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こちらは、ふつうに特例法についての勉強になる面もあるので、多くの人にお勧めします。
【声明】性同一性障害特例法5号要件違憲決定を受けて
tnet-japan.com/20250923-2/
こちらは、ふつうに特例法についての勉強になる面もあるので、多くの人にお勧めします。
【声明】性同一性障害特例法5号要件違憲決定を受けて
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tnet202511.peatix.com/view
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(わたしがアドバイザーを務めている団体さんです)
tnet-japan.com/20250923-2/
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tnet-japan.com/20250923-2/
これは、非常につよい立法府へのメッセージだと考えられます。そろそろ、責任のたらい回しを終え、申立人となる当事者たちが、全国で一律かつ安定的に法的な性別変更ができる環境を取り戻すべきだと思います。
これは、非常につよい立法府へのメッセージだと考えられます。そろそろ、責任のたらい回しを終え、申立人となる当事者たちが、全国で一律かつ安定的に法的な性別変更ができる環境を取り戻すべきだと思います。
そして、今回の申立人さんの訴訟は、この環境において起こされたということにポイントがあり、それをまず理解する必要があります。
そして、今回の申立人さんの訴訟は、この環境において起こされたということにポイントがあり、それをまず理解する必要があります。
そもそも問題は、「公衆浴場の混乱を防ぐという目的のために、性別変更を求める当事者に一律に陰茎の切除を手段として義務付けるのは、目的と手段のバランスとして明らかにおかしい」という点にあります。その目的の達成には、もっと合理的な手段は他にいくらでもあるからです。しかし広島高裁は、ホルモン療法で陰茎が委縮していれば5号の目的は達成されるという、むしろ世間を混乱させる理屈を立ててしまいました。
そもそも問題は、「公衆浴場の混乱を防ぐという目的のために、性別変更を求める当事者に一律に陰茎の切除を手段として義務付けるのは、目的と手段のバランスとして明らかにおかしい」という点にあります。その目的の達成には、もっと合理的な手段は他にいくらでもあるからです。しかし広島高裁は、ホルモン療法で陰茎が委縮していれば5号の目的は達成されるという、むしろ世間を混乱させる理屈を立ててしまいました。
高裁はほんらい、真正面から法令違憲を下すべきでしたが、裁判官がその責任を果たすことから逃げたと言わざるを得ません。法改正ができなかった立法府にももちろん責任は大きいですが、この広島高裁のいびつな判断が、今回の東京高裁の決定につながる複雑な状況を作った、ものもとの原因になっています。
高裁はほんらい、真正面から法令違憲を下すべきでしたが、裁判官がその責任を果たすことから逃げたと言わざるを得ません。法改正ができなかった立法府にももちろん責任は大きいですが、この広島高裁のいびつな判断が、今回の東京高裁の決定につながる複雑な状況を作った、ものもとの原因になっています。
とはいえこの時点では、誰もが、5号要件に違憲決定をくだすことは避けられないと考えていたはずです。なぜなら5号要件は、性器の形状を変更する外科手術を一律に求めるものと解釈されてきたため、最高裁の理屈を踏襲すれば、憲法違反であることが明確だからです。
とはいえこの時点では、誰もが、5号要件に違憲決定をくだすことは避けられないと考えていたはずです。なぜなら5号要件は、性器の形状を変更する外科手術を一律に求めるものと解釈されてきたため、最高裁の理屈を踏襲すれば、憲法違反であることが明確だからです。
ともあれ、この最高裁決定を受けて、国会には特例法の改正義務が生じました。全国の裁判所も、当然その法改正を待っていたと思います。
ともあれ、この最高裁決定を受けて、国会には特例法の改正義務が生じました。全国の裁判所も、当然その法改正を待っていたと思います。
田中雅子「移民の目線で日本のSRHRを見直す」
土屋和代「トランプ2.0とリプロダクティブ・ジャスティス」
田代美江子」SRHRを確かなものとする包括的セクシュアリティ教育(CSE)―人権教育の実践としての意義―」
【インタビュー】
木本昌美・木本奏太「身体で線引きされずに、自分を生きるために」
石地かおる「障害のある身体を、『私のもの』と思えるまで」
【鼎談】
大橋由香子✕高井ゆと里✕福田和子「女の運動の蓄積を、次のSRHR運動につなげていくために」
【読者投稿】
自分の身体(とくに性や生殖にまつわること)が自分のものではない、管理されている、と感じたことはありますか?
田中雅子「移民の目線で日本のSRHRを見直す」
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【読者投稿】
自分の身体(とくに性や生殖にまつわること)が自分のものではない、管理されている、と感じたことはありますか?
SRHR年表(作成:福田和子・高井ゆと里)
セクシュアル・ジャスティス宣言(性の健康世界学会(WAS))
【寄稿】
草野洋美「SRHR for ALL!――SRHRが私たちみんなの人権になる日まで」
三浦美和子「日本の公的プレコンセプションケア――誰が、何のために?」
黒坂愛衣「隔離政策と優生政策が交差したハンセン病療養所」
嶽本新奈「『からゆきさん』――性と生殖の管理、そして植民地主義」
永野三智「水俣の女性たちの、性と生殖にまつわる話」
谷口歩実「『フェムテック』への怒り」
(つづく)
SRHR年表(作成:福田和子・高井ゆと里)
セクシュアル・ジャスティス宣言(性の健康世界学会(WAS))
【寄稿】
草野洋美「SRHR for ALL!――SRHRが私たちみんなの人権になる日まで」
三浦美和子「日本の公的プレコンセプションケア――誰が、何のために?」
黒坂愛衣「隔離政策と優生政策が交差したハンセン病療養所」
嶽本新奈「『からゆきさん』――性と生殖の管理、そして植民地主義」
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谷口歩実「『フェムテック』への怒り」
(つづく)