こーしき
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読了記録、時々、食欲と趣味
『謎の香りはパン屋から』 / 土屋うさぎ 著

大学1年生の市倉小春は、大阪のとあるパン屋でバイトを始めた。パン屋で次々起こる謎を解き明かしていく日常連作ミステリー。

このミス大賞ということで手に取ってみた。人が死なず、ほのぼのしていて、表紙の絵しかり、ミステリー初心者や中高生から手に取りやすい印象。文よりかは漫画にした方が入り込みやすい気がした。読後は、モヤッとした箇所もあり、少し物足りない感もあるが、全体的にはさっぱりしている。🐱

#読了
November 23, 2025 at 4:43 AM
細田守監督最新作「果てしなきスカーレット」観てきた〜

龍や背景は綺麗で好みだったけど、声にやっぱり違和感がぁぁぁ( ߹꒳​߹ )
内容も個人的には、先の展開やオチが読みやすかったかなぁ…。

初日に珍しく休みだったから来たけど…。って思ってしまったorz
November 21, 2025 at 4:35 AM
『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』 / 早見和真 著

小学6年生になり、家族との距離感を掴みあぐねている少女十和。母が強引に決めた中学受験をきっかけに、家族が友人が全員がそれぞれに家族の距離感を測り直す。熱く泣ける家族再生ストーリー。

家族や親子は、人間にとって1番小さく身近なコミュニティ。それ故に距離を測るのが1番難しいと思う。壁を作るも壊すも意識1つの差なのかどのように他者と付き合っていくかなど色々なことを考えながら読んだ。人間関係に悩んでいる時に読んだので物語に入り込んでしまい、店長や作家先生のセリフには、笑いつつも心が軽くなった。😼

#読了
November 19, 2025 at 12:28 PM
趣味と勉強兼ねてやっと行ってきました〜!

さすが安野先生( ゚д゚)
どれも細かいし、学が深い(興味の幅が広い)のがよくわかった。

次は、島根県の美術館行きたいわぁ
November 3, 2025 at 10:38 AM
『新しい法律ができた』 / 金子玲介〔他〕

「新しい法律ができた」この1文から始まるショートショート集。作家それぞれの色が出ている驚きの新法25本。

今まで読んだことのある人、未読な人、名前を初めて知った人。様々なジャンルの作家さんと出会えた1冊。ショートショートだから少し物足りない感もあったが、驚きの結末だったり、納得の結末だったり、気軽に読めた。「ラ禁法」と「密室の獣」が1番好みだった。🐱

#読了
October 22, 2025 at 3:42 AM
『わたしのいないテーブルで』 / 丸山正樹

コーダの手話通訳士新井はコロナ禍の影響で様々な影響を受けていた。忙しい妻に代わり娘2人の面倒を見ていた新井に新たな通訳の依頼が来た。
コロナ禍や家庭でのろう者の苦労や孤独を描く社会派ミステリー第4弾。

前作までで“言葉”の壁がいかに大きいか知ったつもりになっていた。だが、今作を読んで改めて言葉の違いはコミュニケーションを取る上で大きな障壁なのだと感じた。
特に日本語特有の行間を訳すとなると難しい。家族だから全て話す。家族だから全て理解出来るということが傲慢だと痛感した。
ぜひ娘2人視点でこの話を読んでみたい。😽

#読了
August 7, 2025 at 6:55 AM
『泊日文のおひとりさまノート』 / 長月天音

地方出身の30代女性の再生成長譚

以前読んだ『ほどなくお別れです』よりは、全体的に明るい物語だった。だからかするっと読めて、社会人一人暮らしの主人公がまるで自分のように感じた。
1人と独り同じ読みでも全くの別のものだと改めて考え直した。今メインとなってる職場での繋がり以外の新たな繋がりを作っていこうと思った。🐱

#読了
August 1, 2025 at 5:38 AM
【速報】芥川、直木賞いずれも該当作なし #47NEWS
www.47news.jp/12870265.html
【速報】芥川、直木賞いずれも該当作なし
第173回直木賞は16日、該当作なしと発表された。芥川賞と直木賞がいずれも ...
www.47news.jp
July 16, 2025 at 11:10 AM
Reposted by こーしき
第173回芥川賞は「該当作なし」 2011年7月以来、14年ぶり
www.asahi.com/articles/AST...

受賞作が選ばれなかったのは、2011年7月の第145回芥川賞以来、14年ぶりです。
第173回芥川賞は「該当作なし」 2011年7月以来、14年ぶり:朝日新聞
第173回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京都内で開かれ、芥川賞は「該当作なし」になった。 受賞作が選ばれなかったのは、2011年7月の第145回芥川賞以来、14年ぶり。
www.asahi.com
July 16, 2025 at 9:20 AM
『「好き」を言語化する技術』 / 三宅 香帆

推しについて語る(感想を書く)ための技術指南書。

口語体で書かれているから、一般的な新書よりは取っ付きやすかった。大人だけでなくYAあたりから読めそう。
中身自体はさほど真新しさはなかったが、“共感”と“驚き”や“不快感”と“退屈さ”で面白さを区分するのは、腑に落ちた説明だった。🐱

#読了
July 13, 2025 at 4:55 AM
読んではいたけど、気分がのらなくていたあげ損ねてたもの達をここに久々にあげてみようと思う |*・ω・)っ〔読了記録〕
July 13, 2025 at 4:42 AM
小さい頃から好きな作品でした。
大人になった今でも読んで癒されてます。
ご冥福をお祈りします。
January 22, 2025 at 11:02 AM
『ハイパーたいくつ』 / 松田 いのり

職場で非常に大きなミスを犯し、給料泥棒と周囲から疎まれているペンペン。鬱々とした毎日が限界を迎え、言葉が風景が壊れ始める?!

自分には少し早い小説だった…。誰が何を語っているのか物語の意味、言葉の意味、全ての意図が汲みきれなかった。面白さも理解出来なかった。😿

#読了
December 26, 2024 at 4:00 AM
『つながり続ける子ども食堂』 / 湯浅 誠

全国のこども食堂を支援し続ける筆者による子ども食堂の目的、実態、可能性等を綴るルポ。

社会教育・生涯学習に携わる自分にとっては、色々と考えさせられる1冊だった。
人と人、社会、地域…。連携を密にと言われているが、具体的にどうしろは明文されていないので、居場所・体験・縁など今後の働き方を考えるのに参考になった。民間だろうと公共だろうと人が働きかけることには変わりないのだから、どんなことであれ、手を伸ばすことから始めてみようと思う。😽
December 23, 2024 at 9:25 AM
『手で見るぼくの世界』 / 樫崎 茜

視覚支援学校に通う中学生2人が周りの助けを借り、様々な悩みを乗り越え、広い世界へ再び1歩踏み出すまでの青春成長物語。

本を読んだだけで完璧に理解出来たとは言わないが、自分にとっては普通・当たり前な行為だったとしても、視覚に障害がある人にとっては、苦労すること・勇気を必要とすることだったのだと知った。
さらにこの本は、景色など何気なく見て触れているモノに対して描写が細かい。世界は、言葉にするとこうも表現出来るのかと驚き、まだまだ自分の世界は狭かったんだと改めて感じた。知らない世界に対する気づきができ、世界を考えるきっかけになる1冊。😽

#読了
December 18, 2024 at 2:13 AM
『織田ちゃんと明智くん』 / 常盤 ギヨ

学園一の不良・明智隆之介。念願叶い、学園のアイドルの彼氏の座を手に入れた!しかし、初キスで破局の危機に?!2人に蘇ったのは、前世の記憶だった?!
前世今世、愛憎入り乱れる青春恋愛物語、いざ開幕ッ!

歴史転生モノかと思って軽い気持ちで読み始めてしまったのが、失敗だった…。
まず、ひたすら笑った。いたって普通の高生してたと思ったら、2人っきりになったとたんの暴君ぶり。かと思いきや、時々見せる乙女感。ギャップが最高。
随所に豆知識もあるので勉強にもなった。そして、何より絵が綺麗で好みだった。次々転生者が出てくるので、今後の展開に期待。😺

#読了
December 17, 2024 at 9:11 AM
『爆笑!クールジャパン』 / サンドラ・ヘフェリン

ドイツと日本にそれぞれ約20年の在住経験がある筆者による、ジャパン・ラブな外国人の日本の勘違い情報を赤裸々に漫画にしたレポートコミック。

外国の方の間違った?日本イメージはよく聞く話だが、知らない話もあり面白く文化の違いに気づけた。その一方で、外国の方だから気づく日本の良さ等、日本人だけど知らない知識も学べた。
漫画だけでなくコラム部分もまた知らない知識が紹介されているので、多様化する昨今、異文化理解を意識してコミュニケーションをとっていけるようにしていきたい。🐱

#読了
December 17, 2024 at 9:06 AM
『二週間の休暇』 / フジモト マサル

鳥が地上で暮らす優しくのんびりした世界。その世界で毎日を穏やかに生活していた日菜子。そんなある日、ふと気づいてしまった記憶の違和感。穏やかに様々な問を投げかける物語。

社会人になると何もしない(自分の好きに動ける)休暇を2週間もとるなんて憧れる一方で、なかなか難しいのが現実だろう。でもこの本を読んで、何も目的もなく何もしないで生きるというのは、少し怖く感じた。“今”生きているのか、死んでいるのか、考えさせられた。
穏やかで不思議な物語だが、頭(心)を整理できる1冊。🐱

#読了
December 10, 2024 at 12:53 PM
『これから泳ぎにいきませんか』 / 穂村 弘

ミステリから漫画、歌集など歌人穂村弘が独特の感性で本の魅力を語る書評集。

全部の書評に共感出来た訳ではないが、新しい見方があり、いい刺激を受けた。
穂村さんの独特な感性が文章を面白くしていて、本の紹介というよりかは穂村さんの読書記録を覗かせてもらったように感じた。🐱

#読了
December 10, 2024 at 3:50 AM
『猫を処方いたします。』 / 石田 祥

京都の呪文のような住所が導くのは、古いビルに入っている「中京こころの病院」。心に悩みがある患者だけだたどり着けると噂されるこの病院が処方するのは、薬では生きた猫だった?!「猫」が届けるもふもふハートフルストーリー。

アニマルセラピー的な内容かと思ったら、妖系なファンタジーだった。
1話完結の連作短編集で読みやすくはあった。でも、ニケ先生と千歳さんの秘密や開院秘話など明らかになっていない部分もあり、患者は快方に向かったかもしれないが、読者としては謎が更に深まったように感じる。
猫好きに、薦めたい1冊。🐱

#読了
December 7, 2024 at 10:34 AM
『Story for you』 / 朝倉 宏景〔他〕

舞台も主人公も多種多様。
62人の豪華絢爛な作家達が、コロナ禍の夏休みにwebサイト「tree」で発表した短い物語を一冊にまとめた短編集。

今は過去になってしまっているあの辛さや仄暗さを思い出しながらも、昔読んだ作品の続きだったり、読んだことのない方やジャンルだったり、様々な世界へと扉が繋がっている1冊だった。各作品3ページ程度だが、各々自分の色が出ていて読み比べができるのも面白くサクッと読めた。😺

#読了
December 3, 2024 at 9:49 AM
『日本語はこわくない』 / 飯間 浩明

ら抜き言葉や「普通においしい」の『普通』などふとした瞬間、「あれ、この日本語の使い方で合ってる?」と頭によぎる41の疑問を国語辞典編纂者がお答えします!

自分も以前から時々、人の話している言葉や書いてある言葉にひっかかりを覚えたりすることがあった。それらに対する答えがあり、非常に勉強になった。また、日本語も時代の変化とともに変化しているのだと改めて学べた。
文字も大きく、そこまで堅い表現じゃないのでサクッと読めた。
相手にきちんと伝えたいことが伝わるように、その場その時にぴったりな日本語を怖がらずに使っていこうと思った。😺

#読了
November 26, 2024 at 11:58 AM
『ハルの日』 / 渡辺 眞子

公園に箱に入れられ置き去りにされていた子犬。男の子に拾われ家族の一員になったが…。動物を飼うということを犬視点で見つめる。

どいかやさんの優しいタッチのイラストにつられて手にしてみたが、裏切られた。これが現実なのは知っていたが、最後がゴミ箱というのも、現実を改めて突きつけられ胸が痛くなった。
犬に限らず、動物にも感情があり、ペットは飼った瞬間から家族と同じ存在になる。ペットをニンゲンの都合で使い捨てにしないためにも“命を扱う”ということを家族全員できちんと考えなくてはならないと思った。《命》について考えるのにいい1冊。😿

#読了
November 26, 2024 at 8:47 AM
『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』 / ゴンサロ・モウレ

わたしとパパは、目が見えない。けど、たくさんのものをその目で見ている。そんな想像膨らむ街中ジャングルを進む親子の通学路の話。

私達にとっては何気ない風景が、目が見えない人が音で判断するとこうも楽しそうな風景になるのかと読んでいるこちらもワクワクした。
淡い色(現実)と鮮やかな色(想像)の使い分けや親子の絆が綺麗で心温まる1冊だった。😺

#読了
November 26, 2024 at 8:46 AM
『ぼくのトリセツ』 / のぶみ

実は!男の子の頭の中は、こうなっていた?!子どもの視点からの育て方と母親視点の育て方を説明する絵本。

のぶみ節全開でテンポがいい。内容は母親向けかもしれないが、細かい仕掛けがあって子どもも楽しく読めそう。
実際に親子でトリセツを作ってみたら、面白いかも。🐱

#読了
November 26, 2024 at 8:44 AM