「今日は久しぶりに雪が降りまして」
会えない時間を繋ぐ声に耳を傾ける。
「昔はよう降ってたやろ」
「そうですけど、やっぱり非日常感があってワクワクしちゃ…」
急に菊の声が途絶えボフッと音がした。
「とにかく、寒いのは嫌なんですが、楽しかったんです」
菊は何事もないように話し続ける。相槌を打ちながらあの音はなんだったのかと考える。もしかして…
「……くしゃみ?」
菊の声が止まった。
「こたつ入ってるやろ」
くしゃみが出る瞬間に焦った菊はこたつの上掛けに顔を突っ込んだのだろう。その姿を想像する」
「そりゃ寒いですから」
小さな声はたぶん恥じらいだ
「気にせんでええ」
「今日は久しぶりに雪が降りまして」
会えない時間を繋ぐ声に耳を傾ける。
「昔はよう降ってたやろ」
「そうですけど、やっぱり非日常感があってワクワクしちゃ…」
急に菊の声が途絶えボフッと音がした。
「とにかく、寒いのは嫌なんですが、楽しかったんです」
菊は何事もないように話し続ける。相槌を打ちながらあの音はなんだったのかと考える。もしかして…
「……くしゃみ?」
菊の声が止まった。
「こたつ入ってるやろ」
くしゃみが出る瞬間に焦った菊はこたつの上掛けに顔を突っ込んだのだろう。その姿を想像する」
「そりゃ寒いですから」
小さな声はたぶん恥じらいだ
「気にせんでええ」
悩むね。菊受け短編集は出すの決めてるんだけど。うーん。
悩むね。菊受け短編集は出すの決めてるんだけど。うーん。
蜜柑は己が甘いのか酸っぱいのかわからんように。
蜜柑は己が甘いのか酸っぱいのかわからんように。
非効率に苛立つの良くない。
非効率に苛立つの良くない。
耳を覆うように包まれる。
「どうしたんですか?」
布団に入ることのない耳は彼の手に包まれはじめて冷えていた気づく。
「眠れるように」
ふと、今朝夢見が悪いと話した事を思い出す。相変わらず、優しい。
「これではあなたが寒いでしょう?」
彼は答えず、聞かない振りをする。私は笑う。
「こうしましょう」
彼の布団にしっかり潜り込み、彼に抱きついた。
「これならお互い寒くない」
見上げて笑うと、彼はまた手で私の耳を覆った。身も心もあたたまって、溶けていく。目を閉じたことすらわからないほど、柔らかなあたたかさに包まれた夜だった。
耳を覆うように包まれる。
「どうしたんですか?」
布団に入ることのない耳は彼の手に包まれはじめて冷えていた気づく。
「眠れるように」
ふと、今朝夢見が悪いと話した事を思い出す。相変わらず、優しい。
「これではあなたが寒いでしょう?」
彼は答えず、聞かない振りをする。私は笑う。
「こうしましょう」
彼の布団にしっかり潜り込み、彼に抱きついた。
「これならお互い寒くない」
見上げて笑うと、彼はまた手で私の耳を覆った。身も心もあたたまって、溶けていく。目を閉じたことすらわからないほど、柔らかなあたたかさに包まれた夜だった。
黒のウール糸と黒とグレーの混じったラメ糸を引き揃えて作ってみました。
マダム!!
黒のウール糸と黒とグレーの混じったラメ糸を引き揃えて作ってみました。
マダム!!
日常をあまり出さないように心がけてると言うことないんだ
日常をあまり出さないように心がけてると言うことないんだ