Avi
banner
avi8888.bsky.social
Avi
@avi8888.bsky.social
悲しみ喜び無情に涙して多くの人々に愛され日本の伝統文化を培ってきた和歌を古人の美しい言の葉であなたにお届け致します。よろしくお願いいたします。
DMはお断り致します。
(福島県福島市) 🐑
🌼
いにしへを 思へば夢か
うつつかも 夜はしぐれの
雨を聞きつつ        

良寛  布留散東 
▫️
November 24, 2025 at 9:10 PM
🌼
ひとつがひ 侍りける鶴の
ひとつが なくなりにければ
とまれるが いたく鳴き侍り
ければ 雨の降り侍りけるに

なく声に そひて涙は
のぼらねど 雲のうへより
雨とふるらむ      🪿 

伊勢  後撰和歌集
▫️
November 24, 2025 at 8:52 PM
🌼
羈旅の心を

わたの原 八十島かけて
しるべせよ 遥かにかよふ
おきの釣舟      ⛵  

藤原秀能  新拾遺和歌集
(如願法師)  
▫️
November 24, 2025 at 11:47 AM
🌙
こよひ君 いかなる里の
月を見て 都にたれを
思ひいづらむ     🪿   

馬内侍  拾遺和歌集
(中宮内侍) 
▫️
November 24, 2025 at 9:46 AM
🌼
雲のなみ 煙のなみや
散る花の かすみにしづむ
鳰のみづうみ     ⛵    

九条良経  月清集

「鳰(にお)のみづうみ」は
 琵琶湖の異称です。
 ▫️
November 23, 2025 at 11:31 PM
🌙
やすらはで 寝なましものを
小夜更けて かたぶくまでの
月を見しかな      🦌 

赤染衛門  後拾遺和歌集
百人一首 (59)
▫️
November 23, 2025 at 10:08 AM
🌙
秋風に たなびく雲の
絶え間より もれ出づる
月の影のさやけさ      

左京大夫顕輔 新古今和歌集
百人一首 (79)
▫️
November 23, 2025 at 10:00 AM
🌼
泣く涙 雨とふらなむ
渡り川 水まさりなば
かへりくるがに     🦢     

小野篁  古今和歌集
▫️
November 23, 2025 at 9:50 AM
☘️
かきくらし 時雨るる空を
ながめつつ 思ひこそやれ
神なびの森          

紀貫之  拾遺和歌集
▫️
November 23, 2025 at 8:38 AM
🌼
墨染の 君がたもとは
雲なれや たえず涙の
雨とのみふる     🐩   

壬生忠岑  古今和歌集
▫️
November 23, 2025 at 8:17 AM
🌼
大空は 恋しき人の
かたみかは もの思ふごとに
眺めらるらむ      🐿️  

酒井人真  古今和歌集
▫️
November 23, 2025 at 6:59 AM
🌼
夕ぐれは 雲のはたてに
ものぞ思ふ 天つ空なる
人を恋ふとて      🐧  

詠み人知らず 古今和歌集
▫️
November 23, 2025 at 6:50 AM
🌼
われながら 我が心をも
知らずして また逢ひ見じと
ちかひけるかな      

清少納言  続後撰和歌集
▫️
November 23, 2025 at 12:47 AM
🌙
いつはりと 思ひながらも
待つ宵の 更くるはつらき
山の端の月        

大江頼重 続後拾遺和歌集
▫️
November 23, 2025 at 12:41 AM
🌙
こぬ人を 待つとはなくて
待つ宵の 更けゆく空の
月もうらめし      🐕 

藤原有家 新古今和歌集
▫️
November 23, 2025 at 12:37 AM
🌼
越えもせむ 越さずもあらむ
逢坂の 関もりならぬ
人なとがめそ       

和泉式部  和泉式部集
▫️
November 22, 2025 at 10:35 PM
🌙
見る人に もののあはれを
しらすれば 月やこの世の
鏡なるらむ       🪿       

崇徳院  風雅和歌集
▫️
November 22, 2025 at 11:49 AM
🌼
白雲の たえずたなびく
峯にだに すめばすみぬる
世にこそありけれ        

惟喬親王  古今和歌集
▫️
November 22, 2025 at 10:22 AM
🌙
来ぬ人に よそへて待ちし
夕べより 月てふものは
恨みそめてき      🦤 

後嵯峨院  続後撰和歌集
▫️
November 22, 2025 at 10:05 AM
🌼
忘れ貝 拾ひしもせじ
白玉を 恋ふるをだにも
形見と思はむ        

紀貫之  土佐日記 

この歌は
亡くなった娘の思いが
込められた歌です。
▫️
November 22, 2025 at 7:57 AM
🌼
あるものと 忘れつつなほ
なき人を いづらと問ふぞ
悲しかりける       

紀貫之  土佐日記

この歌は紀貫之が
高知県の大津から浦戸へ
向かう船の中で詠んだ
歌です。
紀貫之は土佐国の国司として
赴任中幼い娘を亡くしました。
▫️
November 22, 2025 at 12:50 AM
🌼
契りけり 待ちけりあはれ
そのときの 言の葉のこる
水茎のあと       🐿️ 

永福門院  自歌合
▫️
November 21, 2025 at 9:36 AM
🌼
寄書恋をよませ給うける

玉章に ただひと筆と
むかへども 思ふ心を
とどめかねぬる      

永福門院  玉葉和歌集

「玉章(たまずさ)」は 手紙
▫️
November 21, 2025 at 8:15 AM
🌼
夕ぐれに もの思ふことは
まさるやと 我ならざらむ
人にとはばや     🐕   

和泉式部  詞花和歌集
▫️
November 21, 2025 at 6:53 AM
🌙
面影を のち偲べとや
有明の 月をのこして
花のちるらむ     🦌    

二条良基 後普光園院百首
▫️
November 20, 2025 at 10:23 PM