炎国内の品は商人である績に贈っても目新しさはないだろうから雪境の鉱物やサルゴンの宝石刻印、ドッソレスの珈琲豆など幾つかリストアップして悩んでる公子可愛いですね。そうやって考えて頂いた時間こそ何よりの贈り物ですって績も笑顔で頷いてる。すぐ下の妹に笑顔が胡散臭いと言われたので映画の協賛費減額した。

フレの方もこいつ何か碌でもないこと考えてるなと思って離脱しようとするけど毎回捕まってるんですよね……可愛いから…

恐らく何か…誰か別の者から渡されたチケットなのだろうが、そんなものを自分に差し出すくらい酔っ払って正常な判断が出来なくなってることは明白だ。しかしこれほどまでに期待に満ちた目を向けられては、素気なく断るのも野暮と言うもの。なに、責任と対価は正気を取り戻した後で盟友に払ってもらえば良い。

食べ物になんかこだわりがあるというか、善哉食べるなら飲み物はほうじ茶より煎茶でマグカップじゃなくて白い陶器のお茶碗が良い、みたいなシチュエーションを整えてQOLを上げてる。

一方その頃ちいさなドクターくんのロドスではお仕事終わらせてマッハで帰ってきたママがお部屋のテーブルの上に置かれた『どくたーはドクうさの森の子になります。さがさないでください。』という置き手紙を見て「ドクうさの森って何！？！」と叫んでいた

とりあえず暖かい図書館で過ごしてもらってなぐさめつつドクうさの森のツリーハウス遊園地に連れてってあとは保護者の方に連絡取らないと…！とドクうさ館長おお忙しい。

「お出かけの約束してたのにママがお仕事入っちゃって行けなくなっちゃったの…」とめそめそする小さなドクターくんにわぁぁ…と気持ちを察してうさ耳をしょんぼりさせる司書うさぎ。
「だから家出してきた…どくたーうさぎさんの家の子になる…よろしくお願いします」と言ってロドス人事部の履歴書出されてちょっとずっこける司書うさぎ。