ミステリの話とグラブルの話をしていきたい(願望
長編ミステリ
久しぶりに読む伊坂幸太郎作品だったが、想像していた話と違ってあまりハマれなかったなぁ
ワクワクする部分もドキドキする部分もあるにはあるのだが、これだけの長さは必要なかったんじゃないか…?物語の肝となるところにはだいたい気付けたが、最後の大掛かりな箇所には気付けず
帰れる場所があるのならば帰ればいい、それが幸か不幸かはわからないけれど
長編ミステリ
久しぶりに読む伊坂幸太郎作品だったが、想像していた話と違ってあまりハマれなかったなぁ
ワクワクする部分もドキドキする部分もあるにはあるのだが、これだけの長さは必要なかったんじゃないか…?物語の肝となるところにはだいたい気付けたが、最後の大掛かりな箇所には気付けず
帰れる場所があるのならば帰ればいい、それが幸か不幸かはわからないけれど
初読み作家さん、前々から名前だけは知っていたのだが、なんとなく今まで読めずにいた作家の一人
この間本屋に行ったときにお洒落なカバーで出ていたので、それを切っ掛けにして読んでみる事にしたわけだがこれがまぁ面白い
展開がハイスピードでグイグイ引き込まれるし、わりかし古い小説なのに文体が古びておらず今でも普通に読める
主人公の成長というか心情の揺れも、最後のオチには納得のいくものだった
初読み作家さん、前々から名前だけは知っていたのだが、なんとなく今まで読めずにいた作家の一人
この間本屋に行ったときにお洒落なカバーで出ていたので、それを切っ掛けにして読んでみる事にしたわけだがこれがまぁ面白い
展開がハイスピードでグイグイ引き込まれるし、わりかし古い小説なのに文体が古びておらず今でも普通に読める
主人公の成長というか心情の揺れも、最後のオチには納得のいくものだった
メルカトル鮎シリーズ長編、ノベルズ版読了済み
久しぶりの再読だが、オチや物語に仕掛けられたトリックなどはほぼ全て覚えていた
それぐらいには、この何とも言えない絶望的な終わりは印象深かったのだろう
長さのわりには最後は麻耶雄嵩らしいあっけない終わり方といえばそうなんだが、主人公のそれまでの懊悩を考えるとこの結末しかなかったんだなぁとも思える
メルカトル鮎シリーズ長編、ノベルズ版読了済み
久しぶりの再読だが、オチや物語に仕掛けられたトリックなどはほぼ全て覚えていた
それぐらいには、この何とも言えない絶望的な終わりは印象深かったのだろう
長さのわりには最後は麻耶雄嵩らしいあっけない終わり方といえばそうなんだが、主人公のそれまでの懊悩を考えるとこの結末しかなかったんだなぁとも思える
ドレバラの勲章で青紙交換してフュンフ150にするぞい(っ’ヮ’c)
ドレバラの勲章で青紙交換してフュンフ150にするぞい(っ’ヮ’c)
〈マリア&漣〉シリーズ初の短編集、四編収録
マリアと漣とジョンの苦い過去が明かされる
どの話も短めなため、そこまでミステリの濃度が高いわけではないが、意識の盲点をついてくる話が多いように感じられた
個人的に一番気に入ったのは「赤鉛筆は要らない」かなぁ、作中人物の切羽詰まった感情の揺れも好みだし、タイトルの意味が分かった時は特に痺れた
〈マリア&漣〉シリーズ初の短編集、四編収録
マリアと漣とジョンの苦い過去が明かされる
どの話も短めなため、そこまでミステリの濃度が高いわけではないが、意識の盲点をついてくる話が多いように感じられた
個人的に一番気に入ったのは「赤鉛筆は要らない」かなぁ、作中人物の切羽詰まった感情の揺れも好みだし、タイトルの意味が分かった時は特に痺れた
「囁き」シリーズ第三弾、旧版読了済み、長編ミステリ
このシリーズは、やっぱりこの「黄昏の囁き」が一番好きで心に残っていたな
ミステリ的なガジェットはそこまで多くないのに何でだろうなぁと考えていたが、今回読んでみて主人公の翔二の心境にわりかし共感できたということと、終章で彼の精神の成長具合が如実にわかったというのが単純に嬉しかったんだろうな、と思える
これから先の未来で、いつかは約束が果たされるんだろうという希望があるのも良かった
「囁き」シリーズ第三弾、旧版読了済み、長編ミステリ
このシリーズは、やっぱりこの「黄昏の囁き」が一番好きで心に残っていたな
ミステリ的なガジェットはそこまで多くないのに何でだろうなぁと考えていたが、今回読んでみて主人公の翔二の心境にわりかし共感できたということと、終章で彼の精神の成長具合が如実にわかったというのが単純に嬉しかったんだろうな、と思える
これから先の未来で、いつかは約束が果たされるんだろうという希望があるのも良かった
次は旧版読了済みの「黄昏の囁き 〈新装改訂版〉」いくわよ
次は旧版読了済みの「黄昏の囁き 〈新装改訂版〉」いくわよ
初読み作家さん、長編ミステリ
面白くないわけではなかったんだけど、全体的に話が予定調和すぎた…
あらすじから察せられる「今までの経験からしてあれはこうなるな」という予想が裏切られることはなかったし、オチも「やっぱこうなるよねぇ…」と感じた以上のことはなかった
でも「log_05 ハル」の内容はこれから先のことを予感させられる、未来ある幸福を感じられるものでよかったな
初読み作家さん、長編ミステリ
面白くないわけではなかったんだけど、全体的に話が予定調和すぎた…
あらすじから察せられる「今までの経験からしてあれはこうなるな」という予想が裏切られることはなかったし、オチも「やっぱこうなるよねぇ…」と感じた以上のことはなかった
でも「log_05 ハル」の内容はこれから先のことを予感させられる、未来ある幸福を感じられるものでよかったな
短編集、九編収録
どの話も発表されたのが古い時期のものなので、流石に小説の中に登場するガジェットもろもろは時代が感じられる
しかし、解説にも書かれているが文体が全く古びておらず、今現在でも普通に読んで楽しめるぐらいにはみずみずしい
ミステリとしてはどの話もストレートにわかりやすく先が読めるものが多かったが、「バッド・チューニング」の終わりのシーンを想像すると、その余韻にはじーんとくるものがあった
短編集、九編収録
どの話も発表されたのが古い時期のものなので、流石に小説の中に登場するガジェットもろもろは時代が感じられる
しかし、解説にも書かれているが文体が全く古びておらず、今現在でも普通に読んで楽しめるぐらいにはみずみずしい
ミステリとしてはどの話もストレートにわかりやすく先が読めるものが多かったが、「バッド・チューニング」の終わりのシーンを想像すると、その余韻にはじーんとくるものがあった
長編ミステリ、旧文庫版読了済み
青春小説とも書かれているが、こんな「君はゲーテか?それともシェイクスピアか?」と言いたくなるような登場人物ばかりの小説は青春小説とは言い難いと思うのだが…
話の構成はこの著者の別の長編ミステリである「誰彼」のような多重推理物なため、様々な推理が登場しては却下されていく
その果てにある真相は現実的とは言えないが、そのロジックを弄ぶさまはミステリとしてはやはり面白い
長編ミステリ、旧文庫版読了済み
青春小説とも書かれているが、こんな「君はゲーテか?それともシェイクスピアか?」と言いたくなるような登場人物ばかりの小説は青春小説とは言い難いと思うのだが…
話の構成はこの著者の別の長編ミステリである「誰彼」のような多重推理物なため、様々な推理が登場しては却下されていく
その果てにある真相は現実的とは言えないが、そのロジックを弄ぶさまはミステリとしてはやはり面白い
初読み作家さん
人類が消失した終末世界を、不器用なヒューマノイドのふたりが旅をする、そんな究極の非日常の中での日常の謎を扱ったミステリ
語り手のミチが記憶を失っているというのと、対人関係において不器用だというのが相まって、感情移入しにくいキャラというのが読んでいてきつかった
それ以外は、各話のそれぞれの謎自体はそこまで複雑ではないため、伏線やら違和感などが丁寧に書かれているので謎解きしやすくさらっと読める
初読み作家さん
人類が消失した終末世界を、不器用なヒューマノイドのふたりが旅をする、そんな究極の非日常の中での日常の謎を扱ったミステリ
語り手のミチが記憶を失っているというのと、対人関係において不器用だというのが相まって、感情移入しにくいキャラというのが読んでいてきつかった
それ以外は、各話のそれぞれの謎自体はそこまで複雑ではないため、伏線やら違和感などが丁寧に書かれているので謎解きしやすくさらっと読める
使うかどうかはわからん…
使うかどうかはわからん…
初読み作家さん、五編収録された短編集
どの話も可憐でたおやかで美しく、時には残酷にもなりえる少女たちを共通項として物語は進行していく
結末であっと驚かす表題作の「オーブランの少女」も面白かったが、個人的に全てが終わってからの余韻が美しい「氷の皇国」が一番気に入った
どれもミステリではあるのだが主題はそこにあるのではなく、あくまでもミステリを物語を美しくするための素材の一つとして扱い、そうして物語を完成させるのに成功しているところが綺麗だ
初読み作家さん、五編収録された短編集
どの話も可憐でたおやかで美しく、時には残酷にもなりえる少女たちを共通項として物語は進行していく
結末であっと驚かす表題作の「オーブランの少女」も面白かったが、個人的に全てが終わってからの余韻が美しい「氷の皇国」が一番気に入った
どれもミステリではあるのだが主題はそこにあるのではなく、あくまでもミステリを物語を美しくするための素材の一つとして扱い、そうして物語を完成させるのに成功しているところが綺麗だ
長編ミステリ
あらすじからある程度は察せていたけれど、この小説が刊行された当時にこれだけのミステリを書けていたのは凄まじいとしか言いようがない
今現在だとこういう設定は一種のパターンとしてあるけれど、単純明快でありながら先を読ませる筆力と合わさることでこれだけ読み進めるのが怖いミステリになるんだなぁとしみじみ、ホラーとはまた違った意味で涼しくなりました
長編ミステリ
あらすじからある程度は察せていたけれど、この小説が刊行された当時にこれだけのミステリを書けていたのは凄まじいとしか言いようがない
今現在だとこういう設定は一種のパターンとしてあるけれど、単純明快でありながら先を読ませる筆力と合わさることでこれだけ読み進めるのが怖いミステリになるんだなぁとしみじみ、ホラーとはまた違った意味で涼しくなりました
初読み作家さん、前々から名前だけは知っていたのだが、読む機会がなく今まで読めていなかった
本作はいわゆる密室物に特化したうえに、更に純粋な論理遊戯を駆使している様はまさに異才、こんなにも濃縮原液な密室物はなかなかお目にかかれないだろう
個人的にはPART1やPART3も良かったが、一番面白く読めて印象が強かったのはPART2だったりする
特に献詞の箇所では胸打たれるものがあった
初読み作家さん、前々から名前だけは知っていたのだが、読む機会がなく今まで読めていなかった
本作はいわゆる密室物に特化したうえに、更に純粋な論理遊戯を駆使している様はまさに異才、こんなにも濃縮原液な密室物はなかなかお目にかかれないだろう
個人的にはPART1やPART3も良かったが、一番面白く読めて印象が強かったのはPART2だったりする
特に献詞の箇所では胸打たれるものがあった
たまには小説以外も読むか、ということで手に取ったエッセイ
この作者の小説は何作か読んだことはあるがエッセイは初めて読む
全体的にミステリに対する愛が溢れており、そこから物語を読むということにも絶大な愛を感じられる一冊
作中で軽く言及されただけでも気になる小説が何作かあったので、たまにはこういうエッセイを読むことで読書の視野を広げたいなぁ
たまには小説以外も読むか、ということで手に取ったエッセイ
この作者の小説は何作か読んだことはあるがエッセイは初めて読む
全体的にミステリに対する愛が溢れており、そこから物語を読むということにも絶大な愛を感じられる一冊
作中で軽く言及されただけでも気になる小説が何作かあったので、たまにはこういうエッセイを読むことで読書の視野を広げたいなぁ
矢吹駆シリーズ日本篇長編ミステリ、日本篇というだけあって今作は日本が舞台
しかし、日本が舞台でありながら今現在を生きる私にとっては異国といってもいいぐらいには、1980年台末の日本には今現在からは隔絶感があった
そういう意味では、今までフランスが舞台だった矢吹駆シリーズの雰囲気を決して損ねることはなかったな
矢吹駆全然出てこなかったというか、存在が言及されたぐらいだったけどね
しかし間違いなくこの日本篇も矢吹駆シリーズなのだという確信は端々から感じられる作品だった
矢吹駆シリーズ日本篇長編ミステリ、日本篇というだけあって今作は日本が舞台
しかし、日本が舞台でありながら今現在を生きる私にとっては異国といってもいいぐらいには、1980年台末の日本には今現在からは隔絶感があった
そういう意味では、今までフランスが舞台だった矢吹駆シリーズの雰囲気を決して損ねることはなかったな
矢吹駆全然出てこなかったというか、存在が言及されたぐらいだったけどね
しかし間違いなくこの日本篇も矢吹駆シリーズなのだという確信は端々から感じられる作品だった
脳みそが「これだよこれこれ」って喜んでるのがわかる
脳みそが「これだよこれこれ」って喜んでるのがわかる
初読み作家さん
あの世界一有名な名探偵ホームズと、その助手ワトスンの関係性をもろに意識されている作品というのが第一印象
話としては二話収録されているが、どちらの事件も意外性や派手さはそんなにないが、堅実に面白いし読みやすい文体と相まってすらすらと読めた
明らかに続編が匂わされているが続きは出てないのか…
初読み作家さん
あの世界一有名な名探偵ホームズと、その助手ワトスンの関係性をもろに意識されている作品というのが第一印象
話としては二話収録されているが、どちらの事件も意外性や派手さはそんなにないが、堅実に面白いし読みやすい文体と相まってすらすらと読めた
明らかに続編が匂わされているが続きは出てないのか…
アミのLB稼ぎはマルキアレス最終きてから一緒にやればいいか
アミのLB稼ぎはマルキアレス最終きてから一緒にやればいいか