ヨハク
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ヨハク
@chibichibibier.bsky.social
絶望と孤独のあいだで 今日も息を吐く

でも 明日の光はちゃんと来る
たぶん 寝坊せずに…
何度転んでも
ただ立ち上がるだけじゃ
傷は消えない
誰も拍手しない

ボクは駅のベンチに落ちたゴミみたいで
気づかれず
拾われず
それでも世界は回る

でも誰かの一言で
ほんの少しだけ
自分の存在が揺れる瞬間がある

だから今日は
失敗作のパンを焦げたまま食べてみる
誰も褒めないし
誰も見ていない

でも焦げの苦味が
ちょっとだけ心を覚まして
自分の不器用さも
うっすら愛せる気がする
November 18, 2025 at 10:08 PM
優しさと世界の終わりは
たぶん似ていて
静かに訪れる

気づいたときには
もう戻れず
残るのは涙の光だけ

未来をぼんやり照らす
その静けさに怯えながらも
どこかでまだ求めてしまう

終わりは笑えるほど唐突で
カップ麺の待ち時間より短く
それでもボクらは未来にすがる
泣きながら笑う
道化みたいに
November 17, 2025 at 10:07 PM
電車の中
笑い声に混じれず
イヤホンだけが味方みたい

コンビニの明かりは
眠れない夜ほど眩しい

みんな普通の顔で生きてるのに
ボクだけ裏画面で止まってる

この世界はやっぱり狂ってる
November 17, 2025 at 8:18 AM
軽躁が続くと
昨日は履歴から消え
金は通知なしで失踪し
足だけがフロアを踏み鳴らして
誰かの人生を真似しているみたいだ

気づけば
薄っぺらい財布と
根拠のないハイだけが手元に残り

ふっと止まった瞬間
笑っていたのは心じゃなくて
ただのバグだと悟る

それでもまた
再起動みたいに踊りだす
壊れたままのボクを
誰も止められない
November 15, 2025 at 10:14 PM
何も起きない時間だけが
ボクをまだ生かしてる

刺さる言葉を拾った瞬間
心臓が急に
他人みたいに動き出す

もう理屈じゃ触れなくて
衝動だけが
ボクを外側へ運ぶ

形になる前の痛みが
いちばん正直だから
今日もまた
消えたいほど眩しい
November 15, 2025 at 12:37 AM
プリンをすくって
電気代をため息で割り算して

ペットボトルのキャップを閉めた瞬間
世界の音が
ひとつ 消えた気がした

冷蔵庫の明かりだけが
ボクをまだ生かそうとしてて
その優しさが
いちばん 残酷だった
November 13, 2025 at 8:17 AM
ボクはもう
とっくに終わってるのに

木曜だけがまだ
“終わらないで”って笑う

その声が
死体に花を投げるみたいで
優しさごと地獄に引きずられる
November 13, 2025 at 8:13 AM
電車のドアは
棺のふたの予習みたいで嫌になる

開いても閉じても
どこへも行けないまま
揺られてばかりの一日

車内アナウンスが
人生のナレーションみたいに聞こえて
もうすぐ終点です、なんて言われたら
少し安心してしまう

誰にも会わずに
今日も棺のリハを終えた
November 12, 2025 at 10:27 AM
幸せを叫ぶ日も
死にたいと笑う夜も

心の中は
スマホみたいにヒビだらけで
充電してもすぐ切れる

それでもボクは笑って
ヒビを指でなぞる

誰も見てなくても
笑顔を貼り付ける

でもバッテリー切れの前に
自分を押し潰すのは
今日も変わらない
November 11, 2025 at 9:33 PM
室外機のゴー音に
子守唄を期待するけど
眠気は来なくて
夜だけが全力で逃げていった

置き去りのボクは
時計の音に追われてる
November 6, 2025 at 7:39 PM
街灯の下に
置き忘れたボクは
誰かの胸で
まだ光るらしい

あの夜の吐息や
名前の呼び方まで
すべて灯りに吸われていった

じゃあ
今ここにいるボクは
きっと
影のままなんだろう

呼ばれないままの影が
それでもまだ
光のほうを向いている
それが いちばんの罪だと思う
いや もう罰かもしれない
November 6, 2025 at 10:41 AM
キミに支えられてまだ沈まずにいるけど
頼りすぎてる自分が嫌で
いつか手放される未来ばかり想像してる
November 2, 2025 at 1:37 PM
隣の部屋から
笑い声が聞こえる

ボクはパジャマのまま
紅茶をこぼす

駅のホームは
人で埋まっている

誰もボクを見ていない
メールも電話も来ない

街灯だけがチカチカして

時計だけが進む
ボクは動けず

この世界は狂ってる
November 2, 2025 at 1:08 PM
絶望にすら救いを見つけられず
ただ混沌に身を任せて
何もかもが崩れていく

それでもボクはちょっと笑いながら
このぐちゃぐちゃな世界を
どうにかやり過ごしている

明日のことは考えずに
足元の冷たい空気や
誰かの笑い声にちょっと救われて
生きてるフリを続けるしかない

夜が長すぎて
星の数すら笑ってる気がして
ボクもつい笑ってごまかすけど
心の奥では何かが崩れ続けている

鏡の中のボクは笑っている
でもその笑顔は勝手に踊る影で
本物のボクはまだ床の隅で
カタカタと崩れかけたまま揺れている
October 31, 2025 at 10:36 AM
矛盾だらけの世界で
正義を探しても
誰も教えてくれない

見つけたつもりでも
手の中で崩れる

それでも小さな行動が
ほんの一瞬だけ
誰かの心を揺らす

そしてボクはまた
傷だけを抱えて立ち上がる
October 30, 2025 at 11:21 PM
死にたいなんて言えないボクは
鳴らないスマホを握りしめ
キミの名前を喉に押し込む

吐いた声は空気に溶け
誰にも届かない

残るのは焼ける喉の痛みと
死にきれない自分を呪う感覚だけ
October 29, 2025 at 6:45 PM
現実に胸を押さえられながら
ボクは今日も
なんとか立っている

泣くほどの理由も
笑うほどの余裕もないまま

息をして
呼吸を整え
誰かのふりをして生きてる

それでも靴の裏だけが
ちゃんと地面を覚えていて
この愚かさだけが
まだボクを人間にしている
October 23, 2025 at 2:09 PM
街灯の光が
濡れたアスファルトをなぞる

ボクの影も
長く引き伸ばされる

誰も見ていないのに
笑顔を作る

送信ボタンに触れて
止めた指先の奥で

胸の声だけが
ひとりで震える

夜だけが 答えを握っている
October 21, 2025 at 8:41 PM
正直に生きるほど
世界は どんどん冷たくなる

本音を出すたびに
空気が 一瞬で凍る

笑ってごまかす演技だけ
うまくなっていくうちに
気づけば 誰の台本にも
載ってない人生を歩いてた

“素直”が美徳なんて 嘘だ
生きるたび 少しずつ削れてくボクを
今日も 誰も見ていない
October 17, 2025 at 11:21 PM
外の世界はずっと笑ってる
誰かの自撮りと
ニュースの狂気で埋め尽くされてるのに

ボクの中は
止まった換気扇みたいに
鈍くうなって
何も変わらない

クローゼットの奥にしまった古着みたいに
感情だけが
流行遅れで息をしてる
October 13, 2025 at 9:43 PM
気づいたらボクは
自分を置いて先に歩いていた

あの頃のボクはまだ
信号の青を待ってた気がする

振り返るたびに
声はノイズになっていって
そのうち 聞こえなくなった

笑ってたのにね
置き去りにしたのは 笑うほうのボクだった

それ以来ずっと
心の中で迷子のまま
生きて
靴底を見たら
泥じゃなくて 寂しさが乾いてた

どこを歩いても同じ景色で
誰と話しても 返ってくるのは空気だけ

笑われることにも 慣れてしまって
それを“強さ”と呼ぶ日々が続く

きっとボクはまだ
あの信号の下で立ち尽くしてる
置き去りにした自分の影を 待ちながら
October 13, 2025 at 12:09 PM
逃げる先々で
また違う”ボク”になれる気がしていた
でも鏡を見れば
全部アップデート失敗のまま

今朝もバグだらけの自分を笑うしかない
October 12, 2025 at 7:08 PM
世界が壊れていたのか
それともボクが最初から
欠陥品だったのか

外は光が溢れて
笑い声も届くのに
この部屋だけは
空気さえ重さを拒んで

鼓動も思考も
すり減って消えていく

檻の中で
壊れたボクだけが
残骸のように呼吸している
もう誰も助けに来ない
October 10, 2025 at 8:35 PM
電卓を買った
数十年ぶりに
なんでか知らないけど
無性に“正解”が欲しかった

ボタンを押すたびに
カチッと音がして
そのたびに心のどこかが
ひとつずつ冷めていった

足しても足しても
何も増えない人生の計算式
割り算すれば
孤独だけが余る

数字は残酷だ
迷いも涙も
四捨五入してくれない

それでもボクは
”=“を押す指を止められなかった

ゼロが並ぶたび
胸の奥で何かが静かに崩れていく
数字たちはみんな無表情で
ボクの命を桁ごとに削っていく

最期の計算式はもう覚えていない
ただひとつ確かなのは
この世界で消えたのは
答えじゃなく ボクのほうだった
October 9, 2025 at 8:33 AM
白い粒を数えてたら
一日が終わってた

昼も夜も
薬の裏に貼りついて
時間がぐちゃぐちゃになっていく

カレンダーはもう見ない
真白のまま固まってる
ボクだけが
取り残されたインクの染み

眠りは嘘みたいで
目覚めは冗談みたいで
呼吸だけが
しぶとく続くんだ

心が音を失って
世界がモノクロになるたび
それでもどこかで
まだ生きたいって声がして
それがいちばん
腹立たしい
October 8, 2025 at 10:00 PM