパーツ数が書かれたラベルにニヤリとしてしまう。こんな荷姿も「模せる」ので、プラモデル世界にスニーカーはフィットすると感じさせてくれる。  色違いの 2 足「SHADOW & REVERSE SHADOW」が作れるように、成形色違いのランナーが 2 セット入っているのでボリュームもなかなかで、どっちの色から作ろうか悩んでしまった。靴屋で品定めをしている時と同じ顔をしていたに違いない……。  普段ガンプラを作る事が多い自分には違和感しかない「奇々怪々」な形状のパーツがランナーに収まっていて、一見するとどこの部位のパーツなのか判断が付かない。ましてや同じデザインが鏡転されたパーツ構成になっているので混乱しそうなものだが、説明書に記載されているパーツナンバーとは別に恐ろしいほどシンプルな方法で左右がわかるようになっていた。  各パーツにL/Rの刻印があるだけでこれほど指示力が増すものなのか?ソールのパーツなんかはLRの刻印がそのままダボになっている。説明書の指示を無視して真っ先に 3 層になったソールを組み立ててしまうほどの説得力だ。  「奇々怪々」なパーツの中に突如として現れる「見慣れた」形状のダボピン。プロダクトとしての安心感ってこういう所に宿っているんだな、と改めて思う。  その他にも靴のセンターに対して外装(?)の左右の貼り合わせを間違えないよう、右側は「四角穴」、左側は「丸穴」と形状がそろえられていたり、シューレース(靴紐)パーツが靴のつま先側から順番にランナーに配置され裏側には 1, 2, 3…と番号も入っていたりとグローバルデザインな造形になっている。プラモデルに慣れていないスニーカー好きの人が購入した場合でも組み立てやすくするための配慮なのだろう。すばらしい。  すべて組みあがると全長約 10cm ほどで手のひらに丁度乗せれるくらいでなんとも可愛らしい。プラスチック特有のテカリはあるが、革のシワ感やシボ加工、靴紐の質感の再現が非常に見事で部位による光沢を数種類のトップコートで表現してあげるとさらに完成度は高まりそう。もちろん履き込んだ表現として汚し塗装(ウェザリング)をしてもいいし、レアカラーに塗り直しても、自分だけのカラーリングにしても楽しめそうだ。
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January 6, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】手軽でちょうどいいシャープさ、あります。/アカデミーの1:72 F-8E #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
【レビュー】手軽でちょうどいいシャープさ、あります。/アカデミーの1:72 F-8E
 パキッと真面目そうなパーツが並んで、そのうえ鮮やかなデカール入り。ほう、なかなかよさそうですよね……。アカデミー製の1:72 F-8Eです。  じつは最近あんまりプラモの時間を取れなくて、手ごわいキットや細かなキットはちょっと避け気味。有り体にいえば、少ない手数でパリっと仕上がるプラモを探していました。そんなときは……アカデミーあたりどうかな、という直感で手に入れてきたのがコレ。想像よりだいぶ手頃な値段でしたしね。ほくほく。  組み立ては胴体内部から。じつはこのキット、パーツ数は決して少なくありません。脚庫などの開口部はそれぞれ適度な密度感が用意され、胴体内はそれなりに賑やか。操縦席と前脚庫の合間を縫って這う空気取入口ダクトを嵌め込むあたりなんて、ジェット機プラモの醍醐味はしっかり健在なんですよね。これらの旨味がコンパクトにまとめられた、ちょうどいいバランス──そんな印象です。 そうそう、胴体を閉じる前には必要な穴開けをお忘れなく。わたしは兵装類を取り付けられなくなりました……。  説明書の言うとおりにパーツを貼りあわせていけば、すぐにF-8の姿が現れました。パーツがシャープなので、特段手をかけずともシャキっとした印象です。合わせは100%完璧ではありませんが、いずれもヤスリひとこすりで落ち着く範疇。パテを持ち出すような場面はありませんでした。 脚部などは細かい造りですが、パチパチ組み合わさってなかなかの安定感が出ます。ただし、わたしの場合は脚庫の土台部分が傾いたまま胴体を閉じてしまったのか、機体が斜めに立つようになっちゃいました。ここは念入りにチェックしてくださいね。  このプラモのハイライトは、パネルライン彫刻が集中する『頬』の部分でしょうか。ザザッと筆塗りした上でもスミがさらりと残るおかげで、密度感が演出されてうれしいですね。デカールの品質もすばらしく、配慮の行き届いた内容です。例えばキャノピーの黄色いフチ取り線。デカールが用意されていて、これが寸分の狂いなく窓枠にフィットするんですよ。ありがたい……!  できあがると、不思議なほど卓上に似合うんですね~! 細身なおかげで実際以上に小さく感じられ、引き締まった印象です。マーキングも鮮やかで目を引くので、塗りの粗いところを隠してくれますね。「少ない手数でパリッと仕上がるプラモ」を探していた今回としては、大当たりでした。 手を加えずともサクッとシャープに組み上がる、手頃な輸入キット……という条件だと、アカデミーはなかなかいい存在感のプレイヤーだと思います。何でもひとつサクッと組み上げられると、プラモの感覚が少し戻ってくる感じがしますね。景気づけの点火薬としても、ちょうどいいひと箱なのでした。
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January 6, 2026 at 11:00 AM
【レビュー】ついにVLS装備!どんどん就役するもがみ型のアップデートをプラモでも再現した「ピットロード 1/700 海上自衛隊 護衛艦 FFM-8 ゆうべつ」 #キットレビュー #軍艦・船 #nippper #プラモデル
【レビュー】ついにVLS装備!どんどん就役するもがみ型のアップデートをプラモでも再現した「ピットロード 1/700 海上自衛隊 護衛艦 FFM-8 ゆうべつ」
 海上自衛隊の新たなワークホース、多機能護衛艦として2022年からデビューしたもがみ型護衛艦ですが、じつはすでにけっこうな数がデビューしています。もがみ、くまの、のしろ、みくま、やはぎ、あがの……。かつての巡洋艦の名前であった河川の名前を使いつつ、命名だけなら11隻分すでにあり、じつは12月22日に12隻目にも名前がつきます。  いち速くもがみ型を立体化したのは川崎市に本社を置く国内メーカー「ピットロード」で、しかも当時の装備にはなかった垂直発射装置、VLSをつけた甲板まで当初からパーツ化していたのでした。今回キットになったのは8番艦ゆうべつ。パッケージをご覧ください。VLSが艦橋手前にしっかりあるじゃないですか。  実際にもがみ型にVLSが搭載されると、かつてピットロードが想定したVLSのパーツと少々ディテールが異なっていました。そこで今回のゆうべつでは、ディテールを修正して配置されています。最初のもがみではVLSから艦首側も一段くぼんでいたのですが、今回VLS部分だけがくぼんでいるバージョンになっているのです。細かいアップデートながら、実物をしっかり反映したことの凄さ。  また今回就役時からVLSを装備していた7番艦「によど」も製作できるように、デカールには甲板の歩行帯が付属しています。同型艦と言いつつも、細部を見ると個性があるというのがやはり艦船模型の面白いところ。  相変わらずの精密さで、ランナーより細いパーツがまとまっています。なくさないように、良いピンセットを準備しましょう。  艦舷内側へのディテールもしっかり入れています。眺めたときにちらっと見える場所なので、ここにディテールがあるとうれしい部分です。  艦載艇や搭載ヘリも細かくパーツ分けしています。とくにSH-60KはAN/ASQ-81の磁気探知機も別パーツにして立体感モリモリにしています。  組み立てはわりとシンプル。外側がステルス形状で覆われているため、内側を組んで取り付けていきます。  だいぶ艦船としては見えない姿。順序よく、説明書の順番を見てそれぞれ接着していきましょう。  船体を組み立てたら、アンテナや各部装備を接着して完成です。それまでの護衛艦とは違うステルスなシルエット、そして内側に覗く艦船な装備。さらに艦首甲板のVLSは実物通りに改良されました。  喫水線ラインで分割されているので水上で見える姿にもできます。横須賀でももがみ型はよく見ることができますが、こうやって上から見下ろすことができるのはプラモデルならではかもしれません。  ワークホースとしてどんどこ就役し、いよいよ12隻目にも名前がつくこのもがみ型。サイズもちょうどよく、作りやすくできていて、プラモデルでもどんどこ就役させられるのがこのもがみ型です。7番、8番艦を作れるこのゆうべつはいよいよVLSが実艦もプラモデルも整備され、アップデートされました。ということで、ピットロードのゆうべつ、すでにもがみ型を体験した人にもオススメのキットですよ。
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January 5, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】赤いボディがアオシマのムービーメカを背負ってきた!/ワイルド・スピードFD3S RX-7 #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】赤いボディがアオシマのムービーメカを背負ってきた!/ワイルド・スピードFD3S RX-7
 アオシマの自動車キットには「ムービーメカ」というカテゴリがあり、そこに新しく「ワイルドスピード」の車たちが加わりました。そのうちの1つがシリーズ1作目に登場し決して長くは無い出演時間の中、強烈なインパクトを与えたドミニクのマシンRX-7 FD3Sです。アオシマには楽プラを含め数多くのFDがラインナップされてますが単にそのうちの一つと言うには少し勿体無い、映画の雰囲気を抜群に纏ったキットになってました。  箱を開けた瞬間に目に飛び込む赤い成形色と特徴的なバイナルは映画の熱気そのまま。参考資料(映画)を観ていたということもあり、とにかく手を動かしこの興奮をぶつけていきます。  全体的にある程度の技術を要するシーンはあるものの、車体に大きく手を加える加工、例えばリトラクタブルヘッドライト(点灯時だけパカっと出てくるライト)を切り欠いて固定式のライトを取り付けたり、車体に派手なエアロパーツを接着していく作業は画面上では咀嚼出来なかった俳優としてのFDの全体像が少しずつ頭に流れ込んでくる楽しさがあります。  ボディにデカールを貼ると気分は最高潮。正直カーモデルって粗が気になりがちですが、このキットは派手なグラフィックのおかげでちょっとした粗なら全然目立たないところが高得点。そして思ったよりデカールが頑丈で少しの失敗で済んだのがうれしい。(?)  室内は専用パーツのオンパレードでぽんと独立して組みあがります。ベージュで成形された 専用シートやハンドルはもちろん、劇中での必殺技であるところのNOSシステムもしっかり再現。ポンプやバルブが繊細に造形されていて、没入感が高まります。成形色のままでも雰囲気はありますが筆塗り好きな僕としては、こういう小物をちまちまと塗り分けるのが至福の時間だったりします。加えて座席以外を艶消し黒で塗るとさらに雰囲気が引き締まるのでおすすめです。  シャーシとボディの合体はまさにハイライトで、画面の中の劇中車が目の前に立体としてドカンと現れる感動があります。わりと細かいことは気にせずばばっと作ってもドミニクのRX-7になる、ムービーメカを冠するこのキットのなにより大事な要素であるといえます。ぜひ映画と一緒にこのキットも楽しんでみてください。このキットを通してみるワイスピもまた違った興奮を与えてくれるはずです。
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January 5, 2026 at 11:00 AM
【レビュー】バンダイスピリッツの情景プラモが大ボリュームで嬉しい!/「30MF カスタマイズストラクチャー 1」 #キットレビュー #情景 #nippper #プラモデル
【レビュー】バンダイスピリッツの情景プラモが大ボリュームで嬉しい!/「30MF カスタマイズストラクチャー 1」
 「バンダイスピリッツの木のプラモ」である。丸太に標識、なかなか見ないデカさで、木のテクスチャーの彫刻の圧が凄い。このキットは基本、プラ成形色がグレー単色となっている。成形色を陰影として、水性ホビーカラーの筆塗りでペチペチと色立ち上げていけばリアリティが爆発することが容易に想像できる。無論、無塗装でもそのボリュームによって存在感が大変強い。  同じく「バンダイスピリッツの岩のプラモ」は成形色のまんまで、もう岩。勝手にゴールしてた。  さて、このプラモデルはなんなのかというと『30MF カスタマイズストラクチャー1』である。ファンタジーなモンスターとともに、1/12スケール相当の岩、丸太、標識という情景アイテムがセットされている。活用は30MFシリーズだけに留まらず、同スケールの美少女プラモをはじめ、バイク模型などにならべると、なかなかのボリューム感で情景が沸き立って凄いのだ。この新キット、地味にバンダイスピリッツの意欲作ではないかと感じて楽しみにしていた。  話はそれるが世はまさに「美少女プラモ情景アイテム戦国時代」と言える。キャラクターものを扱うメーカーであれば、美プラのひとりくらいを打席に配置せねば勝ち残れない現在だ。それと合わせて100円ショップへいけは美少女プラモ、もしくはフィギュアと同スケールの情景アイテムが無数に陳列されている。学校の机から楽器にライブ機材、三角コーンなど工事現場用品まで、しかもそれぞれに相応の色プラ成形で造形されている。さらにはタンポ印刷まで施されてたりで、そのコストパフォーマンスには驚きしかない。コトブキヤも創彩少女庭園シリーズに合わせたアクセサリーパーツを鮮やかなプラ成形色でキットを展開中だ。  そんな中、バンダイスピリッツがグレー単色の情景キットを展開しはじめたのだ。自社レーベルのファンタジー系キットではあるが、丸太に岩などは前述の通りその汎用性は高い。それをお得の「色プラ」を封印し、今回は「塗らないか?」と提案してきたのだ。しかも塗りたい気持ちが爆発するような、色気ある濃厚ディテールをプラスチックに刻んで。ガンプラはもはや塗りたい気持ちを完封してくるような姿勢だというのに、こちらはまったく逆ベクトルで歩んでいこうという意思を感じた。今後も情景アイテムを展開するようなので楽しみでしかない。  キットのモンスターの話も。スライムがもう一組、そしてお化けキノコの一部はクリアパーツとなっている。これも「クリアーカラーや蛍光カラーで塗りてぇ…!」と心くすぐるニクい造形だ。ここで気がついたのだがスライムの天部にコアクリスタルみたいなものが裏に彫刻されている。ここがスライムの急所ってことだろう。いやー、 ファンタジーしてるなー!  スライムは群体から3つに分かれる感じで造形されているのにも関心した。分裂と結合、まさにスライム。お化けキノコと鳥(カラス?)のほうはバンダイスピリッツ自社レーベルの「オリジナルメカ+ファンタジー」という意匠が立つデザインとなっている。鳥の翼や、キノコの笠とか30MMなどのメカプラモの改造パーツとしても重宝しそうだ。  取り急ぎスライムだけメタル化した。シュナイダーの『 ミラーエフェクト クロームマーカー』を試してみたかったのもあるが、スライムの形状と抜群のマッチングである。しかしこのマーカー、とんでもない銀メッキ力である。もはやメタルスライムというよりも銀の雫みたいだ。今回紹介したキットと合わせて、こちらのマーカーもぜひいっしょに手に入れてほしい。想像以上にテンション上がるので!
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January 4, 2026 at 1:01 PM
【工具レビュー】「何を買えばいい?」にこれ一択。プラモデル仲間を増やす神ツール「ゴッドハンド スターターツールセット」 #工具 #nippper #プラモデル
【工具レビュー】「何を買えばいい?」にこれ一択。プラモデル仲間を増やす神ツール「ゴッドハンド スターターツールセット」
 「プラモデルを作ってみたい!」。そんな最高の願いを後押ししてくれるのが、各メーカーから発売されている「ツールセット」です。そんな中でも今回ご紹介する「ゴッドハンド スターターツールセット」は、2026年からプラモデルを始めてみたい人に超おすすめのセットです。プラモデルの基本動作である「切る・ニッパー」「削る・ヤスリ」「掴む・ピンセット」、さらに「収納」までがっちりサポートしてくれます。  ゴッドハンドといえば、模型界最強のニッパーのひとつ「アルティメットニッパー」が有名。さらに近年は模型製作の様々な工具を豊富にラインナップするまでに成長しました。そんなゴッドハンドが考える「プラモデルのはじめの一歩」がここに詰まっているのです。  特に素晴らしいのが「ヤスリ」への配慮。他メーカーのツールセットでも、簡易的な金属ヤスリが入っているものは多いですが、ゴッドハンドのツールセットには一度使ったら手放せなくなるほど使いやすいスポンジヤスリ「神ヤス!」の5mm圧が240番から1000番まで入っています。プラモデルのパーツを磨くのに、これだけあれば当分困ることはありません。  神ヤス!よりもゴリゴリ削りたい場合のために金属ヤスリもセット。金属ヤスリで削った後に、神ヤス!で優しく撫でてあげれば、表面の傷はきれいになくなります。  ニッパーは両刃仕様で、耐久性も重視されているので、初めてニッパーを使用する人でも安心して使用できます。刃先もシャープなので、艦船模型の細かなパーツにも難なくアプローチできます。  カットした跡もきれい。最高級ニッパーのような切れ味はありませんが、初めて使うニッパーとしては申し分ない性能。「プラモデル用のニッパー」の切れ味を知る入り口になってくれることでしょう。  カットしたゲート(パーツが収まっている枠とパーツを繋ぐ、道のような細いプラスチック)の残りをカット。このように小さなパーツのゲートにも刃をしっかりとフィットさせて切ることが可能です。  きれいにカットできました。少し残ったゲートは、同梱されている神ヤス!の400番できれいに整えられます。ヤスリの傷が気になるなら、その後に600番、800番と番手(ヤスリの目の荒さを示した数字。数が少ないほどゴリゴリと削れる)を上げていくと、表面が整い傷が目立たなくなります。  こちらのパーツを摘んでいるピンセットも本セットに同梱されているもの。先もシャープでとってもスタンダードな仕上がりとなっています。  そしてこれらのツールを収納できる特製のポーチがセットされます。内ポケットもあるので、ニッパーやピンセット、金属ヤスリも収納可能。ここに「デザインナイフ(カッター)」を追加すれば、まさに最高のツール環境が出来上がります。プラモデルを始めてみたい人、もしくはあなたの隣の友達をプラモデルに誘うのに、ぜひとも「ゴッドハンド スターターツールセット」を活用してください。必ず楽しいプラモライフをスタートできますよ!
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January 4, 2026 at 12:00 PM
ロボットプラモとしてのバルキリーを感じるなら!/PLAMAX VF-1S ストライク バトロイド バルキリー #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #マクロスモデラーズ #nippper #プラモデル
ロボットプラモとしてのバルキリーを感じるなら!/PLAMAX VF-1S ストライク バトロイド バルキリー
 PLAMAXの1/72「VF-1S ストライクバトロイドバルキリー」を作っています…。ふだん、ぼんやり過ごしているとガンダムと美少女プラモしか作らないサイクルに陥ってしまうのでたまにこうやって別サイクルを回すと良いですね。とくにマクロスのロボはつくりが完全に「ガンダム的でない」のでいろいろ新鮮ですわ。  例えば胸とかこんな作りなんですけど……。飛行機の機首になるところを、インテークとかが詰まってる胸で挟む。最中はメインスラスターが設けられたバックパックと、そこから生える主翼を折り畳んでいる……。それはわかる。わかりますよ。  え、でもなんでこの、機首部分にこんな可動ギミックが仕込まれてるわけ???ロボットから飛行機に変形するんならわかりますよ。でもこのPLAMAXのキットは非変形だし……何? と思いながらも組み立てていくと……。  はぁーんなるほど。 飛行機の機首であるとともに、ロボット状態ではお腹だからあそこにスイング軸が無いと前屈みになれないんですね。おもしれえな。  なんか冷静に考えたら別にこれPLAMAXの話じゃなくてただ単に河森さんが考えたバルキリーのメカデザインの話をしてるだけな気もしてきたけど、でもこういうことが知識でなく経験で入ってくるのがプラモデルのいいところですからね。山は写真見るだけじゃなくて実際に登ってみなければわからないことがたくさんあるってことですよ。  あと以前にnippperの別のレビューでも書かれてたけど、新規パーツのミサイルポッドの設計がいいですねえ。パイロンがこんな感じで造形されてて、ミサイルポッドの桁としても機能してて組み立てやすいし剛性も出る。組み立てていて気持ちのいい部分です。  頭もグッと来ました。このレーザーのパーツなんですけど、ランナーに対して、水平じゃなくて斜めにパーツが生えてる。なんでやろと思ったら……  多分、こうして金型に対して銃身を斜めに配置することで、最小限のパーツ数で銃口に凹みを設けることが狙いだったんじゃないかなと思うんですよね。劇場版の最後でこのレーザー、前に向けるもんな。穴が開いてなくて真っ平だったら寂しいし、かといって細い棒4本を接着するのもめんどくさいもんな。  こういう工夫というか気遣いみたいなのを組み立て中に見つけられるとうれしいですね。そんなわけでのんびり作りすぎて肝腎要のファクトパックをまだ作れてないので、とっととこの記事を終わりにして続きを作りたいと思います。さようなら。
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January 4, 2026 at 11:00 AM
【工具レビュー】2026年は「名村大成堂のペーパーパレット」で決まり!僕の塗装環境にジャストフィットするパレットと出会えました。 #工具 #筆塗り #nippper #プラモデル
【工具レビュー】2026年は「名村大成堂のペーパーパレット」で決まり!僕の塗装環境にジャストフィットするパレットと出会えました。
 僕のプラモデルの筆塗りで「ペーパーパレット」は欠かせません。そしてペーパーパレットにおいて最もこだわるのが「サイズ」です。ついに安定して購入できて、僕の塗装環境にジャストフィットするペーパーパレットに出会えましたので、皆さんにご紹介したいです! それが「名村大成堂 ペーパーパレット PP-SS 24枚入 150×100mm 3冊セット」です。  好きなところに色が出せて、お片付けもゴミ箱に捨てるだけ。塗料皿も使用しますが、お片付けが圧倒的に楽なので、ペーパーパレットを多用しています。そして今まで、100円ショップに売っている「ネイルパレット」を多用していたのですが……。   なんと近所の100円ショップのネイルパレットが、紙製からPETシートに変わっていたのです。透明で色がわかりやすいのは良いかもしれませんが、ペーパーパレットのように束になっていません。1枚1枚なので重みがなく、パレット上で筆を動かすとパレットが動いたりずれたりして、ちょっとしたストレスに……。束になっている紙製でコンパクトなサイズが気に入っていたのですが、近所でゲットできなくなり凹んだのでした。  というのも、僕の塗装スペースは「A3サイズ」のMDFボードの上。この舞台の上で活躍してくれるパレットが必須なのです。だからこそ、取り回しのしやすいコンパクトサイズのペーパーパレットにこだわっていました。「大は小を兼ねない」ということもあるのです。大きなペーパーパレットでは、僕の場合ダメなのです。  そして今回ついに出会えたのがこちら「名村大成堂 ペーパーパレット PP-SS 24枚入 150×100mm 3冊セット」。名村大成堂は筆メーカーで、僕もここのPCセーブルという筆を愛用しています。  横15cm×縦10cmというサイズが見事にフィット! このサイズなら、模型を取り回すスペースも確保できて、非常に塗装がしやすくなります。  品質もこれまでのネイルパレットとは大違い。表面に過度なコートがされていないので、ツルツルしすぎず、パレットの上で塗料が安定して保持されます。薄めても広い範囲に塗料が広がらないので、とても使いやすいです。  サイズ、品質ともに僕にとってのベストなペーパーパレットに出会うことができました。このペーパーパレットのおかげで、さらに模型の塗装が楽しめそうです。2026年もじゃんじゃんバリバリ塗っていこうと思います!
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January 3, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】ドイツ戦車の色がソアラのレザーシートに!?/タミヤ トヨタ ソアラ 3.0GT リミテッド #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】ドイツ戦車の色がソアラのレザーシートに!?/タミヤ トヨタ ソアラ 3.0GT リミテッド
 タミヤ製トヨタ ソアラ 3.0GT リミテッドの説明書を見つめて気付いた俺スゴい。シートの塗装指示に「LP-55を塗装した後、LP-24を塗装します」とあった。LP-55とは2018年に発売されたラッカー塗料「ダークイエロー2(ドイツ陸軍)」のこと。だが、このキットの初回発売は1986年で実車と同年である。そう、再販時に説明書の内容が更新されているのだ。  想像するに「新たに発売されたダークイエロー2ってドイツ戦車でもあるけど、ソアラのレザーシートの色でも良いのでは!?」「たしかに! これにLP-24(セミグロスクリアー)吹いたらまさにレザーシートだね!」という、メーカー内のやりとりがあって塗装指示が更新されたに違いないtね…と、勝手に妄想。 ならば確かめねば!  写真下、左がダークイエロー2を吹いたまんまのシート。しっかりツヤ消しマットな仕上がりとなってまさにタミヤMM。そして右がセミグロスクリヤーをその上から吹いて半光沢仕上げにしたもの。確かにレザーシートみたいになった。自社製品とはいえ、よく気が付いたなこのメソッド!と感心した。  この流れで他の部位も指示色で塗っていくことにした。そう、ここのところ「タミヤカラーを説明書の指示通り塗る」というのにハマっている。そもそも説明書どおりに塗れよ!とはごもっともなのだが、自分のストックの一軍がGSIクレオスの水性ホビーカラーで育ってしまっていることをご理解いただきたい。そう最近、キットの展開だけではなく、ツールとマテリアルも輩出し続ける「総合ホビーメーカーとしてのタミヤ」を存分に体感したい気分なのだ。  シート部はラッカー塗料での塗装指示なのだが、他のインテリア部は水性アクリル塗料となっている。なので筆塗りであったり、マスキングしてからのエアブラシ塗装であっても、シートにはみ出た塗料はマジックリンで拭き取れるので作業が安気であった。もちろんアクリル溶剤で拭き取ってもラッカー塗装部は侵食されない。シートだけラッカー塗装指示とするメーカーの実際の意図は知る由もないが、このソアラにおけるレザーシートはインテリアの主役というところだろう。完成後も目に入りやすい部位でもあるし。  説明書の指示通りに、久しぶりにクルマ模型の室内をしっかり塗ったり貼ったりしてみたのだが、このダッシュボード〜センターコンソールまわりの仕上がりはご褒美でしかなかった。水転写デカールで再現されるデジタルメーターとエレクトロン・マルチビジョン。まさに’80sに求められたデジタル感! 1986年にトヨタが世に放った最先端感。それをプラモデルで再現しようとした当時のタミヤの熱量を感じ取れる。説明書の工程をスッ飛ばしてインテリアを塗りきったのだが、いち早く全体視を拝みたくてボディにハメ込んでみた。先んじて塗装してあったエンジンもついでに。  無塗装のボディゆえ、純然たる形状へと目が向く。その一方、塗装された室内とのコントラストも際立ち、エクステリアとインテリアの関係性がより明確に捉えられるようになって驚いた。成り行きでしかないが、この状態でも「ソアラの模型」として満足してしまってこのまま飾っている。クリアパーツ仕様のボンネットとか、この無塗装ボディの方がマッチング高いのでは?と思っているくらいだ。 「興味あるところはメーカーの指示通りに塗って組む」と「省略できるところはまったく手をつけない」という中途半端なモデリングであっても、それもまた面白いと感じられた今回。もしかしてこれは博物館的なフォーカスなのかもしれないな。
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January 3, 2026 at 11:00 AM
【塗料レビュー】全模型に効く極上仕上げ。「水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消し」という最適解 #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル
【塗料レビュー】全模型に効く極上仕上げ。「水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消し」という最適解
 ガンプラだけじゃない!! 全模型に最高のしっとりつや消しの仕上がりをお手軽に施せるスプレー「ガンダムトップコート UVカット 75%つやけし」が登場しました。本当に最高の1本なので、がっちりとレビューをお届けします。  GSIクレオス BG675 水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消しスプレー  GSIクレオスが発売している水性プレミアムトップコートシリーズの仲間としてラインナップされました。ニオイも少ないので、換気をよくした窓際などでも吹き付け可能です。  まずは結果から。うっすらとツヤがある極上の仕上がりになります。スケールモデルも完全につや消しという仕上がりよりも、自分はうっすらとツヤ感がある方が好き。だからいつもウェザリングして半光沢をうっすらスプレーするというのをやってお好みの塩梅を出していたのですが、この「75%つや消し」なら、うっすら吹かずに、ドバドバ吹いても僕の好きな「ツヤの中にもうっすらと光沢がある」仕上がりになるのです。ツヤの変化によって単色でもうっすらとグラデーションがかかったように色変化が出ます。これによって、あなたが作った模型もより豊かに見えるのです。それでは、この「水性プレミアムトップコート」(以下プレコー)にラインナップされている他のスプレー、「半光沢」と「つや消し」とも比べてみましょう。  左から半光沢、ガンダム、つや消し(水性プレミアムトップコート UVカットスムースクリアー つや消しも、プレコーファミリーの1本になります)。このツヤを抑える効果がある3本で比較していきます。まずはこのガンダムトップコートを使って、水性プレミアムトップコートの基本的な吹き方をご紹介します。  水性プレミアムトップコートは、全体を包むようにして表面が濡れるようにして吹き付けると、表面が滑らかに仕上がります。これは「光沢」「半光沢」「つや消し」でも共通した吹き方です。以下のリンクの記事から動画も見れるので、ぜひ一緒にチェックしてください。  ガンダムトップコートが乾くと、このように光が当たるところだけツヤがでて、その他の部分はちょうど良いつや消しになります。モデルの形状がより立体的に見えて、とてもかっこよくなります。  左から「半光沢」「ガンダムトップコート」「つや消し」。こうやって3つ並べると、ガンダムトップコートが見事に「半光沢」と「つや消し」の中間的な仕上がりになっているのがわかります。瓶入りの光沢と半光沢を混ぜて、エアブラシで吹き付けなくても、「ガンダムトップコート」のスプレーを吹くだけでこの麗しい塗面が手に入るのです。  ガンプラだけじゃなく、様々な模型との相性も抜群の「ガンダムトップコート」。UVカット効果もあるので、あなたの模型の色味も紫外線からしっかりと守ってくれます。ぜひこの機会に、最新のトップコートスプレーを試してくださいね。ぞれでは!  GSIクレオス BG675 水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消しスプレー
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January 2, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】質感の差で勝つアオシマ製ガールズプラモの説得力/VFG VF-25S スーパーメサイア #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
【レビュー】質感の差で勝つアオシマ製ガールズプラモの説得力/VFG VF-25S スーパーメサイア
 アオシマの「VFG スーパーメサイア」は単体でももちろんのこと、女の子と変形するバルキリーを組み合わせていろんなポージングを楽しめるという独特の世界観を持つガールズプラモです。カジュアルな気持ちで楽しめるわりには各所に見所があるナイスなプラモなので、気になってる人はぜひ手に取ってください!  このキットは説明書通りに進めると先に女の子から組み立てることになります。接着剤が不要な事はもちろんのこと、とにかく力がいらない優しい組み味にまず驚きました。決して緩いと言うわけではなく、精度でもってピタっとはまり、アウトラインが合うのは大変気持ちがいいです。  加えて柔らかめでマットな素材の肌、強度を持ったツヤのあるスーツと言った質感が違うパーツが組み合うことにより素組みのクオリティが大変高く、組み上がっていくのがホントに楽しいんです。肌部分はライトグレーの成形色のものもあり、「なんやかんやちょっと露出は恥ずかしいかな」と言うユーザーにもしっかり配慮されています(これは過去に発売されたノーマルメサイアの少女素体に使われていたパーツでもあります)。  頭部は差し替えで4種類。内3つは数種類の瞳デカールから選んで貼り付けます。口の中まで塗装済みなのは嬉しいポイントで、歯のかみ合わせまで造形されていてデカールだけで完成度がぐんと上がります。あとは各々好みの顔を作りましょう。  そして手ですよみなさん、手! 右手6種、左手8種の手が入ってます。指先のシャープさと反り、掌の肉感、指の付け根の凹凸がたまりません。適度な柔軟性がありつつこれが1パーツとして整形されてるところに興奮しました。本体の可動域も合わせて表現の幅が一気に広がるこのハンドパーツにメーカーのこだわりが感じられて好印象です。  組んだだけでほぼ完璧に仕上がる少女素体。組み味や質感、表現の幅などメーカーのこだわりがひとつひとつのパーツから感じられる素晴らしいキットでした。まず各部の質感の違いでこんなにも血が通ってるように見えるもんなんだなと素直に驚いてます。手を加えるところはほぼないのですが、ほんの少しの色分けを部分塗装で楽しんだり、太ももの合わせ目消しにチャレンジするとさらに「自分の作ったプラモデル」という感覚が強くなるはずです。皆さんもアオシマの技術と意気込みをこのキットを通して感じてください。
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January 2, 2026 at 11:00 AM
新年へ向けて走り出せ!/タミヤの干支ミニ四駆「午年」の足まわりがすごい! #キットレビュー #自動車 #mini4wd #nippper #プラモデル
新年へ向けて走り出せ!/タミヤの干支ミニ四駆「午年」の足まわりがすごい!
 「1年間のサークル運営お疲れ様でした」と後輩たちからプレゼントを貰った。干支ミニ四駆「午年」である。箱を開けてみると紅白のパーツに加えて、ゴールドのパーツやキラキラのシールなどが入っており。いかにも「お正月」感あふれるめでたい雰囲気が溢れてくる。来年の干支であるウマくんも彩色済みでセットされている。  ウマに気を取られそうになりましたが、このプラモの足まわりがすごい。まず出てくるのが半透明のタイヤ。遊び心あふれたチョイスでこの時点でテンションが上がる。  次に出てくるのが金色のホイール。よく見てみると、ところどころゴールドにムラ感がある。おそらくシルバーのプラスチックに何らかの処理を施してゴールドに彩色しているのだろう。タミヤのサイトを見てみると「マットゴールドメッキ」であるという記述があった。どんな処理なのか詳しいところは分からないが、「特別なプラモを作ってるぞ~」という気分はめちゃくちゃ上がる。  このホイールには「HAPPY NEW YEAR」「YEAR OF THE HORSE 2026」などと書かれたおめでたいシールを貼るのだが、ここからがすごい。シールを貼り付けたホイールに先ほどの半透明タイヤを取り付ける。すると、シールに書かれたメッセージが透けて見えるのだ。この「透けて見えるシール」がおしゃれだし楽しげで、この特別なミニ四駆のクオリティをぐっと引き上げている。このシールは両端をピシッときれいにそろえて貼ろうと思うと結構難しい。ただ、半透明のタイヤで上からカバーをすることで、いい塩梅にリカバリーが効く。  ねじ止めやグリスアップなど普段のプラモ制作では行わない作業に少し苦戦しつつも1時間30分ほどで完成。早速近くの公園に持ち出して走らせてみる。猛スピードで真っ直ぐに走ってゆくミニ四駆は、私にこの1年間のサークル運営や大学生活、そしてその先を思い起こさせた。  どんどん先へ進んでゆく白馬の車を見ていると、これからやってくる2026年が素晴らしいものになる気がしてくる。ぜひ皆さんもこのミニ四駆を組み立てて走らせよう。きっと清々しい気持ちで新年のスタートを切れるはずだ。
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January 1, 2026 at 5:01 AM
【あけおめレビュー】干支モデリングはタミヤのカーモデルがオススメです/フォード マスタング GT4 #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【あけおめレビュー】干支モデリングはタミヤのカーモデルがオススメです/フォード マスタング GT4
 あけましておめでとうございます。午年なのでタミヤのフォード マスタングGT4を作ろうという気持ちになりました。2020年以降に発売されたタミヤの1/24 スポーツカーとしては唯一組んだことがないアイテムで、「実際組んだら絶対おもろいに決まっとるやろがい」と思っていたけどなかなかタイミングがなかったんすねぇ。しかし組んだらとてもいいキットだったので、年明け早々みなさんにおすすめする次第です。  箱を開けると白いボディパーツがゴロン。1/24にしちゃかなり大きく、体積がすごい。もう少し茫洋としたデザインなのかな……と勝手な先入観がありましたが、ボディサイドの真っすぐ伸びるキャラクターラインがいちどブリスターフェンダーにかき消されてからテールの造形にスゥッと連続している演出なんて、すごく洒落ています。しかし腰が高くて分厚いクルマだ。こんだけ分厚いチャーシューみたいなものを食べたら今年も元気にやれそうです。  ところでこのボディ、パッケージのイラストがド派手なスポンサーロゴに彩られたマシンではなく、わりとオフィシャルでグレートーンだったのも自分が踏ん切れなかった理由かも。そして「このグレーはどの塗料で塗ることになってるんだ……」と説明書を見たらジャーマングレイ(つや消し)で仰天。その上にクリヤーを吹いてテロテロにせよ、という指示はなかなかハードコアだと思いました。もうひとつのカラーパターンはベースカラーが白なので塗らんでもデカール貼ればいい感じになるよ……という目配せかもね。  キットのパーツは白と黒、そして窓や灯火類用のクリアーの3色のプラスチックで構成されています。GTカーなので内装はほとんど白でいいし足回りも細かいことを言わなければ黒。エアロ関係も黒。完成後にめっちゃ目立つところ──ホイールとディスクブレーキをおめでたい色で塗装しておきます。新年なのでめでたい色がいいね(めでたい気分のときはスーパーリッチゴールド2が最高)。  タミヤのカーモデル(特にここ10年くらいの間に発売されたアイテムたち)はとにかくノリシロの設計が素晴らしく、足まわりの複雑な箇所もパーツをむやみに分割せず、迷わずガッチリと組み上げられるのがすばらしいポイント。汚したくないクリアーパーツなんかも巨大なノリシロがあるので安心確実に所定の位置に収まってくれます。「なるほど、そうすりゃ接着剤がオモテにはみ出さなくて済みますよねぇ!」と毎回大きな声を出しながら接着していたらどんどん形になっていく。あれ、これ1日で完成しちゃうのでは?  正月にお披露目するプラモはやはり紅白がめでたい。マスキングテープをビーッとボディサイドに斜めに貼り、後半だけ赤で塗装。めでたい赤はNAZCAのフレイムレッドが発色、隠蔽力ともに最強なので話が速いです。ちょっと朱色っぽくて、下地が何色だろうがバーンと赤くなってくれる素晴らしい塗料でございます。そんでデカールは手持ちのものから紅白の塗り分けラインにかかるよう新しい年の下二桁をペタリ。  ツヤツヤのテロテロにしようとするとテクニックも時間も必要ですが、最近はカーモデルの仕上げをつや消しにするのがマイブーム。ある程度ラフに写真を撮ってもでも白が飛んでビカビカになったり赤の彩度が飽和してギトギトになったりしないので「やりたかったこと」がちゃんと伝わるのが嬉しいね。なんだかんだで細切れになった時間を使いながら1日でゴールできました。今年もよろしくお願いいたします。毎年の抱負ではございますが、いっぱい作ろうプラモデル。タミヤのマスタングGT4、改めてめちゃくちゃ快適なグッドプラモデルです。みなさんも、ぜひ。
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January 1, 2026 at 3:00 AM
2025年 nippper.comで大ヒットしたプラモデルランキング TOP 10! #コラム #nippper #プラモデル
2025年 nippper.comで大ヒットしたプラモデルランキング TOP 10!
 2025年、あなたは何個のプラモデルを机に迎えましたか。nippper.comでは今年も数えきれないほどのプラモデルを紹介してきましたが、その中には「発売された瞬間に棚から消えたもの」「気づいたら定価で見なくなったもの」「買わなかったことを年末に後悔しているもの」が確実にあるはず!本記事は今年の大ヒットアイテムを集めた総決算ランキングです。振り返ってみれば、今年の模型シーンを語れる幅広いラインナップと言えるおもしろいランキングとなりました。それではどうぞ。 第10位ウェーブNONスケール B.DUCK  かわいい見た目に油断して箱を開けると、ちょっと驚く仕掛けが入っています。圣斯基(SOSKILL)企画、株式会社ウェーブが輸入販売するB.Duckのプラモデルは、頭のタオルを磁石で着脱できる設計。普通なら自作加工が必要なマグネット脱着を、最初からキットに組み込んでくる発想が新鮮です。パーツは大きく色分け済みで、組立は1時間ほど。細長いラインシール貼りに少し集中力は要りますが、失敗しても目立ちにくいのが救い。完成後も「付け替えて遊ぶ」楽しさが残る、作って終わらないプラモデルです。 第9位タミヤ1/20 グランプリコレクションシリーズ No.43ホンダ RA272  必ずしも塗装はいりません。組んで、デカールを貼るだけで机の上に「日本初のF1優勝」が現れます。タミヤの1/20 ホンダ RA272は、白・黒・シルバーの成形色だけで成立する完成度と、貼った瞬間に空気を変える日の丸デカールが最大の見どころ。組立の山場はV12エンジンで、横置きレイアウトや精密なフレーム構成から「なぜこのマシンが勝てたのか」を手で理解できます。作業時間は約3時間。知識も塗装技術も不要で、タミヤの設計力とホンダの挑戦史を一気に体験できる、買ってすぐ感動できる名作キットです。 第8位BANDAI SPIRITS1/144 HG 軍警ザク  工作が雑でも破綻しない──そんな優しさにシビれます。BANDAI SPIRITSのHG 軍警ザクは、ゲートの切り残しが干渉しやすい部分にあえて逃げを用意し、組む人の熟練度を問わない設計。情報量の多い機動戦士Gundam GQuuuuuuXにおける「山下いくと版ザク」の造形を、1/144でストレスなく味わえます。筋肉のように組み上がる胴体と脚部の可動、貼りやすく映える警察マーキングで無塗装でも完成度は抜群。作る過程も完成後も楽しい、いま最前線のガンプラ体験がここにあります。 第7位青島文化教材社ゆるキャン△ SEASON3 ザ・バイクシリーズ1/12 志摩リンのスクーター  志摩リンの愛車・ビーノが、完全新規金型でプラモデル化。青島文化教材社の本気が詰まった1/12キットです。スナップフィット&色分け成形で基本は「組むだけ」なのに、キャンプギア満載の専用パーツで世界観を演出。スクーターのプラモデルとしても貴重な存在で、組み上がる過程はバイク模型とは別の楽しさがあります。嵌合がややタイトな箇所はありますが、要所で接着剤を使えば組みやすさがはグッと上がります。キャラ物でありながら“実質THE☆スナップ”な快作、ゆるキャン△ファンもバイク好きも見逃せない一台です。 第6位BANDAI SPIRITSポケモンプラモコレクション クイック!! コダック  10分で完成、道具いらず。それなのに「一緒に作る時間」まで手に入るのが、ポケプラクイック!! コダックのいちばんの価値です。BANDAI SPIRITSの「クイック!!」シリーズらしく、ニッパー不要で直感的に組めて、プラモ未経験者でも迷いません。頭の毛だけ光沢成形という遊び心も◎。価格も手頃で、2個買いして片方は素組み、片方は塗装やアレンジに挑戦する余裕もあります。完成度の高さと敷居の低さが両立したこのキットは、推しポケモンをきっかけに誰かを机に誘える、いま一番やさしいプラモデルです。 第5位BANDAI SPIRITS1/144 HG GQuuuuuuX  BANDAI SPIRITSのHG GQuuuuuuXは、成形色の完成度が異常に高く、塗らずともデザインに込められた色彩設計そのものを味わえる一体。未知の山下いくとデザインを、関節ブロックに頼らない新構造で理解しながら組めるのが最大の快感です。パーツ数は多めでも手順は論理的、完成後は驚くほど滑らかに動きます。素組みで満足な人も塗装を頑張りたい人も、新時代のガンプラ文法に立ち会える今この瞬間を逃す理由はありません! 第4位
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December 31, 2025 at 11:00 AM
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主役メカは誰がなんと言おうがVT-1なんですよって話 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主役メカは誰がなんと言おうがVT-1なんですよって話
 今年の春に『愛・おぼ』を劇場で鑑賞してですね、むちゃくちゃ感動して映画館を出て最初に思ったことは「このアニメの主役メカはVT-1なんじゃないのか」ということなんすよね。ほかのバルキリーみたいにド派手に変形してバンバン撃ち合いとかじゃなくて、歌姫との映えまくる土星デート、上官との予期せぬ駆け落ち状態(だいぶ鬱)を作り出し、たくさんの景色を僕らに見せ、ストーリーそのものを印象付けているのはこのオレンジの練習機じゃないか、と。そしてハセガワからついに「VT-1のガウォーク」が新作として発売されたぞと。なんちゅうタイミングじゃ。あっぱれ。  このおどろおどろしいパッケージイラストがまた良い。放射能でガビガビになった地球で奇形化した魚(あきらかにお腹壊しそう)を、どう見ても精神的にも肉体的にも参りまくっている美沙に食べさせようとする一条輝くんですよ。テントがないけどそれはまあいいわ。とにかくだな、腕が出ていないガウォーク形態を天幕がわりにする演出、独特な尾翼の畳み方。「戦わないから端役」じゃなくて、VT-1というマシンに最大限のリスペクトを持って生み出された商品だということがわかるわけ。  パッケージイラストのシーンだと後席に美沙がいるんだけどさ、オマケパーツでミンメイも用意されているんですよこれ。ファイター形態のVT-1買ってくれば土星デートもできましょうし、なんならこのキットのパーツとミックスすれば「スーパーパーツ付きのガウォーク」もできちゃうわけですよ。なにそれめっちゃ楽しみ。  そんでさぁ、説明書パラパラ読んでると腕出した状態のガウォークも作れるって書いてあるじゃないですか。え、プレイバリューがスゴすぎない?っていうかこのキットのパーツ構成ってどうなってるの。これまでのバリエーションにちょこっとフィギュアといくつかのパーツ(閉じた状態の前脚カバーと両腕収納時の胴体下面パネルとアンテナ)足しただけと違いますの?……そう思いまして全ランナーを箱から出して並べてすんげえ驚きましたねオレは。  本キットはVF-1ファイター、VF-1バトロイド、VF-1ガウォーク、VT-1 スーパーオストリッチ、VT-1/VE-1共用パーツ、VT-1ガウォーク用の新規パーツと、実に6アイテムから必要なランナーをピックアップすることで成立しているんです。言うてみりゃこれまでのハセガワ製VF-1バルキリー25年の歴史が全部詰まった地層を眺めているようなもんで、じつに長い年月をかけてついに実った果実こそがこのVT-1ガウォークなんだよなぁ。売れる売れないとか人気があるないとか地味か派手かじゃなくて、これ絶対に必要な商品だもんなぁ。作ってくれて本当に嬉しいと思いますね。  もちろんファイターとバトロイドからそれぞれパーツを持ってきたり、それをガウォーク専用のパーツで繋いだりとなかなか複雑なことをやっているので不要パーツもたくさん発生する仕様ではあるのですが、付属フィギュアも相まって「過去製品と組み合わせることで商品仕様にはないVT-1の景色」も視野に入ってくるリッチなプラモデル。『愛・おぼ』を観たら間違いないっすよ。VT-1こそが主役なんだよ。そのガウォークの、新作プラモがいま発売されたんですから、買わない理由は無いってもんです。みなさんも、ぜひ。
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December 31, 2025 at 9:30 AM
指先サイズのリン・ミンメイに命が宿る!/PLAMAX VF-1S ストライク バトロイド バルキリー #キットレビュー #フィギュア #ロボット・アニメメカ #マクロスモデラーズ #nippper #プラモデル
指先サイズのリン・ミンメイに命が宿る!/PLAMAX VF-1S ストライク バトロイド バルキリー
 たまにはガンダムばっかりじゃなくてマクロス作るか……とPLAMAXのVF-1 ストライクバトロイドバルキリーを手に入れました。既存のバトロイドに、ファイターのキットについてたバックパックと、カクカクしたお手手と、同スケールのリン・ミンメイを新しく追加したんだとかなんとか。  それをさ、赤く塗ってさ、サイバトロンマーク貼ってさ、ジェットファイヤーにしちゃおうかなあ〜なんて悪巧みしながら袋を破き始めたんですが……。  予想外にミンメイの作りが良い。 1/72スケールだから吹けば飛ぶようなサイズなんですが、それに4パーツも使ってるのがなかなか贅沢だし、4パーツでアイドルっぽいポーズと衣装を再現するための分割とか造形のデフォルメもおもしろいしこれはすごくいいプラモじゃ無いですかここだけで。左手とかなんとか上下分割でそれっぽくかわいい平手を造形してやるぞって工夫が垣間見えて見れば見るほど良い。こりゃいいですよ。  こんだけいいとさあ……。逆に、逆にだよ? 逆にランナーに付けたまんま塗るのが楽しいんじゃないか? いや違うんだよ、「コツ」とかじゃなくて。「ランナーに付けたまま塗ると、塗りやすいよ! パーツが小さいからね!」とかそういうことが言いたいわけじゃなくて!  昔のガンプラの取説みたいに「ランナーに塗ったまま全塗装」して、それで終わり! ってやつやってみるのいいんじゃねぇの〜??? と思ってやってみてしまいました。えっ、いいじゃん。  1/72スケールのフィギュアなんかどうせ真面目に作っても気づいたら吹き飛んじゃうし、そう考えたらこの方が失くさないしいいじゃん。とてもいい。プラモデルって感じがするな。しかしこの仕上げをガンダムとかザクじゃなくてミンメイで初挑戦するのは我ながら予想外でしたね。  壁に画鋲刺したらポストカードみたいに飾れるしさ。 組み立てた状態より持ち歩きもしやすくていいよね。ミンメイ、AKB0048だよ。  AKB0048、ミンメイだよ。  そんなわけで、なぜかバルキリーのパーツをひとつも切り離さないでミンメイで遊んでしまいました。撮影含めて1時間くらいで遊べたしこれはいい遊びかもしれませんよ。もっとやるか。  そして後から「別なこれでもいいな」と気づいた。これはこれでカッコよくないですか? オススメです。さようなら。次はちゃんとバルキリー作ります。
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December 31, 2025 at 9:00 AM
2025年 nippper.comで大ヒットしたツール>・amp;マテリアル ランキング TOP 10! #コラム #nippper #プラモデル
2025年 nippper.comで大ヒットしたツール&マテリアル ランキング TOP 10!
 nippper.comでは今年もいろんなツール、マテリアルを紹介してきました。本記事では今年紹介した数多ある商品のなかから「これはマジでよく動いた……」というツール&マテリアルの上位10個(販売個数ベースでのランキング)をご紹介します。定番っていつでも買えると思いがちなんですが、こういうのほど急に店頭から消えるし、気づいたら「次でいいか」で一年経つものです。買い逃した人はぜひともこのチャンスに確保してください。プラモを始めたばかりの人でも、もうたくさん作っている人にも即効性のある、間違いないやつがたくさん。使い方は各アイテムのリンク先の記事に全部書いてあるので、あとは買って机に置くだけです!そんじゃ行くぞ! 第10位ウェーブ パーツ・オープナーV2  ウェーブの定番工具「パーツ・オープナー」が、改良版のV2として登場。組み間違えたパーツの分解や、塗装のために一度バラしたい場面で活躍します。合わせ目に先端を差し込み、力任せにせず、ゆっくり優しくこじ開けるのがコツです。V2は先端幅が小さくなり、狭い部分や小パーツにも対応しやすくなりました。薄く手にフィットする持ち手形状や、キャップを本体内に収納できる点も便利です。さらに2mm・3mm・5mmの軸径を確認できる穴と、ストラップ用の六角穴も備え、ちょっとした計測にも使えます。プラモデルの分解作業の心強い一本です! 第9位グリーンスタッフワールドスプレー塗料缶専用トリガーグリップ  グリーンスタッフワールドの「スプレー塗料缶専用トリガーグリップ」は、缶スプレーを手を汚さず、指の負担も減らして吹けるようにする補助工具です。国内の模型用スプレーの多くに装着でき、固定力が高いので付けたまま撹拌もできます。飛散を抑える形状で狙いも付けやすい一方、缶だけで使うときとは使用感が変わるので事前のテスト吹きと噴射口の向き確認は必須です。缶スプレー派の作業を確実に快適にしてくれます。 第8位GSIクレオス Gツール Mr.ブラシウォッシャー  筆が傷む大きな原因は、塗装中に穂先のなかで塗料が乾いて固まってしまうこと。作業中の「簡易洗浄」と塗装後の「本洗い」を分けて行うと筆が長持ちします。そこでおすすめなのが、GSIクレオスの「Mr.ブラシウォッシャー」を2つ用意する方法。ブラシウォッシャーは内部の金具で効率よく洗えるため、普通のボトルより短時間で筆の根元まできれいにでき、筆ピカリキッドはリンス成分で毛先を整えられるのも利点です。2本体制にするだけで筆の寿命が伸び、お気に入りを長く使えますよ! 第7位IKEA RATIONELL VARIERA 鍋ぶたオーガナイザー  IKEAの「鍋ぶたオーガナイザー(VARIERA)」は、伸縮する構造を活かしてランナーを立てて並べられる、プラモ製作に便利なランナースタンドになります。ランナー枚数が多いキットでも、適当な幅に広げてランナーを差しておくだけで位置が視覚的に把握でき、「どのランナーだっけ?」の探し物時間が大幅に減ります。厳密にアルファベット順にしなくても、だいたいの場所が分かればじゅうぶんで、組み立て中の検索性が一気に上がり作業が快適になります。 第6位ハセガワ トライツール 極小パーツ ピッカー  プラモデルの極小パーツは、指でもピンセットでも掴めず気合でどうにかする工程の代表ですが、ハセガワの「極小パーツピッカー」はそれをスマートに解決してくれる道具。先端にネチネチした粘着剤が付いたスティックで、極小パーツをカット後にヒョイと拾い、狙った位置に置いて接着し、スッと離す使い方に向きます。とくにノリシロがなく傷を付けたくないクリアーパーツの扱いで真価を発揮します! 第5位プラモ向上委員会 塗装クリップMaster  塗装クリップMasterは、先端が細く精密で、2mm/3mmのダボ穴に挿せたり、3mm前後のボールジョイントもしっかり掴める塗装用クリップです。滑り止め付きで風圧でもズレにくく、内側には球体・円柱どちらも保持できる溝があり対応力が高いのが特徴です。先端はレーザー溶接、軸はオールステンレスで溶剤洗浄も可能。持ち手側にネジ穴が切ってあり、専用マグネットをねじ込んで装着できるようになっています。 第4位BEAUTY NAILER ミラクルピックアッパー  「ミラクルピックアッパー」は、弱粘着の芯で極小パーツをペチョっと吸着し、狙った位置まで確実に運んで押さえ込める鉛筆型ツールです。ピンセットだと飛びがちな丸いパーツや掴みどころのない部品に強く、面で保持できるので生乾きの位置調整もしやすいのが利点です。接着剤がパーツに付いていれば、貼り付け時は接着したパーツよりもツール側が先に離れてくれる粘着バランスも良好。芯はキャップ一体の簡易鉛筆削りで表面をリフレッシュでき、ナイフで先端形状を好みに削って密着性を上げることもできます。 第3位アルゴファイルホビー用マルチハンドツール マジ・スク  アルゴファイルの超硬セラミック製スクレーパー「マジ・スク」は、ナイフのように切るのではなく、滑らせて削ることによって表面を整える工具。あらゆるジャンルの模型の仕上がりと作業ストレスを大きく変えてくれる一本です。パーティングラインや合わせ目の除去をするときは、ナイフよりマイルドな切削感でスーッと撫でるように処理でき、刃が食い込んでパーツをえぐってしまう事故が起きにくいのが強み。刃物ではないため手を切るリスクも低く、パネルラインも軽くケガいてシャープさを足せちゃう……という万能ぶりが人気です! 第2位DARKBEAM UV 365nm 懐中電灯 ブラックライト  プラモデルに塗った蛍光塗料をカッコよく光らせたいなら、ブラックライトは値段ではなく波長で選びましょう。「395nm」ではなく「365nm」表記のUVライトを買うべきです。395nmは紫の可視光も強く出るため全体が紫に染まりがちですが、365nmは可視光が少なく、白いパーツは白いまま蛍光部分だけが強く反応します。プラモ以外にも汚れのチェックやUVレジン硬化などに使えう便利ツールですが、光が目に入らないよう気をつけて使いましょうね! 第1位ANEXラバーグリップ付ステンレスピンセット はじピン  アネックスのピンセット「はじピン」は、パーツをつまんだ瞬間に飛んでいく「ピンセットあるある」をほぼ解消できる工具です。先端に細かな凹凸加工が施されていて、少ない力でもパーツをがっちりホールドできるため、小さなパーツも飛ばして失くす可能性が減ります。コクピットや脚まわりなど緊張しがちな作業のストレスが減り、床に這いつくばってパーツ捜索する時間も激減するので、快適な模型ライフの必需品と言えましょう!  今年よく動いたのは、仕上げを派手にする道具というより、探す/洗う/つかむ/飛ばさない……といった、作業中の摩擦を減らすものが中心でした。完成品の美麗さも重要だけど、作業の快適さがそのままプラモの楽しさに直結している……だからこそ、こういう道具が一気に支持されたんだと思います。果たして来年はプラモデルのツール&マテリアルのシーンにどんなブームが起こるのかワクワクしつつ、我々nippper編集部も模型店やホームセンターなどあらゆるところに目を光らせ、片っ端から試していきたいと思います。 (文・構成/nippper編集部)
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December 30, 2025 at 1:00 PM
【レビュー】ブタのケツだなんて、失礼じゃありませんこと?/ハセガワのプラモデルで2代目ローレルと仲良くなった話 #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】ブタのケツだなんて、失礼じゃありませんこと?/ハセガワのプラモデルで2代目ローレルと仲良くなった話
 2代目ローレルというクルマを知らない人からすると、このクルマの「ブタケツ」というニックネームはかなり衝撃的なのではないだろうか。かく言う私も同様で、ハセガワの新作カーモデルだという理由だけで手に取り、プラモデルを通じてこのクルマのスタイリングについて先入観なく知りたいな、と思ったのだった。  前回組んだハセガワのカーモデルが異様に分割のこまかいソアラ(Z20 後期型 3.0GT-Limited)であったため、C130ローレルのパーツはかなりシンプルな構成に見える。しかし結論から言うと、シンプルさゆえにこれをカッチリ仕上げようとするとなかなか高いスキルが要求されるな……という印象を持った。  キットをどう完成させるのかはさておき、ハセガワのカーモデルは実車を3Dスキャンすることによってきわめてホンモノらしいボディ形状を再現している。「らしい」と書いたのは、3Dスキャンによって得られたデータをそのまま縮小することで得られる正確さを基本とした上で、面の凹凸をわずかに強調することでクルマのキャラクターをよりビビッドに味わえるように味付けが加えてあるからだ。ボディサイド、Cピラーから後ろに走るZ字のエッジ、リアエンド左右上端の指でつまんで整えたような張り出し。  上の写真はライティングによって陰影を強調しているが、実物をそのまま小さくしただけではここまでソリッドな面の切り替わりを演出することができない。模型は両目の視界に収まる程度に小さく、左右の視差の小ささはもちろん、影となるはずの部分にも環境光が回り込むことでどうしても立体感が乏しくなりがちだ。実物らしさをブーストするハセガワ流のアレンジは、たしかに功を奏しているなと思える。  グレーのパーツで構成されたキャビンの内部はパーツ数こそ少ないものの、要所を抑えたディテールが気持ち良い。デカールによってウッドパネルやクロームメッキのトリミングを表現する指示となっているが、貼り付けはかなり難しい。もしもクルマ全体のスタイリングを楽しみたければ全体をブラック・アウトして次のステップに進むという決断も悪くない。  足回りも合理的なパーツ数と立体的な彫刻の組み合わせで手早く情報量の多い仕上がりを楽しめる。塗り分けはそこまで複雑ではないが、完成後はほとんど見えない部分なので自分のスキルに合わせて「プラスチックのまま」とか「全部黒く塗る」といった方法を取っていい(プラスチックの時点で色が付いていないからといって、「塗装が必須」と受け止めるのは必ずしも正解ではない)。  C110スカイライン(いわゆる「ケンメリ」)と共通のプラットフォームなんですよ……という解説を読むと、たしかにセミトレーリングサスペンションのカタチは独特だし、プレスラインの入り方もそっくり。ボディのスタイリングがクルマの見た目を決めるとすれば、ハセガワのカーモデルに共通する詳細な「裏側」はクルマの血統を知るための重要な情報源だ。  全部プラスチックの色そのままで組むことをイメージしていたが、形状へのこだわりを感じたくてボディパーツのみグリーンで塗装した。キャビンを接着したシャーシを嵌め込む工程はかなりタイトで緊張するが、思い切りチカラをかけながら所定の位置に収めると、クルマとしての頑丈さが一気に出るような感触を楽しめる。  このプラモデルの要諦はメッキパーツ……とくにエンブレムの類にある。派手さを抑えてシックに仕立てたボディの要所にクルマのグレードや性能を示す流麗な文字がギラリと輝く……のはいいのだけど、パーツは小さく、接着面のメッキを剥がしてからアタリのないボディの表面に「ここだ!」と貼り付ける作業はかなり緊張する。説明書には貼り付け位置を原寸で示した図が用意されているが、塗装したあとのボディに貼り付けるのが一発勝負であることには変わりない。  そこまでスキルフルではないモデラーのために、このキットにはエンブレム類をデカールで表現するという選択肢も用意されている。水転写デカールならば塗装済みのボディにつるりと滑らせ、納得できる位置に来るよう調整できる。立体感はないが、ローレルの雰囲気を味わうのならばこれもひとつの手立てだと思う。このボーナスデカールには番号が振られていない(=「ご自由にお使いください」枠)なので、説明書で指示されているエンブレムとよく見比べて切り取ろう。  「ブタケツ」の渾名の由来のひとつであろう、メッキバンパーに埋め込まれたリアコンビネーションランプもクリアーパーツを塗り分けようと思ったらかなり難儀だが、用意されたオマケデカールをクリアーパーツの上にベタッと貼ると、思っていたよりもずっと雰囲気が良い。このへんはキットを実際に手にしてみないとわからないポイントなので、レビューのしがいがあるな……と思う。  パーツの寸法精度はきわめて高く、ビシッと組み上げれば端正なC130ローレルが出現する。反対に言うと、ビシッと組み上げるのにはある程度のスキルと根気が求められるのがハセガワのカーモデルの特徴だ。さらに窓枠やインテリアの塗り分けなどはある程度カーモデルに親しんでいないとどう攻略していいかわからない部分もあるだろう。しかし、ボディカラーだけ用意して実直に組み上げていくだけでもこのクルマのカッコ良さは十二分に体感できる。ブタケツという渾名は、このさい忘れてもいいだろう。
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December 30, 2025 at 11:00 AM
【塗料レビュー】ひと塗りでゴム質感!AKリアルカラーマーカー「ラバーブラック」が最高だった話。 #工具 #軍用機・旅客機 #戦車・軍用車両 #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル
【塗料レビュー】ひと塗りでゴム質感!AKリアルカラーマーカー「ラバーブラック」が最高だった話。
 ひと塗りで「ゴム」! 戦車模型や飛行機模型、メカのラバー関節の塗装が爆速でできて、しかも仕上がり最高なご機嫌のマーカー「AKインタラクティブ リアルカラーマーカー ラバーブラック」をご紹介します。  これぞ究極の模型マーカーです。メイン塗装も、ちょっとめんどくさい細部の塗装にも威力絶大! それが「AKインタラクティブ リアルカラーマーカー」です。水性アクリル塗料が中にセットされた筆ペンタイプの模型マーカーなのですが、使ってみてびっくり! 最高の塗り心地に希釈された塗料と、抜群の隠蔽力によってスイスイ塗装が進みます。しかも塗った側から乾くほどの「速乾性」。塗膜も爪で軽く擦った程度では取れないほどの強さ。塗った上からエナメル塗料などでスミ入れしても問題ないです。  戦車の転輪のゴム無部分の塗り分けは、このペンがあれば両側3分で終わります。転輪のフチにペンを沿わせてくるんと描くだけでよいのです。  乾燥するとつや消しに。ムラもほとんど出ません。この質感と塗り心地はクセになります。はみ出したら、アクリル溶剤やマジックリンを含ませた綿棒で拭き取れば修正も可能です。  飛行機のタイヤもこのラバーブラックがあれば問題なし!! 様々なジャンルの模型に活躍の場があるので、1本あるだけでとっても便利ですよ。  ペンだから、キャップを外すだけで塗装準備完了となります。ニオイも全くと言っていいほどありませんので、塗装環境も選びません。全色セットも発売されていて、それを買えば多くの模型ジャンルの塗装をこのマーカーで思いっきり楽しめます。乾燥後の重ね塗りもできるので、グラデーション塗装も楽しめますよ。僕はラバーブラックのように、「細部塗装を気軽に完遂したい!」って用途でまずは使っていこうと思います。本当に最高の模型マーカーなので、ぜひ気になる色から試してください。超オススメです!!
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December 29, 2025 at 1:01 PM
【レビュー】20年の技術をひと箱で味わう贅沢!/タミヤ 1:35 ドイツ4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222 #キットレビュー #戦車・軍用車両 #nippper #プラモデル
【レビュー】20年の技術をひと箱で味わう贅沢!/タミヤ 1:35 ドイツ4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222
 陸モノを作りたい……でも戦車のキャタピラまわりを組む気分でもない。そんなわがままな気持ちを抱えたまま、お店の棚を眺めていました。そこでふと目に入った箱が、この装甲車というジャンル。しかもエッチングパーツとアルミ製砲身が付属しているらしい。「これは面白そうだ」と、手に取ったタミヤ1/35 ドイツ4輪装甲偵察車 Sd.Kfz.222でタミヤ模型の時間の流れを味わえたと言うお話。  このキットは過去に発売されたものに、エッチングパーツ(金属製の薄板で再現された金網)とアルミ製砲身、さらに新規でジェリカンとドラム缶を加えてリニューアルしたキットになります。制作途中に気づいて驚かされたのは、車体を構成するパーツは1975年の金型で成形されたランナーである事。そしてバリがほぼ存在しない事です。半世紀前の金型でこんなに整ったパーツを成形できるなんてと思わず姿勢をピンとしてしまいました。  では追加の新規パーツはどうでしょう。こちらは「1995」と刻印があり、本体より20年新しい金型であることがわかります。ジェリカンには目を細めたくなるほど小さくKraft stoff(ドイツ語でガソリン的な意)とシャキッと刻まれており、精密さがうかがえます。  アルミの砲身は細かいディテールが彫られており、エッチングパーツのメッシュカバーは薄さはもちろんのことフィギュアや車体の内部構造をきめ細かいメッシュ越しに見ることでリアルさの演出にも役立っていると言えます。対して車体のパーツをじっくり眺めると錠前の鍵穴が凸モールドで再現されているなどの発見もあり、技術の差を感じるとことができます。この歴史の積み重ねをワンパッケージで楽しめるという贅沢な体験がでこのキットの醍醐味なのだと確信しました。  さて、装甲車の組み立ては細くて折れそうなパーツを相手にする集中力が必要な工程がいつくかありますが、説明書の半分くらい来たかな……というタイミングで足回りと密度抜群の機関砲回りが出来上がり、ちょっと興奮。飽きさせない組み立ての導線と模型はこうあるべし!と言う意気込みは半世紀前から理念として存在していたんですね。  エッチングパーツの加工は終盤の工程。実はエッチングパーツの加工は今回が初めてだったのですが思っていたよりずっとやさしく、肩に入っていた力がふっと抜けます。懇切丁寧に手順が書かれた説明書のおかげです。 僕はスケール模型は塗装してナンボと思ってましたが、タミヤの異なる年代の技術が同居したこの状態は極めて美しくこのまま飾るのがベストと判断しました。  ミリタリー味のある成形色と金属パーツとの色合い、ヘリに腰掛けるアニキのおかげで塗らずとも抜群の雰囲気。僕のようにエッチングパーツが初めての方も挑戦しやすいキットだと思います。指先と目で技術の進歩を味わう極上の体験を、みなさんもぜひ!
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December 29, 2025 at 11:00 AM
【レビュー】水性塗料なのに抜群の性能!ファレホの「TRUE METALLIC METAL」を使っていろんな表現にトライしよう。 #筆塗り #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル
【レビュー】水性塗料なのに抜群の性能!ファレホの「TRUE METALLIC METAL」を使っていろんな表現にトライしよう。
■本記事はボークスより商品の提供を受けて作成しています(PR)  ありそうでなかったメタリックカラーシステム、ファレホのTRUE METALLIC METAL(トゥルーメタリックメタル、以下「TMM」)を使ってあなたのプラモデルをキラキラに塗りましょう。TMMの塗料を使い分ける方法、それぞれの性能がどんなものかは下記のインプレッションをどうぞ。 >ボークス ファレホ公式サイト  今回はたくさんの色のなかから例としてウルトラマリンブルーをチョイスしています。陰影表現の起点となる「ベース」は下の写真のようにほんの僅かに赤みが入った美しいメタリックブルーです。粒子のきめ細かさ、滑らかな感触は先に試したルビーレッドと全く変わりません。  エマルジョン系の水性塗料の利点はいちど乾燥した塗膜が水によって溶け出さないこと。重ね塗りをしても下地と混ざらないので、塗り分けのラインがくっきりします。さらにTMMは隠蔽力がとても高いので、ルビーレッドで塗った上からウルトラマリンブルーを直接塗っても下の写真のようにしっかり発色してくれます。次に色を乗せたいところをあらかじめ塗り残しておいたり、塗り分けラインをマスキングしたりしなくても、筆でホイホイ色を塗り重ねられ、細かな塗り分けも自在にできるというわけです。  ベースより1段明るい「ライト」をパレットに出します。陰影を表現できるミニチュア塗装用のペイントシステムはファレホ以外にも存在しますが、TMMで特徴的なのは「ハイライト用の色もベースと同じ隠蔽力を持っていること」です。これは下地を透かしてながら明るい部位を作っていくのではなく、ハッキリと発色する塗料でハイライトを「描いていく」と捉えたほうが良い塗料です。  あえて隠蔽力を落とし、透けを利用する塗料は基本塗装に使おうとするとどうしてもムラができがちです。しかし、先述したとおり隠蔽力の高いTMMのライトは通常の塗料と同じように使えます。ルビーレッドで塗装を済ませたパーツの上からウルトラマリンブルーの「ライト」を塗り重ねても下地が透けずに発色するし、ムラもありません。本来はベースの上に重ねることでメタリックカラーでもハイライト表現を可能にする塗料ですが、隠蔽力も発色も通常の塗料と変わらないため、純粋に「明るい水色のメタリックカラー」として1本指名買いしてもOK。  下写真の左側はウルトラマリンブルーの「ベース」を塗ってから「シェード」を塗り重ね、最後に「ライト」を出っ張った部分だけに擦りつけるように塗ったサンプルです。ルビーレッドをベタ塗りした右のパーツよりも陰影が強調され、よりディテールが際立って見えるのがわかります。  ペイントシステムとしての性能をフルで使えばメタリックカラーではなかなかできなかった陰影表現もできますし、ツルッとした表面にメタリックカラーを均一に乗せるのもお手の物。なにより匂いがしなくて伸びが良いので塗っていて気持ちがいい。水で洗えるから筆とコップさえあればどこでも塗れるのもまたよろしい。カラフルでゴージャスな色たちは、小さなミニチュアだけじゃなく、幅広いジャンルのプラモデルを塗るのに持って来いの強力な味方です。ぜひカラーチャートを見て、お好みの色を手に取ってください。そんじゃ、また。 >ボークス ファレホ公式サイト
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December 28, 2025 at 1:01 PM
【レビュー】プラモデルの“盛る楽しさ”の入り口へ。いつでも頼れる定番「タミヤ 連合軍車輛アクセサリーセット」 #キットレビュー #戦車・軍用車両 #タミヤMM #nippper #プラモデル
【レビュー】プラモデルの“盛る楽しさ”の入り口へ。いつでも頼れる定番「タミヤ 連合軍車輛アクセサリーセット」
 究極のベーシックアクセサリー。いつだって気軽にあなたのアメリカ戦車や車輛のプラモをかっこよくしてくれるのが「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.229 連合軍 車輛アクセサリーセット」です。プラモデルの「盛る楽しさ」の世界へと誘ってくれます。  このキットは、荷物、ジェリカン、ドラム缶などで構成されたランナー(パーツが収められた枠のこと)が2枚セットされます。パーツの色も連合軍車輛の定番色のひとつである「オリーブドラブ」となっているので、素組みで戦車や車輛にペタペタと貼ったり載せたりしても馴染んでくれます。  箱の裏には内容物の色や名称がびっしり。自分が取り付けるパーツはどんなものなのかが想像できます。そんな解説びっしりの箱裏で戦車模型を始めたばかりの頃は、ワクワクしたものです。  戦車模型のアクセサリーの中でも特に「布もの」は異彩を放ちます。自分が主にガンプラをメインで楽しんでいた頃、戦車模型と初めて出会った時「布ものがプラスチックで表現されている!」と衝撃を受けました。シワもいい感じに入っているし、布をぐるぐる巻いた断面には特に感動しました。  アクセサリーの使用例もしっかりと箱裏に乗っています。荷物のかっこいい載せ方の基本パターンを知ることで、さらに自分なりのアイディアが閃いてくるのです。  昔作った「タミヤ 1/35 アメリカ陸軍 M10 駆逐戦車」にもこの荷物セットを多用しました。一箱あるだけで、すぐにアメリカ軍車輛がパワーアップする本キット。とてもベーシックな内容だからこそ最高のプレゼントとなります。いつでもすぐに取り出せるように、ぜひともあなたのストックに添えて欲しい逸品です。
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December 28, 2025 at 11:00 AM
【レビュー】実はこれこそ「大本命のバリエーション」なのだ!/ハセガワ1:72クァドラン・ロー(TV版) #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
【レビュー】実はこれこそ「大本命のバリエーション」なのだ!/ハセガワ1:72クァドラン・ロー(TV版)
 TV版よりも劇場版のほうが何かと伝説的にフィーチャーされがちな初代マクロス。例に漏れず劇場版デザインから始まったハセガワのクァドラン・ローのバリエーションもここにきて「TV版/ミリア機」のリリース。TV版を視聴したことがなくとも「当時からある旧キットの箱絵のあの塗り分け」という意味でなじみがあるという人は少なくないだろう(自分もかなり後になってからレンタルで観るまで劇場版しか知らなかった)。そういう意味ではアニメよりプラモデルを軸にマクロスに接してきた人たちにとってはTV版カラーリングこそクァドラン・ローの大本命といえるかもしれない。  劇場版との造形的な差異と、同一形状でも色違いの箇所の再現のために新規ランナーを追加したキット。実は劇場版よりずっと多いTV版の塗り分け設定。スネ周りの分割は裾の形状のエッジが丸まっているという造形上の差異以上に「ここに色の境界があるのがTV版なんだぜ」というこのキットで加えられた新規部品のカオといえる。  もちろん、グラマラスな曲面で構成されたフォルムの拾い方のうまさは健在。そのフォルムが適切な分割とパーツ数で色が揃った姿でバチバチと立ち上がっていくのが心地いい。分割をアクロバティックにしたり造形をアレンジして無理に合わせ目を減らそうというようなことはなく、フォルム再現に適切な分割をした結果発生する合わせ目についてはユーザーに任せる実直さを感じる。このキットの合わせ目を消す作業はさして苦になるような箇所はなく、組みあがりのチリの閉じ方も良好なのでとても良い判断だと思う。  バックパックの組み立ては前後分割された大きなガワを閉じる。必要最低限の桁を入れてすぐに閉じる。その必要最低限の桁が揃わないとしっかりと閉じないので正しく組まない限りはばらしてやり直せるし、あらかじめ挟み込んでおかないと外観上後から取り付けられない部品もないので、塗装のことを考えても扱いやすい。  ずんぐりとして四肢が長くボリューミーなデザインも合って脚一本、腕一本、胴体、バックパックといった構成する要素のことごとくがボリューミー。写真に写っている接着剤やニッパーと比較してもらえばそのサイズ感が伝わると思う。完成時の顔の高さでいえば1/100クラスのガンプラと変わらないのに、もっとずっと大きいロボットを作っているように感じられる。 
 組み立てのハイライトは背中へのバックパック取り付け。取り付けに一切の差し込みピンやタブスロットが存在せず、本体背中に4つ並んだエッジの丸まった四角い突起はあくまでも位置決めとして機能し、コックピットハッチ開閉ヒンジに上端をひっかけてコリっと面同士が噛みあうトコロまでおろすと、手品のように固定される。ここに取り付ける瞬間の手に伝わってくる感触がゼントラーディ系の機体のワンダーを感じさせてくれる(?)キットを「組んだ人だけにわかる」サプライズだ。一度組んだら外れないなんてこともなく容易に付け外しできて塗装する際にも便利。 
 パイロットフィギュアも新規に起こされた、前髪が片側によってる「TV版のミリア」になっている。細部まで全く同じものをモチーフにしているという点で旧1/144キットと比較するのも面白そう。  組みあがって立たせてみると高揚感がスゴイ。キャラクターとしての好みを横にしていえば劇場版ミリア機/劇場版一般機と比べても組みっぱなしの充実度が頭一つ飛び出していると思う。塗り分けが増えたことで曲面上の稜線が可視化されたのに加え、クリヤーパーツが視線の集まるフェイスに眼としてわかりやすく置かれ、劇場版では無色透明だった頭頂部と胸部もクリヤーオレンジになって差し色が入り、色と質感で形状の変化以上に情報量が増えている。  「ハセガワのクァドラン・ローは劇場版をもう組んだことがあるからもういいよ」と思っている人もだまされたと思って組んで欲しい(自分もリリースの報を聞いたときそんな感想だった)。劇場版が伝説化していく中で取りこぼしていた感のあるTV版デザインの良さ、本編を観ることなくプラモの箱絵を眺めてはカッコイイ!と思い焦がれていた想いを再確認できる。
nippper.com
December 27, 2025 at 1:00 PM