河野真太郎/Shintaro Kono
@shintak.bsky.social
大学教員。専門はこの世。『ぼっちのままで居場所を見つける』(ちくまプリマー新書)、『不完全な社会をめぐる映画対話』(堀之内出版)、『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)、『はたらく物語』(笠間書院)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、『この自由な世界と私たちの帰る場所』(青土社)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)など。ご連絡はs_kono400あっとyahoo.co.jp
金曜日はこちらに登壇します。楽しみ!
「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。
x.com/taiju_okochi...
「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。
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大河内泰樹 on X: "【拡散希望】政治哲学者Nancy Fraserをお招きしての京都プログラムその2はガザがテーマです。「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。https://t.co/AdYzV3UBRG" / X
【拡散希望】政治哲学者Nancy Fraserをお招きしての京都プログラムその2はガザがテーマです。「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。https://t.co/AdYzV3UBRG
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November 11, 2025 at 10:57 PM
金曜日はこちらに登壇します。楽しみ!
「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。
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「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。
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中上健次においては、路地の風景という言語化されないものと、路地を出て小説家になった中上の言葉との乖離と緊張関係が決定的に重要で、『路地へ』という視覚メディアの(中上の作品の朗読というテクスト=言語も書きこまれている)作品は、この緊張関係をより効果的に表現しているように感じました。これは可能なら観ていただきたい作品。(再発売希望)
November 11, 2025 at 2:53 PM
中上健次においては、路地の風景という言語化されないものと、路地を出て小説家になった中上の言葉との乖離と緊張関係が決定的に重要で、『路地へ』という視覚メディアの(中上の作品の朗読というテクスト=言語も書きこまれている)作品は、この緊張関係をより効果的に表現しているように感じました。これは可能なら観ていただきたい作品。(再発売希望)
このことは、今日大学の図書館で観た、青山真治監督の『路地へ 中上健次の残したフィルム』でも違う形で感じたのでした。この映画は(DVDがプレミア化してて、4万円とかする……)中上健次が新宮で、「路地」の風景とそれが開発されていく風景を撮った8ミリフィルムを軸に、「井上紀州」という人物が車に乗って紀州を旅するロードムービー(これは中上のルポルタージュ『紀州』を彷彿とさせる)がマッシュアップされたもの。
November 11, 2025 at 2:53 PM
このことは、今日大学の図書館で観た、青山真治監督の『路地へ 中上健次の残したフィルム』でも違う形で感じたのでした。この映画は(DVDがプレミア化してて、4万円とかする……)中上健次が新宮で、「路地」の風景とそれが開発されていく風景を撮った8ミリフィルムを軸に、「井上紀州」という人物が車に乗って紀州を旅するロードムービー(これは中上のルポルタージュ『紀州』を彷彿とさせる)がマッシュアップされたもの。
思想=政治的主張、ではないですよ。哲学と言った方が誤解が少ないか。
November 11, 2025 at 8:22 AM
思想=政治的主張、ではないですよ。哲学と言った方が誤解が少ないか。
あ、『羅小黒戦記』の方が優れているという意味ではありませんよ。類似する主題を持ったアニメ映画として、比較に耐えるということで。本当に「思想が強い」とかいう揶揄表現は有害で、「思想」は必要です。
November 11, 2025 at 8:13 AM
あ、『羅小黒戦記』の方が優れているという意味ではありませんよ。類似する主題を持ったアニメ映画として、比較に耐えるということで。本当に「思想が強い」とかいう揶揄表現は有害で、「思想」は必要です。
Reposted by 河野真太郎/Shintaro Kono
『羅小黒戦記2』、これは伏せずに言って良いと思うが、というか本来もっとそう語られるべきだと思うので言うが、反戦映画だよね。
細やかな所作で「命を吹き込む」アニメーションの達人的技術があるからこそ、武力衝突によってあっけなく「命が失われる」恐ろしさを描くことができる。戦争の惨禍によって心に深い傷を受けたキャラクターが中心人物でもある。
そして根本的には、戦争を止めるために主人公たちが(それぞれの思想や属性や立ち位置の絶妙な違いを乗り越えて)やるべきことをやろうとする物語である。制作国が中国なことで、変に捻れた見方をする人もネットには多そうだが、かなり素直な意味でいま見られるべき映画じゃないかな。
細やかな所作で「命を吹き込む」アニメーションの達人的技術があるからこそ、武力衝突によってあっけなく「命が失われる」恐ろしさを描くことができる。戦争の惨禍によって心に深い傷を受けたキャラクターが中心人物でもある。
そして根本的には、戦争を止めるために主人公たちが(それぞれの思想や属性や立ち位置の絶妙な違いを乗り越えて)やるべきことをやろうとする物語である。制作国が中国なことで、変に捻れた見方をする人もネットには多そうだが、かなり素直な意味でいま見られるべき映画じゃないかな。
November 11, 2025 at 3:19 AM
『羅小黒戦記2』、これは伏せずに言って良いと思うが、というか本来もっとそう語られるべきだと思うので言うが、反戦映画だよね。
細やかな所作で「命を吹き込む」アニメーションの達人的技術があるからこそ、武力衝突によってあっけなく「命が失われる」恐ろしさを描くことができる。戦争の惨禍によって心に深い傷を受けたキャラクターが中心人物でもある。
そして根本的には、戦争を止めるために主人公たちが(それぞれの思想や属性や立ち位置の絶妙な違いを乗り越えて)やるべきことをやろうとする物語である。制作国が中国なことで、変に捻れた見方をする人もネットには多そうだが、かなり素直な意味でいま見られるべき映画じゃないかな。
細やかな所作で「命を吹き込む」アニメーションの達人的技術があるからこそ、武力衝突によってあっけなく「命が失われる」恐ろしさを描くことができる。戦争の惨禍によって心に深い傷を受けたキャラクターが中心人物でもある。
そして根本的には、戦争を止めるために主人公たちが(それぞれの思想や属性や立ち位置の絶妙な違いを乗り越えて)やるべきことをやろうとする物語である。制作国が中国なことで、変に捻れた見方をする人もネットには多そうだが、かなり素直な意味でいま見られるべき映画じゃないかな。
そうかもしれませんねえ。映画本は面白く読みました。
November 10, 2025 at 2:28 AM
そうかもしれませんねえ。映画本は面白く読みました。