矢倉喬士(Takashi YAGURA)
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矢倉喬士(Takashi YAGURA)
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文学研究/翻訳者。

2月27日に『きみはメタルギアソリッドV:ファントムペインをプレイする』という翻訳短篇集が発売されました。ゲームファンも文学ファンも読んで頂けますと幸いです。

共著:『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』共訳:タナハシ・コーツ『僕の大統領は黒人だった』デイヴィッド・マッツケーリ『アステリオス・ポリプ』メール→missing_link2390@yahoo.co.jp
原文を見なくても誤訳だとわかる翻訳は確かにある。たとえば「ライオンの誇り」とあれば、ほぼ確実に誤訳。

しかし、知識として知っているのに間違いを防げないこともある。キャリアを重ねるほど右肩上がりに上手くなっていくわけでもない。

それを含めて人間の翻訳がある。
September 22, 2025 at 11:17 AM
ジャミル・ジャン・コチャイさんが『FF7』から文学創作術を学んだというのはこちらのエッセイに書かれています。

エアリスを失った経験がどれほど特別だったか。その後クラウドまで失うのは耐えられない。その深い喪失の感覚が「巡礼者ホタクの呪い」という短篇にも全く同じフレーズで登場します。

この作家にとってゲームは深い喪失の感覚に向き合い、近づきがたい何者かに近づくためのメディアで、「きみはメタルギアソリッドV: ファントムペインをプレイする」のPS4、「差出人に返送」のニンテンドーDS、「ガルブディンを待ちながら」のごっこ遊び等に通じています。
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How Final Fantasy VII Taught Me to Write
You’re twelve years old. You’ve just picked up Final Fantasy VII from a bargain bin at the K·B Toys in Natomas, not knowing a thing about its popularity or critical acclaim. “Only 14.99!” you tell …
lithub.com
September 15, 2025 at 4:23 AM
ご指摘ありがとうございます。逆になっていますね。編集者に伝えます。
September 15, 2025 at 4:09 AM
訳者です。カリフォルニア大学デービス校での指導教官がイーユン・リーですから、師弟関係ですね。
September 13, 2025 at 8:41 AM
敵AIを「芸人」として組み上げ、プレイヤーが絡んでいて楽しい仕上がりを目指したリードプログラマー是角有ニ氏の仕事ぶりについて読めば、こちらもまた「小島監督作品はユーモアたっぷりで…」という大雑把な語りに変化が起き、どの部分に誰のユーモアが発揮されているのかに関心が出てくる。

小島組、チームの仕事への興味が湧いてくる一冊。
May 25, 2025 at 2:06 PM
先日の京都のトークイベントにて、ウィリアム・ギャディスの『JR』以来2度目の翻訳大賞を受賞する可能性は高いだろうから、2回獲ったら翻訳大賞殿堂入りして審査する側に入るとか、実験的な翻訳作品に「木原善彦賞」を出すのはどうですか、という話をしたところでした。

ダーラ=木原さん、おめでとうございます。
April 28, 2025 at 3:37 AM
論点は、作品の政治性とは関係のない「政治性」についてであることをお間違いなく。
April 23, 2025 at 2:25 AM
どこにでもオタクはいる、というのは考えるべきことの手前で止まっている。どのタイミングで何をやったか歴史的に位置付ける作業が必要。
April 22, 2025 at 2:42 PM