平瀬経
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平瀬経
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短歌／俳句／二次創作
二次創作俳句 ▶︎ https://xfolio.jp/portfolio/khirase
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漆原伊月の秋の俳句を作るときに使えそうだと思ったが使えなかった語句２選
（「秋霜烈日」は検察官バッジのモチーフらしいからなんか散らかるなという）
四字熟語 叢蘭秋風 読み方 そうらんしゅうふう 意味 悪人が善人に危害を加えることのたとえ。 蘭がよい香りの花を咲かせようとすると、秋風が花を傷つけて破るという意味から。 「叢」は一箇所に乱雑に集まること。 「叢蘭茂らんと欲して、秋風之を敗る」を略した言葉。 出典 『文子』「上徳」 四字熟語 秋霜烈日 読み方 しゅうそうれつじつ 意味 刑罰、権威、意志、規律などが厳しく、不正や怠慢などを決して許さないことのたとえ。 「秋霜」は秋に降る霜のこと。 「烈日」は夏の日差しのこと。 どちらも厳しさのたとえ。
November 21, 2025 at 3:19 AM
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JB俳句
漆原伊月／牙頭猛晴
秋霧 『ジャンケットバンク』二次創作俳句連作／漆原伊月 秤なお狂わぬままの夜長かな 訳もなく破るるさだめ破蓮 人も惜し人も愛《お》しきかそぞろ寒 天高し積めば崩るるものさえも 秋霧や行止りに似ている扉 行く影 『ジャンケットバンク』二次創作俳句連作／牙頭猛晴 永日の余生にふれている躰 行く影の月日はしまい卒業す 心にもあらで嘯く朧かな 春宵の一刻ごとをあがなえり 風光る扉の先を見せてやる
November 19, 2025 at 12:54 PM
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八虎はないんだが、世田介くんと八雲さんの俳句はある
室咲 『ブルーピリオド』二次創作俳句連作／高橋世田介 室咲の呼吸に障るよどみかな 雪折や描くとき耳を塞げぬ手 兎跳ぶ夢の無音を撫でていた 底冷の底まで届かない何も 叫ぶのに向かぬ喉《のみど》や山眠る 影冴えてここに心があったこと 似ていないまま隣りあう冬の朝 短景にそれを選んで絵をあげる 逮夜 『ブルーピリオド』二次創作俳句連作／村井八雲 寒凪の逮夜を抜けぬ躰かな 凍蝿とおまえの何でもない俺と 塗れば褪せ褪せれば塗って冬薔薇 梟の祈りに遠き眼かな 狂い咲く狂わぬものを春として 久闊 『ブルーピリオド』二次創作俳句連作／村井八雲 夕顔の俺を見ているなら虚像 画布白き明易を埋めないでくれ かなしみの溶けている髄あおみどろ 久闊に捧げる花か端居して 百年ののちにまた会う西日かな
November 17, 2025 at 6:00 AM
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JB俳句／獅子神敬一
首丘 『ジャンケットバンク』二次創作俳句連作／獅子神敬一 借景の渚になずむ寒さかな あい見てののちの傷あと古暦 光年は歩むに遠く枯木星 数え日の今際の今を越えにゆく 冴ゆる眼のあえば無冠の獣道
November 15, 2025 at 1:52 PM
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JB俳句／村雨礼二
懐中 『ジャンケットバンク』二次創作俳句連作／村雨礼二 冴返る皿にあければ肉と骨 啓蟄の皮相に入るる刃先かな 静寂《しじま》より綻びゆけり花の兄 剖《わ》け入っても剖け入っても霞みけり 在る儘に在るさいわいや花疲れ
November 13, 2025 at 8:04 AM
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JB俳句／御手洗暉
未明 『ジャンケットバンク』二次創作俳句連作／御手洗暉 病葉や鏡のうらの仰ぎかた 盲信の目はひらかれて烏の子 蟻逸《はぐ》るうつつが夢に足るまでを 算術の青年帰路に立てり夏 黴の夜の夜明のために日は昇る
November 11, 2025 at 5:29 AM
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これは（特にそのつもりで作ったわけではないが）冬に作った冬のBL俳句
百一番目のけもの　　平瀬経 うけいれて主従ごっこの霜夜かな 九冬の例題が簡単すぎる 鬣に手櫛をとおす日向ぼこ 毛糸編むなんという行間の空き 罠掛けて新膚《あらはだ》を嗅ぎ馴れている 汚点なら残れるだろう叢時雨 クリスマスカクタス意味が偉いのか 六花止むそして前世のダイジェスト 臘月や百のけものをさしおいて 寒牡丹運命じゃないから選ぶ
August 29, 2025 at 10:45 AM
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『ひゃくえむ。』二次創作俳句連作／海棠
逃道 『ひゃくえむ。』二次創作俳句連作／海棠 未だ足らざれば睡れる花擡ぐ 標《しるべ》ある世の逃水を追う日かな 風霞む一寸先に目を開く 逃道は直道《ひたみち》なれや暮れかぬる 青き踏む然らば無人の視界まで
August 13, 2025 at 7:41 AM
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俳句連作／ひゃくえむ。
moment 『ひゃくえむ。』二次創作俳句連作 我に会い君に会わざる木下闇 白日の夢を冷まして驟雨過ぐ 風死すや問に埋もれている答 駆けるべき身一つを置く西日かな 現《うつつ》から熱はうつされ雷しずか 走馬灯より速く生きろよ今は
August 11, 2025 at 7:22 AM
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（補遺）
Thisコミュ俳句／所長
瞬く 『Thisコミュニケーション』二次創作俳句連作／所長 負うものに秤の傾ぐ朧かな それを見るため目を瞑る春の夢 永日を揺れて反らぬ砂漏かな 死に至るものの甘さや薄氷 春望の絶たれぎわこそ眩けれ うつし身に火は還されて雪の果
July 25, 2025 at 1:01 PM
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Thisコミュニケーション俳句
跫音 『Thisコミュニケーション』二次創作俳句連作 狩人は無傷のままに傷みけり 筋書を外れて伸ぶる室の花 触るるごと擦れ違いたり寒昴 引鉄のかろき手応え悴まず 跫音の已むまでつづく聖歌かな 終の冬なれば余さぬパンと肉 冬帝に明け渡したる砦かな 狂ひつつ合う歯車や日記果つ 斧冴えて幕開きに似し幕切れを 凍土に眠りて黄泉は近づきぬ 解釈は銘銘にあり青写真 風光る翼よ熱は血に宿る
July 23, 2025 at 2:31 PM
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メダリスト俳句／岡崎いるか
傷跡 『メダリスト』二次創作俳句連作／岡崎いるか 夏怒濤息をするため高く跳ぶ 薄暑光仰げば滲む水面かな 花は葉に過去はあなたに実を結ぶ 白刃の陸を踏みゆく跣足かな 水棲のからだが疼く日の盛 焦がれつつ熾るものあり闘魚の火 魂が泡《あぶく》をきらう浮いてこい 遠くまで泳ぐ錨を引きずって 旱星ありありと痛みの在処 選ぶから熱砂に深く足跡を
July 16, 2025 at 5:25 AM
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俳句連作／『プロジェクト・ヘイル・メアリー』によせて

⚠️ネタバレ注意
⚠️小説のおいしい部分の展開を匂わせる要素を多分に含みます
福音 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』によせて 風死すや音あれば闇ひかりつつ 短夜の聞かせるための睡りかな さよならの調べ身に入む水ごころ 宵闇を舵は選んで引き返す 星飛んで船しんしんと軋みけり 人来ぬとさやかに聞けばおどろかる 天高くそれぞれの拳のかたち 遥けさを積みながら漕ぐ銀河かな 長旅はオリーブの実の結ぶまで なすがままよりも遠きに神渡し
July 5, 2025 at 9:18 AM
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吸死俳句／ドラルク
存りの遊び 『吸血鬼すぐ死ぬ』二次創作俳句連作／ドラルク ミルクやや血の口あたり春の暮 麗かにからかいがいのある男 存えば死因は多し花朧 永き日の破綻愉しき映画かな 人はいさ都市《まち》は飽くまで花匂う
June 8, 2025 at 1:40 PM
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吸死俳句／ロナルド
明け暮れ 『吸血鬼すぐ死ぬ』二次創作俳句連作／ロナルド 秋の風もの言い合えば吹きかえす 落日ののち月の出の塒《ねぐら》かな 抛げ入れる菊もなければ棺がじゃま 長き夜の物語にならない部分 月明に跫音《あしおと》はそろわず交じる
June 7, 2025 at 3:10 AM
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あまりにバニーボーイでは
つき【月】 を 指（さ）せば指（ゆび）を認（みと）む 月を指でさし示すのに、月を見ないで指を見る。道理を説き聞かせても、その本旨を理解しないで、その文字やことばのはしばしにこだわり詮索することのたとえ。
June 7, 2025 at 1:00 AM
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吸死俳句／タビコとヴェントルー
Evermore 『吸血鬼すぐ死ぬ』二次創作俳句連作／タビコ 明易を躱すつばさを飼い馴らす 醒めぬれば果《はたて》まで裸足のこころ 世に経れど空蟬の生《よ》はほしいまま 声よりも疾くわれに来よ月の影 常しえの夜を束の間の花火かな Nevermore 『吸血鬼すぐ死ぬ』二次創作俳句連作／ヴェントルー 寒鴉啼きては牙を確かめつ ふぞろいの願いを下げし聖夜かな 狩の栖《す》や与うるように奪はるる 声冴えてあと幾度のこれきりを 狂い咲く火花は夜をこぼれけり
June 5, 2025 at 12:02 AM
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行ってらっしゃい
「角川俳句賞応募作品」と「角川短歌賞応募作品」をそれぞれ封入した封筒
May 23, 2025 at 11:32 AM
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好きな故事成語
ち‐いん【知音】 〘名〙 （「列子−湯問」 「呂氏春秋−孝行覧」などに見える故事による語。中国の春秋時代、琴の名手伯牙はくがのひく曲を、その友人鍾子期しょうしきはよく理解していたが、鍾子期が死んで、伯牙は自分の音楽の真髄を理解してくれる人はいなくなったとして、琴の弦を切ってしまったという故事から） ①心の底をうちあけて話すことのできる友。心の通じ合った親友。無二の友。 ぜつ‐げん【絶弦・絶絃】 〘名〙 （中国古代の琴の名人伯牙が自分の技量をもっとも理解してくれた鍾子期に死別してから愛用の琴の弦を断ち、二度と琴をひかなかったという故事から） 愛用の楽器の弦を断つこと。転じて、なれ親しんだもの、人、行為と決別すること。
April 19, 2025 at 12:35 AM
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ラインナップが増えた
辞書アプリのスクリーンショット 大辞林 新明解国語辞典 精選版日本国語大辞典 合本俳句歳時記 品格語辞典 全訳読解古語辞典 漢辞海
April 15, 2025 at 12:11 PM
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俳句連作「知る方」／ラーメンズ「科学の子」によせて
知る方 ラーメンズ第14回公演『STUDY』より「科学の子」によせて 老鶯や子等の忽ちしずまれり 雷消ゆる如くロマンの化学式 落雷や記憶は時に装置めく 裸子の選びて何を身につけし ポケットに黴びても僕の知る方《べ》かな 光年を思えば近き不知火か 星飛ぶや少年の夢うべなわれ 非科学のやがて科学となる銀河
March 7, 2025 at 4:32 AM
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俳句連作／ラーメンズ「採集」によせて
生花棄つ ラーメンズ第12回公演『ATOM』より「採集」によせて 東京にないものを知りたき霜夜 残されて温室の時計の狂い 凍蝶やはじめからわかれて飛びぬ 短日にまざまざとほのおの青さ どの肉がどれの肉だか冬の蠅 悴みてきみと最後のラリーかな 息白し友とヒトとのあわいとや 並べれば番いとなれり兎狩 別盃としてのウォッカや山眠る 聖別や中身をあけて詰める綿 枯れるのは生きているから生花棄つ 返り花ほんとうに欲しかったのは 静夜更く ラーメンズ第12回公演『ATOM』より「採集」によせて 寒灯の消えて全き帳かな 残されて俄に校舎底冷えす 見えていて見てはいざりき冬の蝶 青写真その色は同じだったか 凍蠅やいのちのほとりにて震う 小春日のつづきのごときラリーかな 誂えの徒名綽名か冬ざるる 狩の夜の不在証明《アリバイ》は狩人のため 酔うためにあらねば火酒の冷たさよ おもてうらわかたぬままの薬喰 花剪れば花の内まで冴ゆること 室咲に届くひかりや友だった
February 23, 2025 at 8:37 AM
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俳句連作「果実へと」
果実へと　平瀬経 花束から刀が鞘からは薔薇が 蟇《ひき》二匹死にき日に日に閾値に ルールぬるく憂鬱ゆるく露結ぶ 目で愛でて手で得てへべれけで解夏へ どの桃のこどもも常世の外を来よ
January 21, 2025 at 1:17 AM
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#2024年自選十句をつぶやく
二〇二四年　自選十句　平瀬経 音のするほうが闇だよ雪催 鬣に手櫛をとおす日向ぼこ 月氷る臓腑に月を抱きおれば 体温を渡すばかりの雛遊び 酸欠に近づく春の極みかな 一兎を追って一兎をも得ず花の宿 習性の奥を見ている青葉闇 端居してしずけさが心音に似る 化け物のままで手をとる墓参かな 狂い咲く狂わぬものを春として
December 26, 2024 at 4:14 AM
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こういう引き方ができます
辞書アプリの検索結果のスクリーンショット 1文字目に「一」を含み、3文字目に「千」を含む四字熟語の一覧
December 14, 2024 at 1:05 AM