しかもその原動力は欲望よりもむしろ将来への「恐れ」、今やその源は巨額の扇動資金が投じられているＳＮＳだったり怪しげなネットメディアだったりするわけで、人という存在はいつの時代も如何ともし難き存在でございます。

貴賤を問わず万人にとって命は限りがあります。例え長寿を得たとしてもあっという間に時は過ぎ、肉体は確実に老いてやりたいこともできなくなるもので、「人生百年時代」など嘘っぱちもいいところ、結局人の一生は、「その期間を充たすだけ」の適度な量の衣と食と住が確保さえできればよいわけです。

なのにかくも皆が「もっと」「もっと」と血眼になり、果たせぬ不満を他者にぶつけ続けた結果、衣食住どころか命の確保すらままならぬ時局を迎えるという歴史を世界は繰り返しているわけで、なんともはや。

排外的ポピュリズム政治家の特徴　『危険人物をリーダーに選ばないためにできること』の著者ビル・エディ氏による
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*悪性のナルシストであることが多い。
*共感能力と罪悪感が欠如している。
*自信満々で堂々としているので、一見、魅力的である。
*理性よりも感情に訴えます
*陰謀論で架空の危機と架空の悪者をつくり、対立をあおることで支持を集める。

エディ氏の提示する排外的ポピュリズム政治家との戦い方
＞対立を煽る政治家に対する最良の、そして唯一の効果的アプローチは、堂々と自己主張することです。事実に基づき、冷静さを失わないようにしましょう。