この先七日間の記憶が失われる呪いにかかった父。倅と親友のことは少しも忘れたくないのにと落ち込む。しょんぼりしながら水に「せめて呪いが解けるまで大事なことは話さんようにしてほしいんじゃ」と頼む。水はわかったと頷いて慰めてくれる。
忘れてしまうのか…と意識するせいか、水の一挙一動に心を動かされてしまう。父は水への想いに無自覚。
普段よく水にくっついては呆れた顔で距離を取られることが多いのに、受け入れてくれるだけでなく水から距離を縮めてくる。ドキドキして動揺する父に水は悪戯が成功したみたいに笑うが、時折切なそうに瞳を揺らすことに気づく。
この先七日間の記憶が失われる呪いにかかった父。倅と親友のことは少しも忘れたくないのにと落ち込む。しょんぼりしながら水に「せめて呪いが解けるまで大事なことは話さんようにしてほしいんじゃ」と頼む。水はわかったと頷いて慰めてくれる。
忘れてしまうのか…と意識するせいか、水の一挙一動に心を動かされてしまう。父は水への想いに無自覚。
普段よく水にくっついては呆れた顔で距離を取られることが多いのに、受け入れてくれるだけでなく水から距離を縮めてくる。ドキドキして動揺する父に水は悪戯が成功したみたいに笑うが、時折切なそうに瞳を揺らすことに気づく。
ファンの皆さんが毎年行きたくなるのも納得の、作品愛に溢れた素敵な催しものでした✨️開催ありがとうございます!
先生へも改めて感謝です。これからも作品を楽しませてもらいます。あくまくん楽しみ〜😊
あちらに載せてない写真あげちゃう
ファンの皆さんが毎年行きたくなるのも納得の、作品愛に溢れた素敵な催しものでした✨️開催ありがとうございます!
先生へも改めて感謝です。これからも作品を楽しませてもらいます。あくまくん楽しみ〜😊
あちらに載せてない写真あげちゃう
きたちゃんという希望が生まれて父も水も惨劇から生き残るのことができたけど、失ったものを思うと切なくてたまらない…
なので元々ハピエン好きだけど父水に関しては輪をかけてハピエン主義になってしまうんだよなぁ
きたちゃんという希望が生まれて父も水も惨劇から生き残るのことができたけど、失ったものを思うと切なくてたまらない…
なので元々ハピエン好きだけど父水に関しては輪をかけてハピエン主義になってしまうんだよなぁ
ほんと二人の表情が最高で…!!!
神にたくさん良いことあって欲しい…ありがとうございます…🙏✨️
ほんと二人の表情が最高で…!!!
神にたくさん良いことあって欲しい…ありがとうございます…🙏✨️
系列劇場に普段全く行かないのに、チケット確実に購入できるように会員になっちゃったよね。
でも再上映してくれるだけで大変有り難いのでね、劇場には感謝しかないです!一度でもスクリーンで見られるだけでとても嬉しい!
私は通常上映狙いだけど、せっかく企画してくれてるから応援上映も盛り上がればいいなー
系列劇場に普段全く行かないのに、チケット確実に購入できるように会員になっちゃったよね。
でも再上映してくれるだけで大変有り難いのでね、劇場には感謝しかないです!一度でもスクリーンで見られるだけでとても嬉しい!
私は通常上映狙いだけど、せっかく企画してくれてるから応援上映も盛り上がればいいなー
映画見てる時の姿勢とか頼む物とかの細かな違いがまた良いなぁ。
この二人をあえて二次創作的に考えてみるのならブロマンスかな?と思ってる。
相手の結婚式で感動して泣いちゃったりしてほしい。
映画見てる時の姿勢とか頼む物とかの細かな違いがまた良いなぁ。
この二人をあえて二次創作的に考えてみるのならブロマンスかな?と思ってる。
相手の結婚式で感動して泣いちゃったりしてほしい。
過去から蓄積されていた寂しさが胸を占めるような呪いかけられた父とか…水が父をぎゅっとして癒すっていうお約束展開になるけどな
来年の話すると👹が笑っちゃうし、まずは12月のネタをまとめなければ…!
過去から蓄積されていた寂しさが胸を占めるような呪いかけられた父とか…水が父をぎゅっとして癒すっていうお約束展開になるけどな
来年の話すると👹が笑っちゃうし、まずは12月のネタをまとめなければ…!
そして秋はどこへ行ってしまったの?天高く…な秋を満喫させてほしかった…
案の定体調に響いててヤダヤダ〜。元気溌剌なヲタクでいるためには裏切らない筋肉を育てるしかないのかな〜
そして秋はどこへ行ってしまったの?天高く…な秋を満喫させてほしかった…
案の定体調に響いててヤダヤダ〜。元気溌剌なヲタクでいるためには裏切らない筋肉を育てるしかないのかな〜
東5 ト3a サヨナキドリ夢
当日のお品書きです
せっかくアカウント動かしたので🦋にもあげてみます
よろしければお立ち寄りください!
◆新刊/父水novel「夏恋星あわせ」文庫82P/R18/600円
「夏恋果実ソーダ」の続き。くっついた二人が温泉宿に二泊三日して初夜を迎える話。全編通して甘めです。
東5 ト3a サヨナキドリ夢
当日のお品書きです
せっかくアカウント動かしたので🦋にもあげてみます
よろしければお立ち寄りください!
◆新刊/父水novel「夏恋星あわせ」文庫82P/R18/600円
「夏恋果実ソーダ」の続き。くっついた二人が温泉宿に二泊三日して初夜を迎える話。全編通して甘めです。
変更指示が的確で楽しいな。変更前の記事は面白キャッチ含めて魅力的で二人のファン増えただろうけど、自分より作品見てほしいから複雑になっちゃってたかもだしね☺️
変更指示が的確で楽しいな。変更前の記事は面白キャッチ含めて魅力的で二人のファン増えただろうけど、自分より作品見てほしいから複雑になっちゃってたかもだしね☺️
記憶はないのに、男の料理は舌に馴染んでいた。胃の腑が当然のように受け入れている。
友だということは偽りではないらしい。
男は空になる皿に安堵したようで、瓦版のような紙を広げ茶を啜っている。
「お主…ワシが危害を加えるとは思わんのか?」
警戒心がなさすぎる男は紙面に落としていた視線を上げた。
「ワシは人間が嫌いじゃ」
「…知ってるよ。いくら嫌いな相手でも理由もなしに手をあげないってこともな」
本当におかしな人間だ。毒気を抜かれる。
「…馳走になった」
男は目をゆっくり細めていく。
「お粗末様でした」
微笑みから目を逸らす。腹が満ちたと感じるのはいつぶりだろうかと思った。
記憶はないのに、男の料理は舌に馴染んでいた。胃の腑が当然のように受け入れている。
友だということは偽りではないらしい。
男は空になる皿に安堵したようで、瓦版のような紙を広げ茶を啜っている。
「お主…ワシが危害を加えるとは思わんのか?」
警戒心がなさすぎる男は紙面に落としていた視線を上げた。
「ワシは人間が嫌いじゃ」
「…知ってるよ。いくら嫌いな相手でも理由もなしに手をあげないってこともな」
本当におかしな人間だ。毒気を抜かれる。
「…馳走になった」
男は目をゆっくり細めていく。
「お粗末様でした」
微笑みから目を逸らす。腹が満ちたと感じるのはいつぶりだろうかと思った。
獲りたてでなくとも好物は美味かった。
「お主も蛙の目玉を食うのか?」
「俺が食うなら足だな」
表情を見るに男の好物ではないようだ。
「好かぬのなら何故獲ったんじゃ」
男はきょとんとした。
「お前が食いたがるかと思って」
「…いつ目覚めるかわからぬのに用意してたのか?」
「ここ数日だけな」
男は当たり前のように答える。
「けど、冷蔵庫でどの程度保存しとくか迷ってなぁ。いつもその日の内に食ってたし」
「…お主…」
ああ、身体がむずむずする。七日ぶりに目覚めたという体は万全ではないのかもしれない。
「変わった人間じゃな」
男はぱちりと瞬きをしてから笑った。
「そりゃ光栄だ」
獲りたてでなくとも好物は美味かった。
「お主も蛙の目玉を食うのか?」
「俺が食うなら足だな」
表情を見るに男の好物ではないようだ。
「好かぬのなら何故獲ったんじゃ」
男はきょとんとした。
「お前が食いたがるかと思って」
「…いつ目覚めるかわからぬのに用意してたのか?」
「ここ数日だけな」
男は当たり前のように答える。
「けど、冷蔵庫でどの程度保存しとくか迷ってなぁ。いつもその日の内に食ってたし」
「…お主…」
ああ、身体がむずむずする。七日ぶりに目覚めたという体は万全ではないのかもしれない。
「変わった人間じゃな」
男はぱちりと瞬きをしてから笑った。
「そりゃ光栄だ」
行き当たりばったりで書いてる超短文ですが、気侭にぽつぽつ更新していきたいです。
と言いつつ、突然飽きるかもしれませんが💦
名前を投稿文に直書きするのは躊躇いがあるので、父が水を「人間の男」呼ばわりしなくなったら終了かも…
一時的に記憶なくす父の話をいつか書きたいので、その時にこの短文を活かせればいいなーなんて思ってます。
300字以内で小説として形にできるかな?っていう挑戦も難しいけど楽しい。
そろそろ原稿がヤバすぎて息抜きもできない頃合いになるので、あと1、2本載せたらしばらく更新ストップかなー
行き当たりばったりで書いてる超短文ですが、気侭にぽつぽつ更新していきたいです。
と言いつつ、突然飽きるかもしれませんが💦
名前を投稿文に直書きするのは躊躇いがあるので、父が水を「人間の男」呼ばわりしなくなったら終了かも…
一時的に記憶なくす父の話をいつか書きたいので、その時にこの短文を活かせればいいなーなんて思ってます。
300字以内で小説として形にできるかな?っていう挑戦も難しいけど楽しい。
そろそろ原稿がヤバすぎて息抜きもできない頃合いになるので、あと1、2本載せたらしばらく更新ストップかなー
愚かなことを尋ねてしまった。だが、妻亡き後に共に暮らしている男が人間らしかぬ気配をもつのは何故なのか。
「お主から僅かに幽霊族の気配がする。友というのも俄に信じられんが…同居しているだけでは説明がつかん」
「…詳しいことは息子に聞いてくれ」
言い返そうとしたが出鼻を挫かれる。
「それより腹減らないか?」
「は?」
男は返事を待たずに立ち上がり、手早く食卓を準備した。卓袱台に粥や煮物が並ぶ。
「飯を出されても食うとは…」
「これもか?」
警戒すべきなのに、好物が盛られた皿を見た途端に腹が鳴った。男が明るく笑う。
不足を訴える腹の底がほの温かくなり、疑問がまた一つ増えた。
愚かなことを尋ねてしまった。だが、妻亡き後に共に暮らしている男が人間らしかぬ気配をもつのは何故なのか。
「お主から僅かに幽霊族の気配がする。友というのも俄に信じられんが…同居しているだけでは説明がつかん」
「…詳しいことは息子に聞いてくれ」
言い返そうとしたが出鼻を挫かれる。
「それより腹減らないか?」
「は?」
男は返事を待たずに立ち上がり、手早く食卓を準備した。卓袱台に粥や煮物が並ぶ。
「飯を出されても食うとは…」
「これもか?」
警戒すべきなのに、好物が盛られた皿を見た途端に腹が鳴った。男が明るく笑う。
不足を訴える腹の底がほの温かくなり、疑問がまた一つ増えた。
どうやら己は記憶を失っているようだ。
幼児をかばい妖怪の攻撃を受けたらしい。荒事を解決したのは息子だという。
子の存在より戸惑ったのは男と暮らしている事実なのに、男は安心させるように言う。
「強くて賢くて優しい、自慢の子だよ」
「…父親のような口ぶりじゃな」
「一緒に育てさせてもらったからな」
和らいだ目元に蓄積された愛情と喜びが滲んでいた。それが息子に対するものだけでは余りあるように思えて、あり得ないことを口にしてしまった。
「ワシは人間の…友を伴侶にしたのか?」
男は驚きを見せた後、幼子の言い分を正すように穏やかに否定する。
柔らかな苦笑が胸を微かに引っかいた。
どうやら己は記憶を失っているようだ。
幼児をかばい妖怪の攻撃を受けたらしい。荒事を解決したのは息子だという。
子の存在より戸惑ったのは男と暮らしている事実なのに、男は安心させるように言う。
「強くて賢くて優しい、自慢の子だよ」
「…父親のような口ぶりじゃな」
「一緒に育てさせてもらったからな」
和らいだ目元に蓄積された愛情と喜びが滲んでいた。それが息子に対するものだけでは余りあるように思えて、あり得ないことを口にしてしまった。
「ワシは人間の…友を伴侶にしたのか?」
男は驚きを見せた後、幼子の言い分を正すように穏やかに否定する。
柔らかな苦笑が胸を微かに引っかいた。
温度のない夢を見ていた。
生きもの達の音が密集する森の中で己のまわりだけ静かだった。
ふいに右手が温かさで包まれた。
家族と共にあった記憶を思い出させる温もりの正体は目に見えない。まやかしであっても手離したくなくて形のないものを握り返す。
すると遠くから声が聞こえてきた。
温かな声はなにかを呼んでいた。森の何処かにあるただ一枚の葉を探しているかのように、途方もなく懸命に。
その希う声に応えてやりたいと、なぜだか確かに思った。
だから──
瞼をあげる。目に映ったのは人間だった。
切なげに眉を寄せていた男は安堵の表情を浮かべる。そして、少し掠れた温かな声で知らぬ名を呼んだ。
温度のない夢を見ていた。
生きもの達の音が密集する森の中で己のまわりだけ静かだった。
ふいに右手が温かさで包まれた。
家族と共にあった記憶を思い出させる温もりの正体は目に見えない。まやかしであっても手離したくなくて形のないものを握り返す。
すると遠くから声が聞こえてきた。
温かな声はなにかを呼んでいた。森の何処かにあるただ一枚の葉を探しているかのように、途方もなく懸命に。
その希う声に応えてやりたいと、なぜだか確かに思った。
だから──
瞼をあげる。目に映ったのは人間だった。
切なげに眉を寄せていた男は安堵の表情を浮かべる。そして、少し掠れた温かな声で知らぬ名を呼んだ。
というのに、すぐ推しカプ妄想に取り入れちゃうオタク…
というのに、すぐ推しカプ妄想に取り入れちゃうオタク…
親子が家を出ていく時、水は感謝と諦念で別れの言葉を口にするけど、永い時を生きる父には次へ繋がる挨拶に感じられて「うむ。またのう」と笑う。それに応える声はなく綺麗な微笑みだけが返ってくる。
友の見たことのない表情に無性に何か言わなくてはならない気になるが「なんだ、道忘れちまったのか?」と背中を軽く押してくる時には見慣れた表情に戻っていて、父は後ろ髪を引かれながらも家を出ていく。
別れ際の澄んだ表情が心に残り、ふとした時に思い返しては胸が切なくなる。そのうちに水の所在がわからなくなり、父はようやく想いを自覚して…とか。
さよならから始まる父水。
親子が家を出ていく時、水は感謝と諦念で別れの言葉を口にするけど、永い時を生きる父には次へ繋がる挨拶に感じられて「うむ。またのう」と笑う。それに応える声はなく綺麗な微笑みだけが返ってくる。
友の見たことのない表情に無性に何か言わなくてはならない気になるが「なんだ、道忘れちまったのか?」と背中を軽く押してくる時には見慣れた表情に戻っていて、父は後ろ髪を引かれながらも家を出ていく。
別れ際の澄んだ表情が心に残り、ふとした時に思い返しては胸が切なくなる。そのうちに水の所在がわからなくなり、父はようやく想いを自覚して…とか。
さよならから始まる父水。
仕事仲間と幼馴染の距離感を行ったり来たりしてるの良いな〜。状況によってお互いの口調が変わるの好きなオタクの一人です
仕事仲間と幼馴染の距離感を行ったり来たりしてるの良いな〜。状況によってお互いの口調が変わるの好きなオタクの一人です
仲良しでかわいくて癒やされた…
仕事仲間の空気残しつつの幼馴染オフモードかわいいな〜!
仲良しでかわいくて癒やされた…
仕事仲間の空気残しつつの幼馴染オフモードかわいいな〜!
去年イベントで配布したSSSカードみたいなのもまた作りたい。その為には割増入稿が当たり前になってるのを何とかしなければ…
去年イベントで配布したSSSカードみたいなのもまた作りたい。その為には割増入稿が当たり前になってるのを何とかしなければ…
SNSの先生である友人にいいねは気軽に押していいんだよって教えてもらったので、好き!わかる!感謝!とか心のままに押してしまいがちです
SNSの先生である友人にいいねは気軽に押していいんだよって教えてもらったので、好き!わかる!感謝!とか心のままに押してしまいがちです
アイスと冷蔵庫と愛情について
テスト兼ねて先日Xに掲載した夏の小ネタ短文を載せてみます(3頁)
アイスと冷蔵庫と愛情について
テスト兼ねて先日Xに掲載した夏の小ネタ短文を載せてみます(3頁)