新ハードの機能やスペックをゲームで体感してもらうという点に難しては、PS5の『ASTRO's PLAYROOM』みたいなやりかたの方が断然スマートだとは思うんだけど、任天堂がそれをやっても完全にマリオでしかないので、差別化という点ではこれでいいのかも。
学びの要素が強いゲームでミニゲームは面白すぎてもそれはそれで主従が逆転しちゃいそうだし。
まぁ、とはいえトゲトゲよけ4は……本当に意味わかんない難しさで勘弁してくれ！！ とは思ったけどね！

後半になるとハード内部の基盤とかも見せてくれて、「いいんですか？ こんなに見せてもらっちゃって」という気分にすらなる。
過去のハードの豆知識なんかも出てきたりして、サービス精神旺盛。
本体とJoy-Con2のコネクターはゆるく刺さってて付け外ししやすいとか、LRボタンが大きくした分を2つのバネで支えているとか、本当に細かいところのハード面の工夫なんかは普段注目しないところなので、そういうのを知れる嬉しさもある。
気になったところはミニゲームの高難度モードがかなりアナログ的な操作の難しさに由来するところで、面白いっちゃ面白いけど時々「自分は一体を何やってるんだろうか？」みたいな気分にはなる。

映画というか、元々はOVAだったのか。
時間の使い方が信じられないくらい贅沢で、(少女の異様に細かい髪の毛の作画は除いて)話も絵も動きが少ないので中盤は正直だいぶ眠くて、ちょっと気絶してる瞬間もあったくらいなのだけど、目を覚ました時に意識を失う前と全く同じ映像のまま止まってたのは流石にビビった。寝落ちしたのに損した感じがしない。
対照的に、最後の方は何か異様にドキドキゾワゾワして目が離せなかった。見ててもよくわからないのに。
感情の揺さぶり方がボレロみたいな作品だった。ボレロは好き。だからこの作品も好き。

物語のテーマはわりと普遍的なものだけど、読み味が良かったな。
個人的には「タバコを一番吸いたくなるのは、『終わった』とき」というのが、嫌煙家の自分にも何か説得力があるように感じて不思議な感じだった。

ブラウザで無料で読めるので、リンクも貼っておこう。
今後もこの形態でやっていくのかわからないけど、活字コンテンツとしてかなり読み心地が良かったので、また何か新作出たら読んでみたいな
chosuido.jp/works

物語としては、姉弟子との交流・共闘を通じて小黒の成長を描きつつ、答えの出ない問題に向き合い続ける姿勢をもって物語としているところに前作から一貫したテーマを感じる。
総じて続編映画としてとても良かったと思う。めちゃくちゃ満足。

4話：ガイドさんの妙ちきりんな経歴と愉快なキャラクターが一本のエピソードの中でしっかり活用されてて、この断篇集の中でも軽妙な読み味で楽しい一本。
5話：再びジャスミン視点に戻りつつ、本編の後日談としてまた違ったエピソードになっていて、オチも好き。

全体的にエピソードの配分がバランスよくまとまっているし、全てのエピソードで都市伝説解体センターにおける異変の発生から真相解明に至る流れを踏襲していて、キャラの視点や文体が変わっても「都市伝説解体センターを読んでいる」という感覚がしっかり得られるようになっていたのが特に好感触。
良い本だった

とはいえなんだかんだ面白いので定期的に起動してる。
フリーランでの探索はあんまりちゃんとやるつもりはないんだけど、疲れたときに何も考えずダラダラ走ったり、気ままに写真撮ったりするのが楽しい。肩の力を抜いてリラックスして遊べる。
あとはラー油さんのeショップ確認配信でのレースにちょくちょく参加したりだとか