takako
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本を読むのが好きです。読書記録のほか、映画や近所のいろいろなイベントに行った感想を書きます。お茶とみかんの県在住。
泉鏡花「高野聖」。飛騨の飛騨の山奥で遭遇した怪異を旅の僧が語る。里を離れた山奥へ入って行く道中から、少しずつ気持ちの悪い描写が出てくる。何と言っても森に入ったら山蛭が降ってくる所は読んでいてゾワゾワした。妖の女性は美しくも恐ろしい #読書記録 #読書録 #読了
August 31, 2025 at 9:41 PM
東畑開人「野の医者は笑う」。文章はユーモアがあり、野の医者達に興味津々だけれども、冷静さも持ち合わせていて起きた出来事を鵜呑みにせず分析を行なっていて、読みやすい。野の医者たちの治療を楽しんでいるのが伝わってくるので、読んでいてこちらも楽しい気分になる。#読書記録 #読書録 #読了
August 31, 2025 at 9:41 PM
サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」。地元の読書会の課題図書。最初は物語の意味を掴みかねたのだけど、ネットで「(若者の)生きにくさについて描いた作品集」との評を見て、一転して登場人物が身近に感じられるようになった。 #読書記録 #読書録
August 25, 2025 at 2:25 PM
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Help the Palestinian People with a Click | arab.org
Please help deliver support to Palestinian families; all you have to do is to click once a day for free, every day!
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August 23, 2025 at 3:34 PM
ババヤガの夜、読みたいな。明日投票の後に本屋さんに行こう
July 19, 2025 at 2:56 PM
石田夏穂『我が友、スミス』を読んだ。おもしろくてスルスル読んでしまった。時々笑わせてくる軽めの文体と、「女らしさ」を要求する社会やルッキズムへの違和感。終わり方もよかった #読書記録 #読書録
April 17, 2025 at 10:31 PM
『教皇選挙』。脚本が『裏切りのサーカス』と同じ人だと知り、見に行った。登場人物の区別がつきにくいというので事前に相関図を見ていたけれど、服装が皆一緒で、その上同じ人物に対して複数の呼び名があるので、時々混乱した。だがその服装に威厳があり、礼拝堂や庭園も美しく、登場人物が歩くシーンが絵画のようだった。カトリックにおいて、今でも女性差別が強く残っていることが衝撃だった。リベラル派にとってさえも、女性の地位向上を説教などで公に訴えると選挙にマイナスである、という計算があり、余計に驚いた。
April 6, 2025 at 12:51 PM
『ネムルバカ』。原作未読だけど阪元裕吾監督作品ということで気になっていた。テンション低めのゆるい笑いとダラダラした青春ドラマ。金髪の先輩役の子が普段と歌う時のギャップがあり、よかった。
クリエイターや表現者を志す人と、何かやりたいけど何をやったらいいのかわからないまま日々を過ごしている人の話だった。作中の言説、例えば「何かに挑戦する前にSNSで自分の可能性が可視化されてしまう」などについては、正直既視感があると思ってしまった。そんなことはわかっている、そこからどうするのかが今は大事なんだと個人的に考えているので。
April 6, 2025 at 12:49 PM
先週、『ネムルバカ』と『教皇選挙』を見たので感想をば
April 6, 2025 at 12:47 PM
コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』読んだ。構造の一番下に閉じ込められた者がそこから逃げだそうとする時、逃走は闘争となるし、読者にとってはエンターテイメントにもなる。最初から最後までずっと緊迫感があった。白人にも色んな人がいて、黒人を積極的に迫害しにくるのが貧しい白人というのがやるせない #読書記録 #読書録 #読了
February 7, 2025 at 1:26 PM
チャン・リュジン『月まで行こう』読んだ。主人公らの境遇は平凡な勤め人で昇給の見込みなし、狭いワンルーム住み、奨学金返済等でお金に余裕がない、と共感の持てる設定。細かなエピソードが、作者の、地に足が付いていて、私たち金持ちでない人間に身近な感覚を示していて良い。例えば、暗号通貨のお陰で余裕のできた主人公が、悪徳企業の安い牛乳でなくて有機酪農の物を選ぶシーン。余裕がなければ企業に問題があることは知っていても最安値の物を選ぶしかないし今までそうしていた、とか。韓国の劣悪な住宅環境問題や格差社会など、社会派の側面もある #読書記録 #読書録
January 14, 2025 at 12:37 PM
ハン・ガン『菜食主義者』読んだ。読了後の印象は、この社会が一定の犠牲と引き換えに回っていて、それを前提に集団に属する個人として私たちは利益を得ている、その事への違和感を描いているのだと思った。 #読書記録 #読書録 その後読書会で、韓国文学と日本の文学の違いや、家父長制度からこぼれ落ちた者が虐げられることについて、など多様な話ができて、おもしろかった
December 29, 2024 at 11:59 AM
八木澤高明『忘れられた日本史の現場を歩く』。姥捨のモデルの地、飢饉で全滅した村の跡地、田園風景の中の戦史跡など、古代から現在にかけての忘れられた土地に実際に行ったルポ。文章は短くまとまっていて、写真がたくさんあるので、色んな土地の概略と今の雰囲気を知るのに良い #読書記録 #読書録
December 19, 2024 at 12:14 PM
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Twitter(現X)で回ってきたんだけど、今年の漢字の「金」、思いっきり草書だったんですってね。

で、草書の金っていうと、将棋の駒「香車」の"裏"に使われているんだって。

つまり「裏金」。

坊さん、やるねえ😄
December 14, 2024 at 8:50 PM
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こっちには日本文学振興会さんがいないので。

〜芥川賞候補作〜
安堂ホセ「DTOPIA」(文藝秋季号)
鈴木結生「ゲーテはすべてを言った」(小説トリッパー秋季号)
竹中優子「ダンス」(新潮11月号)
永方佑樹「字滑り」(文學界10月号)
乗代雄介「二十四五」(群像12月号)

〜直木賞候補作〜
朝倉かすみ「よむよむかたる」(文藝春秋)
伊与原新「藍を継ぐ海」(新潮社)
荻堂顕「飽くなき地景」(KADOKAWA)
木下昌輝「秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚」(徳間書店)
月村了衛 「虚の伽藍」(新潮社)

#芥川賞 
#直木賞
December 11, 2024 at 10:05 PM
呉勝浩『爆弾』読んだ。所謂無敵の人と警察の対決なんだけど、警官達の中にもそれぞれ世の中に対する悪意が潜んでいる。事件で混乱する一般の人々の中にも。でもそれぞれが悪意に引きずられまいとする感情や意思も持っていることも描く。良いエンタメだった #読書記録 #読書録
December 13, 2024 at 12:27 PM
中勘助『犬』読んだ。人にお勧めできる作品ではないけれど、心理描写がすごかった
November 14, 2024 at 3:31 AM