OFFICE KURIMANE
banner
kurimane.bsky.social
OFFICE KURIMANE
@kurimane.bsky.social
くりまね文庫は最先端の物語を創造します。
OFFICE KURIMANE creates the world’s most advanced stories.

著者:英利友四郎 挿絵:白貝三十代
Author:Yu Shiro Eri Illustrator:Misoyo Sheila kai

Kurimane Library → kurimane.wixsite.com/my-site
Kurimane Blog → https://x.com/YushiroEri

【勧誘・不適切な表現】→ 削除
では、魔人がいなくなって退化したということですか。そうみたいね。それでビシュラバナはどうなったんですか。結局、人間が住んでいるわ。それに惑星開発委員会・地球方面惑星調査隊(RABBIT′S)も解散したのよ。それでね、わたしも宇宙動物園で働くことになったのよ。よろしくね、園長先生。12/10
December 9, 2025 at 7:16 PM
スルクニクは全滅危惧種として宇宙動物園で保護することになったようである。ドレイピアがスルクニクを迎えにいくと、ノリコが籠をもって立っていた。ドレイピアが、ひさしぶりですというと、ノリコが、はいといって籠をドレイピアに渡した。これはウサギじゃないですか。魔人のせいで退化したみたい。12/9
December 8, 2025 at 10:33 PM
ドレイピアはユリを亡くなるまで愛し続けた。ジョン・ゴールトもアキが亡くなるまで愛し続けた。それからドレイピアとジョン・ゴールトはひとつになり記憶を共有した。ドレイピアは宇宙動物園の園長をしている。ビシュラバナの任務から三百年が経過していた。最近、ビシュラバナからスルクニクがきた。12/8
December 7, 2025 at 7:46 PM
結婚。そうです。わたし妊娠しています。うそでしょ。本当ですといってユリが微笑んだ。そして二人の間にクルナという娘が生まれた。アキは、ドレイピアからつくられたクローンのジョン・ゴールトと付き合っている。なお、二人は社会人となって数年後に結婚をし、二人の間にクルナという娘が生まれた。12/7
December 6, 2025 at 11:09 PM
そうですか、すみません疑って、わたしKさんのことしか考えられなくて。そうなのか、この間まで、やけにつっかかってきていた気がするが。ところでアキはどうしたんだ。アキは八番館でバイトをしています。そうなんだ。あの、実は、わたしとKさんは結婚をしたんです、これから二人で頑張りましょう。12/6
December 5, 2025 at 11:33 PM
・宇宙動物園の日常
ユリの泣き声がきこえる。酷いです、わたしというものがありながら。どうしたんだよ。陽代って誰ですか。ノリコって誰ですか。陽代は高校の同級生で、ノリコは惑星調査隊の隊員だよ。Kさんって高校にいってたんだ。大昔にね。ノリコさんはこの間の任務で一緒だった人ですよね。任務中に死亡したんだ。12/5
December 4, 2025 at 7:55 PM
(夢15)ノリコが任務ご苦労様でしたといった。わたし妊娠したみたい。本当かい。本当よ、でも任務中にあなたに殲滅されたので……。でもね、わたしね、あなたと愛し合った記憶は残っているの、だから結婚しましょう。えっ、結婚、結婚はできないよ。遊びだったの、酷いわ、Aさんにいいつけてやる。12/4
December 3, 2025 at 10:02 PM
・Kの夢
(夢14)あれ陽代じゃないか、どうしてた。なにいってんのよ、あんたが突然消えたんでしょ。そうだったけ。高校も途中でいなくなるし、まったく。そうか、まったく覚えていないな。わたしのことも忘れたの。ごめん、いま思い出した。わたしはあんたみたいに長生きじゃないからたまには思い出してね。12/3
December 2, 2025 at 7:45 PM
案の定、魔人はノリコの精神を取り込もうとしてノリコを追いかけてくる。ノリコはテックマンに間に合いそうかしらと訊いた。間に合いそうだが……君も消える。仕方ないわ、じゃあね。閃光が辺りを照らすと、一分を残して魔人は全滅した。数日後、宇宙動物園で、ドレイピアはユリと抱き合って寝ていた。12/2
December 1, 2025 at 9:44 PM
テックマンからノリコに、魔人を集めるんだという指示がされた。あと三分で記憶が消失する早くしろ。残りの魔人の数は何体なの。あと三体だ、いやいまシャドウマンが一体を殲滅した、あと二体、残り時間二分。シャドウマンの移動方向に、直線状に魔人を並べろ。ノリコが魔人の戦闘空間に近づいていく。12/1
November 30, 2025 at 9:54 PM
怪人たちがピラミッドを破壊しだすと、ピラミッドから数十の魔人たちが現れ戦闘空間を発生させた。ノリコと怪人たちは退避した。するとドレイピアの意識は遠のき、周りには巨大な戦闘空間が発生した。魔人たちはシャドウマンに襲いかかったが、数分のうちに倒された。残った魔人たちは逃走をはじめた。11/30
November 29, 2025 at 10:10 PM
ノリコはドレイピアに口づけをしてから、わたしを抱きなさいといった。ドレイピアは迷うことなくノリコを抱いた。二人は、作戦当日の朝まで洞窟で確かめ合った。作戦を伝える。二人はピラミッドに侵入後、魔人の殲滅をされたし。ピラミッドの周りにはドリタラーシュトラでみた怪人たちが集結していた。11/29
November 28, 2025 at 11:18 PM
わかっているのは、魔の手が駆除すべき対象であるということだけ。それすら誰かに吹き込まれたのかもしれないがなとドレイピア。ノリコは背筋に寒気を感じた。魔の手を倒すためには俺が必要なんだな。ノリコ、お前もユリやアキのように死ぬかもしれないぜ。それともオリジナルは安全な場所にいるのか。11/28
November 27, 2025 at 7:40 PM
スルクニクは貴重な存在なの。わかるよ、おれはもうすこしスルクニクの町で暮らしたかったよ。人間の駆除が完了したら、すぐにピラミッドに総攻撃をかけるわ。それまでわたしたちは待機よ。魔の手はどこから現れるんだ。飼育員Aさんがどこから現れるかわからないのと一緒で人間の存在理由も謎でしょ。11/27
November 26, 2025 at 7:58 PM
そうよ。この星の住民を魔人と人間から護るのがわたしたちの任務よ。そうかそれでRABBIT′Sなんだなといった。ドレイピアがノリコから離れて仰向けに寝転んだ。RABBIT′Sはもうすこしで人間の駆除を完了するわ。駆除って。捕獲して適切な惑星に移住させるのよ。そうかそれならいいんだ。11/26
November 25, 2025 at 9:28 PM
ドレイピアがノリコに覆い被さると、ノリコは諦めて、わかったわ、いうから離れてといった。ドレイピアは離れなかった。ノリコは横を向いていった。ピラミッドには魔の手の残党がいるのよ、いつの間にか人型生命体をこの星に連れてきていたの。魔の手ってあの魔人どもか、極悪精神生命体とかいってた。11/25
November 24, 2025 at 9:28 PM
まだいえないわ。なんだよそれ。二人は黙って砂漠をひたすら歩いた。砂漠に夜が訪れた。夜空に幾千の星が輝いている。二人は洞窟から砂漠をみている。ドレイピアがノリコに近づいてくる。ちょっとなによ。お前なにか隠しているだろ。なにいっているのよ。調査以外になにかあるんだろ。もう少し待って。11/24
November 23, 2025 at 9:49 PM
・ピラミッド
また砂漠だぞ、ピラミッドはどこにあるんだよ。もうすこしよ。前にもそういってたじゃないか。うるさいわねというとノリコが黙り込んだ。ドレイピアが、基地の形がピラミッドに似ているのかと訊く。違うわ、遺跡よ。遺跡って、誰がつくったんだよ、スルクニクか。違うわよ。じゃあ誰がつくったんだよ。11/23
November 22, 2025 at 11:12 PM
砂漠の人間が、草原の人間の子供を連れ去って逃げているのがみえた。親が追いかけてくる。砂漠の人間は足が速く草原の人間の親は諦めたようである。この星ではこんなことが日常的に行われているのだなとドレイピアがいった。数日草原を歩くと砂漠が現れた。砂漠の遥か彼方にはぼんやりと山脈がみえた。11/22
November 21, 2025 at 10:07 PM
すみませんでした。まったく原始人かよ。フウイヌムは二人をみてやはり人間だなと思った。クレセントが、もうすこしでお別れですね、くれぐれも人間には気を付けてくださいといった。ドレイピアたちがフウイヌムとクレセントに別れを告げ、草原を歩き始めた。しばらくすると遠くに砂漠の人間が現れた。11/21
November 20, 2025 at 7:52 PM
追放の日、町の入口までフウイヌムとクレセントが二人についてきた。道中、フウイヌムが、ドレイピアさん、ノリコさんに謝りましたかといった。ドレイピアはとぼけたが、ノリコが早く謝りなさいよと詰めた。どうしてわかったんですか。わたしたちは耳がいいし、鼻もきくので、なんでもお見通しですよ。11/20
November 19, 2025 at 8:05 PM
ノリコの耳元に息がかかった。ドレイピアがノリコの背中に寄り添っていたのである。ノリコは飛び起きて、なにしているのよあんたといった。ドレイピアは寝ぼけながら、宇宙動物園ではユリとアキと一緒に寝ているよといった。ふざけるな。けちけちするなよ。次の瞬間、腹に蹴りを入れられ転げまわった。11/19
November 18, 2025 at 7:57 PM
・追放
二人は追放の日まで檻に入れられた。クレセントが、フウイヌムさんは反対をしたのですが、情報の欠如により住民が貴方がたを恐れる確率が高いので、最終的に檻に入れることになりました。大丈夫ですよとドレイピアがいうと、クレセントは挨拶をして出ていった。ノリコが、スルクニクは賢いねといった。11/18
November 17, 2025 at 7:52 PM
諮問委員会から数日後、フウイヌムは二人に町から追放されることが決定したと伝えにきた。ドレイピアはスルクニクに精神生命体に近いものを感じていたのでショックを受けた。ノリコがドレイピアに優しくいった。スルクニクは精神生命体に近い論理性もっているけれど、彼らも肉体が必要な生命体なのよ。11/17
November 16, 2025 at 7:53 PM
委員長がそんなことがあるのかと静かにいった。人間のように怒りだすのかと思ったが静かに考え始めたのでドレイピアは驚いた。そしてこの星の人間を滅ぼしスルクニクたちを繁栄させた方がよいと考えた。現状あなた方はこの星の人間たちを凌駕していますが今後についてはわかりませんとノリコがいった。11/16
November 15, 2025 at 10:22 PM