どうしても読書中に聴きやすい音楽ばかりがランクインしているな
どうしても読書中に聴きやすい音楽ばかりがランクインしているな
古本屋は小説以外の本のほうがその店の個性が出ている気がして買いたくなる
古本屋は小説以外の本のほうがその店の個性が出ている気がして買いたくなる
「AIが語り手」という小説を、信頼できない語り手の名手カズオ・イシグロが書いてつまらないわけがなく、やはり本当に素晴らしい作品だった。
ロボットの少女・クララが病弱な女の子・ジョジーの家に買われていくというあらすじ自体は普遍的かもしれないけれど、AIの一人称視点で描かれる文章表現の緻密さは、この作家にしか到達できない領域の筆致だと思わされるほどだった。一切説明されない世界設定を登場人物たちの会話から読み解いていくとディストピアが垣間見えてくる点も、想像を膨らませられて面白い。
2025年に読んだ本の中でもベスト級に良かったです。
「AIが語り手」という小説を、信頼できない語り手の名手カズオ・イシグロが書いてつまらないわけがなく、やはり本当に素晴らしい作品だった。
ロボットの少女・クララが病弱な女の子・ジョジーの家に買われていくというあらすじ自体は普遍的かもしれないけれど、AIの一人称視点で描かれる文章表現の緻密さは、この作家にしか到達できない領域の筆致だと思わされるほどだった。一切説明されない世界設定を登場人物たちの会話から読み解いていくとディストピアが垣間見えてくる点も、想像を膨らませられて面白い。
2025年に読んだ本の中でもベスト級に良かったです。
カセットプレーヤーとテープが置いてあったのでそれで音楽を聴きながらムーミン全集を読んでいた。ムーミン、はちゃめちゃな話で面白かった
カセットプレーヤーとテープが置いてあったのでそれで音楽を聴きながらムーミン全集を読んでいた。ムーミン、はちゃめちゃな話で面白かった
個人的には『モモ』を読んだときほど刺さらなかったけれど、個々のシーンやキャラクターはとても印象的だし、後半に出てくるモチーフはどれも人生の何かに置き換えられそうで、読み返すたびに新たな気づきがありそう。バスチアンが最後の記憶と引き換えに望むものと、忘れられた夢が堆積する場所で一枚の絵を探すシーンがとても好きで、終盤の展開は素晴らしかった。
個人的には『モモ』を読んだときほど刺さらなかったけれど、個々のシーンやキャラクターはとても印象的だし、後半に出てくるモチーフはどれも人生の何かに置き換えられそうで、読み返すたびに新たな気づきがありそう。バスチアンが最後の記憶と引き換えに望むものと、忘れられた夢が堆積する場所で一枚の絵を探すシーンがとても好きで、終盤の展開は素晴らしかった。
しかし小川哲ってひねくれた作家だな〜と思う。そこが魅力的であり好感が持てると改めて実感した。まだ『ゲームの王国』しか読めてないのでほかも読むぞ〜
しかし小川哲ってひねくれた作家だな〜と思う。そこが魅力的であり好感が持てると改めて実感した。まだ『ゲームの王国』しか読めてないのでほかも読むぞ〜
当時は難解な展開からの急な大団円に置いてけぼりを食らってピンと来ていなかったのだけれど、今観ると映画としての大作ぶりに圧倒させられてとても感動したし、ここまで戦争を描いた作品だったことにも驚く。
ファンタジーとして見どころがありすぎるアニメーションやデザイン、考察しがいのあるシナリオ、ロマン、魅力的すぎるキャラクター、キムタクのハマり具合……アニメ作品として非の打ち所がない大傑作だと感じた。メインテーマはジブリの曲の中でも随一ではないかと思う
#雨の日映画部
当時は難解な展開からの急な大団円に置いてけぼりを食らってピンと来ていなかったのだけれど、今観ると映画としての大作ぶりに圧倒させられてとても感動したし、ここまで戦争を描いた作品だったことにも驚く。
ファンタジーとして見どころがありすぎるアニメーションやデザイン、考察しがいのあるシナリオ、ロマン、魅力的すぎるキャラクター、キムタクのハマり具合……アニメ作品として非の打ち所がない大傑作だと感じた。メインテーマはジブリの曲の中でも随一ではないかと思う
#雨の日映画部