桜庭一樹
banner
sakurabakazuki.bsky.social
桜庭一樹
@sakurabakazuki.bsky.social
作家
18巻の、
顔歌(颜歌)《三一茶会》
も良かったです。

おじいさんとおばあさんの詩の同人、三一茶会。月に三回集まるのですが、高齢なので、一人また一人と減っていきます。
一人のお葬式で、しばらく茶会に来なかったおばあさんが、おじいさんと再会し、「また来てくださいよ」と言われて、「行きますよ!」と答える…というだけの話なのですが、最後に作者が、

枝頭海棠添新秀
旧知相逢憶故友
又是一年春色好
韶光雖逝文心留
(亡き友を偲び、美しい春が来て、その季節がまた去っても、文学は心に留まる)(かな…?)
November 14, 2025 at 1:06 PM
養父はとても優しい人でしたが、お酒が好きで、そのせいで早くに亡くなりました。養母は来福を学校に通わせるため、経済力のある男性との再婚を2度繰り返しました。1958年、来福は実の親が判明し、16歳で日本に帰国しました。

現在83歳の来福は、これが最後の墓参りになるだろうと、中国の故郷に帰りました。養父母のお墓の前で、
「3歳で死ぬはずだった私が、83歳になっても生きているのは、爸爸と妈妈のおかげです」
と泣くのを見て、隣の人と一緒に号泣…
November 9, 2025 at 11:58 AM
ーーそれは私と崔さんが三回目に会った(约会=デート)ときのことだ。
土曜の夜だから、映画館の周りで車(taxi?)を拾うのは難しいと思って、自分の車で来た。でも後悔した。駐車場の出口がすでにひどく混んでいたから…

頑張ったら、中国語でも読めますが、速度がめちゃくちゃ!!!遅いです。

勉強も兼ねて、少しずつ読もうかな😊
October 30, 2025 at 7:11 AM
sakurabakazuki
「中国現代文学」seriesを読み続けていますが、やっぱり笛安の小説が突出して好きです。
日本で手に入る本を注文しました。でも、さすがに自分の語学力ではまだ読めないだろうなぁ。
October 30, 2025 at 7:09 AM
22巻で郝景芳の短編小説《去远方》を読みました。
最後の文、

“行けるところまで行こう。たどり着いたところが、遠くだ。これはわたしの理解で、正しいかどうかはわからない。でもわたしにはもう永遠に、その証を求める術はない。”

ここを原文で読みたいので、原書を注文しました。また…原書が本棚に増えていく…📚

郝景芳は日本ではSF短編小説《北京折畳》(折りたたみ北京)で有名ですね。これは傑作。
October 9, 2025 at 1:16 AM
魯迅文学賞、Man Asian Literary Prizeなどを受賞。
《上海往事》は映画化されました。(邦題『上海ルージュ』)
《推掌》はdrama、舞台、映画化されました。映画はBerlin映画祭で銀熊賞を受賞。(邦題『ブラインド・マッサージ』)

『ブラインド・マッサージ』が2016年に日本語に翻訳されているので、注文しました。
《玉米》が有名らしく、読んでみたいのですが、まだ翻訳されていませんね。
October 9, 2025 at 1:13 AM
24巻の畢飛宇《虚凝》も、とても良かったです。偉大だった祖父、その祖父に抑圧されて生きた父、祖父を尊敬する孫息子の、三代の男性の物語です。

李商隠の漢詩が引用されていました。

相见时难别亦难 东风无力百花残
春蚕到死丝方尽 蜡炬成灰泪始干
晓镜但愁云鬓改 夜吟应觉月光寒
蓬山此去无多路 青鸟殷勤为探看

2014年に雑誌《鍾山》に収録された《虚凝》と、2015年に単行本《畢飛宇文集 相愛的日子》に収録された《虚構》の、二つの版があります。
畢飛宇さんのご意向で、日本には《虚凝》が翻訳されました。
October 9, 2025 at 1:12 AM
15巻にあった蒋一談(蒋一谈)の《另一個世界》も良かったです。短編集が翻訳されていたから、注文しました。
「中国のChekhovを目指している」と解説されていたけれど、本当にChekhovみたいです。
谷崎、川端康成、芥川など、日本文学もよく読んでいるらしいです。

この「中国現代文学」series、すごく良いです。長編小説を書いている間、ずっとこれを読んでいようかなぁ📚
October 9, 2025 at 1:11 AM
25巻に載っていた蒋韻の作品も良かったのですが、日本で翻訳出版されている単著は、まだないみたいです。

蒋韻が魯迅文学賞を獲った《心愛的樹》が載っている15巻も買いました。
夫と娘も小説家らしいです。
蒋韻と同世代の女性作家では、残雪と方方は単著が日本で複数、翻訳出版されていますね。日本ではとくに残雪の人気が高いと思います。

15巻に載っていた馮驥才の《彫花煙斗》も良かったから、単著《三寸金蓮》を注文してみました。36年前の本なので、古書店でみつけました。

いま長編小説を書いているから、自分が書いた分、人の本を読みたいので、面白そうな小説を探しています。
October 9, 2025 at 1:08 AM
25巻を買ってみました。
26巻はまだ発売前でした…

この本に収録されている陳春成の短編が良かったから、Kindleで短編集も買いました。Hermann Karl Hesse、Somerset Maugham、Zweigなどの名前が出てきて、欧米の世界文学の古典を読んで育った人なのかなと思いました。自分もそうなので、その経験がどんな小説になるのか気になりました。読んでみます。
October 9, 2025 at 1:06 AM
September 11, 2025 at 8:36 AM
この本、論理的で構成がしっかりしていて、わかりやすいです。
日本語を30年、勉強している中国人の先生が書いています。

序文に、わたしが考えていたことと同じことが書いてありました。
「言葉は、言った言葉だけでなく、言わなかった沈黙の言葉からもできている」ということです。
この先生は日本で、知人の家に招かれてお酒を飲み、夜遅く、こう言われたそうです。

「そろそろ…」

これは、じつは日本語ではこういう意味ですが、先生にはわからなかったそうです。

「そろそろ…」(帰ってください!)
May 10, 2025 at 10:29 AM
自分の発音を確認するためにも、翻訳アプリに話しかけて、文字に起こしてみています。
「我也来了」(私も来ました)は、3回に1回は、ちゃんと発音できて「我也来了」と文字が出ます。
でもときどき、ぜんぜん違う言葉になります👇
May 4, 2025 at 9:39 AM
発音を覚えるために、文章を翻訳アプリに入れて、音を聞いています。
昨日、予習していたところの例文も、ちょっと面白かったです👇 なんだろう、友達がパンイチで話しかけてきたんですかね…? 喂…
May 4, 2025 at 9:38 AM
初級の教科書、後半に来て、例文がちょっと面白くなってきました。

「駅にはどうやって行くの?」
「私も知らない」
「誰かに聞こう!」
「聞くのは好きじゃない」
「じつは私も」
「じゃ、どうする?」
「地図を見よう!」
「だめ、地図をなくした!」

珍道中っぽいです…🚉👭🧳
May 4, 2025 at 9:36 AM
中国語の勉強中です。教科書です。

我打死他了(Wǒ dǎ sǐ tāle)…

一つ前のページまでは普通の例文だったのに、急にどうしたの!?
「美術館に行きましょう」「中国に行ったことがありますか?」とかだったので、急に変わってびっくりしました😅
May 4, 2025 at 9:33 AM
『名探偵の有害性』は、韓国語版、中国簡体字版、英語版に続いて、イタリア語版も出ることになりました。
英語版と同じく台湾のagentのおかげです。感謝しています。

このイタリアの出版社からは、わたしの本は『赤朽葉家の伝説』『少女には向かない職業』が翻訳出版されていて、今回で3冊目です。
1979年にローマで設立された会社で、当時は冷戦下の東欧で書かれている小説を出版していたそうです。(『The Painted Bird』『火葬人』とかかかな?)社会的、歴史的意義をもって設立された会社なのだろうなと推測しています。
現在は様々な国の作品を扱っています。
April 22, 2025 at 7:00 AM
昨年の8月に出版した『名探偵の有害性』は、9月に韓国語版、12月に中国簡体字版、そして今月に英語版の翻訳が決まりました。嬉しいです🤸‍♀️🏋️‍♀️💃

英語版が出ると、様々な国の人が読むことができるようになるので、さらに別の言語に翻訳されることも多いです。

今回は、台湾の出版agentが、わたしの日本語の本を読んで、英語の資料を作り、NYと Londonにofficeがある英語出版社に紹介してくれたみたいです。資料とは、おそらく、storyをまとめたり、大事なところだけ英語に訳したものだろうと思います。この台湾のagentに、わたしが印税の一部を手数料として払います。
April 17, 2025 at 11:06 AM
ーー世間体、世間体と、おまえらはそればっかりだな。

ーー建前の母に義理の父、道理の兄かよ。

ーー俺ァ河内屋の与平衛だ。跡取りの与平衛だ。ここを出て、行けるとこなどこの世のどこにもありゃしねぇよ。

近松門左衛門『女殺油地獄』現代語訳(河出文庫🕊️古典新訳コレクション)。本日発売です。
February 6, 2025 at 3:21 AM
ガチ中華のブームは、コンビニやスーパーマーケットにも来ていますね。
Family Martで買った𰻞𰻞麵。
Peacockで買ったサンザシ飴。

「𰻞」とか、「瀛」とか、日本語にない複雑な漢字は、キーボードで書くのが大変で、けっこう失敗します。
February 4, 2025 at 11:37 PM
〈冬恋〉〈山茶花〉をわたしが翻訳した不正確な日本語訳などです。
January 26, 2025 at 1:56 AM
今日から、次の小説の仕事です。
資料を集める。
主題に関わる、考えの断片を集める。
2月の間にプロットを作って、3~4月に書こうと思います。
難しい主題です。自分の人生のことも、一つの歴史として辿らなくてはいけない。

夜は下北沢で、かが屋の新春ライブを見るので楽しみです。
January 22, 2025 at 3:03 AM
大好きなケーキ〈芋泥麻薯肉松小贝〉を2つ注文しました。
でも一緒に注文した鮮花餅(rose pie)が売り切れていたようです。お店の方が、鮮花餅の代わりにegg tarteと老婆餅を入れて、お詫びにケーキも6つ入れてくれました。
(お店からの手紙が中国語なので、正確にはわからず、推測です)

こんなにたくさんのお菓子が!
🧁🧁🧁🧁🧁🧁🥧🥧
完全に元気になりました。

〈芋泥麻薯肉松小贝〉は、スポンジケーキの間に、すり潰した里芋と餅が入っています。外側には甘じょっぱい肉の田麩と海苔。

お店にお礼を送ったのですが、わたしの「AI翻訳による怪しい中国語」が今日も炸裂しており、たぶん変だと思います。
January 19, 2025 at 2:30 PM
寒いとおいしいと思った🍦
January 15, 2025 at 12:06 PM
中国の器がやってきた🐉☁️
「神龍見首不見尾(頭が見えて尾は見えない龍。深遠で全貌を窺い知るのが難しいこと)」と説明文に書いてあって、かっこいいです。
January 15, 2025 at 11:29 AM