空想水族館 SABAAI
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ダイビングで出会った生物を紹介します。
通常ツキチョウチョウウオはペアで行動することが多いのですが、タオ島のシャークアイランドというポイントでは、大きな群れを構成しています。世界でここしか見ることができない絶景です。
September 1, 2025 at 1:39 PM
伊豆の普通種であるニジギンポ。6月から7月が繁殖期で、雄と雌がパイプや貝殻の中でペアになり産卵します。産卵は午前中に行われることが多く、30分くらい続くため、じっくり観察することができます。
August 10, 2025 at 7:46 AM
伊豆の普通種であったカサゴですが、最近は水温の上昇とともに個体数が減ってきました。縄張りを持つ種であるため、自分の縄張りを守るために激しく争います。お互い至近距離で睨み合った後、大きな口で相手に噛みつき勝敗を決めます。争いは数分続くことがあり、敗者が去るまで続きます。
July 7, 2025 at 9:19 AM
伊豆で人気のカエルアンコウ。目の前でカメラを構えて粘ると、時々アクピの瞬間に出会います。口は柔軟な構造で、大きな獲物を飲み込むことができます。見た目は可愛い生物ですが捕食は豪快です。
June 18, 2025 at 2:59 AM
フリソデエピ。小さくて美しいエピですが、ヒトデを食べて暮らしています。南国種なので、伊豆では数年に一回出現し、最後に見たのは5年前。早く次の個体を見たいものです。
June 4, 2025 at 12:26 AM
大瀬崎の新春名物といえばキアンコウ。普段は深海に生息していますが、2月から4月にかけて繁殖のために浅場にやってきます。一旦着底すると数日動かないため、今年もじっくり観察することができました。
April 21, 2025 at 9:53 AM
温暖化の影響を受けて、最近、伊豆では見かけなくなってしまったハナタツ。早朝に行われる産卵では、雄と雌が向かい合わせの姿勢になり、綺麗なハート形を形成します。雌は雄のお腹の袋に卵を産み、その後は雄が子育てを行います。残念ながら、ハッチアウトは夜中に行われるため、伊豆では見ることができません。
March 1, 2025 at 4:19 AM
クマノミは28種に分類され、日本では6種が生息しています。かつての伊豆のクマノミは、冬を越せない死滅回遊魚でしたが、水温の上昇とともに越冬して繁殖するようになりました。クマノミは全て雄で生まれるため、イソギンチャク畑で群れているクマノミの集団は、一番大きい個体が雌でその他の小さい個体は雄です。リーダー雌が亡くなると、次に大きい雄個体が雌に性転換してリーダー雌になります。興味深い逆ハーレム生態です。
February 2, 2025 at 5:38 AM
南国の小さなアイドル、ピグミーシーホース。日本でも高知県以南で見ることができますが、なぜか和名がありません。ちょっと深めのウミウチワの中で生活しています。サイズは指の第一関節くらいで、擬態が上手くて探すのに手間がかかります。
January 11, 2025 at 12:30 PM
赤いチェク柄がオシャレなクダゴンべ。以前は和歌山以南で見ることができる魚でした。数年前から温暖化の影響で伊豆にも現れ、最近は繁殖して通年で見ることができます。大瀬崎の先端で元気に活動しています。
December 29, 2024 at 12:37 PM
ウデフリツノザヤウミウシ。
ダイバーの間では、ピカチュウと呼ばれている人気者のウミウシです。主食であるコケムシを求めて、体を拗らせながら移動します。
December 2, 2024 at 1:19 AM
南国の深場に生息するアケボノハゼ。カラフルで美しい南国ハゼです。温暖化の影響で、最近は伊豆でも見かけるようになりました。南方系生物の北上が続いています。
November 23, 2024 at 12:50 PM
とにかく群れることで有名なテルメアジ。群れの中に突っ込むと、360°テルメアジになります。群れだけでは単調な写真になってしまうため、人、岩、太陽を絡めて撮影することがポイントです。浅場で群れているため、潜水時間を気にせず撮影することができます。
November 10, 2024 at 8:19 AM
秋の訪れを告げるニシキフウライウオ。夏を過ぎると突然姿を現し、冬の訪れとともに姿を消します。白色、赤色、黄色などのカラーバリエーションがあり、ペアになって産卵します。今年も沢山の個体が伊豆にやって来ました。
October 27, 2024 at 3:17 AM
アオウミガメ。
日本では5種類のウミガメが生息していますが、ダイビングでは、主にアオウミガメとタイマイを見ることができます。見分け方は違いは頭の形。アオウミガメの頭は丸みがあり優しい顔つきですが、タイマイの頭は口先に向けて尖った形で精悍な顔つきです。タイマイは、顔の形からHawksbill turtleとう名前がついています。伊豆ではアオウミガメがメジャーで、特に八丈島はアオウミガメ天国です。
September 17, 2024 at 10:42 AM
夏の訪れを告げるツバメウオ。伊豆では、5個体くらいの群か単独個体を見ることができます。一方、南国の海では、数百の群れになることがあり、まさにツバメウオの壁です。
September 7, 2024 at 4:03 PM
シロオビハナダイ。
深場を好むハナダイで、体の真ん中に白いスジが入っているため、シロオビハナダイという名前になりました。繁殖期になると、オスの下半身が赤色になるため、赤パンツと呼ばれます。
September 1, 2024 at 11:16 PM
カミソリウオのペア。毎年、秋になると現れるカミソリウオは、赤色、緑色、茶色等さまざまなカラーバリエーションがあります。一旦ペアになると、ずっと同じ個体と共に過ごし、どちらかにアクシデントがあっても他の個体とはペアになりません。波に揺られながら、仲良く浅瀬で過ごします。
August 16, 2024 at 6:52 AM
伊豆ダイバーに人気のクマドリカエルアンコウ。白色、黄色、黒色といったカラーバリエーションがありますが、白色個体が人気です。こちらも、運が良ければ大アクビに出会うことができます。
August 10, 2024 at 8:31 AM
伊豆ダイバーに人気のミジンベニハゼ。海の中に捨てられた瓶や缶、貝殻の中で生活しています。ちょと深い20mくらいがお好みの水深で、夏場はペアになって産卵します。間近で撮影していると、時々大きなアクビをする瞬間に出会うこともあります。
August 3, 2024 at 9:12 AM
シェブロンバラクーダの群れ。
日本名はオオカマス。
大きな群れで行動し、群れに取り囲まれると周りは360°バラクーダになります。
まさにバラクーダの壁。
July 15, 2024 at 12:47 PM
夏の始まりを告げるアオリイカの産卵。6月から8月にかけて、雄と雌のペアが浅瀬に近づいて、マメダワラ等の海藻に卵を産みつけます。伊豆のダイビングスポットでは、笹を産卵床として水中に設置。刺身が美味しいアオリイカですが、この時期は禁漁期間として保護されています。
July 7, 2024 at 2:29 AM
夏の名物スジオテンジクダイの産卵。
テンジクダイ科の魚は、メスが産卵した直後にオスが卵を咥えて、約2週間にわたって口内で保育します。
この間、オスは餌を一切食べずに頑張ります。お父さんは大変。
July 2, 2024 at 8:42 AM
南洋の大物マンタ。
日本では石垣島の川平がマンタスポットととして有名です。
どうしてもマンタを見たければ、バリのペニダ等に行けば、ほぼ100%の確率で見ることができます。
マンタは長い間、1種類とされてきましたが、2009年にオニイトマキエイとナンヨウマンタの2種類に区分されました。ただし、水中で見分けるのは至難の業です。
June 23, 2024 at 2:13 AM
深場の女王マダラハナダイ。とにかく華やかで美しい魚ですが、水深40m以深に生息していて、個体数が少ないため、滅多に出会うことができません。最後に出会ったのは、2年前の-45m。また会いたいな。
June 19, 2024 at 11:48 AM