ようかん
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ようかん
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読書の記録、感想。
2024年4月に香港から帰国。
香港生活に未練たらたら、アイコンは新界・大埔。
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冨山太佳夫
笑う大英帝国 - 文化としてのユーモア
岩波新書2006
付箋があるので再読だが、記憶はあまりない。
パロディが発展するというのも、英国と日本の文化は似たところがあるんじゃないかなあ。
December 8, 2025 at 3:19 AM
新井潤美
へそ曲がりの大英帝国
平凡社新書2008
英国人の趣味の性質を語る。
ナイーブな感情を見下し、シニカルな皮肉を好む。
シャイともいえるし、意地悪ともいえる。
日本人もそういうところあるけど、島国に育つと同質性が高くなるから、微妙な差異を問題にしたくなるのかな?
December 8, 2025 at 3:17 AM
小林章夫
イギリス紳士のユーモア
講談社現代新書1990
こちらは再読(付箋があるのでわかる)。
英国人の代表をジェントルマンに見て、その気質や嗜好を語る。
英国人の、個人主義、我慢強さ、心の余裕。
会田さんも、立場が捕虜の兵士でなく、士官だったら、英国の士官と交流が生まれて、印象もずいぶん変わったんじゃないかなあ。
December 8, 2025 at 3:12 AM
小林章夫
イギリス貴族
講談社現代新書1991
2006年夏に英国へ1週間旅行したとき、著者の本をいくつか読んだ。
これは未読だったが、リーダブルであっという間に読める。
英国の貴族は11世紀のノルマン・コンクエスト以来、大半は14,15世紀以降で、そんな歴史はないが、階級制度が確立すると、勉強はそこそこ、スポーツで体を鍛え、ノブレス・オブリージュを身につける。
今も大金持ちがいる一方で、ナショナル・トラストのおかげで屋敷や環境が保存されてる。
December 8, 2025 at 3:07 AM
林望
イギリス観察辞典 大増補・新編輯
平凡社ライブラリー1996
拾い読み。
1980年代半ばの英国滞在経験にもとづき、英国人気質を語る。
階級、合理主義、ダンディズム、プライバシーなどの項目が面白い。
同じ英国人の観察でも、そりゃ、収容所の捕虜と、訪問研究者じゃ、違いが出るわなあ
December 8, 2025 at 3:00 AM
会田雄次
アーロン収容所
中公文庫1973
再読。
ミャンマーの収容所で英軍の捕虜として2年間過ごした記録。
英国人、インド人、ビルマ人、さらに同じ日本人捕虜に対する観察が中心。
日本人を人間扱いしない英国人のやり口に対する憎しみがあり、それが迫力になっているが、正直、日本人のビルマ人やインド人に対する目線も同じようなもんじゃないかとは思える。
ビルマ人の日本に対する甘さの理由がよくわからない、それだけ英国の植民地統治に対する憎しみが強かったのか?
December 8, 2025 at 2:53 AM
稲賀繁美さんの単著
計7冊
私の単著
計6冊
冊数は大差ないようだが、
物理的な分厚さ
内容の厚み
いずれも半分にも届かない。
まあ自分の畑を耕すだけなんですが、こうも差があると、いささか意気阻喪します。
December 1, 2025 at 12:03 AM
稲賀繁美さんの単著は目下計7冊
そのエッセンスを集めたのが
放送大学教材
日本美術史の近代とその外部
放送大学教育振興会2018
この授業は録画して2度通して見た、むちゃくちゃ面白い。

www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-978...
放送大学教材 日本美術史の近代とその外部
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December 1, 2025 at 12:00 AM
稲賀繁美
絵画の臨界 近代東アジア美術史の桎梏と命運
名古屋大学出版会2014

10月に見た
東京国立近代美術館
記録をひらく 記憶をつむぐ
の参考文献として最適

www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978...
絵画の臨界 « 名古屋大学出版会
www.unp.or.jp
November 30, 2025 at 11:57 PM
稲賀繁美さんの本を並べて、時間があればちらちら眺めている。
あまりに分厚くて通読する元気がないのだが・・・
こんな学識の人が身近に存在することにおののく。
いちおう同門なのだが、到底同じ土俵で仕事してる気になれない。

跨文化学術行脚
マタギぶんか がくじゅつ あんぎゃ 
よりみち みちくさ くさまくら
花鳥社2025

kachosha.com/books/978486...
跨文化学術行脚 よりみち みちくさ くさまくらTectonics of Transcultural Transactions 稲賀繁美 著
2025年2月25日発行 定価:7,700円(10%税込) A5判・並製・546頁 ISBN:978-4-86…
kachosha.com
November 30, 2025 at 11:55 PM
どうでもいいが枕元に
集英社
まんが版 世界の歴史
全10巻2009
を置いてあり、寝る前とかにパラパラ読む。
私の脳中の乙巳の変の場面もこの漫画にもとづく
November 28, 2025 at 10:15 PM
飛鳥京跡に行ったらとりあえず
大化の改新→乙巳の変
の場面は再演せねばならない。
蘇我入鹿
中大兄皇子
藤原鎌足
蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ)
の四人は絶対必要
イルカ、覚悟!
みたいな
November 28, 2025 at 10:13 PM
今年は6月に
斑鳩
に行ったので、聖徳太子→厩戸皇子の旅みたくなってるな。
そのうちまた四天王寺も再訪するかな。
しかし歴史上の名称も変わるもので、
大化の改新→乙巳の変
がどうしても頭に入らない。
いっしのへん
って言いにくくない?
November 28, 2025 at 10:10 PM
記憶ははっきりしないが、中学生のとき、
明日香村
へ遠足に行ったはず。
覚えているのは・・・たぶん、
高松塚古墳、石舞台古墳
は見たと思うのだが、特に何も思い出せない。
近鉄で吉野へ行くたび、
岡寺駅や飛鳥駅
を通ると、また来てみたいな思っていた。
昨年の高野山もそうで、中学生のとき以来だった。
学生らとの小旅行は、私の思い出探しの旅みたいになってるな・・・
November 28, 2025 at 10:07 PM
飛鳥
現在の明日香村
は7世紀の日本の中心舞台
それだけに考古学や歴史学の研究がやたら多い
一つの村について、こんなに本が書かれてるって、他にないでしょ
November 28, 2025 at 10:04 PM
鶴見泰寿
古代国家形成の舞台・飛鳥宮
シリーズ「遺跡を学ぶ」
新泉社2015
飛鳥の地理的な環境がよくわかる
遺跡の話は私にはハードル高いな・・・
November 28, 2025 at 10:02 PM
黒崎直
飛鳥の宮と寺
山川日本史リブレット2007
歴史をざっと知りたいとき、山川のリブレットは便利
飛鳥は見るところが多いんで今回は
川原寺跡
飛鳥京跡
飛鳥寺
が見れたらよしとしたい
橘寺、岡寺も気にはなるんだけどね
November 28, 2025 at 10:00 PM
和田萃
飛鳥-歴史と風土を歩く
岩波新書2003
今日は留学生らと飛鳥を散歩するので事前の読書
飛鳥川上流の稲渕あたりがいいらしいが、10名超の集団移動だとそんな時間はなさそう
November 28, 2025 at 9:56 PM
Reposted by ようかん
遅ればせながら先月の北海道旅行のことをnoteに書いてみました。アイヌ文化のこと、アイヌとモンゴル帝国との戦い、第二次大戦末期のサハリン地上戦のことなど、知らなかった歴史や文化に触れる旅でもありました。

note.com/mkworld_sifi...
ぶらり北海道ひとり旅(平取~小樽~留萌~旭川)|M.K.
こんにちは、久しぶりの投稿になりますが、さる10/30~11/4のほぼ1週間、北海道に一人旅してきました。最近旭川に移住した友人を訪ねるついでに、道南の平取町、西に小樽と余市、北上して留萌、北海道のど真ん中 旭川、そして札幌と、だいたい6都市をレンタカーで巡る旅でした。 景色とグルメを楽しむ普通の旅で終わらないのが北海道の懐の深さ。三十数年も生きてきたのに知らなかった歴史の片鱗に触れた旅でもあり...
note.com
November 23, 2025 at 10:31 AM
Reposted by ようかん
さて、楽日。
席は余ってるよ!
November 24, 2025 at 1:09 AM
根本敬
物語 ビルマの歴史 王朝時代から現代まで
中公新書2014
分厚い新書なんで必要なところを拾い読み
読みやすくちゃんと書かれていて信頼感がある
November 20, 2025 at 12:32 AM
山下裕貴
完全シミュレーション 台湾侵攻戦争
講談社+α新書2023
いつもアマゾンのアルゴリズムで出てくる
台湾関係の新書文庫は基本全部買うので、とりあえず読んでみた
まあそうだよなあという内容だが、所々小説風になるのが乙
November 20, 2025 at 12:30 AM
試食会リスナーの皆さん、
没頭して聞きすぎ

それって、朝の連続テレビ小説や、殺人事件の2時間ドラマを、全身全霊、魂込めて鑑賞するようなもので…
私は昔それをやって、そういう見方をする番組じゃないんですよ、と呆れ顔で諭されました
バカが何か言ってるよ、でいいんです
November 14, 2025 at 12:01 PM
今日はちょっと時間ができたので、研究室で本棚を一つ、1時間ほどかけて整理した
同じ本が2冊出てくることが2度
これぐらいは予想の範囲ですよ
November 9, 2025 at 5:56 AM
Reposted by ようかん
葉広芩『胡同旧事』中国書店
葉広芩『青木川伝奇』中国書店

某古本屋で目があってしまった。
内容は帯紹介文にあるとおり。
『胡同旧事』は9篇の中・短編が収められている。著者の少女時代が生き生きと描かれている。
翻訳もとても読みやすい。
中国文学をあまり読んだことがないので、詳しいことは分かりませんが、言いまわしや言葉のリズムが心地良い。
翻訳者のおかげか、元々中国語のリズムや抑揚、故事成語などが染みついているからか。
大東先生にお尋ねしてみなければわからない(ただでは教えられませんよと言われそう^_^)。
November 8, 2025 at 5:00 AM