逢坂
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fudoki0617.bsky.social
逢坂
@fudoki0617.bsky.social
英語を読んで気になった表現を気ままに呟いていきたいと思います。
Il lui aurait été reproché des messages « qui traduisent une haine envers Trump et peuvent être qualifiés de terrorisme ». (Le Monde)
「彼はトランプへの憎悪と解され、テロリズムの性格を有す可能性のあるメッセージを咎められた。」

il lui aurait été reproché に疑問。文意から il = lui なのだが、能動文の間接目的語は受動文の主語にはなれないはず。この場合、se voir + 不定詞を使って回避する方法があるそう。
November 9, 2025 at 7:01 PM
Theodore Roosevelt helped popularize anxieties about racial extinction. (teen Vogue)

なるほど、出生主義は不安を煽り、排外思想、反移民的思想を強化する側面があると。
November 8, 2025 at 3:28 PM
そこはかとなく漂う生成AI感。なんでだろう、色味かな?微妙にブサイクなフォントも一役買ってるかも。
October 19, 2025 at 11:41 AM
蔵書の行く末で思い出すのは辰野隆の「愛書癖」。これだけ集めても死んだら散らばってしまうんですね。

"堆書狂でティエランドを凌ぎ、英国のリチャード・ヒーバーにも勝る程の豪傑はフランスのブーラールである…フランス革命の時、国土が荒らされ、各地の僧院の蔵書が二束三文で売り飛ばされるようになったので、彼は国宝の散佚を慨し、翻然として悟って、而して逆上して書狂となったのである。彼は七十一年間の生涯に、六十万巻の書を蒐める事が出来た…ブーラールが滅茶苦茶に書物を買い込むのが細君の気に入る筈がない。或時、細君は亭主に一冊読了してからでなければ他の一冊を買う事は今後相成らん、と厳命を下した…
October 16, 2025 at 12:13 AM
Most everything from Taylor Swift to the grittiest punk music is made by people on the left. (Salon)

almost everythingでは?と思ったけれど、《英方言、米略式》とのこと(ジーニアス)

1926 Publishers' Weekly
Most any bookbinder will be glad to tell...

1968 Wall St. Jrnl.
In most any organization,... (以上OED)
October 14, 2025 at 3:32 AM
「綾羅にだも堪えざるべし」は、文字通りに解して、薄くて軽い着物にさえも負けてしまいそうなほどか弱い、のほうが文脈に合ってるな。「死骸のごとく」横たわっている夫人は、「顔の色あくまで白く、鼻高く、頤細りて」いて、手足はこうだと形容しているので。
鏡花「外科室」の一読してわからなかった箇所。

「予と兄弟もただならざる医学士高峰」
→実の兄弟以上に親しい

親/兄弟もただならぬ仲/交わりという言い方がある。親しさを強調。

「手足は綾羅にだも堪えざるべし」
→(伯爵夫人の)手足は豪華な着物でさえも及ぶことができない(ほどの美しさ)

綾羅:綾絹と薄絹。またそれらで織った美しい着物。
堪える:たえる。勝る、優れるの意。
昔は常套句だったのかな?
「羅綺にだも堪へざる貌は…」(太平記)「瑤台の青瑣、窅として春林に映え、美女嬋娟として、羅綺に任えざるが若し…」(張懐瓘『書断』)
October 6, 2025 at 7:40 AM
鏡花「外科室」の一読してわからなかった箇所。

「予と兄弟もただならざる医学士高峰」
→実の兄弟以上に親しい

親/兄弟もただならぬ仲/交わりという言い方がある。親しさを強調。

「手足は綾羅にだも堪えざるべし」
→(伯爵夫人の)手足は豪華な着物でさえも及ぶことができない(ほどの美しさ)

綾羅:綾絹と薄絹。またそれらで織った美しい着物。
堪える:たえる。勝る、優れるの意。
昔は常套句だったのかな?
「羅綺にだも堪へざる貌は…」(太平記)「瑤台の青瑣、窅として春林に映え、美女嬋娟として、羅綺に任えざるが若し…」(張懐瓘『書断』)
October 6, 2025 at 7:24 AM
The Magna Carta affirms rights, but it also suggests that no person is above the law, that they can’t circumvent the rights of others on a whim. (The Guardian)

no personをtheyで受けると否定の成分がなくなる!
September 30, 2025 at 11:58 PM
国連の一般討論演説での、「(パレスチナ承認は)するか否かではなく、いつ承認するかの問題だ」について、英語的な表現だと思った。

以前メモしてた用例より:

Some say it’s a matter of when, not if, the next pandemic strikes, [...] (Salon)

[...] has warned that a major cyber-attack on the UK is a matter of “when, not if” [...] (Guardian)
September 26, 2025 at 2:18 PM
Judge Trump by his actions, not his words, a diplomat texted Playbook: “He puts economic sanctions on [Russia] — vdl can have her win.”(Politico)

vdlが何の略なのかわからなくて意味を取るのに時間がかかってしまったが、どうやら欧州委員会議長のウルズラ・フォン・デア・ライエンのことのようだ(ポンデライオンみたいで覚えやすい)。

He puts...は意味的には条件文でifが省略された形。非常に口語的で、小説の会話文やドラマのセリフではよくある。
September 26, 2025 at 2:05 PM
99年の時点で字面通りの無言の帰国が使われていたのか。
www.nhk.or.jp/bunken/summa...
September 26, 2025 at 1:52 PM
「幕末太陽傳」見た。テンポが良くて気持ちがいい。当時を経験してないけれど懐かしいフランキー堺の江戸弁に、まるで立て板に水の落語のようだと聞き惚れていたら、玉代を払えず、しかも名前を佐平次というからほんとに「居残り佐平次」で、起請文でひと悶着あったかと思えばそれは「三枚起請」で、なまりの強いお客が出てきたと思えばやっぱり「お見立て」で、落語ずくめだった。
September 26, 2025 at 12:45 AM
In Denmark, books are among the goods subject to a value-added tax of 25 percent, among the highest in Europe. (NYT)

品詞は違えど amongはone of theと交換できることがある。

「デンマークでは書籍は25%の付加価値税のかかる物品の一つであるが、書籍に25%というのはヨーロッパでは一、二を争う高さである。」
September 23, 2025 at 5:59 PM
Guy Fawkes fireworks and bonfires are rarely confined to the marking of the gunpowder plot on 5 November, as often people celebrate early. (Gurdian)

ガイ・フォークスって誰だか知らなくて意味が取れなかった。火薬陰謀事件(Gunpowder Plot)という17世紀に起こったジェームズ1世暗殺未遂事件の首謀者の一人らしい。11月の5日に彼が逮捕されたのを記念(=the marking)して今でも篝火を焚いたり花火を上げたりするらしい。
September 23, 2025 at 5:08 PM
いわゆる「思想」といえば、そういう話題がてんこもりだったスティーブン・ユニバースは面白かったな。多分ポリコレとか嫌いな人は思想の入った作品に、免許更新のときに見せられるビデオみたいな説教臭さを感じ取ってるのではないかな。どういうわけだか多様性にあんまり解像度が高くなくてもその臭みを感じ取って了うひとは案外に多くて、そこで拒絶反応がおこってるのだとおもう。けれどそういうのがスティーブン・ユニバースには一切なかった。
September 20, 2025 at 3:27 PM
人間は元来不器用にできている。
C’est en forgeant qu’on devient forgeron. (鉄を鍛えればこそ鍛冶屋になる)と古来いうとおり、器用になるには手を動かさなければならない。
不器用なのは技芸にとどまらない。二極思考の流行を思えば思考だって不器用になることは火を見るより明らかだ。ものを考える癖をつけなければならない。新しいことを取り入れ続けなければならない。細かい区別に耐えられる粘り強さをつけなければならない。
September 20, 2025 at 2:51 PM
修学旅行中夜の見回り時にゲームを持ち込んだのがバレて没収されないようにブザーを電子工作したはいいけれど、音がうるさいから滅茶苦茶怒られたって話を何処かで読んでゲラゲラ笑ったよなぁ…と、ふと思い出して、一週間ぐらいかけて気合でやっと見つけた。リンク切れだったけどアーカイブが残ってた。
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"…スーパーファミコンとコピーマシーンを持って行こうと考えました。しかし見つかって没収されると約4万円の損害です。絶対に失敗はできないと思いました。"←最高にアホ

修学旅行用対教師防犯ブザー
web.archive.org/web/20060908...
September 16, 2025 at 2:34 PM
ゴルフの夢を見た。といっても、どういうわけだかボールはゆで卵。一打ごとに白身が千切れてだんだんボコボコになっていく。黄身が露出したらそこで失格となるのだった。
September 15, 2025 at 1:11 PM
I shall have to leave this evening, she thought. She was too glad to see everyone to consider going before that. (Diana Wynne Jones, Howl's Moving Castle)

これ好きなんだけどなかなか用例に巡り会えないから嬉しかったやつだ。
too ...to 構文と不定詞を取る形容詞の複合。

too glad to see everyone みんなに会えるのが嬉しくて
to consider going before that 午前中に発つのは考えられぬ
September 1, 2025 at 2:08 PM
このwouldの用法最近何回か見かけた記憶がある。
例えば原作『ハウルの動く城』の、ソフィーのおかげでハウルの髪の毛の色がヘンになるシーン:
"Look. Survey. Inspect. My hair is ruined! I look like a pan of bacon and eggs!"

が、ソフィーには色の違いがわからない
"I think it's very nice."

たまらずハウル
"Nice!" screamed Howl. "You would! You did it on purpose [...]"
「素敵だって!わざとやったんだろう。いかにもきみらしい!」
September 1, 2025 at 1:47 PM
近所の公園に孔雀を飼ってるところがあって、昨日夜涼しくなってから散歩してたら性欲丸出しの下卑た声でゲエゲエ啼いてた。今は発情期らしいね。
September 1, 2025 at 8:07 AM
ビジネス言葉遣いが身についてないので、メルカリでやりとりするときも、炎暑の砌、貴下に置かれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます…とかやろうかな
August 31, 2025 at 10:40 AM
“If there’s a massive heatwave happening, animals are not just going to go out and be active when temperatures are so extreme,” Jacobs says. “They have to rest in the shade [...]" (Guadian)

not only but also ではないことに注意。
「ただ~しているわけにはいかない」

you can't just sit back and wait~のような言い方のnot... justですね。
August 21, 2025 at 8:09 AM
この言葉自体に罪はないのだけれど、齟齬ということばが嫌い。常用漢字外の言葉が仮名に開かれたり交ぜ書きにされる中、こいつだけ特別扱いで生き残ってるのが癪に障る。
August 19, 2025 at 4:47 AM
ひさかたぶりにあつ森起動してみたのだけれど、丁度今日が花火大会の日で住民が広場に集まってワイワイやっている中、ひとりだけ家の中にいて話しかけても花火の話題など一つも出さずマイペースを決め込んでいるのが一人いて、さすが今のゲームだと感心してしまった。
August 10, 2025 at 10:34 AM