細田守作品はどちらかというと好きではないので、金を払ってまでは観ないが、映像作品としての出来はいいのでTVでやってれば見る。ながらで。

ロッカーカバーにpowered by Ford と刻んであるのが往年のフォードっぽいし、しかし実物はこんなにシャープではないだろうと画像検索したら、スチールプレスなのでぼんやりしているし、しかし1/25縮尺の金型成形ではこうなるだろうとも理解できるし、確かに饒舌と不愛想が同居している感じはあるな。

240cidと聞くとかわいい感じがするけど、メートル法で3,9Lと知るとまったくかわいげがなくなるね。4tトラックかよ。

そんなトヨタもハイラックスにFRPシェルを載せたサーフを売り出したとき、当初はハイラックスままの前後リーフリジッドだったが、市街地走行がメインのサーフにリジッドはやばいと思ったのか、早々にFサスをＷウィッシュボーンに挿げ替えた。
実際友人が一時初期型サーフに乗っていたのだが、この人映像関係の職だったのでまぁ走りがアレで。
首都高3号をキンコン鳴らしながら走った時は、直線でも修正舵入れまくりで、まぁそういう走り方をする車じゃないんですよ？って感じでしたねｗ

そしてトヨタはかしこいので、エンジンと車軸の干渉を避けるためにとった手段が、通常板バネの上に固定される車軸を板バネ下側に移すだけの、アメリカンピックやジープのハイリフトカスタムでリバースマウントと言われている手法を取り入れたんだよね。
結果見た目もアメリカンハイリフトカスタムみたいになったハイラックス4WDは、80's中期に起こったRVブームの中で国産ピック独り勝ち状態になったんだ。
はっきり言って当時のハイラックスはサスといいエンジンといい他社ライバル製品に性能面では劣っていたといってもいいと思うんだけどね。
トヨタはあざとい。