山ぶどうジュース

ということで最新ストーリーまで追いついた。個人的には、作曲を担当した方のコメントであったり、予告で示されたこの瑞希の表情だったり、ゲーム中の特別な演出であったり、「ひどいことが起こりますよ」と煽り立てて盛り上げてる展開が（商業的には成功しているけど）私は嫌だなぁと思いました。あと演出として警告を出すなら、フラッシュバックの懸念のある展開について警告した方が良くない？とも思った。デレステだって自殺に関する描写の警告を出した（出せた）2024年なんだし……。
とはいえそういう展開にまんまと乗っかって読んでしまっている自分もいるので、強く言えないかもしれない。（感想は次のポスト）

仕事柄、絵名のストーリーが個人的には一番共感できるかもしれない。絵名ほどの覚悟を持っているかはわからないけど……。
東雲慎英については「絵名って名前をつけたのはなんなんだよ」ってずっと思ってたところがあるので、今回のエピソードは明示的でなくともそこに踏み込んでくれてよかった。「どんな事情があろうとも父親としてどうなんだよ」と思っていたけど、彼は読者が思っている以上に絵名が絵の道に進むことを現実的なことだと思っていたのかなぁと思った。（他のエピソードがなさすぎて父親としてどうなんだよとは今でも思うけど）どうせ絵の道に進めるわけがないとたかをくくっていたら、ああいう反応ではないだろうから

プロセカ、ニーゴ以外のグループは見守ってくれる大人の存在が割とある印象があって、ニーゴはその点で言うと物理空間における活動場所みたいなものがない、インターネット上の子供達の集まりであることの危うさがあるんですよね。
だからまふゆママがそこで心配になるのはわかりつつも、まふゆママとまふゆの歯車は最悪な形で噛み合ってしまう関係（無自覚であれ子供をやんわりと支配するようにふるまう親と、心を擦り減らしながらも表には出さずに他者の意向通りのいい子をやるまふゆ）なので介入が必要であり、でも大人が不在なのでこういう着地になっている、という感触がある。

最新ストーリーに追いつくためにニーゴのストーリーを読んでいる。精神的にきつくてまふゆ編（？）を読めていなかったので……。
個人的にはまふゆママのビジュアルが意外で、もっと柔和な見た目である種弱そうに見えてあなたのためなのって言いながら罪悪感を煽って子供の心を動かすタイプだと思っていたら、なんか普通にバリバリですって感じの容姿だった。
まぁ現実において容姿は人の中身をあらわさないのだけど、ゲームなので……

ブルースカイだからブルーアーカイブの話をするんですけど、カルバノグ2章を読んでからブルーアーカイブにおける「責任を負う」ということに対する理解度が増したようなますます分からなくなったような気持ちになっている。「己の信念に従って選択をし、その選択の結果を見届け、背負うこと」くらいの意味なのかな

抽象的ハロウィン