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(福島県福島市) 🐑
いにしへを 思へば夢か
うつつかも 夜はしぐれの
雨を聞きつつ
良寛 布留散東
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いにしへを 思へば夢か
うつつかも 夜はしぐれの
雨を聞きつつ
良寛 布留散東
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ひとつがひ 侍りける鶴の
ひとつが なくなりにければ
とまれるが いたく鳴き侍り
ければ 雨の降り侍りけるに
なく声に そひて涙は
のぼらねど 雲のうへより
雨とふるらむ 🪿
伊勢 後撰和歌集
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ひとつがひ 侍りける鶴の
ひとつが なくなりにければ
とまれるが いたく鳴き侍り
ければ 雨の降り侍りけるに
なく声に そひて涙は
のぼらねど 雲のうへより
雨とふるらむ 🪿
伊勢 後撰和歌集
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羈旅の心を
わたの原 八十島かけて
しるべせよ 遥かにかよふ
おきの釣舟 ⛵
藤原秀能 新拾遺和歌集
(如願法師)
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羈旅の心を
わたの原 八十島かけて
しるべせよ 遥かにかよふ
おきの釣舟 ⛵
藤原秀能 新拾遺和歌集
(如願法師)
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こよひ君 いかなる里の
月を見て 都にたれを
思ひいづらむ 🪿
馬内侍 拾遺和歌集
(中宮内侍)
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こよひ君 いかなる里の
月を見て 都にたれを
思ひいづらむ 🪿
馬内侍 拾遺和歌集
(中宮内侍)
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雲のなみ 煙のなみや
散る花の かすみにしづむ
鳰のみづうみ ⛵
九条良経 月清集
「鳰(にお)のみづうみ」は
琵琶湖の異称です。
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雲のなみ 煙のなみや
散る花の かすみにしづむ
鳰のみづうみ ⛵
九条良経 月清集
「鳰(にお)のみづうみ」は
琵琶湖の異称です。
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やすらはで 寝なましものを
小夜更けて かたぶくまでの
月を見しかな 🦌
赤染衛門 後拾遺和歌集
百人一首 (59)
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やすらはで 寝なましものを
小夜更けて かたぶくまでの
月を見しかな 🦌
赤染衛門 後拾遺和歌集
百人一首 (59)
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秋風に たなびく雲の
絶え間より もれ出づる
月の影のさやけさ
左京大夫顕輔 新古今和歌集
百人一首 (79)
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秋風に たなびく雲の
絶え間より もれ出づる
月の影のさやけさ
左京大夫顕輔 新古今和歌集
百人一首 (79)
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泣く涙 雨とふらなむ
渡り川 水まさりなば
かへりくるがに 🦢
小野篁 古今和歌集
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泣く涙 雨とふらなむ
渡り川 水まさりなば
かへりくるがに 🦢
小野篁 古今和歌集
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かきくらし 時雨るる空を
ながめつつ 思ひこそやれ
神なびの森
紀貫之 拾遺和歌集
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かきくらし 時雨るる空を
ながめつつ 思ひこそやれ
神なびの森
紀貫之 拾遺和歌集
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墨染の 君がたもとは
雲なれや たえず涙の
雨とのみふる 🐩
壬生忠岑 古今和歌集
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墨染の 君がたもとは
雲なれや たえず涙の
雨とのみふる 🐩
壬生忠岑 古今和歌集
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大空は 恋しき人の
かたみかは もの思ふごとに
眺めらるらむ 🐿️
酒井人真 古今和歌集
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大空は 恋しき人の
かたみかは もの思ふごとに
眺めらるらむ 🐿️
酒井人真 古今和歌集
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夕ぐれは 雲のはたてに
ものぞ思ふ 天つ空なる
人を恋ふとて 🐧
詠み人知らず 古今和歌集
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夕ぐれは 雲のはたてに
ものぞ思ふ 天つ空なる
人を恋ふとて 🐧
詠み人知らず 古今和歌集
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われながら 我が心をも
知らずして また逢ひ見じと
ちかひけるかな
清少納言 続後撰和歌集
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われながら 我が心をも
知らずして また逢ひ見じと
ちかひけるかな
清少納言 続後撰和歌集
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いつはりと 思ひながらも
待つ宵の 更くるはつらき
山の端の月
大江頼重 続後拾遺和歌集
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いつはりと 思ひながらも
待つ宵の 更くるはつらき
山の端の月
大江頼重 続後拾遺和歌集
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こぬ人を 待つとはなくて
待つ宵の 更けゆく空の
月もうらめし 🐕
藤原有家 新古今和歌集
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こぬ人を 待つとはなくて
待つ宵の 更けゆく空の
月もうらめし 🐕
藤原有家 新古今和歌集
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越えもせむ 越さずもあらむ
逢坂の 関もりならぬ
人なとがめそ
和泉式部 和泉式部集
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越えもせむ 越さずもあらむ
逢坂の 関もりならぬ
人なとがめそ
和泉式部 和泉式部集
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見る人に もののあはれを
しらすれば 月やこの世の
鏡なるらむ 🪿
崇徳院 風雅和歌集
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見る人に もののあはれを
しらすれば 月やこの世の
鏡なるらむ 🪿
崇徳院 風雅和歌集
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白雲の たえずたなびく
峯にだに すめばすみぬる
世にこそありけれ
惟喬親王 古今和歌集
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白雲の たえずたなびく
峯にだに すめばすみぬる
世にこそありけれ
惟喬親王 古今和歌集
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来ぬ人に よそへて待ちし
夕べより 月てふものは
恨みそめてき 🦤
後嵯峨院 続後撰和歌集
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来ぬ人に よそへて待ちし
夕べより 月てふものは
恨みそめてき 🦤
後嵯峨院 続後撰和歌集
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忘れ貝 拾ひしもせじ
白玉を 恋ふるをだにも
形見と思はむ
紀貫之 土佐日記
この歌は
亡くなった娘の思いが
込められた歌です。
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忘れ貝 拾ひしもせじ
白玉を 恋ふるをだにも
形見と思はむ
紀貫之 土佐日記
この歌は
亡くなった娘の思いが
込められた歌です。
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あるものと 忘れつつなほ
なき人を いづらと問ふぞ
悲しかりける
紀貫之 土佐日記
この歌は紀貫之が
高知県の大津から浦戸へ
向かう船の中で詠んだ
歌です。
紀貫之は土佐国の国司として
赴任中幼い娘を亡くしました。
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あるものと 忘れつつなほ
なき人を いづらと問ふぞ
悲しかりける
紀貫之 土佐日記
この歌は紀貫之が
高知県の大津から浦戸へ
向かう船の中で詠んだ
歌です。
紀貫之は土佐国の国司として
赴任中幼い娘を亡くしました。
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契りけり 待ちけりあはれ
そのときの 言の葉のこる
水茎のあと 🐿️
永福門院 自歌合
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契りけり 待ちけりあはれ
そのときの 言の葉のこる
水茎のあと 🐿️
永福門院 自歌合
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寄書恋をよませ給うける
玉章に ただひと筆と
むかへども 思ふ心を
とどめかねぬる
永福門院 玉葉和歌集
「玉章(たまずさ)」は 手紙
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寄書恋をよませ給うける
玉章に ただひと筆と
むかへども 思ふ心を
とどめかねぬる
永福門院 玉葉和歌集
「玉章(たまずさ)」は 手紙
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夕ぐれに もの思ふことは
まさるやと 我ならざらむ
人にとはばや 🐕
和泉式部 詞花和歌集
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夕ぐれに もの思ふことは
まさるやと 我ならざらむ
人にとはばや 🐕
和泉式部 詞花和歌集
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面影を のち偲べとや
有明の 月をのこして
花のちるらむ 🦌
二条良基 後普光園院百首
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面影を のち偲べとや
有明の 月をのこして
花のちるらむ 🦌
二条良基 後普光園院百首
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