みつば
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視界の端できらりと光った物に飛びかかったら謎の壁に阻まれ、ころころと床を転がった子狐がふと上を見上げると怖い顔をした先生が
February 9, 2024 at 10:30 PM
このあと怪我がないことを確認してからシャンプーの刑
February 9, 2024 at 10:21 PM
勿論難なく着地したが、ふかふかだった毛並みは無事ではすまない。ところどころチリチリになった毛並みを気にしながら🦊タルは帰路に着く。狩りは楽しむためにしているのであって、鍾ㇼを悲しませたい訳ではないのだ。彼は毎日一時間かけてタルの毛並みを整えていた。満足して帰ってきたタルがうとうとしている間、ブラッシングをしながらりゆえの話をずっとしている。そんな日課を今日はすることができない。獲物が見つからなかった時と同じで、鍾ㇼもきっと期待するものがなかったらがっかりするだろう。
February 9, 2024 at 1:43 PM
🦊タルは狩りがとても上手い。鍾ㇼが丁寧に丁寧に手入れしたふかふか尻尾を汚すことなく獲物を捕えることが可能だ。爪と牙、それと少しの元素力。その最低限の汚れて事を為す。タルが獲物を求めるのは体を動かしたいがためなので、鍾ㇼが家でどれだけ美味しいごはんを用意していようともやめることはない。今日の獲物は大きなスライムだ。縦横無尽に駆け回り、自分よりも大きな獲物をあっという間に仕留めてしまう。あとは倒した証を咥えて帰るだけだ。そう考えて戦利品を得ようと近付いた時だった、突如として真っ赤なスライムは膨れ上がり、タルの体を吹き飛ばした。
February 9, 2024 at 1:34 PM
人に紛れ暮らしている鍾ㇼは今日も今日とてりゆえを散歩していた。道すがら茶を楽しんでいたところ、一匹の🦊に出会う。こんなところに🦊とは珍しい。しかも足や口周りは汚れているものの毛並みは良さそうだ。どこかで飼われていたのかもしれないと、連れ帰って保護することにした。翌日から主を探すつもりだったが、🦊に接しているうちにどうやら人の言葉を理解しているらしいことに気付く。肯定は一鳴き、否定は二鳴き。🦊ならざぬ者に変化しかかっていることに気付いた鍾ㇼは自分のところで面倒を見ることに決めた。こうして鍾ㇼと🦊タルのほのぼのライフが始まったのだ。
February 9, 2024 at 1:24 PM
鍾タル小話ラスト 9/9
February 7, 2024 at 5:35 PM
鍾タル小話続き 7/9
February 7, 2024 at 5:34 PM